世界観/ガーディアンズ

Last-modified: 2024-04-02 (火) 20:08:36

目次

概要

  • 一部のシリーズで登場する組織部隊。
    時折で朱色のラインが入った青い鎧と巨大なランスを装備した人を見かけるが、
    これがガーディアンズの隊員である。
  • 主な仕事は人間が犯す事件や事故の処理、街の治安維持や警備などで、
    現実世界でいう警察官に相当する存在である。
    また、ハンターズギルドの関係者ではないが、
    古龍襲来時等の非常時には、街の安全のためにハンターと共に出撃する事がある。
  • MH2やMHFでは、古龍の襲撃によってドンドルマが荒廃するイベントが時折発生する。
    この時の中央広場では様々な場所から出てきたガーディアンズが迎撃門へと走っていく。
    彼らと話すことは可能だが、立ち止まらずにそのまま走り去ってしまう。
  • ドンドルマのガーディアンズの場合だが、
    トップを務めるのは、ドンドルマのハンターズギルドのマスターを兼ねている大長老
    その下に隊長と呼ばれるランクの人物が2名つき、以下に多数の部下が従っている、という構造の組織の模様。
    • MH2とMH4Gの作中では2人の隊長のうち、セリフから察するに
      片方は体力自慢で実戦型、もう片方は知識が豊富な指揮官型、といった性格付けがされているようだ。
  • このガーディアンの制服を模した「ガーディアンシリーズ」という装備も存在する。
    なお、着用できるのは男性ハンターのみである。
    • また、ガーディアンたちの使用している武器を模した「ガーディアンソード」という太刀や、
      ガーディアンランスというランスも存在するが、これらはもちろん女性も装備できる。
  • MHW:Iではアップデートにより「女性でも使える」だけでなく「MHWプレイヤー全員に配布される防具」という
    シリーズでも類を見ない待遇を受けて「ガーディアンαシリーズ」が登場を果たした。
    初期から使える装備でありながら1部位で50という破格な数値の防御力に加え、
    スキルが四つも発動するという時期を考えると非常に強力な装備である。
    更なるアップデートでは色違いの「防衛隊αシリーズ」が追加された。
  • また、MHW:Iにおいてはミラボレアス戦の関係者としてガーディアン装備の面々が登場する。
    このうちよく見る事になるのは将軍の側近と思われる男女の2名だが、
    船内やシュレイド城では彼ら以外にも多数のガーディアンが確認でき、
    船内では編纂者たちからスリンガーを受け取り、装着・使用方法を教わっている。
    ただ、彼らは黒龍出現時には将軍の指示により退避してしまい、戦闘には参加してくれない。
    その代わりに彼らは出現前に各種の兵器整備を手伝い、急造の壁破壊直後は、
    戦闘中にもかかわらず撃龍槍の動作確認・整備を行ってくれる。
    もっとも実際に彼らが整備しているというよりは他のレザー装備の作業員が行い、
    彼らはその補助をしたり護衛についているということも考えられるが、
    どちらにせよ灼熱地獄と化していた城砦に赴き作業するのだから、
    彼らもまた常人ならざる勇気と覚悟を要する重要な役割を担っている。
    • 黒龍討伐後は上述の側近と思しき2名の部下が将軍の新大陸視察に同行しており、
      フィールドに視察に出た将軍曰くそれぞれ編纂作業とクラッチクローについて、
      調査団のメンバーから手解きを受けているとのこと。
      どちらも知りたいことを自ら考え、嬉々として出かけていったようで、
      将軍は「私には過ぎた者達だ。」と彼らを称賛していた。
    • もっとも、彼らが過去作のガーディアンズと同一組織なのかは不明。
      上述の通りガーディアンズはハンターズギルドは別組織なのだが、
      ギルドの要職に就いていると思われる将軍の部下となっていたりするので、
      ギルドとガーディアンズの間により密接な協力関係が提携されたか、
      あるいはガーディアンU装備の説明にあったギルドナイト達であるのか、
      様々な可能性が考えられるが明言はされてない。
  • MHSTのギルデカランにも、ガーディアンシリーズを装備した男性のNPCがいる。
    ただ、彼はハンターであることが明言されているため、実際にガーディアンズと言うわけはないようだ。
    ちなみに主人公であるライダーは、ガーディアンシリーズを作ることが不可能となっている。

