【転生モンスター】

Last-modified: 2024-04-18 (木) 22:59:27

概要

DQ10オンラインから登場する特殊な【モンスター】
永く生きたため、体色が変化した特別種という設定。
変わったのは体色だけでなく攻撃パターンや属性まで変わっているものも多く、中には属性や生態が転生元から反転している種もいる。
ほとんどが通常種よりもかなり強く、転生元は簡単に倒せるパーティーでも転生モンスターにかかれば全滅しかねないほどのパワーアップを遂げるものも存在する。
 
基本的に元となるモンスターのお供として出現する。あくまで出現は確率なので、いつまでたっても登場しないこともあれば最初の戦いでいきなり転生種が登場することもありうる。
 
【デビルロード】のように既存のモンスターが転生モンスターとして登場を果たした例もある。逆にジョーカー3やスーパーライト、バトルスキャナー、クロスブレイド、魂の絆では従来作品で転生モンスターだった種族が通常モンスターとして多数参戦している。
また、ジョーカー3にはイルルカの転生システムは存在しないが、代わりに「カラー転生」というシステムが存在する。

DQ10オフライン

転生元のモンスターのシンボルに触れた時に一定確率で元モンスターとともに出現する。
カジノの景品になっている【きせきの香水】を使うことで、30分間のタイマーが切れるまでの間、出現率がアップする。
討伐するとレアな素材やレシピをドロップし、各モンスターごとに専用の【称号】も得られる。ただし転生元モンスターより数倍強いので、狙っていない時に意図せず出会ってしまったら逃げた方がいいだろう。
出現判定はエンカウント毎に判定している。逃げた後に同じシンボルとエンカウントしても出現判定はされるので、【にげる】→エンカウントを繰り返すのが手っ取り早い。
狙ってうまく出現したら【みやぶる】【ぬすむ】【お宝ハンター】or【ガラクタハンター】を使っておくと良い。メタル系は逃がさないように注意。
 
オンラインのVer.5.0までに実装され、転生元が五大陸およびレンダーシアにいるものは基本的に全て登場するが、【キャプテンドラゴ】【キングエレファント】など例外も存在する。
【エテーネの村のおはなし】【過去のオーグリード大陸】では出現しない。
 
各モンスターと転生元の一覧は以下。
ランク:M=メタル系、E=HP100未満、D=HP100以上、C=HP500以上、B=HP2000以上、A=HP5000以上、S=HP10000以上

転生モンスター元モンスターランク備考
【メタルホイミン】【ホイミスライム】M
【聖銀のどくろあらい】【どくろあらい】M
【大ナスビナーラ】【ナスビナーラ】E
【ツンドラキー】【ドラキー】E
【キョンシーゴースト】【ゴースト】E
【マーブルン】【しましまキャット】E
【キラーピッケル】【キラースコップ】E
【ミケまどう】【ねこまどう】E
【つむりんママ】【スライムつむり】E
【とげこんぼう】【ブラウニー】D
【レッドアーチャー】【リリパット】D
【シールドあにき】【シールドこぞう】D
【さくらこぞう】【もみじこぞう】D
【ゴールデンコーン】【アルミラージ】D
【スウィートバッグ】【わらいぶくろ】D
【ももいろ三姉妹】【スライムタワー】D
【ファイアボール】【ガチャコッコ】C
【セクシーキャット】【キャットフライ】C
【プリティフライ】C
【ハートナイト】【スライムナイト】C
【クイーンモーモン】【ピンクモーモン】C
【アルケミストン】【マジカルハット】C
【のろいの岩】【スマイルロック】C
【ピンクボンボン】【ケダモン】C
【ユキフル】【モコフル】C
【ちょうろうじゅ】【じんめんじゅ】B
【ほねリーダー】【ほねコウモリ】B
【メーダプリンス】【メーダクイン】B
【マッドスミス】【くさった死体】B※1
【レッドバロン】【ホースデビル】B
【チョコヌーバ】【ドロヌーバ】B
【モテモテ】【デザートゴースト】B
【リトルライバーン】【ドラゴンキッズ】B
【ワイヤーマン】【パペットロープ】B
【ムーンキメラ】【スターキメラ】B
【エンゼルアーマー】【デビルアーマー】B
【ゴールドマント】【シルバーマント】A
【アスラ王】【ボーンファイター】A
【ゼブラマンティス】【ブラックマンティス】A
【タイプG】【キラーマシン】A
【ブロンドボーイ】【ウイングタイガー】A
【アカツキショウグン】【シュプリンガー】A
【デビルロード】【シルバーデビル】A
【シャドーノーブル】【しにがみきぞく】A
【まかいしつじ】【アモデウス】A
【じごくのドアボーイ】【オーガキング】S
【しろバラのきし】【しにがみのきし】S
【アスタロト】【セルゲイナス】S
Ver.2
転生モンスター元モンスターランク備考
【メタルトリュフ】【マッシュスライム】M
【ローズプリンセス】【きりかぶこぞう】B
【ニードルうさこ】【ニードルマン】B
【モッツァレーラ】【フォンデュ】B
【マッドレインボー】【どろにんぎょう】B
【死のカラステング】【ホークマン】B
【ベビンゴサタン】【ベビーサタン】B
【シュバルツシュルト】【さまようよろい】A
【オリエンタシス】【エンタシスマン】A
【ゴーストベリー】【やみしばり】A
【ピンキーパンサー】【キラーパンサー】A
【パラディノス】【バトルレックス】A
【とろろ将軍】【こんぶ大将】A
【パンプキャビネット】【たんすミミック】A
【ゴールデンディスコ】【なげきムーン】A
【デザートデーモン】【アークデーモン】S

