武器/プロミネンスボウ

Last-modified: 2024-03-30 (土) 23:59:56

目次

概要

  • 火竜リオレウスの素材から作られた弓。
    見た目は雌火竜リオレイア素材で出来たクイーンブラスターの色違い。
  • 初登場はMH2。
    P3では火の貫通弓枠担当として、新たにブナハ素材のアルクセロルージュが登場した事もあって
    火属性弓としての性質はクイーンブラスター系統の月穿ちセレーネと統合されて姿を消していたが、
    MH4にてそのルージュに取って代わる形で復活した。

プロミネンスボウ

  • 初登場時から一貫して火属性貫通弓である。
    装填可能なビンもこれまたほぼ変わらず強撃と毒である。いかにもリオレウスらしい。

MHP2G以前

  • MH2の頃は他の火属性弓が生産難易度の高い勇気と希望の凄弓ぐらいしかなかったため、
    使われることは多かったと思われる。
    しかしMHP2以降、イャンクック武器である鳥幣弓が登場したため、立場が怪しくなる。
    鳥幣弓はイャンクック素材しか用いないため作成難易度が低く、高い属性値を活かせる拡散型。
    さらに全てのビンを装填可能な上、スロット数も互角と、強力なライバルになっている。
    概ね火竜武器への繋ぎという評価の多いクック武器の中で、ここまで手強いのはこれぐらいではなかろうか?
    • もちろんタイプが違うので、それぞれ得意とする相手は異なる。
      特にシェンガオレンに弓で挑む際には心強い相棒になってくれるはずである。
  • むしろより強力なライバルとなるのはMHP2Gで登場したディアソルテアローだろう。
    あちらは物理期待値でこちらを大きく上回り、溜め3で貫通5が出る。
    属性値はこちらが上回るものの、その差は僅かに30。
    小数点以下が切り捨てられて属性部分の与ダメが変わらなくなってしまうこともままあり、
    差別化しようにもこのままではさすがに厳しい。
    • ios版ではディアソルテアローが制作不可であるため、
      火貫通弓としてのライバルは不在である。
      先のシェンガオレンやガノトトスなど、
      火貫通が有効なモンスターに対しては頼りになるだろう。
  • 溜め3のレベルはMHP2で貫通3、MHP2Gで貫通4と低めだが、装填数UPを発動させると話が変わってくる。
    溜め4はそれぞれ貫通4と貫通5になっており、大きく強化されているのである。
    基本的には溜め3メインで撃ちつつ、距離を取った時間がそのまま火力に変換されるのは、
    ライバルである鳥幣弓やディアソルテアローにはない強み。
    なお、装填数UPにスキル枠を取られる関係上、
    溜め3のディアソルテアローと溜め4のこちらの物理期待値はほぼ変わらなくなってしまう。
  • ちなみにリオレイアの弓とは違い、亜種や希少種の見た目をした弓には強化できない。

MHX

  • 今作では天開きヒュペリオンに派生させずにプロミネンスボウ系統のまま強化することができ、
    最終強化でダークフィラメントという銘になる。
    その性能は
    • 攻撃力210
    • 火属性16
    • 溜め段階は連射3-拡散2-貫通4(-貫通4)
    • 対応ビンはLV2強撃ビン、LV1属性強化ビン、ペイントビン、毒ビン
    • 曲射は集中型
    • スロットは2個
    後述の希少種・二つ名弓も同じ属性、矢タイプと曲射を持っている。
  • 性能は4系列の希少種弓と同じで貫通矢と噛み合わない高攻撃力低属性値のステータス。
    今作では属性強化ビンが装填可能なビンに追加されているが活きない上、
    さらにスキルが組み難いという環境もあって不利な立場に…。担ぐならなるだけ火力を盛っておこう。

MHXX

  • 今作では貫通矢の1HITあたりのモーション値が4から5へと格上げされている。
    そのためレウス弓三種は全てが他の火属性弓と張り合える性能となった。
    また火属性を弱点とするモンスターは巨躯または長躯なものが多く、
    貫通矢をフルヒットさせやすいのもポイント。
  • プロミネンスボウ系統は紅焔弓サウレ*1という銘となった。
    攻撃力300に火属性22とバランスが良く、スロットも2つで拡張性に優れる。
    LV2強撃ビンにもしっかり対応、溜め4を解放しても溜め3と同じ貫通4と、総じて扱い易く纏まっている。
    また製作難易度も3種中では最も低い。とは言え、やはり獰猛化素材や天鱗は必要になってくるのだが。
    火属性の貫通弓で性能のバランスもいいため、MHXXのレウス弓の中では特に持ち出す機会の多い弓だろう。

