目次
概要
- MHP3から登場したブナハブラ素材の弓。かなり序盤から作成可能。
素材の大半がブナハブラだけあって、一目でそうだと分かる赤みを帯びた有機的な外見が特徴である。
MHP3
- 一覧表
武器名 攻撃力 属性 属性値 スロット アルクセロルージュ 120 火 12 0-- アルクウノルージュ 130 24 0-- アルクドスルージュ 170 35 00- アルクセロブラン 120 氷 10 0-- アルクウノブラン 130 20 0-- アルクドスブラン 170 29 00- アルクセロジョーヌ 120 雷 8 0-- アルクウノジョーヌ 130 16 0-- アルクドスジョーヌ 170 24 00-
- 共通事項として会心率は5%、曲射は集中型、いずれもアルクウノから強化した時点で麻痺ビン強化がつく。
麻痺ビン強化はさすがブナハブラの弓といったところである。
攻撃性能としては物理攻撃力が全て均一かつ属性寄りだが、溜め射撃の内容は全部違う。
最終強化ではそれぞれ以下の通りに。
- 溜め段階一覧
武器名 溜め1 溜め2 溜め3 溜め4 アルクドスルージュ 貫通Lv2 連射Lv3 貫通Lv3 (連射Lv4) アルクドスブラン 拡散Lv2 貫通Lv3 貫通Lv3 (拡散Lv4) アルクドスジョーヌ 拡散Lv2 拡散Lv3 連射Lv3 (貫通Lv4)
- このように3種で溜め射撃の傾向が異なるのが特徴である。
刻竜武器のように属性を変えただけのマイナーチェンジに留まっていないことから、
モンスターの弱点属性を突くだけでなく、各々の性質に合わせた立ち回りが要求される。- ルージュはその火属性の高さから火に弱く貫通弓と相性が良いモンスター、
とりわけアグナコトル亜種キラーとして多くのハンターに愛用されていた。 - その一方でジョーヌは攻撃力、属性値共に王牙弓【稚雷】に劣っており
射撃タイプの違いを抜きにしてもかなり不憫な立場であったと言える。 - ブランも氷+貫通という組み合わせが有効な相手がほぼおらず、
対抗馬のエーデルバイスが強力なのでジョーヌに劣らず不憫。
ただし、訓練所のベリオロス亜種訓練にて火事場力+2・力の解放+1という強スキルで挑まされ、
上手く立ち回ればソロ0分針すら可能という見せ場も用意されている。- また、ハプルボッカ訓練では強化前のアルクセロブランが用意されており、
こちらも貫通矢強化・氷属性攻撃強化+1と良スキル。ソロ5分針を十分狙える。
- また、ハプルボッカ訓練では強化前のアルクセロブランが用意されており、
- ルージュはその火属性の高さから火に弱く貫通弓と相性が良いモンスター、
- 実は「その水、猛毒につき」を活用すれば下位の時点で全て最終強化可能。
ライバルの弓達が作成可能になる上位後半までは十分使っていける。
- 作成難易度の低さも然ることながら、スロット数を2つ持っているので
スキル構成の幅が広がりやすい利点もある。
MH3G
- 必要素材の1つである鉄鉱石が氷結晶に変更されたが、
タンジアの港に行けば「凍土の採取ツアー」を受注できるため、
やろうと思えば今作でも最序盤で作成可能。
G級強化に「アルクトレス~」が追加され、一発生産も可能。
アルクセロから数えると合計5段階もの強化生産が行われることになる。
- 溜め射撃の内容は前作のアルクドス~と同一のものを引き継いでいるが、
強撃ビンが没収されたので相対的に弱体化している。
活用するならせめて強撃ビン追加のスキルは発動させたい所。
とはいえG級強化も比較的早い段階で行え、さほど難しい素材は要求されない為
他の属性弓までの繋ぎ目的にしろ、楽に作成できる部類であることには変わりない。
- そして今回は更に差別化が図られており…
- 一覧表
武器名 攻撃力 会心率 属性 属性値 スロット アルクセロルージュ 144 5% 火 140 0-- アルクウノルージュ 156 5% 180 0-- アルクドスルージュ 180 10% 220 00- アルクトレスルージュ 216 15% 260 000 アルクセロブラン 132 5% 氷 220 0-- アルクウノブラン 156 5% 270 0-- アルクドスブラン 198 5% 290 00- アルクトレスブラン 228 5% 300 000 アルクセロジョーヌ 132 5% 雷 300 0-- アルクウノジョーヌ 144 5% 350 0-- アルクドスジョーヌ 180 5% 370 000 アルクトレスジョーヌ 204 5% 390 000
無駄に様々なところで数値が変えられているのがよく分かるだろう。
物理攻撃力と会心率にまでメスが入ったことで、属性重視の弓であると同時に
