MHRiseで初登場したスキル。攻撃を当てた時にモンスターの注意をより強く引く効果。
MHW:Iでは「陽動攻撃」と言う名称で、全く同じスキルが登場していたため、そちらも併せて紹介する。
目次
概要
MHW:I
- 「陽動攻撃」の名称で登場。
攻撃を当てたとき、モンスターの注意をより強く引くようになるというものだが、
MHFにあった煽動と違ってダメージ軽減や武器倍率アップなどの特殊効果はなく、
単純に攻撃時のヘイトの上昇値が上がるだけの模様。- 何十回か攻撃したら連続で数回狙われたという報告もあるが、いまいち効果がパッとしないため
ダメージで発生なのか回数なのかなど、詳細は不明。
狙われたらラッキーくらいに思っておくべきだろう。
- 何十回か攻撃したら連続で数回狙われたという報告もあるが、いまいち効果がパッとしないため
- 本作に登場する一部のモンスターには「敵視」という
ヘイトを集める特殊システムが存在するが、本スキルは敵視の取りやすさには影響しない。
- 発動できる防具はマスターランク闘技大会の
ストーリークリア後に受注可能な2つ全てをAランク以上達成すると入手可能な「EX陽動の耳飾りα」のみ。
- Ver.15.01では新たに本スキルが発動する装飾品、陽動珠【3】が追加された。
マカ錬金にも追加されているので、確実に入手できる。
MHR(:S)
- MHRiseではスキル名が「陽動」に変更されて登場。今作では複数の防具や護石にも付与されており、
装飾品もLv1。発動条件もLv1で完全発動になっているので、発動はかなり容易になっている。
今作で各武器に実装された新モーション、特に鉄蟲糸技の中にはカウンター系のモーションが多く、
とりわけそれで自己強化が出来たり大ダメージを狙える武器種にとっては割と重要なスキルになり得る。- 今作では普通に攻撃した場合の2~3倍ほど狙われやすくなり、目に見えてターゲットを奪える。
ソロプレイにおいてはオトモガルクやオトモアイルーに一切攻撃が向かないほどのヘイトを稼ぐ。
「オトモを連れて行きたいが狙いが分散されるのはつらい」と言った場合にもオススメのスキルと言える。 - 付けやすくなったことを活かして、特定の一人が付けて陽動するのではなく、
特定の一人が付けないで他の3人にヘイトを集中させるといったような活用方法も可能。
間違って4人全員付けたらほぼ効果なしにはなってしまうが*1
- 今作では普通に攻撃した場合の2~3倍ほど狙われやすくなり、目に見えてターゲットを奪える。
- 但し完全に狙い切るには至らず、自分の手数が少ないと肝心の場面でオトモにタゲを取られる場面もあるし、
逆に自分の手数が充分であれば陽動なしでもほぼこちらのみを狙うくらいのタゲは稼げる。
またマルチだと元の数倍になったところで自分以外に自分のオトモ、そして最大で3人及びオトモ3匹が追加される。
つまり、たとえ1人しか発動者が居なくとも自分以外に7体ものタゲが存在することになるため
効果を感じるのは難しくなる。
このため手練になればなるほど不要となりうるスキルであるのだが、
一方で手練じゃないとそれはそれで回復したい場面でも自分ばかりを狙ってきて殺される場合もあり
発動するべきかどうかはかなり考えさせられるスキルである。
- Lv1スロットが余る場合に入れることになるが、今作のLv1スロットは空いているようで意外とカツカツ。
まず剣士ガンナー共通で積みたいスキルを見ればひるみ軽減がまず第一候補に挙がる。
そこから属性武器ならば○属性攻撃強化及び毒強化はLv1スロットで確実に火力を上げられる手段であり、
他にもアイテム消費率を抑える満足感に生存率を上げる気絶無効及び○耐性スキルも人気。
対オロミドロに限れば泥雪耐性、今作では少ないが風圧が気になる相手なら風圧も候補になる。
ここから更に剣士でも砥石使用高速化がまず優先され、
ガンナーなら反動軽減・装填速度・ブレ軽減と積むべきスキルは非常に多い。
またver3.00だと龍気活性装備が人気だが、これもLv1スロの数が限られる。
他にもver3.00で追加された高難度クエストの高火力に対抗するべく防御を積み上げる構成も支持されており、
陽動は少なくともこれらの候補を全て乗り越えた上での採用になるため、人気は高くない。
- また困った事に、稀に良いスキルとスロットの付き方をした護石に、オマケに陽動がついていることがある。
剣士ならそれほど気にしなくてもいいかもしれないがガンナーの場合は厄介。
自分は攻撃のタイミングが減り、剣士を余計に走らせかねないことになってしまっている。
そう、MHWorldで駆逐されたはずのマイナススキルのように
利用者にデメリットを与えるスキルとして君臨することがあるのだ。
このような場合、ガンナーだとマルチに装着していくのは勿論望ましいとは言えない。
意思の疎通が取れるならあらかじめ伝えておいたほうがいいだろう。
- MHR:Sでも基本的には無印Riseと同様だが、Ver.12で狙われることで効果を発揮する煽衛が登場。
特にガード性能の上限を超えてガードが強化されるガード武器や、副次効果である怒りやすさ上昇で
挑戦者など怒り条件スキルの早期化を狙う構成では間接的に採用価値が上がった。- またチューンアップの登場でへビィのシールドが復権したこともあり、
ガンナーでもシールド散弾へビィかつ煽衛搭載なら十分採用されうる。
散弾へビィでは剣士に近い距離での接近射撃になり、攻撃機会の減少も剣士を走らせることもさしてない。
ならば巻き添えでうっかり殴られるより、ガード性能を向上させつつ正面から狙われる方が安定する。
ただ、マルチでは同じく煽衛による高性能な受けを実現したいランスや片手剣が同席する可能性があり、
陽動での奪い合いで結局あまり変わらないこともある。過度な期待はしない方が良いだろう。
- またチューンアップの登場でへビィのシールドが復権したこともあり、
余談
- 「陽動」とは、相手の注意を引かせて本来の目的から目を逸らさせる行為を指す言葉。
元々は軍事用語だったが、現在ではスポーツや事件の捜査など様々な場面で使われている。
MHFにあったよく似たスキル「煽動」の方も対象の注意を引くと言う点では同じだが、
こちらは人々に宣伝や呼びかけをして特定の行動を起こさせるという意味で使われる点が異なる。