モンハン用語/背負い投げ

Last-modified: 2024-01-28 (日) 03:24:17

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現実世界における「背負い投げ」

  • 柔道における投げ技の1つ。その名の通り、相手を背中に担ぎ上げて投げ飛ばす技。
    亜流技に一本背負投(一本背負)がある。どちらも柔道の技の中で最も有名であり、代名詞ともいえる。
  • 内股と並ぶ定番技だが、有名な割には難しい技であり、
    これを単体で成功させるのは余程の事が無い限り無理な話なので、
    小技と組み合わせて確実に決める必要があるのだという。

モンハンにおける「背負い投げ」

  • モンハンでは、主にMHFにてキリン相手に使用するテクニックとして有名。
    キリンは肉質が硬い上に、弱点の頭・角が小さく動きが素早い面倒な相手なので、
    かつてのMHFでは睡眠や散弾、或いは地形ハメで倒すのが一般的だったが、
    この技を使う事によりソロでも討伐に持ち込むことができる。
    • MHP2G以前のメインシリーズでもこのテクニックは使用可能。
      ただし、MH4以降のキリンでは仕様変更でできなくなっている。
    • 知らない人も多いかも知れないが、実はMHP2Gの時代に流行ったテクニックだったりする。
  • MHP2G以前とMHFのキリンは怯み値が一定に達したときにキリンとハンターの向きが同じでないと
    ダウンしないという厄介な特性を持つ為、転ばせるのが大変であり、
    またダウンした場合も結構な距離を飛んでいくので追撃が面倒だが、
    リーチの長い武器で後ろから迫るキリンの頭を引っ掛けるように攻撃すると、
    向きが同じになる為ダウンさせ易く、
    加えて立ち位置の関係で飛距離も縮まるので追撃を加えやすくなり、
    結果として連続でダウンさせられるので討伐が非常に楽になる。
    要は怯みハメの一種である。
    • 「敵を背にして前方へ吹っ飛ばす」という光景が、あたかも柔道の背負い投げのように見えたので
      この名がついたのだと思われる。
  • この技を行う場合の最大のポイントは「背面攻撃一発で怯みを起こす」事にある。
    ダウン中にダメージ計算して怯むギリギリまでダメージを蓄積し、
    起き上がりと同時に背面攻撃で怯ませ…とすればいいのだが、綿密な計算が求められる。
    もう一つの方法としては「一撃で確実に怯む量のダメージを与える」事で、
    これならダウン中に全力で攻撃しても問題ない。
    角ではなく頭部に吸われた場合の事を考えると、頭部で怯む量のダメージなら尚申し分ない。
    しかしそれだけのダメージ量を与えられるのはメインシリーズではかなり限定された条件となり、
    結果的に剛力スキルを利用し火事場力+2で攻撃力を大幅に引き上げられる、
    MHFで運用できるテクニックとして知られる。
    上記条件を満たせるなら、MHP2Gまでのシリーズでも一応可能は可能。
  • 基本的に太刀で行うが大剣やガンランスにリーチの長い片手剣でも可能である。
    ただ、太刀や大剣の場合、当たり判定の問題で長リーチではやりにくい。極長だとほぼ不可能。
    攻撃力の高い極短だと怯ませやすいので楽だが、逆に背負い投げ以外だと戦い辛いという事態も起こる。
    また、難易度は高くなるが大半の近接武器種で行うことができる。
    狩猟笛や双剣でトライしている動画もあるのでチェックしてみるとよいだろう。
    近接武器以外では昇龍弓でも可能。
    なおもともとソロ専用戦術として構築されたものである*1ため、PTで行っている事例は非常に少ない。
  • MHF-Gの頃になると、このテクニックは全くと言っていいほど行われなくなった。
    これは全ランク(下位・上位・剛種)のキリンの体力等が弱体化し、
    普通に立ち回っても問題なく狩猟できるようになった事と、
    G級昇級以後は穿龍棍リーチ短モードでキリンの後ろから適当に殴っていれば、
    ダウンを繰り返して容易に討伐できてしまうためである。
    また、MHF-G10.1ではキリンがG級で登場したが、
    G級の怯みシステムの関係上、背負い投げは極めて難しい。
    • メリットがなくなっただけで、下位・上位・剛種では現在でも背負い投げをすることはできる。
      興味があるなら挑戦してみるとよい。

関連項目

モンスター/キリン
ゲーム用語/ハメ - この戦法は「怯みハメ」に分類される。


*1 PTなら上述したように地形ハメや大剣の睡眠溜め斬り、怯み無効+散弾で倒せばよい、という認識が一般的だったため。