MHPに登場するトレジャーの一つ。
概要
- ジォ・テラード湿地帯に生息するイワシ。
その昔、とある商人がこの極上イワシで財を築いたという。
「アキンド」(商人)イワシという名称はこの逸話から付けられたものである。
- はじけイワシに続いて登場した第二のイワシ。
説明文にてちょっとした伝説が語られているが、
トレジャーとしての価値は一尾につき300ptとお世辞にも高いとは言えない。
トレジャーポイントとゼニーが必ずしも同等の価値があるとは限らないのだが、
何にせよこのイワシだけでトレジャーハンタークエストの記録を打ち立てるのはかなり厳しい。
そもそも釣りをしなければ入手できないので、ポイント稼ぎとしては効率が悪い。
せめてもの救いはベースキャンプでも入手できることか。- 世界的にも極めて貴重であろう秘玉などが10000pt前後になることを考えると、
戦闘フィールド上とはいえ釣りという比較的無難な手段で秘玉の1/30を手に入れられることになる。
しかもイワシと名が付くものの旧沼地での釣りでは船を出す必要がない為、
初期投資額も事実上釣り竿と保存環境の用意だけで済む。
あくまでハンター目線では価値が低いが、上手く効率化して商売として成立させれば
逸話になるだけの財を築くことも不可能ではなかったのかもしれない。 - ちなみに現実のイワシは基本的に何千尾、場合によっては何万尾もの群れで回遊している。
アキンドイワシが現実のイワシと同じ生態だとして、仮に魚群を一網打尽に捕らえることができれば、
それこそ秘玉などよりも遥かに高いポイントを簡単に確保できてしまう計算である。
価値が低く思えるのは、そもそもハンターが取れる入手方法が一本釣り漁のみであるせいかもしれない……。
- 世界的にも極めて貴重であろう秘玉などが10000pt前後になることを考えると、
- 実に食欲を駆り立てられる説明文だが、残念ながらハンターが実食する機会は無い。
刺身とか目刺しとかきっと美味しいはずなのに。
しかもMH2以降はその名前すらまるで上がらなくなってしまった。
食材アイテムとして、あるいはキッチン食材としての出番さえ逃してしまっている。
折角の極上イワシが…。- MH3Gにて「はじけイワシのアンチョビサンド」なる料理が存在することが判明。
極上と言われながら食材としての立場をはじけイワシに奪われたアキンドイワシは泣いていい。
- MH3Gにて「はじけイワシのアンチョビサンド」なる料理が存在することが判明。
- なお、魚により財を成した逸話は現実にも存在する。
北海道で見られる鰊御殿を作った網元たちがそれに当たり、
鰊(ニシン)御殿はその名の通りニシン漁によって得た財産を用いて建てられたものである。
ニシンも美味な魚ではあるが、この場合は鰊粕(にしんかす)と呼ばれる肥料として重宝されたのだ。- ちなみにイワシも同様に肥料としても価値があった。
また、説明を読み返すとわかるが、かの商人が「財を築いた」とまでしかこのイワシについては語られておらず、
今現在のところ食味については触れられていない。
なので肥料等として極上だったのであれば上記の味の良し悪しについてはどうでもよかったりする。
たとえ味が極上でも供給が追い付きそうにないし。
- ちなみにイワシも同様に肥料としても価値があった。
関連項目
アイテム/はじけイワシ - 第一のイワシ
アイテム/シンドイワシ - 第三のイワシ
アイテム/アキンドングリ - アキンド後輩