※1:【カルデア洞穴】では出現しない

DQ10オンライン

該当する敵シンボルに接触した際に稀にお供として出現する形となっている。
討伐すると専用の称号が貰える。
Ver.2から出現率を上昇させる消費アイテムとしてきせきの香水が登場した。
詳細はこちらを参照。

DQ11

元のモンスターのシンボルに触れた時に(2Dモードではランダムに)一定確率で元モンスターとともに出現する。システムはDQ10オンラインと同様だが、倒しても専用の称号は貰えない。
 
元のモンスターの【強モンスター】【邪モンスター】版でも登場することがあるが、転生モンスター自身に強ver、邪verはいずれも存在しない。
転生モンスターの出現率を上昇させるアクセサリーとして【きせきのゆびわ】【きせきのネックレス】がある。
出現した際、PS4版ではSEとともにキラキラ光りながら出現するという特別な演出があり、3DS版では「なんと 転生モンスターの ◯◯◯が あらわれた!」とメッセージが表示される。
 
しかし、転生モンスターをナメてかかってはいけない。モンスターによってはその場所の【ボス級モンスター】並みかそれ以上の能力を持つこともあり、特にパーティの人数が少ない時期は油断していると全滅もあり得る。
逃走成功率の低い本作では、戦いたくなければ転生元のシンボルを避けるしかないが、【ランダムエンカウント】である2Dモードや海上ではそうもいかないので、いつ遭遇してもいいように覚悟をしておくしかない。
しかし転生元のモンスターが強verまたは邪verになっている場合は、逆に転生モンスターの能力の方が相対的に弱くなっていることも多い。
 
各モンスターの種類と出現場所の一覧はこちら。

 
転生モンスターのうちサボテンゴールド、黄泉の花、タイプG、アスタロトは【クエスト】をクリアするために倒す必要がある。
貴重なアイテムを持っており、かつドロップ率が高く設定されていることはDQ10オンラインと変わらないのだが、本作の場合それらのアイテムは他にも効率よく入手する方法がいくらでもある(通常入手が拾い物一つのみのオカルトビスクの【ひめのてぶくろ】等、例外もあるが)。
また3DS版の場合、アスタロトを除くクエスト対象モンスターは、該当するクエストを受注している際にはアイテムドロップが設定されてないため【ぬすむ】ができず、【スーパールーレット】を駆使しても経験値アップのみでレアドロップ効果は無意味に終わる。
 
やり込みで【討伐モンスターリスト】をコンプリートするにあたっては、転生モンスターたちが最大の壁となるだろう。特に【ランダムエンカウント】でしか会えない転生モンスターと狙って出会うのは相当な苦行である。
そのうえ、進行地域の転生モンスターを逐一狙っていったりすると、度重なる戦闘が過剰なレベリング行為となり、適正なゲームバランスを崩す恐れがある。例えばドラゴントイズとゴライアスの二種など、個人の運にもよるが倒せたころにはラスボスがヌルゲーと化している場合もある。そもそも、前述した通り進行地域のボスよりも転生モンスターの方が遥かに苦戦度が高いケースが多い。
 
