MH3Gで追加されたスキル。SPが10以上で「奇面王の呼び声」、「オトモへの号令」が発動する。
目次
概要
MH3G
- 「奇面王の呼び声」が発動。
効果は「アクションのかけごえを使うと撤退中、ダウン中の奇面族がすぐに復活する」というもの。
一式装備ではバギィシリーズとそのS、Xシリーズで発動する。
- 無論、撤退中の場合は全快してからではなく回復中の体力のまま復活する。
そんな状態で出てきてもらってもすぐやられてしまう上、
そもそも壮絶な狩り中にかけごえなんかしてる暇は無いという事で
長らく使えないスキルと思われてしまっていた。
- しかし、「大砲ランプ」が登場した事で状況は一転。
弾になって砕けちったダウンした奇面族を無理やり呼び起こし、
また弾にして飛ばすという荒業が可能になった。
労働基準法に違反しないか心配である。
ちなみにMH4Gでは同じような暴挙をモンスターも使うようになった。- そんな目的ができたとしても、いちいちアクションから選択する暇が無いのは変わらない上
連続で使用ができないという事でやはり使用者は少ない。
そのほうが弾になる奇面族のためなのかもしれない。
一応ジエン・モーランやグラン・ミラオスなど、体力の極端に多い古龍には有効……
が、優先すべきスキルはいくらでもある上、
火耐性-25のバギィXシリーズでミラオスに挑もうなぞ暴挙も甚だしいことである。
- そんな目的ができたとしても、いちいちアクションから選択する暇が無いのは変わらない上
- 大砲以外でもフル活用できるお面はある。それが最高のお面である。
最高のお面は怒り状態の手数に優れているが、いかんせんスロット数がたった1つしかない。
長所を活かすために他の特技(状態異常系など)を設定すると復活時間の長さがネックになり、
じゃあ復活時間を短縮しようと高速回復の印を入れれば
ただの無個性な力馬鹿になってしまうというジレンマに悩まされる。
そこで奇面王の呼び声の出番だ。
平常時なら鉄壁のガードで残り体力は関係ないし、すぐ復活させられるという性質上
高速回復は不要であり、他の特技をセットする余裕が生まれるのである。
そして大砲が使えない水中では、このお面と共に活かす機会がもっと増える。
最高のお面との相性はまさに最高と言ってもいいだろう。
有用な護石に号令のSPがおまけで付いていたら、SPの量と防具のスロット数次第で一考の価値はある。
- …が、このスキル、1度使えば「再装填時間」が必要になる。
その時間なんと「10分」。そう、「撃龍槍」と同じ時間かかるのだ。
クエスト時間は最大50分まで。つまりたった4回しか使えない。
MH4(G)
- MH4では「オトモへの号令」に名前を変えて続投。
対象がオトモアイルーになるが効果は同じく、休息状態のオトモを「かけごえ」で復活させられる。
再使用までの時間も10分間のままである。
今作では生命の粉塵で撤退中のオトモを回復させられる仕様のため、無理矢理オトモを戦線復帰させるとしても、粉塵を調合分持ち込めば済む話である。
加えて、オトモアイルーには大砲のお面に当たる要素も最高のお面に当たる要素も無い*1ため、
MH3G以上に使い所の無いスキルとなっている。
MHX(X)
- MH4(G)に続き続投。
ただし指揮スキルは消滅。
余談
- MHP2Gではオトモ指導という似た役割のスキルが存在する。
- スキル名につく「奇面王」とはキングチャチャブーの別名である。
現在、MH3以降でモンスターとしての奇面族やキングチャチャブーは登場していないが、
スキル名に名残が残っているようだ。