MHWorld

  • MHWorldでリデザインされた新たなるリオレウスの弓、火竜の強弓として登場。
    しかし鉄弓に素材貼り付けただけなのでぶっちゃけ手抜k
    プリンセスアローIから派生強化でき、最終強化で火竜の強弓IIIになる。
  • 攻撃力216、火属性240、会心率20%と、物理に偏っているがバランスの良い性能をしている。
    装着できるビンは姿が変わっても相変わらず強撃ビンと毒ビンと接撃ビン
    今作では矢の仕様が変わったため、万年貫通弓をついに脱した。
    今まで属性値とかみ合わない貫通矢に悩まされて来たが、ついにそれも終わり……!


    ……とはならなかった。MHWは弓の諸々の仕様変更で物理攻撃力が大幅に弱体化
    矢のタイプではなく弓全体で属性重視の環境になっていたのである。
    再び火竜の強弓は属性値不足に悩まされることに。
  • だが、それでも飛雷弓【羽々矢】のように、唯一の火属性弓という枠になれば、
    と思ってもそれはやはり叶わない。ジャナフアルカウスIIIという高い壁が立ちはだかっていた。
    こちらは会心率は-20%と、火竜の強弓と40%も差があるが、
    火竜の強弓より24高い攻撃力240、極めつけは150も差を付ける火属性390であった。
    スキルによって属性値を上限まで強化すると、強弓は310、アルカウスは510
    いくら会心率では勝っていても、属性値にここまで差が付くと属性会心運用ですらアルカウスに敗北する。
    ちなみに製作時期という観点から見てもこれまたブレイズボウIのほうが早い。
    もう火竜の強弓は泣いていい……

MHRise

  • リオレウスが続投しているにもかかわらずプロミネンスボウの文字が見当たらず、
    あれ?何処行った?などと訝しみつつ集会所上位のリオレウスを狩猟してみれば
    なんとリオレイア弓であるクイーンエテノルクからの派生であった。
    矢タイプも嫁の弓をそのまま受け継ぎ、溜め3、4が拡散の弓として生まれ変わっている。
  • 発売直後の時点ではプロミネンスボウII止まり。
    ヤツカダキ素材を要求されるので完成は集会所☆7にあがってから。
    その性能は
    • まずまずの攻撃力200
    • そこそこ高めの火属性21
    • 会心率0%
    • スロットLv1
    • 会心型
    • 対応ビンは接撃ビン、強撃ビン、毒ビン強化、麻痺ビン
    • 連射4-連射4-拡散3(-拡散3)
    • 百竜スキルは攻撃力強化II(+6)、属性強化【火】I(+4)、弱点特効【属性】
  • 素のスペックは優秀だし嫁の弓から毒ビン強化も受け継ぎ、強撃ビンに対応したところまではヨシとして
    肝心の溜め3と溜め4が拡散3のままなのである。
    溜め3溜め4双方同じ矢の種類である弓が案外少なく、スペックが優秀なので戦えないわけではないのだが、
    マスターハンターボウ禍ツ弓ノ幽鬼キューヌあたりとは強撃ビン、属性値を加味しても追い抜かれる場合が多く、
    溜め3が拡散5であるD=レクションあたりもかなり怪しく、水属性が少しでも通ると逆転される。
  • 百竜弓を拡散タイプにした場合、こちらの上位互換となるのも苦しい。
  • Ver.2.0でテオ・テスカトル素材を使っての強化先が実装。銘をダークフィラメントと変える。
    • 攻撃力210
    • そこそこ高めの火属性23
    • 会心率0%
    • スロットLv1
    • 会心型
    • 対応ビンは接撃ビン、強撃ビン、毒ビン強化、麻痺ビン
    • 連射4-連射4-拡散4(-拡散3)
    • 百竜スキルは攻撃力強化III(+8)、属性強化【火】I(+4)、弱点特効【属性】
  • 順当に強化されているが溜め3が拡散4に昇格。
    溜め4の物理、属性補正を加味しても溜め4拡散3より溜め3拡散4の方が強いため、
    強弓の羽飾りが不要であり、炎の封眼カイザークラウン等優秀な頭防具を装備出来る。
  • Riseの弓界隈を席巻している百竜弓の拡散タイプとの比較となると、
    溜め3同士では圧勝するが、溜め3VS溜め4では逆転され、剛射剛連射まで含めるとやや差が開くものの、
    強弓不要の利点を生かしたスキル構成の差で、このダメージ差はかなり詰めることが出来る。
    このため、百竜弓側が溜め3を撃つ比率が増えれば増えるほど
    ダークフィラメント側が優勢に傾いていくという状況。
    弓を使用したことがあるのなら分かるだろうが、
    溜め4が解放されている状態で溜め3を全く使わない立ち回りというのも色々厳しいものがあるため、
    一概に百竜拡散弓が勝るとも言い難い差となっている。
  • 百竜スキルは相手の肉質以外にも、弱点特効以外にどの程度会心率を盛れるかで
    攻撃力か属性強化のどちらが上になるか変わる。
    弱点特効【属性】は火属性の肉質が25以上という条件があるため、
    有効な相手、有効な部分がかなり限られてくる変わりに、属性強化より大きくダメージが伸ばせる。
  • Ver.3.0では魔導弓アルマデールの登場と百竜弓の強化により、有用な場面はなくなってしまった。
    それでも、一切の救いすら得られなかったコイツよりは遥かにマシだが