既存の物も含めて転生時に金一色に変色したものが妙に多く、超みちくさ冒険ガイドでも挿絵でネタにされている。
 
なお【連武討魔行】では転生モンスターの一部が普通に出現する。PS4版ではここでのリスト登録はできないが、3DS版ではこちらで載せることも可能。

DQ11S

仕様は両モードの各移植元に準じる。【冒険の書の世界】も搭載されているためモッツァレーラとスウィートバッグは2D限定として登場するが、【キングエレファント】が系統モンスターごと削除されたため、総数は3DS版より一種少なくなった。
 
また新たに追加された【楽な戦いは経験値なし】縛りを実装すれば過剰なレベリングができなくなるため、思う存分転生モンスターを狩ることができる(当然攻略難易度は上がるが)。

イルルカ

該当する転生元のモンスターにフィールド上で触れてから戦闘に入り、仲間にするか倒し続けていると近くにそのモンスターの色違いとなる別のモンスターが出現しやすくなる。これが「転生モンスター」と呼ばれるものである。
転生モンスターのシンボルそのものがフィールド上に出現し、お供としては出て来ない。上記のDQ10とは仕様が違うので注意。
また、該当する転生元のモンスターがお供として出現した場合は、それを倒したり仲間にしたりしても転生モンスターの出現率は変わらないので注意。
運が良ければそのモンスターを1体も倒していなくても遭遇できる可能性もあり、初めて進入したフィールドにいきなり出現していることもある。
 
「転生モンスターと【戦闘】する」「転生モンスターに逃げ切られる」「【町】の中に入る」「【ルーラ】を使う」「セーブデータをロードする」「みんなの通信広場に入る」「【すれちがい通信】を始める」のいずれかを行うと、転生モンスターの出現率が元に戻ってしまうので要注意。
 
ムーンキメラとマッドスミスを除いて【メタル系】と同様、こちらを見つけると逃げ出し、壁にぶつかると消えてしまう。
ただし、基本的にストーリーのカギの世界である為、【ステルス】は使用可能である。
 
どのモンスターも位階は転生前の種族より1だけ高い。したがって、どれも転生前と同じ系統・ランクである。
しかし、所持スキル、特性、能力値の上限は基本的に別物。
また、どのモンスターも配合では作る事ができず、ちょうろうじゅ以外のモンスターは配合素材にもならない。
当然ながら、転生元となるモンスターの特殊配合の素材の代わりには使えないので注意(どれも位階は1高いだけなので位階配合の素材の代わりにはなる)。
初めて仲間にすると「○○ハンター」と名の付いたゴールド称号がもらえる。この【称号】も大半は10からの輸入である。
 
なお、この「○○ハンター」の称号の入手条件、「該当モンスターをライブラリに登録し、入手済みにする」のが条件ではなく、「該当モンスターを所持している」ことが条件のようである。
すなわち、該当モンスターを異世界でスカウトして入手する分には何ら問題ないが、すれちがい通信やローカル交換などで入手した場合、画面上部に「○○ハンター」の称号を手に入れた事を示すメッセージが表示される前に該当モンスターを配合などで使ったり、逃がしたりしてしまうとその称号を入手できなくなる点には注意(該当モンスターを再入手してちゃんとメッセージを表示させれば問題ない)。
 
どれも仲間にするにはそれなりの根気が必要だが、シルバリヌス以外のモンスターはすれちがいバトルでもスカウトでき、ワイヤーマン、シャドーノーブル、タイプG、クイーンモーモン、シルバリヌスの5体は【錬金カギ】の報酬として選ばれることがある(ただし、雑魚としては出現しない)ので、それを狙ってみるのもいい。
 
