地形や空間から受けるダメージを増減させるスキル。
MH2~MHP2Gと、MHFに存在する。
目次
概要
- MHP2までは「地形ダメージ減【小】【大】」と、マイナススキルの「地形ダメージ増【小】【大】」で、
スキル名の通りダメージを減らすだけで完全無効化は出来なかったが、
MHP2Gでは従来の【小】が「地形ダメージ半減」に置き換えられ、
従来の【大】に相当するSP15で「地形ダメージ無効」が発動するようになった。
- シリーズにおいて、「地形ダメージ」と呼ばれるのは「地形によるスリップダメージ」を意味する。
例えば毒の沼や、ベルキュロスの攻撃で帯電した地面などによるダメージを、
「地形からのダメージ」と呼ぶのは言葉の意味としては間違っていないが、
前者は毒の状態異常を発生させるエリアで、後者は地面に攻撃を設置するタイプであり、
システム上は「地形ダメージ」とは見なされない。
逆に、後述するようなモンスターに由来するダメージも「地形ダメージ」として扱われる例がある。
- 溶岩のダメージを防ぐ目的では火山でしか必要なく*1、
そもそも溶岩に触れたところで離れれば勝手に回復していくので、優先順位はかなり低い。
溶岩際での狩りのストレスを多少軽減する程度である。- しかし、古龍のナナ・テスカトリやテオ・テスカトルに剣士で挑む際は、
一転必須スキルと言っても過言ではないほど重要度は上がる。
彼らの纏う炎の鎧は近づくだけで体力を削られてしまうが、
このスキルがあればその影響を軽減することが出来るのである。
MHP2Gでは完全無効化が可能なのでなおさらだろう。- ただし、テオ・テスカトルの特異個体や覇種が纏う「龍炎ガード」は貫通するので注意。
これは"特殊地形ダメージ"、別の呼び方をすれば「火傷やられ」の類であるため。
- ただし、テオ・テスカトルの特異個体や覇種が纏う「龍炎ガード」は貫通するので注意。
- 火口深部に登場する紅ミラボレアス戦では生死を分けるスキルになりうる。
極限征伐戦にてLv1000以上の個体に挑むと、戦闘エリア全域で常時地形ダメージが発生する。
詳細は各記事を参照されたし。その性質上、剣士ガンナー問わず有用なスキルとなっている。
なお、火口深部のもう1つのギミックである溶岩即死はどうやっても防げないため注意。 - シャンティエン戦でもエリア2移動後の炎纏いなどに有効。
ただし、こちらは音爆弾などで妨害や無効化が可能であるため、優先度は低め。 - また、MHF-GにおけるG級ゲリョスが全身に纏う毒霧も、
毒効果と同時に地形ダメージを発揮するため、ある程度有効である。
なお本作において熱に由来しない地形ダメージは、
今のところこれと花畑の洞窟内に自生する植物くらいである。
- しかし、古龍のナナ・テスカトリやテオ・テスカトルに剣士で挑む際は、
- MHP2G時代の大活躍とは裏腹に、MH3ではまさかのリストラ。
まぁテスカト種がいなければ見向きもされないスキルではあるが…。
その代わり、暑さ無効【大】がこのスキルの効果を内包するようになった。
- MHFではMHP2以前とMHP2G以降の仕様が混じったような物となっている。
基本的にはMHP2までの仕様がメインとなっているため、
本来の地形ダメージを完全無効化はできないようになっている。
一方、一部モンスターの攻撃によって起こる地形ダメージや、
MHFオリジナル状態異常の1つ「火傷やられ(特殊地形ダメージ)」によるダメージについては、
モンスターにもよるが、P2G以降と同様に【小】で軽減、【大】で無効化が可能となっている。
関連スキル
鋼殻の護り
- 地形ダメージ無効と火耐性+10の複合スキル。
名前の通りクシャルダオラの防具で発動する。 - MHXXで再登場した際は、火耐性【大】、南風の狩人、細菌研究家の複合スキルへと変化。
しかし、地形ダメージ無効の効果は南風の狩人にしっかりと内包されている。
耐暑
- MH3での【大】とMHP3以降のものは地形ダメージ無効の効果を内包するようになっている。
南風の狩人
- MHP3以降の耐暑スキルにステータス上昇効果が付いたスキル。
炎寵
- MHF-Gにおいて、地形や耐暑を含む複合スキル。
ネコの火渡り術
- ネコスキルの一つ。MH3以降登場。
地形ダメージを完全無効化する。
MH2ではSP15貯めても軽減しかできなかったことを考えると、
ネコスキルでこの効果が発動するのは何か理不尽なものを感じる。
ネコの長靴術
- こちらもネコスキルの一つ。MH4にて、火渡り術に差し替えられる形で登場。
溶岩や龍炎に加え、毒や酸の沼によるダメージや冷水による氷属性やられなども防げる。