最強モンスターを育てよう!
GREEのアプリケーションとして発表された、スピンオフ作品。
まぼろし島と呼ばれる島に生息するモンスターハンターのモンスターたちを仲間にし、
育成して他人の育てたモンスターと戦うというもの。
MHFをベースとした珍しいスピンオフ作品であり、同作のほとんどのモンスターが登場する。
- 2014年1月31日15:00をもってサービスを終了。
GREEにおけるソーシャル版のモンハンは「モンスターハンター ロア オブ カード」に移った
(こちらは本家シリーズをベースとしたアプリである)。
更にロア オブ カードも何の因果か同じ日付の2018年1月31日17:00にサービスを終了し、
GREEにおいてモンハンはパチンコの一部のみのコンテンツに限定されるようになった。
概要
- ユーザーはまぼろし島のフィールドを探索し、
そこで発見したモンスターを仲間に加えることができる(デフォルトの上限は50体)。
仲間にしたモンスターは、10体一組としてチームを組むことができ、他のユーザーのチームと対戦ができる。- また、フィールドの探索中に6種で1セットの秘宝と呼ばれるアイテム群を手に入れられることがあり、
1セットをすべて揃えると、3種類の珍しいモンスターから1体を選択して貰うことができる。
- また、フィールドの探索中に6種で1セットの秘宝と呼ばれるアイテム群を手に入れられることがあり、
- 入手したモンスターは他のモンスターに、ゼニーを支払って合成することで強化できる。
(合成というと聞こえはいいが、要は生贄である)- ちなみにゼニーは、フィールドの探索、フィールドのボスを倒す、入手したモンスターの売却で手に入る。
(売却したモンスターがどうなるのか、気になるところである。
まさか闘技場で戦うモンスターのルーツって……)。
- ちなみにゼニーは、フィールドの探索、フィールドのボスを倒す、入手したモンスターの売却で手に入る。
- 同じGREEのアプリであるドラ◯レそのまんまだと言ってはいけない。
- 定期的にイベントが開催されており、内容は主に古龍種や超大型モンスターの撃退である。
期間中にフィールドを探検していると、突如古龍種や超大型モンスターが出現し、
自分の持ちモンスターの中から最も攻撃力の高い個体、
若しくは任意の選出したモンスターを10体1組として戦うことになる。
また、モンスターに遭遇してから2時間以内に討伐できないと、撃退失敗となる
(2時間以内なら何度でも攻撃できる)。
なお、初撃で倒しきれなかった場合、ランダムに選出された他のユーザーか、
ゲーム上で友人の関係にあるユーザー(モン友)に協力を要請できる。- ちなみに、このアプリで言う超大型モンスターとは、
本編で言うラオシャンロンやジエン・モーランみたいなモンスターのことではなく、
ただ単に馬鹿でかいモンスターのことである(見た目だけならそれらに匹敵するほど巨大だが)。
このアプリをプレイしたことのないハンターが聞いたら、間違いなく前者と勘違いするだろう。 - また、期間中なら何度でも戦うことが可能だが、何度も倒すにつれて、
それこそポ○モンのようにレベルが上昇し、能力値も上がっていく。
特にレベル50以降や、通常ボスを倒したあとに出現する真レアボスは、
よほどやりこんでいない限り、イベント補正のかかったモンスターや、他のユーザーとの協力がないと
討伐不可能なほどに強い。
- ちなみに、このアプリで言う超大型モンスターとは、
- その他、あるマップを探索し、指定されたアイテムや宝箱を集めるなどのイベントも行われていた。
ストーリー
- ある日届いた一通の携帯メール。
開封した瞬間、異次元への扉に吸い込まれた!
