MHPに登場するトレジャーの一つ。
概要
- 火山帯に生息しているというサバの一種。
締まった体が特徴的…だが、生態はもっと特徴的である。
- 説明文には「火山帯に住む」と書かれている。
実際、ゲーム中でも火山シメサバが入手できるのは火山のトレジャーハンタークエストだけである。
しかし、半ば無意識に「なるほど。火山の水辺で釣れるのか」と思った貴方は、
おそらくこの魚を見かける事は無いだろう。
何故ならば、このフィールドに存在する唯一の水辺(ベースキャンプ)に
火山シメサバは現れないからである。
…え? 水辺で魚が釣れないなんて訳が分からない? それは確かにごもっともな意見である。
しかし改めて考えていただきたい。貴方は今、一体どんな世界で冒険しているのかを。
現実世界の常識にとらわれていてはこの魚の姿を拝む事はできないのだ。
- さて、結論から言えば火山シメサバはエリア4で釣れる事がある。
しかし、上記の通りこの火山フィールドにはベースキャンプにしか水辺が無い。
つまりエリア4にも水辺は存在しないのだが、代わりに別の流動体が湛えられている。
そう、溶岩である。
エリア西側のある場所でのみ、なんと溶岩の中に釣り糸を垂らせるポイントが存在しており、
ここで釣りを行う事で手に入れられるのだ。- 因みにここで釣れるのは火山シメサバだけではない。
マグマの中を住処とする人知を超えた「獄炎ワカサギ」、
マグマの中でも生息できるタフな身体を持つ「マグマヤマメ」と、
似た生態を持つ魚系トレジャーが釣れるのだ。
人の理解を超えるのは、獄炎ワカサギだけということにも驚き…。タフとは一体…?
- 因みにここで釣れるのは火山シメサバだけではない。
- 入手できるポイントすら意識しなければ見つからない。
勿論狙って釣り上げるには多少なり運も必要である。
何より灼熱地獄の火山の洞窟内で、溶岩に最接近しながら釣り糸を垂らすという
傍から見れば「奇行」を通り越した何かにしか見えない状況下でのみ入手できる貴重品。
某グルメ冒険漫画に登場してもほとんど違和感は無いかもしれない。
しかしながらポジションはごく普通のトレジャーなので、獲得ポイントなども普通である。
釣りによる待ちぼうけのリスクもある上、クーラードリンクの効果が勿体ないので、
他のフィールドでの釣り以上に狙いに行く価値は低い。
- 後、釣糸が大丈夫か?と、思った方々。突っ込んだら負けである。
ネルスキュラの糸だったりするんだろうか?
余談
- 溶岩から釣り上げるという入手方にもビックリだが、
まずその名前にツッコミを入れたいという方々も多いのではなかろうか。
「シメサバ」というのは鯖を用いた生寿司(きずし)の一つ。
つまりは料理の名前であり、「シメサバ」という種が存在するわけではない。- …まぁ説明文にて「体の締まったサバ」とも書かれているので、
そういった種類のサバである事は間違いなく、その特徴から「シメサバ」と名付けられたのだろう。
やはり現実世界の常識で考えてはいけないらしい。
- …まぁ説明文にて「体の締まったサバ」とも書かれているので、
- サバは最も代表的な青魚の一種であり、漢字でも「魚」に「青」と書いて「鯖」である。
しかしこのトレジャーのアイコンは赤色である。
やはり溶岩に住んでいるからだろうか。