各モンスターの出現条件ともらえる称号は以下の通り。

転生モンスター転生前出現場所もらえる称号
【サボテンゴールド】【サボテンボール】【砂漠の世界】 フィールド(全域)黄金仙人掌ハンター
【ムーンキメラ】【キメラ】砂漠の世界 フィールド(ふしぎな扉のほこら周辺)月光魔鳥ハンター
【ピンクボンボン】【ファーラット】【水の世界】 フィールド(ふしぎな扉のほこら周辺)桃色毛玉獣ハンター
【ワイヤーマン】【くみひもこぞう】水の世界 海神の神殿(1階右側)鋼線怪人ハンター
【ゴールデンコーン】【アルミラージ】【雪と氷の世界】 フィールド(【マンモデウス】周辺)黄金一角獣ハンター
【ハートナイト】【スライムナイト】雪と氷の世界 フィールド(西の国ウェスターニャ周辺)真心騎士道ハンター
【ちょうろうじゅ】【じんめんじゅ】雪と氷の世界 まよいの森(全域)千年妖樹ハンター
【マッドスミス】【くさった死体】【天空の世界】 フィールド(死者の城周辺)狂乱不死者ハンター
【アルケミストン】【トンブレロ】天空の世界 フィールド(ペイの町周辺)錬金猪獣ハンター
【タイプG】【キラーマシン】天空の世界 フィールド(魔王の城周辺)殺人鉄機兵ハンター
【クイーンモーモン】【マポレーナ】【宿り木の塔】 外観、1階女王毛紋ハンター
【とげこんぼう】【ブラウニー】宿り木の塔 2階凶棒妖精ハンター
【シャドーノーブル】【ボーンナイト】宿り木の塔 4階への道魔影貴族ハンター
【シルバリヌス】【セルゲイナス】宿り木の塔 5階への道異界銀魔ハンター

 
このうち、【サボテンゴールド】【シルバリヌス】のみイルルカで初登場のモンスターである。
 
なお転生モンスターの称号で得られるキーワードは基本的に「同じクエストになるキーワード」の下位で、効率が悪いので注意。
例えばSSランクのモンスターが候補になる「鉄条の」は闘鶏や教皇の下位(2割近く低い)。

イルルカSP

新たに以下の5種(全てDQ11で初登場したモンスター)が追加された。
今作で追加されたモンスターは、転生前とは系統は同じだがランクが異なる(いずれも転生前より上位)。また、あらくれパンダ以外はDQ11では転生モンスターでない。
全て配合では生み出せず、あらくれパンダ以外は特殊配合の素材に指定されている。
また3DSの転生モンスターのうち、一部は転生前と転生後の間にモンスターが追加されたため位階が1つ上という関係ではなくなった。
なお、これらの称号で使用可能になる錬金カギのキーワードはいずれもマスターズGP入賞で得られる称号と同じであり、マスターズGPが無くなった事による代替の意味もあると思われる(ただしこれらの中にマスターズGP1位の「堕天使」だけは含まれていない)。

転生モンスター転生前出現場所もらえる称号
【ビーライダー】【あおバチ騎兵】水の世界 フィールド(海上)金蜂騎手ハンター
【あらくれパンダ】【グリズリー】雪と氷の世界 フィールド(北の山前)強暴熊猫ハンター
【トマトマーレ】【マンドラ】雪と氷の世界 迷いの森浮遊赤茄子ハンター
【セイレーンゴースト】【メイデンドール】静寂亡霊ハンター
【グリーンモッキー】【かれくさネズミ】天空の世界 フィールド(ペイの町周辺)森林小猿ハンター

モンパレ

2014年2月24日から実装。ほとんどの種族のランクがAで、【パレードスキル】?を持つ。
転生元のモンスターが出現する道の通常パレード中に一体だけ低確率で現れ、倒すと専用の称号が貰えるうえ【新生転生】用の素材を落とす。
イベント「転生注意報!」では出現確率が上がる。

ウォーク

転生モンスターとしてではなく、位置情報ゲーのウォークの特性を活かし、特定の地方ないしは都道府県でのみ出会うことの出来る「ご当地モンスター」というくくりで登場。
一定のレベル帯のストーリークエストにのみ、ときどき見かける枠に混ざって登場する。このため、元作品での転生前の出現の有無は関係が無い。
区分けごとにこころのコストは32、62、92、122で分かれており、中にはそれなりに使い道を見出しうる性能を有するものもいる。
 
2024年4月18日からは「ご当地メガモンスター」も登場。