ホレイショ

Last-modified: 2022-01-27 (木) 13:25:31

指導者  始まりのホレイショ

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ホレイショの悩みはオリジナルと同様に鮮やかで美しく、そして命令にもう少し従順な他のホレイショを作ることです。完璧なコピーが作成されたという噂が広まっており、危険性と誇大妄想癖もオリジナルと同じくらいだと言われています。その結論として、ホレイショは依然として広大な帝国の意思決定と計画を指揮し続けています。時間とお金の都合上、彼の承認なしに決定を下す必要がありますが、その決定(とそれを裁決したホレイショ)は気まぐれに取り消される可能性があります。

種族  ホレイショ

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非常に大金持ちで極めて変わり者の億万長者であったホレイショはあらゆる物にすっかり飽きてしまい、メザリ帝国を離れ一人で航海に旅立ちました。人工冬眠について銀河を横断していた彼は居住可能な惑星に到着すると目を覚まし、突然自身を皇帝だと宣言しました。ホレイショは惑星と二つの月にあるエンドレスの遺跡から手に入れた情報を駆使し、自分の命に人工的な拡張を施しました。体内システムの探査はさらなる発見をもたらし、最終的には高度な医薬品や生物学的適応によって、彼自身の肉体を物理的に完璧な幻影へと進化させました。

ところがそれもわずか数年で飽きるまでの話でした。ホレイショは最も聡明で最も美しい知的生物で惑星(そして銀河はどうだろうか?)を埋め尽くすという華麗なアイデアが浮かびました。数十年の実験を経て彼のクローニング計画は完璧と成功の中間で達成しました……現在はまったく同じ華麗なるクローンの軍隊を準備し、ホレイショの群れは栄光ある指導者に従い、銀河を適切に仕立て直す用意ができました。

母星  ホレイショプライム

ホレイショプライムは他の多くの文明では休暇のための役割を果たす惑星です。乾燥し、温かく、そよ風が吹き、美しい、広大なエンドレスの遺跡からは宇宙進出を果たした複数の種族が何度も訪れたのは明らかです。現在のインフラ計画はホレイショの意向によって変化する傾向にあります。いくつかの建物は景観と自然に調和し、他の建物は建築技術の贅を尽くしたゴージャスで金属風にするよう仰せつかっています。

社会  我々

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時には自分自身を指すこともある「我々」は、高度なクローニングと生物科学において非常に優れた社会ですが、他の分野では多少遅れています。彼らの目標は自分たちのイメージに沿って全ての宇宙を再創造することです。そうするにはホレイショを育てる農場と孵化器を作る必要があります。始まりのホレイショは「多すぎるホレイショを養えはしません」と言いますが、人口が密集しているにもかかわらず社会は比較的穏やかで満足しています。ホレイショは変化、特に暴力を伴う変化を好まないように忠実かつ従順であるよう慎重に育てられています。生き残るために必要であれば武器や高度な艦船を作り出しますが、彼らの好みは銀河を同族で覆い尽くすという願いのために惑星を探し、入植し、成長させることにあります。

概要

  • 大富豪ホレイショがエンドレスの技術で作り出したクローン種族
    美しい自分自身で世界を埋め尽くすのが目的
  • 長所:初期からガス型以外の惑星に植民可能で、拡大しやすくゲーム後半で爆発的に成長する
  • 短所:魅力的な遺伝子の小規模種族が集まるとは限らない。艦艇のモジュールスロットが少ない
  • 勢力特性:遺伝子ハンター
    遺伝子採取により別種族の住民を消費し、ホレイショの産出が増加する
    採取できるのは小規模種族のみ
  • 種族特性:ホレイショ
    住民1人につき食糧産出量+3
    高熱惑星に配置すると住民1人につき幸福度+2
  • 勢力特徴
    ズヴァリの住民開始時の初期惑星にズヴァリが1人追加される
    混雑した惑星Ⅰ惑星の住民スロット+1
    落ち着いた市民Ⅰ星系の不満度-25%
    完璧な遺伝子Ⅱヒーロー治療速度+100%
    完璧主義者の代償Ⅱ艦船の生産コスト+25%
    希土類発泡化希土類発泡化が研究済み
    宇宙農業ビジネス宇宙農業ビジネスが研究済み

