MHW:Iのセリエナ祭【万福の宴】にて初配信された、マスターランク帯の新規イベントクエスト。
「嗚呼」は「ああ」と読み、感嘆や強調の叫びや唸り声のこと。
嗚呼、こんな名前のクエストが五十音の一番上に来るなんて…
その特殊な報酬と難易度から、数多の変態紳士淑女達と狩猟ターゲット、双方が屍山血河を築いたクエストとなった。
目次
概要
嗚呼、マッスルボディ
作品 | クエストレベル | クエスト種別 | 目的地 | 報酬金 | 条件 | 配信日 |
---|---|---|---|---|---|---|
MHW:I | M★6 | 狩猟クエスト | 闘技場 | 50400z | 受注・参加: MR24~ | 2019年 12月20日 |
- まいど! オレす!
- ハンターさんってたくましいっすよね…。オレもそんな風になりたいす。
ハッ!? これだ! インスピレーションが始動する! 早速伝言板で協力を求めるす!
※報酬で特別な素材排出
- 本クエストの舞台は闘技場。ターゲットは金獅子ラージャンを二頭狩猟するというもの。
ラージャンが出演する作品恒例のクエスト内容ではあるものの、- 強化個体でも金冠確定でも歴戦個体でもない、普通のラージャンが相手。
二頭クエなので一頭あたりの体力も低め。 - 攻撃ギミックはないが広く開けた闘技場なので、比較的事故死が起きにくい。
- 最初は一頭しかおらず、二頭目が参戦するのは一頭目の体力が25%以下になってから。
また、一頭目が生きている状態で二頭目が来る都合上、
(発見状態を維持すれば)ラージャンの同士討ちで高いダメージが入る。*1 - 二頭目に発見されずに一頭目を片付けたいのであれば、
入り口近くの段差の上で戦えばほぼ気付かれない親切設計。 - 分断柵も使用可能。
- 強化個体でも金冠確定でも歴戦個体でもない、普通のラージャンが相手。
- ただ、平易な内容と言ってもあくまで過去作の類似クエストと比較した場合の話であり、
金獅子ラージャンの二頭クエという時点で相応の難易度には違いない。
上述の分断柵もソロやパーティーでなら比較的楽だが、
意思疎通が難しい救難信号はまた別で、それなりに厄介である。
しかし、それでもこのクエストは過去作のそれらと比べてみると、遥かに高い受注率を誇っている。
では、何故それほど多くの挑戦者が出たのかと言うと……。
嗚呼嗚呼、マッスルボディ
作品 | クエストレベル | クエスト種別 | 目的地 | 報酬金 | 条件 | 配信日 |
---|---|---|---|---|---|---|
MHW:I | M★6 | 狩猟クエスト | 闘技場 | 60480z | 受注・参加: MR24~ | 2020年 10月16日 |
- オレすよ…
- やっぱりハンターってのは並みじゃないす…。あれじゃ足りない、
我々は満たされない、と熱く語られたす…。筋肉への情熱はイン
スピレーションを軽々と凌駕するす…。※報酬で特別な素材排出
- 2020年10月16日からは、当クエストの続編(?)とも言える「嗚呼嗚呼、マッスルボディ」が配信。
今度は相手が激昂したラージャン2体という、かつての双獅激天を思わせるような高難度な内容になっているが、
クエスト開始時は1体のみ登場し、1体目の体力減少に伴い2体目が投下されるという仕様は変わらないため、
同時に激昂したラージャンを相手どる時間は思ったより少ない。
激昂したラージャン自体は強敵ではあるもののこちらも通常種版と同様相打ちが非常に有効であり、
うまく攻撃を誘導していれば1体目が倒れた時点で2体目も捕獲可能ラインに入る、
あるいは極端な場合2体目が先に倒れたなんてことも起こり得る。- 更なる追い討ちとして、10月1日には既に黒龍ミラボレアスが実装されており、
かの公式チートと名高いEXドラゴンシリーズが揃っているというハンターも多かったため、
