目次
概要
- モンスターの攻撃手段のひとつで、攻撃の際にハンターの進む先を狙ってくるというもの。
一定方向にダッシュするだけでは確実に被弾してしまう恐ろしい攻撃であり、
未来予測というより、「先読み攻撃」と呼ぶ方が適切か。
- 以下に、先読み攻撃をする主なモンスターを紹介する。
細かく言うともっと多いが、本項では一部の紹介のみに留まらせていただく。
テオ・テスカトル、ナナ・テスカトリ
- 突進
- 未来予測攻撃の創始者。初登場のMH2時点から早速使ってきた。
テオ・テスカトル、ナナ・テスカトリのいずれもがカーブ突進という形で使用する。
彼らはハンターの動きを読み取って先読み攻撃を繰り出すのではなく、
「ハンターがサテライト移動をしている」という状況を前提として繰り出す。
そのため、正面に位置どったまま動かなかったらテスカトが勝手に攻撃を外した、
といった事態も発生するが、これはハンターの動きに左右されないためである。- 先読み突進のみならず、予備動作が全くないため、
適当に走り回っているだけではものの一瞬にして捉えられてしまう。
また、大剣等で正面から斬りかかり、側転回避をしたと同時にカーブ突進され被弾、
といった場合も日常茶飯事。
特にMHF シーズン1.5でのリファイン前のテオ・テスカトル(通称:ターボテオ)や、
剛種ナナ・テスカトリは物凄い速度で即死威力の先読み突進をしてくるため、
側転回避ではほとんど回避不可能なのも相まって、多くのプレイヤーを震撼させた。- MHP2Gではナナ・テスカトリのみ突進前に予備動作が入るという仕様変更があったが、
これだけでかなり弱体化したように思えるのは、もとが脅威だったからなのかもしれない。
- MHP2Gではナナ・テスカトリのみ突進前に予備動作が入るという仕様変更があったが、
- MH3シリーズのアルバトリオンもMHP2G仕様のナナ・テスカトリと同様の突進を繰り出す。
- 先読み突進のみならず、予備動作が全くないため、
ディアブロス
- 地中急襲(強)
- MH3から使用するようになった、地中から斜め方向に飛び出す強烈な地中急襲。
この攻撃は強急襲、斜め急襲など様々な呼び方があり、現状統一されていない。
MH3では下位の時点でも繰り出してきたが、MHP3以降では上位以上のみ繰り出す。
この攻撃を繰り出す直前には土煙が上がるため、判別は容易である。
未来予測が搭載されているため、横に逃げるだけでは轢かれてしまうのだが
実は飛んでる間は下に判定はなく、その場でしゃがむだけで簡単に回避できる。
攻撃終了後は威嚇を高確率で行うが、遠くに行ってしまうので攻撃チャンスにはなりにくい。- 土煙を出す前に潜行でターゲットの真下を通ることが多く、攻撃直前まで振動で動けなくなる。
MH3GのG級亜種はこの一連の動作を凄まじく速く行うことがあり、
振動で動けないままこの急襲が飛んでくる。
急襲のスピードも明らかに違うのでひと目でわかる。
しかしながらこちらは未来予測を行ってこない。
- 土煙を出す前に潜行でターゲットの真下を通ることが多く、攻撃直前まで振動で動けなくなる。
アグナコトル
- 地中突進
- 初登場のMH3から使ってきたパターン。背びれを出しながら地中を突進してくる。
スピードが速く、攻撃開始時のモーションから凄まじい軌道で曲がってくるため、
攻撃を見切って回避するのは非常に難しい。
幸いにも攻撃範囲は地上に出ている背びれのみであるため狭く、
立ってたら偶然回避できた、などがよく発生する。- MHP3以降は未来予測してくるのは上位以上かつ低確率に変更され、
ほとんどは開始時に若干ホーミングして直進する程度にまで性能が落ちた。
- MHP3以降は未来予測してくるのは上位以上かつ低確率に変更され、
- 地上突進