遺伝子採取

遺伝子採取に必要な種族人数

採取後に人数が余らないように、採取可能になればすぐに採取した方が良い

採取回数12345....10
消費住民246810....20

遺伝子採取による種族強化

遺伝子採取を6回したホレイショ
他の改善施設で得られにくい幸福度を持つカルゲロスは優先的に採取しよう
様々な種族がいるならティカナン・ナシャスト・アンブリルなど使いどころが限られたり上昇量が弱い種族の採取は諦めて、他の種族の養殖に励むのも一つの手
主要種族

クレイヴァーFIDS+5%
ヒッショー生産力+2動員力+1
ホレイショ +2食料
 +1幸福
ルメリスダスト+2
リフトボーン生産力+2ダスト+2科学+2
ソフォン科学+2
アンフォールン食料+2
ユナイテッドエンパイア(帝国民)影響力+1
ユナイテッドエンパイア(シェレディン)動員力上限+15
ユナイテッドエンパイア(メザリ)科学+2
ヴォールター科学+1地上戦でのダメージ+10
ヴォールター(ビリーブド)動員力上限+10科学+1
ヴォールター(ファウンドリング)科学+2
ボジャニFIDS+2

小規模種族

ガルヴラン科学+2
ハーモニー食料+2科学+2
イロ影響力+1
カルティクマ幸福度+3
シスターズオブマーシー地上戦ダメージ+10幸福度+2
セファロロス生産力+3
ズヴァリ +2科学
 +1幸福
アイダー +4ダスト
ティカナン +6星系防衛力
アメーバ +3食料
エピスティス +3食料
 +1工業
カルゲロス +3幸福
デューウィヴァンス +3食料
 +1科学
ナシャスト +60地上戦ダメージ
ニリス +3食料
バガバ +1影響力
パルソス +3科学
 +1工業
ハロシェム +3食料
ユウショー +30動員力
ピルグリム +3科学
マヴロス +2工業
レムナント +1ダスト
 +1工業
アンブリル +1ダスト

艦船

スロット数が少なく性能で劣る艦が多い。幸い多目的スロットは多いので目的に合わせた柔軟な設計が可能。

  • 入植艦クレッセ級「ビューティフィアー」
    入植モジュールが必要なため実質使用できるスロットは2つ。防御モジュールも装備できるが入植艦に求められるのは迅速に入植予定地にたどり着ける移動力であり、2つともエンジンを搭載するといい。
  • 探索艦コムス級「リベアラー」
    補助スロットが4つあり探索艦としてトップクラスの性能。武器スロット1つと防御スロット2つを利用すれば戦闘用にも設計できる。
  • 攻撃艦マルシオ級「ウェポン」
    初期スロットが4つのみで攻撃艦の中で一番少ない。多目的スロットが多いため敵艦の設計を見て実弾/エネルギーの切り替えを行おう。
  • 防衛艦バロ級「ツール」
    スロット数に乏しい。防御スロットは標準的な性能で、壁役としては十分役立てる。
  • ハンター艦ダックス級「インポーザー」
    多目的スロットが多く設計に合わせて幅広い活躍が可能。
  • 調整艦アーチダックス級「アップホルダー」
    航空スロットと補助スロットが多め。艦隊加速器を積み込んで艦隊の移動力担当にするのがおすすめ。
  • 航空母艦インペレイター級「エクセター」
    多目的スロットが多くとんな役割もこなせる。ホレイショの艦船ユニットの常として他の艦船よりも総合的な性能でかなり劣るが、性能を特化させるのは得意。

