クレイヴァー

Last-modified: 2019-02-03 (日) 10:06:38

指導者   女王とビショップ

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女王はクレイヴァー階級の中で最も重要なたった一人の存在ですが、次世代の繁殖に時間を費やしているため、国務や意思決定すべてに携わっているわけではありません。

ハイヴの重大な危機や行き詰った際の拒否権を有し相談を受けますが、彼女の重要性は権力よりも権威にあります。

クレイヴァーの真の指導者はビショップとして知られる階級です。このクレイヴァーの中でもごくわずかな知性が発達した個体は社会の中枢を形成し、建設、戦争、開発、繁殖、探索に関する決定を担当しています。

種族  クレイヴァー

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昆虫形態の生命体からエンドレスにより創造されたクレイヴァーは作物の栽培や家畜の飼育に必要な体制やインフラを整えることのない、純粋な狩猟民族です。

彼らの生涯は消費に基づいており、動植物のあらゆる物質を消化することが可能です。故郷が枯渇してゆくにつれ、さらなる養分を求めて母星を離れなくてはなりませんでした。

なぜなら新しい世界を拡張し、発見し、略奪し続けなければ、クレイヴァーの社会は自身まで喰らいつくしてしまうからです。ハイヴに餌を与えるということは、すべてを消費し尽くすということです。「条約」「貿易」「平和」といった概念は彼らには存在しません。

母星   ハスク

人工的な種族であるため、クレイヴァーの故郷の特定は困難です。研究の大半は仮想世界のベジェクで行われましたが、DNAパターンは仮想世界で自由にやり取りされ、肉体は数多くの場所で人工培養されたために単一の施設を特定するのは困難です。根拠はありませんが、ひょっとすると数多くのクレイヴァーが造られたコヴァヌフの惑星工場が故郷と定義するのが最適かもしれません。

社会   ハイヴの軍閥政治

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女王は名目上クレイヴァー社会の指導者ではありますが、その権限はビショップたちが提案した方針を拒否できるというただ一点のみです。

計画を考えたり直接指揮する立場にはなく、実際の判断は彼らに委ねます。投票政治の理念を理解するだけの自我を持つクレイヴァーは多くても3分の2程度しか存在しないため、彼らに政治の概念を適用させるのは困難です。

概要

  • 先史文明エンドレスによって戦闘用に作り出された半機械半昆虫で四本腕の種族
    エンドレス滅亡後も生き残ったものの、植え付けられた本能のまま他種族を食らい尽くすのが目的
    スタートした時点で枯渇までの時間制限があり、守るとジリ貧なので拡張プレイが必須となる
  • 長所:全体に戦争に強く艦艇も武器スロットが多い。種族特性によりFIDSIの産出量が2.5倍
  • 短所:枯渇という固有パラメータにより惑星が枯れると弱体化する。平和的外交が結べない
  • 勢力特性:奴隷労働
    勢力に住む他種族を奴隷にする
    奴隷1人につき幸福度-10,奴隷のFIDSI+100%
  • 種族特性:クレイヴァー [#t12c3bc1]
    枯渇前惑星に配置するとFIDSI産出量+150%
    クレイヴァー人口1人につき惑星の毎ターン枯渇ポイント+1
    枯渇状態になった惑星のFIDSI産出量-50%
  • 勢力特徴
ハロシェムの住人開始時の初期惑星にハロシェムが1人追加される
大艦隊Ⅱ艦隊編成時のCP+2
艦隊維持費-25%
混雑した惑星Ⅱ惑星の住民スロット+2
恐れ知らずな戦士Ⅰ歩兵部隊の耐久力+10%
永遠なる戦い軍事派閥が元老院にいる間他国と和平条約が結べない
異生言語学異生言語学が研究済み
N重核融合N重核融合が研究済み

艦船

平均的な性能が多く、高CPと安めの維持費を活かした質より量で戦うプレイスタイルが向いている。

  • 入植艦ドローン級「プラ」
    ソフォンと同じく補助スロットが3つのみ。移動力にやや劣る。
  • 探索艦フォーエジャー級「スカベンジャー」
    補助スロットが2つだけなので探索能力は低い。序盤の戦力としては十分。
  • 攻撃艦ソルジャー級「スライサー」
    標準的な性能。攻撃艦にしては補助スロットが2つありそこそこ小回りが利く。
  • 防衛艦ワーカー級「マローダー」
    標準的な性能。攻撃艦に比べほんの少しだけ防御に片寄っている。
  • ハンター艦ビショップ級「ブッチャー」
    補助スロットが3つと多めで、強化すれば5つとトップクラスの移動力が得られる。
  • 調整艦ガード級「リーパー」
    航空スロットややや多め。クレイヴァーは強化スロットを含めると防衛艦・ハンター艦・調整艦・航空母艦は5つ以上の補助スロットがあるため、足並みを揃えて高速で移動できる。
  • 航空母艦クイーン級「アンヒレイター」
    航空スロットは少なめ。設計の自由度が小さく平均的な性能になるだろう。

攻略

戦争は不可避。軍備を整えて積極的に侵略しなければならない。防衛力を減らすには時間がかかるので、チタニウムA2S弾の研究は必須。他の星系と異なり入植関連の技術は必要に応じて研究する程度で構わない。幸福度が減れば他種族を「食べて」回復できるが餌は無尽蔵ではない。その間に対策を講じよう。戦争に関して考える事が多くなるために難しく、上級者向けの勢力。

  • 小技として、占領した惑星はまだ枯渇ポイントが蓄積されていないので他種族を詰め込むといい。するとその惑星にはクレイヴァーが生まれず、その後も枯渇せずにFIDSIを生み出してくれるようになる。
  • 小規模勢力と開戦しても幸福度は上がらないので注意
  • 種族クエストは選択肢によっては序盤で攻撃艦1、終盤に空母1ハンター艦1調整艦1防衛艦1と戦う
    戦闘ではなく捕捉するを選択した場合、最序盤で中型の調整艦が手に入る

固有技術

クレイヴァーの技術
クレイヴァーらしく、独自技術も戦争に関連するものばかり。戦争に必須な甲殻スウォームと量子通信は元のCP増加に戦争向けの効果が追加されて、さらに強力になった。

技術名称固有効果
キチン合金
(硬化合金)
甲殻スウォーム動員力上限+100→+150
艦隊の維持費-25%が追加
CP+3
崩壊魚雷ダメージ+24ミサイル
改良艦隊管理OpEx装備(クレイヴァー)搭載動員力+300→+400
否認可能作戦クレイヴァー極秘作戦
(量子劣化回路)
艦隊の初期XP+100→+180
量子通信超スウォーム
(C4システム)
動員力上限+400が追加
戦争状態の帝国ごとに星系の工業+50が追加
CP+4
戦術スロット+1
ハイパーフィールド発生器高度装備動員力+400→+600
異生人類学政体の多様化新たな政治体制を解禁 が消失
昆虫語通訳スウォームの聖堂保有する艦船の数ごとに星系の幸福度+1