街の守護兵

  • 恐らくシリーズの中で最も有名なガーディアン。ドンドルマの中央広場に居る。
    大長老の座す大老殿への大階段に立っており、資格なく立ち入ろうとする者を通さない。
    この時は「ランスで道を塞ぎ首を左右に振る」という専用モーションを行う。
    ついでに、その時のボイスが『ストップ!』と言っているように聞こえる。
    その様子を面白がって、用もないのに大階段を登ろうとする下位ハンターや非G級ハンターもいるとか。
    なお、大老殿に入る資格がある場合はこのモーションも見られなくなってしまう。
  • 平時のドンドルマには5人のガーディアンがいるが、地味に格が異なる。
    上記の人物と街門の人物は「街の守護兵」だが、
    大老殿にいる二人は「街の守護兵長」であり、精鋭が選出されている。
    また、夜のアリーナにも唄に浸る「見まわり守護兵長」が登場している。
    ちなみに古龍襲撃時に街を走っているのは全員「街の守護兵」の身分である。
  • 基本的に街にしか姿を見せないため、各作品のオンラインサービスが終了してからは
    ゲーム中で彼らに直接会う機会は長らく失われていた。
  • MHP3の祭りのムービーで久々に登場。
    ドンドルマの大老殿の門前にいた時と同様、集会浴場の門の前で仁王立ちしている。
    周りの人々が大はしゃぎしている中、1人だけ殆ど身じろぎ一つせずに突っ立っている様子は
    実にシュールである。
  • MH4Gでは過去の拠点であるドンドルマ復活に合わせ登場。
    ストーリー中盤付近で、イャンガルルガの狩猟クエストを依頼される。
    また他の隊員も大老殿や街の各所で警備を行っている。
    古龍が襲撃した際には筆頭ハンターと共に迎撃にあたった。
    • ちなみに街門の「街の守護兵」とアリーナの「見まわり守護兵長」はいなくなってしまった。
  • MHXでは「ドンドルマの守護兵」名義でココット村に登場。
    何やらココット村付近に古龍出現の予兆が見られたため、古龍観測所からの要請でココット村に派遣されており、
    村の安全確保や治安維持のために滞在しているとのこと。
    村に近付くモンスターの討伐を主人公に依頼してくるのだが、
    やはりイャンガルルガには強い興味があるらしく、MH4Gの時と同じくガルルガ絡みのクエストも依頼してくる。
    • なお、話しかけると例の動きで道をふさぐようにランスを構えてくれる。
      本人曰く『いつもの癖』とのことで、前述の首を振るモーションが
      今回は「ついやってしまった」感じにも見える。
      話しかける向きによっては、ハンターの脳天をランスでぶち抜いてしまうのは内緒。
    • あくまでハンターに伝達したという役回りなのか依頼人は彼ではなく、
      それぞれ「行商の青年」「古龍観測所連絡員」となっている。
  • XXではココットの村長の依頼を引き受けたタイミングで、ドンドルマから防衛の要請を請けてしまい、
    止む無く村長の依頼の狩猟代行を依頼する。
    曰く「いくつもの依頼をこなすのが無理なのは分かってるが、断ることができない(要約)」
    らしく、実は結構お人好しな事が伺い知れる。主人公ですかアナタは。
    因みにココットの村長の依頼とはG級イャンクックの狩猟
    ……つまり彼はドンドルマの要請が無ければG級大型モンスターを狩猟しに行っていた事になる。
    翻って言えば、彼はその道のプロであるハンターの中でも一握りしかいない、
    「G級ハンター」に匹敵する実力があると評価・認識されていると推察できる。
    古龍に対処するため派遣されている事からも察せられるが、彼はガーディアンズでも精鋭中の精鋭なようだ。
    ドンドルマには一体何が襲来していたのだろう…。
    • ちなみに彼の装備がハンターと同じガーディアンXシリーズと仮定した場合、
      防御力はグラビドXより硬い630/375(最大値は820/495)とかなりの数値である。
      スキルも砥ぎ師とガード性能2と挑発と比較的実戦向きなモノであり、
      実際にG級モンスターの相手をやってやれないことはない性能はしている。
      ついばみは怖いが。
    • ゲーム上存在しないためそのままドンドルマに留まることはなく、
      依頼達成後は御礼のためにココット村に戻っており、食材「大ドンドル豆」を届けてくれる。
      その後も「考えを改め、時には誰かを頼ることにする」「龍歴院のハンターに会えてよかった」
      と口にしたりと、何というかとても良い人である。

関連項目

武器/ガーディアンソード
武器/ガーディアンランス
防具/ガーディアンシリーズ
世界観/ドンドルマ
世界観/城塞遊撃隊 - こちらは砂漠の街ロックラックの防衛部隊
世界観/軍隊