各々の個性の違いもより顕著なものとなった。
3者の中では平均的な性能のブランを軸に、ルージュは低い攻撃力と属性値を会心率で補い、
ジョーヌは随一となる属性値の高さで押しまくる格好となる。
また、スロットが3つと多く、スキルがつけやすいのも見逃せないポイント。- 最終強化のうち、ジョーヌは非常に高い属性値のおかげで雷属性弓の中でもトップクラスの性能を誇る。
溜め2の拡散3を連発して属性ダメージを稼ぐ戦法が主流になるだろう。
ブランは悪くない性能なのだが、溜め3が連射5で最初から強撃ビンに対応している
琥牙弓アルヴァランガに比べると使い勝手は一歩落ちるか。
とはいえ属性値では勝っているので、相手を選べば活躍できる余地はある。
ルージュだけは前作での強さの裏返しか月をも穿つ弓や強靭なハートの弓に真っ向から負けてしまっており、
更に言えば狂った高属性値の鳳凰が頂点に立っているため、
一転して3兄弟の中で非常に不憫な立場となってしまっている。哀れな…
ヘラギガス?ああ、いたねそんな奴
- 最終強化のうち、ジョーヌは非常に高い属性値のおかげで雷属性弓の中でもトップクラスの性能を誇る。
MHX
- 4シリーズではリストラされてしまったがMHXにて無事復活…
…と思いきやなんとルージュだけがリストラされてしまった。
ジョーヌは一発生産と派生の両方、ブランはジョーヌからの派生で作成することが出来る。 - 一方溜め段階はどちらの弓も変更されており、
どちらも溜め1と溜め2は拡散、溜め3は貫通となっている。
増弾必須の溜め4はジョーヌは貫通、ブランは連射となっている。
- 一覧表
武器名 攻撃力 会心率 属性 属性値 スロット アルクセロジョーヌ 90 5% 雷 10 --- アルクウノジョーヌ 170 10% 28 --- アルクセロブラン 110 5% 氷 12 --- アルクウノブラン 170 10% 31 ---
- どちらも麻痺ビン強化がついているので、麻痺を主体に動くなら選択肢に入る程度。
というのも、メインモンスターの素材から作られるライトニングボウと巨獣弓がどちらも貫通弓なのである。
一応属性値では上回っているのでどうにか差別化したいところなのだが、
ジョーヌは獰猛ジンオウガの素材を、ブランは当の獰猛ガムートの素材を要求される。
ジンオウガの弓もやっぱり貫通なので、麻痺ビンを生かせるかがこの弓の鍵となる。
MHXX
- 究極強化が登場。
アルクドスジョーヌが攻撃力260、雷属性34、溜め3・4が貫通4
アルクドスブランが攻撃力240、氷属性33、溜め3が貫通3、溜め4が連射4
共に会心率10%。
ついでにG級強化の段階でスロットが2つ空き、そこから1段階強化で3スロットに増加する。
Xでライバルだった属性貫通弓達がどちらかと言うと物理寄りに強化されていったため、
貫通強化等の物理系強化スキルを投げ捨てW属性や属性会心を盛っての属性運用という独特のスタイルを獲得。
溜め2が拡散なのも変わらずでエリアル適性もそのまま。
- 装填可能なビンにも変化はなく、麻痺ビン強化持ちなのも同じ。
曲射が集中型であるため、ブレイヴスタイル限定ではあるが、
スタン、疲労、麻痺と状態異常を3種を同時に狙えるようになった。
- 究極強化に激ラー素材や光虹翼を要求してくるのが若干痛いが、
そもそも究極強化前の7段階目でも3スロになるうえ溜め段階も変わらず、攻撃力が20、属性値が2or1低い程度。
属性偏重の運用法だと影響はそれ程大きくない。勿論、強化しておくに越したことはないが。
7への強化で甲虫種の重殻が必要になるが、確定入手出来るクエストやふらっとハンターがある。
大人気の雷電袋や瞬間凍結袋も要求されるが、入手機会は多い方なので作成難易度も低い。
MHRise
- ブナハブラの復活に伴い復活。派生もすべて復活した。
ルージュとブランはアルクセロから、ジョーヌはアルクウノから派生する。
また、派生させずに強化していくルートが新登場した。
- 一覧表
武器名 攻撃力 会心率 属性 属性値 スロット アルクウノノワール 200 20% 龍 24 111 アルクウノジョーヌ 180 15% 雷 29 2-- アルクウノルージュ 140 20% 火 28 21- アルクウノブラン 160 10% 氷 26 11-
- 溜め段階一覧
武器名 溜め1 溜め2 溜め3 溜め4 アルクウノノワール 拡散Lv3 拡散Lv3 貫通Lv4 (貫通Lv4) アルクウノジョーヌ 拡散Lv3 拡散Lv3 貫通Lv4 (貫通Lv5) アルクウノルージュ 拡散Lv3 拡散Lv3 貫通Lv4 (貫通Lv3) アルクウノブラン 拡散Lv3 拡散Lv3 貫通Lv4 (貫通Lv4)
