アクション/SP狩技

Last-modified: 2022-05-29 (日) 19:58:08

MHXXで追加された、ハンター同士の絆が共鳴する事で発動する極意。
「SP」とは「スタイルパワーアップ(Style Power up)」の略であり、
その名の通り、発動すると同じエリアにいる仲間に、スタイルに応じた強化を与える効果を付加した狩技のことである。
「スペシャル」な狩技と言うわけではない。
公式の紹介ムービーはこちら

概要

  • MHXXでは装備した狩技を”SP狩技として設定する”ことができる。
    つまり、特別な狩技が存在するわけではなく、既存の狩技に効果を追加する。
    SP狩技への切り替えは、セット画面で切り替えたい狩技を選択して、Rボタンを押すだけで行える。
    また、SP狩技はレンキンスタイルのみ3つまで、それ以外のスタイルは1つのみ設定可能となっている。
    SP狩技になった狩技は、下画面のパネルで狩技ゲージと技名欄の周囲が黄色く光る。
  • SP狩技を発動すると元々の狩技の効果と同時に、
    自分を含めた同じエリアにいるハンター全員がSP状態となり、そのスタイルに応じた様々な強化を得る
    この強化はハンターだけでなくニャンターやオトモアイルーにも効果がある


狩猟スタイルSP状態時の強化内容
ギルドスタイル一部アイテムの使用速度UP*1
ストライカースタイル攻撃を当てなくても狩技ゲージが自動で溜まるようになる*2
エリアルスタイル踏みつけ跳躍後のスタミナ回復のタイミングが早まる
ブシドースタイルジャストアクションの入力受付時間が延長
ブレイヴスタイルブレイヴゲージの溜まる速度がUP
レンキンスタイルレンキンゲージの溜まる速度がUP
ニャンターサポート行動のサポートゲージ消費量が軽減*3
オトモアイルーサポート行動の発動頻度UP


  • なお、SP状態の持続時間は各狩技のゲージ消費量が参照される
    特小の絶対回避で約30秒。特大の狩技になると2分近くにもなる。
    • なお、下記の必要ゲージの増加を含めた必要量に比例するため、
      大技だから維持しやすい、小技だから維持しにくいというものはない*4
      一方、効果時間が設定されている狩技は狩技発動中のゲージ蓄積ができない分維持しにくい。
    • また、既にSP状態のときにSP狩技を発動しても、効果時間は上書きされない。
      ただしより上位のSP状態が発動する場合は上書きされる。
      • ただしニャンターのサポート行動や、強化咆哮の技でSPが発動した場合は
        SP状態でも効果時間を上書きすることができる。
  • デメリットとして、SP狩技に設定すると狩技発動に必要なゲージそのものが増えてしまう
    攻撃技や研磨技はクエスト中の狩技自体の回数が減ってしまう≒火力減に繋がるため、代償としてはかなり重い。
    増加量は1.2倍+200で、特大であれば1.3倍程度に収まるが絶対回避【臨戦】のように元が少ないと2倍程度まで増えてしまう。
    SP状態のメリットと天秤にかけて、場合によってはSP狩技をセットしない事も考慮しよう。
  • レンキンスタイルは、上述の通りSP狩技を3つまで装備できるうえ、
    錬金アイテムを生成することで、SP状態に更なる効果を付与できるという特殊な仕様がある。
    SP状態の強化には4つの段階が存在する。なお、この強化は消費したゲージ量に依存する。

    SP状態のレベル錬金に消費したゲージ追加される強化の内容
    SP状態II2スタミナ最大値の減少速度低下
    SP状態III5体力が徐々に回復するようになる
    SP状態IV12攻撃でモンスターを怯ませやすくなる*5

  • SP状態は、狩技を使えないニャンター及びオトモでも固有サポート行動によって発動可能
    SP狩技と異なりデメリットが存在しないが、
    固有サポート行動のコストが重かったり役に立たなかったりするサポート傾向の場合は非常に使いづらい。
    なお、MHXXより追加された新サポート傾向「ビースト」は、
    固有サポート行動をとってもSP状態を付与できない
    ビースト状態中に使える「爪フィニッシュ」を3回当てることで自らがSP状態となる。
    • これ以外の手段としては、サポート傾向に関わらず使えるサポート行動「SP笛の技」を使うか、
      自分がSP状態で「強化咆哮の技」*6を使う方法がある。
  • 発表時こそ「維持することがマルチでの暗黙の了解になるのではないか」といわれ、
    レンキンスタイルでのみ追加効果が得られるとわかると「どの武器種がレンキンスタイルでSP状態を強化するのか」と、
    MHFのいたわりスキルのような議論が行われることが危惧されていたが、
    蓋を開けてみれば、SP状態そのものが「あればお得だが無くても全く困らない」という状態になっており、
    4人プレイで狩猟中一回もSP状態にならないということも珍しくはない。
    しかし体力が徐々に回復する効果は絶大で、レンキンスタイルのハンターがいるだけで生存率が上がることは確か。
    • また、ギルドスタイルで付与されるアイテム使用速度アップも
      専用の高速化スキル程絶大ではないとはいえ、十分に頼もしい効果であり、
      元のゲージ量が少なすぎてSP化の影響が小さい通常の絶対回避と組み合わせて運用されることもある。

関連項目

アクション/狩技


*1 薬系アイテム、罠、投擲アイテムに効果が適用される。食事系アイテムは「早食い」とは違う短縮効果で、モーションの加速ではなくガッツポーズが無くなる。砥石は3回となる
*2 1秒あたり2ゲージ
*3 2割減。より正確には「消費ゲージの2割が返還される」であり、発動に必要なゲージ量は小さくならない。
また、既に別の手段で軽減されているサポート行動には効果が無い。

*4 当然、意識的に維持しようとすると小技ほどこまめに狩技を発動する必要はある。
*5 部位耐久値へのダメージ1.05倍アップ
*6 「ビースト」準固有サポート行動