攻略

序盤のホレイショは貧弱だが後半でどんな勝利条件も達成できる大器晩成の勢力。
序盤の問題点が3つあり、①母星が地中海型惑星のためゼノ工業基盤のボーナスが少なく立ち上がりの生産力に乏しい。②攻撃艦や防衛艦のスロット4つしかなく生産コストも25%増で、弱く高価な軍艦しか建造できない。③はズヴァリや他種族を見つけてもすぐに遺伝子採取できるわけではなく、十分な人数になるまで30ターンはかかる。

その対策として、①環境派閥の法律である苦難の準備を利用して他の惑星にも入植すれば足りない生産力を補える。②防衛に特化する。高難易度の敵AIは攻撃的だが軍事改善で星系の防衛力を向上させ、新しい星系に入植すれば国力値が増加し軍艦がなくてもNPCから敵対されづらくなる。せめてハンター艦を解放するまでは防衛一辺倒でいいだろう。③食料を増産すれば他種族も増加しやすくなる。独裁政権下での幸福度維持のためにも他種族はさっさと遺伝子採取で「吸収」して単一民族国家にしよう。

食料はホレイショの強みであり、増やせば増やすほど人口が増える。人口収集ボーナスで50人に増やせば食料5%が影響力に加算され、これは超バイオ燃料工場の影響も受けない。つまり食料2000を生産する星系が、簡単に生産力2000と影響力100を生み出せるようになる。この膨大な生産力は無限改善で科学やダストに変換でき、序盤の遅れを巻き返せる。他の勢力で余りがちな食料をホレイショは序盤から終盤まで有効活用できる。

遺伝子採取はせっかく増えた人口を減らすように見えるかもしれないが元々ホレイショは食料生産が得意で、人口が減った分増加に必要な食料も減るために、成長の遅れにはさほど影響しない。贅沢資源を使って他種族を早く育てて、遺伝子採取できるターンになればすぐに採取しよう。余った他種族は遺伝子改造で同じホレイショにできる。

法律は常に環境派閥を上院にキープしておきたい。地域振興と多様性推奨政策はホレイショ専用の環境派閥法律で、遺伝子採取した種族ごとに科学と生産力がそれぞれ+2%される。最初のボーナスは少なくても後半になり政権を共和制に変更し10回遺伝子採取すれば、それぞれ+40%と膨大なボーナスが得られる。

まとめ:ホレイショはとにかく大器晩成型のため、最初は負けそうでも80ターンを超えるまで勝てるかどうか分からない。安定を重視し守りに徹し、早めにゲームを決めようとしてはいけない。ユナイテッドエンパイアやクレイヴァーのように中盤で相手に攻め込む必要もなく、最後になればホレイショの国土は強大になっているだろう。

  • 人口が増加しやすく環境派閥のため拡大が容易
  • 新しい星系へ植民すると国力値が増大するため軍艦がなくてもNPCからあまり敵対されない
  • 影響力を消費する法律の採用と幸福度の維持がやや苦手
  • NPC相手だと巨大国家を作り後半の強敵となることが多い

固有技術

ホレイショの技術

  • 天上住宅はかなり強力。後半の国力を底上げしてくれる
  • 宇宙農業ビジネスに独自技術のアイコンがあるが中身は変わらず、フレーバーテキストのみが変化する
    技術名称固有効果
    脳神経ロボット工学豪華なるものの殿堂
    (贅沢資源くじ)
    贅沢資源ごとに幸福度+5→+10
    真核性樹脂ATACシステム
    (応用幸福プログラム)
    高熱幸福度+5が追加
    惑星幸福度+5
    圧縮ワープ法天上住宅
    (エコ住宅)
    無菌惑星→全惑星の住民スロット+1
    植物スキャン純粋有機体
    (遺伝子操作種子)
    毎ターン防衛力+40が追加
    住民ごとの食糧+4
    遺伝子記録遺伝子改変ラボ他種族の住民を自国のホレイショに変化させる