システム的には気絶と同意。「気絶」を動詞化した表現である。因みに五段活用。
使用例:「やべぇ、ピヨった!誰か起こしてくれ!!」
概要
- 大型のモンスターに連続で攻撃されると起こる。
立ったまま、もしくはわざわざ立ち上がってから気絶するという器用さを披露してくれるのだが、
見ている側からすればただの間抜けである。
- ボタンを連打することでより速い復帰が可能なため、ピヨるとたいていの人はボタンをガチャガチャする。
この際重要なのは「方向キー、並びにアナログパッドのガチャガチャも入力数にカウントされる」という点であり、
これを知っているか否かで復帰時間が大きく変わってくる。
オススメは、アナログパッドをガチャガチャしながら〇(マル)ボタン(もしくはAボタン、2ボタン)を連打することである。
これを行うと、復帰時に間違って武器やアイテムを使ってしまうことも、
モンスターの近くでジャンプして更に大きな隙をさらしてしまうことも、
また急激に視点が変わって慌ててしまうことも未然に防ぐことができる。
- 連打することで気絶時間を圧倒的に短くできるが、逆に何も入力しないと非常に長い。
モンスターが近くにいる時は危険なことこの上ないし、
かなりの時間ピヨっているので端から見ても連打していないことがバレバレである。
単純にボタン連打で気絶時間を短縮できることを知らない可能性もあるので、
ピヨり続けている人を見掛けたら優しく教えてあげよう。
- その仕様上、大型モンスターからの攻撃を受け続けると気絶する、という場合が大半であるため、
体力が少ない時に限ってピヨピヨしてしまう。非常に困る。
余談
- どちらかと言えば対戦格闘ゲームでよく用いられる表現である。
カプコンの対戦格闘ゲームの金字塔において、防御しきれずに連続して攻撃を受けると
無防備な気絶状態(後期のタイトルでは「スタン」という英訳に)に陥るというシステムがある。
この時、気絶の度合いによってキャラクターの頭上で回る印が「天使」「星」「ドクロ」「ヒヨコ」など
数種類あるが、この4種類のうちでヒヨコが最も定着したために「ピヨる」と呼ばれるようになった。
またSEでピヨピヨといった音が鳴ることも理由の一つ。- この作品によって世に格闘ゲームと言うジャンルが一気に広まる事となり、
他社からも多数の格闘ゲームが送り出され、
殆どの場合似たような気絶にまつわるシステムがあったが、
この作品の影響がよほど強かったのだろうか、
どのゲームにおいてどんな物が頭の周りを回っていても
「攻撃を食らい過ぎて気絶して無防備になる」と言う状態はほぼ間違いなくピヨると呼ばれる。
先述の通り、モンハンでは気絶した時に頭の周りを回るのは星であるが、
モンハンでも「ピヨる」と言う事が殆ど。
「ホシる」とか「ハトる」とか言っても語呂が悪いというのもあるかも知れないが…。 - 格闘ゲーム以外にも,PCが気絶する戦闘システムのあるRPGではよく使われる.
中には気絶確率or気絶時間を半分にする「ピヨハン」なる装備が登場するものも…
- この作品によって世に格闘ゲームと言うジャンルが一気に広まる事となり、