- MHP3以降は地上を滑ってくる突進にも未来予測が搭載された。
突進開始直前まで狙いを定め、高速で突進してくるので非常に避けにくい。
回避方法はギリギリまで引きつけてから反転して回避が最もよいとされている。
あまりの性能ゆえに、アグナコトルの攻撃の中で最も注意すべき攻撃と言われることが多い。- MH3Gでは追尾が終わるのが若干早くなり、遠距離であれば、
一定方向にダッシュしても避けられる程度まで性能は落ちた。
ただし、相変わらず近~中距離の避けにくさは健在であり、
また新たなモーションも獲得しているため、弱体化したとは言い難い。 - 海竜種仲間としては、MHP3以降のロアルドロスの滑ってくる突進に同様の性質が付いた。
- MH3Gでは追尾が終わるのが若干早くなり、遠距離であれば、
イャンクック
- クンチュウ投げ
- 我等が先生も、MH4Gからは恐るべき未来予測の使い手となった。
G級個体限定の行動で、地面からクンチュウを掘り起こし、
それをハンターめがけてボウリングのように転がしてくるクンチュウ投げ。
通常はハンターに狙いをつけてくるのでサテライト回避でもなんとかなるのだが、
バックジャンプからのコンボで繰り出してくるときに限り
プレイヤーのやや前方めがけて転がしてくるという未来予測トラップがある。
大きな弧を描いてそれでいて確実にこちらの前方が射程に入るのでヘタな回避では被弾は避けられない。
幸い、威力はそれほどでもないのだが、驚かされること請け合いである。
また、これがMH4Gの高Lvギルドクエストともなると、笑い事ではすまないダメージを追う羽目になるので
これに動揺して起き上がりのタイミングを誤り、追撃を受けたりしないように注意。
亜種の操るクンチュウ転がしはより鋭く弧を描き、さながらブーメランのように一回りして戻っていく。
そして自分に命中することも。亜種のほうは未来予知が使いこなせていないようである。
ガララアジャラ亜種
- 水ブレス
- 水蛇竜の十八番であり、同時にハンターたちを恐怖とストレスのどん底に陥れた攻撃。
ガララアジャラ亜種は撥水甲を周囲にばら撒き、そこに水ブレスをぶつけることで
跳弾の要領で軌道を反射させて相手を攻撃するという方法を用いてくるのだが、
この反射の仕方が有り得ないほど精密かつ正確。
なんと水ブレスが吐き出された瞬間ではなく、
撥水甲に当たったタイミングにハンターがいた場所目掛けて飛んでくるのだ。
しかも反射が1回で済めばまだいい方で、多くの場合は撥水甲同士で何度か反射し合ったあとに
時間差でハンターの方向に飛んでくると言う非常に厄介な動きをすることも多い。
それもハンターの死角となる背後側に撒かれた撥水甲で撃ち抜くことも日常茶飯事。
水ブレスは単発の水弾タイプであるため、吐き出された瞬間にはもう水蛇竜の制御を離れているはずなのだが…。
水蛇竜が未来を見ることができる、または水ブレスや撥水甲自体に意志が宿っているなどでなければ
説明ができないような不可解な挙動故に、当然ながらハンターからの評判は芳しくない。
ムフェト・ジーヴァ
- 溜め大光線
- 多数のビーム攻撃の中に恐るべき未来予測攻撃が一種存在する。
口を開けてこちらを向き、長めの溜めの後に大口径ビームを発射するもので、派手な見た目通りかなりの威力を持つ。
あからさまな大技だからとダッシュで振り切ろうとすると見事に焼かれる。
誰が言ったか、「赤龍ノ閃ク初見殺シ」。
口の中が強く光った辺りで今までの移動方向と反対に切り返せば上手く躱せる。棒立ちで光るのを待って回避でも可。
距離が近いなら懐の死角に入っても良い。
関連項目
ゲーム用語/ホーミング - 飛び道具系の攻撃で対象を追尾するものはこう呼ばれる。予測とは違うが類似している。
ゲーム用語/読み - こちらはプレイヤーサイドの未来予測。