目を覚ますとそこは全くの別世界“まぼろしの島”。
そこでは“モンスターハンター”のモンスターと“まぼろしの島”のモンスターたちが入り交じり、
頂点を決める大会が繰り広げられていた……。
評価
- 一部の古参ユーザーの願いであった、「モンスターを飼ってみたい」という思いは、
大闘技会ですでに実現していたが、GREEのアプリであることや、
月額課金制でないことで、月額制のMHFよりも馴染みやすいと言う人が多かった。- ただし基本無料制の宿命か、サービス後期ではやや課金をしないと十分楽しめないことが多かった。
イベントで使用するアイテムは報酬以外では課金でしか手に入らない上、
自分専用アイテムなので交換やトレードは出来ない。
またガチャなどはガチャチケットを使用することで有料ガチャを回すことが出来たが最近では何故か廃止
(これに関しては、「ガチャチケットを10回分でお得な10連続ガチャを回せていた」と言う時期があり、
それ以上損を被らない措置と捉えると仕方の無いこととも思える)。
そのためイベントガチャ限定のモンスターは課金をしなければ手に入らなくなった。
またガチャチケットもSレアの出現率が低いガチャでしか使用できないため価値が大幅に下がった。
末期ではメンテナンスの延長、イベントのバグなどが相次いだり、
ステータスが高すぎるモンスターをホイホイ出されて旧モンスター*1がおいてきぼりだなどと言った批判が、
特に古参のプレイヤーから多かった。 - この「モンスターを飼う」というコンセプトはさらにその後、
モンハン大狩猟のギルモンシステムやMHSTシリーズなどに引き継がれることになった。
- ただし基本無料制の宿命か、サービス後期ではやや課金をしないと十分楽しめないことが多かった。
- 登場モンスターは可愛くデフォルメされてはいるものの、亜種や希少種の見た目や、古龍の撃退、
モンスターの体のサイズなどの要素も完全再現されており、なかなか完成度が高い。
サービスが終了した現在ではグラフィックを見る機会が無くなったので惜しむ声も聞かれる。- 同じソーシャル版の「みんなとモンハンカードマスター」は
イラスト集が出版されたが、本作については予定がないようだ。 - 体のサイズは、ライト、ミドル、ヘビー、キングの4階級。
だが、階級が下がるごとにモンスターのグラフィックがどんどん小さく、
かつ、やる気や元気がなくなっていく。
特にガブラスのライト級などはもう、オタマジャクシにしか見えない。
ギアノスやエスピナスに至っては、舟をこいでいる。
元より強いエスピナスはともかく、ギアノスは常に3倍ダメージを喰らってはならないはずだが………。
- 同じソーシャル版の「みんなとモンハンカードマスター」は
余談
- 登場モンスターはMHFに登場するモンスターたちのため、
ラギアクルスやジンオウガ等MH3以降のモンスターは一切登場しない。
また、MHFがモチーフであるため、剛種や変種も存在する。- …が、なぜかMHFに登場しないはずのドスギアノスも登場する。しかも、変種まで存在する。
他にもイャンガルルガに剛種がいたり、黒色のバサルモス亜種、
ドラギュロスに変種、剛種以上しかいないはずのオディバトラスに通常種がいる。
さらに、何故かアプトノス、ポポ、アプケロス、ガウシカ、ブルックが登場しない。
他の小型モンスターは彼らを差し置いて登場するのに……。- バサルモス亜種は後にMH4にて正式に登場したが、こちらは桃岩竜の別名を持つ完全な新種であった。
こちらの亜種はグラビモスと同じく排熱能力の高い通常種なのか、謎に包まれている。
今では名実ともに「黒歴史」としてよくネタにされている。
- バサルモス亜種は後にMH4にて正式に登場したが、こちらは桃岩竜の別名を持つ完全な新種であった。
- …が、なぜかMHFに登場しないはずのドスギアノスも登場する。しかも、変種まで存在する。
- また、他にも特殊なモンスターも存在する。
- 通常種とは色の違う特種という区分が存在する。詳細はリンク先を参照。
- 非常に強力な烈種という区分も登場。
紅い電撃をまとっており、能力が著しく高い。……紅い電撃と言えば……。
ちなみに、体色も大抵赤く、イャンクック烈種などはクチバシまで真っ赤に染まっている。
種という区分よりは特異個体に似た分類であろう。
- モンスターには、それぞれレアリティが存在する。
ノーマル、ノーマル+、レア、レア+、Sレア、Sレア+の6種類。
能力は基本的にレアリティに依存し、
ノーマルは成長が早期で限界を迎えるが、Sレア+はかなり高い能力値まで伸びる種類もある。- だが、後にその上をいくSSレア、Uレア、XUレア、Gレアまで登場した。
SSレアは見た目がより凶暴化と言うかまんま特異個体化し、
(X)Uレアはデフォルメのデの字も感じられないほどリアルに描かれている。
Gレアに至ってはどアップだったり、モーションも非常に凝って描かれていた。
いずれも能力は他と比べて非常に高い。
ただでさえバランスをぶち壊したと言われている烈種の前例から、
末期においてはさらに上のランクの実装を控えて欲しいという声も多かった。 - 終期~末期にはMHF-Gに合わせ、シャンティエンやファルノックなどのG級モンスターも実装された。
- だが、後にその上をいくSSレア、Uレア、XUレア、Gレアまで登場した。
- 以上のことから、どうやらまぼろしの島はMHFの舞台とはまた異なる土地にあるようだ。