激昂したラージャンが実装された時点よりも強気に立ち回る事が可能であった。
このため、体感的な難易度としては単体クエストとそれほど変わりがないと言えよう。
なんなら純粋な激昂ラージャンの素材集めとしても使えるほどで、
更に2体目が最大金冠確定である為、フリークエストで出なかったハンターへの救済ともなるだろう。
ただし今作では激昂したラージャン自身が大幅な強化を受けているため、
手間取っていると2体の金獅子の猛攻を受けてあっという間に落とされる事もままある。
特にラージャンが苦手というハンターは心して受けよう。
- 更なる追い討ちとして、10月1日には既に黒龍ミラボレアスが実装されており、
- 地味ながら嬉しい点として、このクエストの受注条件がMR24到達だけな事も挙げられる。
通常クエストの激昂したラージャンはMR24に加え角折れキリン&ラージャンのクエストを済ませ、
更にジンオウガ亜種を狩猟したタイミングで漸く出会える相手なのだが
このクエストならMR以外の条件を無視して、早めに優秀な激昂ラージャン武具作成に挑めるのだ。
同士討ちでダメージを稼げるのでこちらの装備が多少力不足でもどうにかしやすく、
クリアできないとしてもアイルーのぶんどり刀を使って粘ったり、
罠をガンガン使ってなりふり構わず部位破壊だけ狙いに行くなどすれば素材入手は問題なく行える。
ストーリークリア後の強敵に対抗する装備集めを行うにはこれ以上ない環境の1つになる。- 同時実装された猛り爆ぜるブラキディオスと激昂したラージャンの武具は
使用する武器種次第ではあるが入手時期・作成難度・性能で概ね拮抗していた。
しかし今回、入手タイミングの差別化及びクエスト特性による難度低下が入ったことにより、
少なくとも入手性に関わる評価においては激昂ラージャン武具が一歩先んじるようになった。
- 同時実装された猛り爆ぜるブラキディオスと激昂したラージャンの武具は
- 報酬には活力剤や増強剤、マンドラゴラなど何かと栄養のありそうなものが複数個並ぶ。
その中でも滋養エキスと大サシミウロコは集めるのが面倒であり、
確定ではないものの一枠につき7個程度くれる太っ腹仕様である為、
これらを大量に集めたい場合は、マッスルγを作り終えてなお周回する価値もあるだろう。
余談
- MHWの闘技場はエリア北西部にできたモンスターの入り口が存在し
2匹目以降のモンスターは古龍を含めて基本的にその入り口の柵が開かれて入ってくるのだが、
本クエストの2匹目のラージャンはなんとこの入り口ではなく、エリア北部から穴を掘って出現する。
過去作では空から降ってくるのが基本であったため、空と入り口どちらも使わないことに驚いたハンターも多いだろう。
なお、ラージャンが2匹目以降に現れるクエストは現状このクエストのみであり、
ラージャン限定のモーションなのかどうかは不明。
- MHR:Sでも、
多くの紳士淑女の熱きリクエストに応えてかマッスルシリーズが復活を果たしている。
同作での生産素材が手に入るクエストは、相手がラージャンや激昂ラージャンである点こそ上記クエストと同じだが、
今回はなんと高難易度クエスト「烈禍襲来」及び「凶双襲来」シリーズの一つとなっている。
これらのクエスト群はメインターゲットのステータスが大幅に強化されているのが特徴であり、
このクエストでのラージャン達も例に漏れず超強化がなされているため、
マッスルボディシリーズとは違った形で紳士淑女達を苦しめている。
だがそれでも彼らは挑み続ける。全てはマッスルシリーズのため。
関連項目
防具/マッスルシリーズ - 紳士淑女が本クエストを受注する最大の理由。
モンスター/ラージャン
モンスター/激昂したラージャン
クエスト/最後の招待状 - 過去作における類似した内容のクエスト。
クエスト/双獅激天 - 同上。