- ルージュとブランは上位上がってすぐに強化が止まってしまうので、上位後半には力不足になる。
ノワールとジョーヌは他二つの派生より強いが、これは上位で二度強化されるため。
ただし、二度目の強化はいずれもHR7からであり、お手軽さは薄れている。- ジョーヌは溜め4に貫通5が出るので、攻撃力こそ百竜弓に20の差がついているが属性値は圧勝している。
手数と溜めレベルの両立が不可欠な事情が重なり、雷貫通弓はジョーヌの完成をゴールに考えても十分。 - ノワールは貫通が4止まりなので溜め4運用だと百竜弓に劣ってしまいがち。
とはいえ、素のスペックは強力で溜め3の時点で貫通4はあるので、3つあるLv1スロットと
カイザーなどの優秀な頭装備を活かしスキルを大量に盛れば十分使っていける。
これを逆手に、属性特化させて溜め3溜め4をぶっ放して回れば信じられない強さを見せつけるだろう。 - ジョーヌは溜め4に貫通5が出るので、攻撃力こそ百竜弓に20の差がついているが属性値は圧勝している。
MHR:S
- MR進出につき続投。
いつもの通りの属性値特化の低攻撃力だろうと思っていたが……
- 一覧表
武器名 攻撃力 会心率 属性 属性値 スロット アルクトレスノワール 310 20% 龍 35 111/3 アルクトレスジョーヌ 310 15% 雷 37 2--/2 アルククアトルージュ 310 20% 火 34 21-/2 アルククアトブラン 320 10% 氷 39 11-/2
- 溜め段階一覧
武器名 溜め1 溜め2 溜め3 溜め4 全て 拡散Lv3 拡散Lv3 貫通Lv4 (貫通Lv5)
- 虫弓どうした。まさかの古龍武器を上回る物理攻撃力を獲得しているぞ?
矢レベルは全部溜め4に貫通5が出て強化される。
ルージュとブランは数字が1つ多いが、これはMRで1回多く強化されるため。
ノワールだけは物理攻撃力で、古龍武器より下となる。 - ちなみに今作では物理攻撃力は溜め4の恩恵が減っているうえ、スキル周りの環境によって
物理攻撃力より属性値が高い方が候補に挙がる。
それなのに古龍武器より物理特化になっている、というオチがついてしまった。
- 例外はノワールで、Ver.15以前における龍貫通弓はより低属性値の古龍武器しかなく、百竜スロットが唯一Lv3。
こちらは最終的な武器の選択肢に入る強さを誇る。他に選択肢がないとも言う
体格がでかくて属痛竜珠が有効なラスボスの周回には最適だろう。
- 難点はこいつら全て貫通矢なのに強撃ビンに対応していないことか。
刃鱗磨きを発動させた接撃ビンで代用できる…と思うかもしれないが、
貫通矢に接撃ビンを付けると弾導強化Lv3があってもクリティカル距離が縮む。
物理攻撃力を諦めてビン無しでちまちまやるか、
身躱し矢斬り+刃鱗磨きに頼ってインファイトするかという立ち回りになってしまう。- 補足すると、溜め4の属性補正が大きくなっており、強弓珠で溜め段階を解放しつつ
属性スキル総出で火力を底上げして遠距離からばら撒く運用の方がかなり現実的。
特に雷のジョーヌはこれにより食われずに済むため、
会心スキルと属性会心、属性強化を携えて活躍したいところ。
麻痺ビン強化という個性があってよかったといえる。- 余談になるが、接撃ビン装填は『貫通矢という意味』では距離が縮むという意味で、
しっかり意識していればむしろ物理火力を跳ね上げてくれる。
弾導距離Lv3に接撃ビン運用が現実的でないといっているのではなく、
通常のビンよりも相手に近づくことになり慣れを要する、ということである。
- 余談になるが、接撃ビン装填は『貫通矢という意味』では距離が縮むという意味で、
- 補足すると、溜め4の属性補正が大きくなっており、強弓珠で溜め段階を解放しつつ
余談
- 上記の表を見ていただければ分かるように、アルクセロ系統は強化・派生バリエーションが非常に多い。
数の多さでは古ユクモノ弓(MHP3)の派生系などが一番多いのだが、
メイン素材が1種類のモンスターで統一され、かつ名前も統一性があるという点では
このアルクセロ系統が最も多いということになる。
- 名前にはフランス語とスペイン語を用いている。
スペイン語の数字で強化の段階を、フランス語の色でイメージする属性を表している。
アルク【仏】弓
セロ【西】0
ウノ【西】1
ドス【西】2
トレス【西】3
クアト【西】4
ルージュ【仏】赤
ブラン【仏】白
ジョーヌ【仏】黄
ノワール【仏】黒
- MHP3の体験版では、装備で弓を選択すると、アルクセロ系の武器を装備したブナハシリーズで
出撃することになる。
関連項目
モンスター/ブナハブラ
武器/虫武器
武器/ソニックボウ - こちらはカンタロス素材製の虫弓。