MHST2に登場する拠点の1つ。
同作の主人公、そしてその祖父レドの故郷で、独自の文化が息づく南国風の村である。
概要
- MHST2の作中に登場する大陸の内海に浮かぶ孤島、ハコロ島に存在する小さな村。
ハコロ島が常夏の島であるため、このマハナ村も気温が高く湿潤な気候になっており、
村人の多くは全体的に非常に薄手で肌の露出が多い、特徴的な民族衣装を着ている。
また、大人の村人は身体のどこかしらに白いタトゥーが模様として刻まれている。
海上に組まれた桟橋の上に暮らしている住人が多い。
- 村内の様子を見る限り漁業が主要産業のようだが、果物を船に積んでいるらしい村人もいるため、
他の地域とは船を使った交易も行っているのかもしれない。
こうした点は、前作のハクム村がほぼ外界と完全に隔絶された環境で自給自足の生活をしていたのとは大きく異なる。
MHST2は、前作主人公の活躍などによってライダーと言う存在が世間に広く知られるようになった後の話であるため、
この村もその影響で以前より開放的な環境に変わった、と言った生活の変化があったのだろうか?- 当初はMHST2に登場する他の地域からの認知度は低かったが、
ストーリークリア後になるとルルシオンのとある住人が
「ハコロ島へ観光に行きたい」といった趣旨の発言をするようになる。
そのため、新たに観光もまた島の主要な産業の1つになったことがうかがえる。
特に語られていないが、認知度が上がったのは本作主人公の功績だろう。
- 当初はMHST2に登場する他の地域からの認知度は低かったが、
- 村人たちの服装や海上生活と言った点から、MH3で初登場したモガの村に印象としては近い。
- 「両手で相手の頬をゴシゴシとこする」と言う、一風変わった挨拶をする風習がある。
たとえ相手が血縁関係のある人物だろうと、初めて出会った相手であろうと、アイルーだろうと、特に関係はないようだ。
当然ながらマハナ村以外には存在しない挨拶のため、
いきなりこれをされた他の地域の人物は、あまりに突然のことに驚くことが多い。
- 前作の主人公の故郷であるハクム村と同じくライダーが暮らす村ではあるが、
ハクム村ほどライダーの数は多くなく、村人の中でも一部の人間しかライダーとして認められていない様子が覗える。
またこの村は単なるライダーの村と言うだけではなく、リオレウスに関係する古くからの言い伝えが存在しており、
時折リオレウスを奉る神聖な儀式を行う、独自の文化が根付いている。
村に入ってすぐの広場に、黄色い大きな灯篭を吊るしたリオレウスの像が置かれているのも、
この独自の文化を反映したもので間違いないだろう。
住民の各家庭にもリオレウスを模した凧が上げられている。
広場は村の中心になっており、付近にはクエストボードやイノリの壺が置かれているほか、
ネコタクアイルーやネコネクトさんも常駐している。
- 広場から南の桟橋を進むと、そちらには村の雑貨屋や武具屋兼加工屋が存在する。
この雑貨屋で売られているマハナッツリングは、ナビルーが特に気に入っているドーナツであるとのこと。
さらに南には桟橋に船が横付けされており、港のような形になっているようだ。
付近では水揚げされた魚を売るおばあさんがいるほか、少しストーリーが進むとメラルー商会も姿を見せる。- 雑貨屋でプレイヤーが購入できるアイテムは限られているが、背景の飾りとしては魚も売られている。
この魚、やたらとリアルに造形されており、対応する現実の魚が判別できるほどである。
とりわけ目立つ大きな2尾はシイラとシーラカンスだろう。もしや駄洒落だろうか
- 雑貨屋でプレイヤーが購入できるアイテムは限られているが、背景の飾りとしては魚も売られている。
- 広場の東側は村人たちの家が建ち並んでいる。
ひときわ高い場所にはこの村の長老のガラが住む家も建っている。
中に実際植えてあるのか彼の家の屋根にはヤシの木が突き出しているほか、
リオレウスを象った凧も複数揚がっている。
付近の海には漁をしているらしき村人たちの乗る小舟の姿も見える。
- 広場の北側にはそのまま砂浜に乗り上げたような状態の船があり、その上にMHST2主人公の家が建っている。
その隣の砂浜には厩舎があり、中にアプトノスがいるほか、付近の砂浜にはロアルドロスの姿も。
おそらくどちらも村のライダーが絆を結んだオトモンだろう。
このロアルドロスは普段寝ているばかりだが、終盤に危機が訪れると怖がる子供を守るように寄り添っている。
厩舎の前には、主人公の先輩ライダーであるケイナがオトモンのアフマルと一緒にいることが多い。
- 厩舎の横にある坂を登った先の高台には儀式場が存在する。
実際のゲーム内では初回以降は描写が省かれるものの、
ライダーが生まれてきたモンスターと絆を結びオトモンにするための儀式は、毎回ここで行われている。
すぐ近くには、この儀式場を管理しているらしいおじいさんもいるが、
彼からは特定の柄模様をしたモンスターのタマゴを見せてほしい、とのサブクエストが出される。
タマゴを孵化させる前に、なるべく彼からのサブクエスト依頼が出されていないかを確認するといいだろう。