MHR:S

炎の神の如く、空高く黒煙巻き
上げ憤怒を散らす。猛烈に
熱く青嵐を燻す激情の
(炎撃弓フラム)

  • 続編サンブレイクでもやはりMRの最終強化が可能。
    MHXX以来の…とはやや違う名前炎撃弓フラムとして完成をみる。
    フラムと聞いてジャナフ武器と勘違いした人もいるのではないだろうか。
    • なかなか高い攻撃力350
    • 中堅の火34
    • 会心率0%
    • スロットLv1×1
    • 必要十分な百竜装飾品スロットLv2
    • 接撃ビン-強撃ビン-毒ビン強化-麻痺ビン
    • 連射4-連射4-拡散5-(拡散3)
    • 曲射は会心型
    順当に強化され、矢の特徴を無視して計算するなら物理期待値は火弓トップとなった。
    火の拡散弓としてみると唯一強撃ビンに対応している点も変わらず、高い物理を後押ししてくれる。
  • ……というわけにもいかないのが現実。
    MHR:Sで弓の溜め3・溜め4の物理補正が下げられ、対して属性補正が上げられたことが原因。
    溜め段階解放は属性・無属性問わずくっつけたほうがいいとされているのだが、
    この弓は相変わらず溜め4で矢レベルが下がってしまう溜め4で物理が下がる
    つまり、物理を持ちつつ属性をばらまきたいはずなのに溜め段階解放の恩恵が受けられず、
    ビンのおかげで強いには強いが中途半端な性能を発揮してしまう弓ということになる。
    • 火拡散弓としては嫁弓のクラリチェエテルノク改が非常に優秀で、
      強撃ビンがつかない代わりに溜め解放によって物理・属性をバランスよくばらまき続ける。
      気が向いたら毒ビン強化で相手をなぶれるオマケ付き。
    • また、属性特化の拡散弓なら新顔のトリニテ=Yが適任。
      攻撃310に溜め解放をしても最大3までと似たようなものだが、素で火54という悪魔のような数値を誇り、
      溜め3拡散5の補正により嫁弓の属性値を突き離す。また睡眠ビン・減気ビンによる搦め手も備える。
    どちらにも百竜スロットLv3が備わっており、○○特効のみならず弱点特効【属性】が入るのも大きい。
  • どうしてもこちらを使いたい場合は、いかに属性威力を発揮しつつ物理を引き上げられるかにかかっている。
    属性が主体となった弓であろうと、物理期待値は火属性拡散弓で最大である*2
    溜め段階解放がいらないという点をうまく活かし強力な一撃を叩き込むスキル構成、
    そしてそのスキルを全て活かすための立ち回りが要求されるだろう。
    どうしても愛がなければ使えないが、愛があればどうとでもなる
    • Ver.11現在、傀異クエストのアップデートに伴う傀異錬成の恩恵により
      物理・属性・会心・スロットなどを、専用素材さえあればある程度好きにいじれるようになった。
      溜めレベルは変わらないが上手く使えばもしかしたら光明が見えたりする…かも。
  • 一応フォローしておくとここまではMR解放後に生産できる強弓珠を前提としたが、攻略段階を考慮すると
    弓溜め段階解放は防御力の低い羽飾りが必要になるので安全面では採用できず、
    そうなると溜め3が上限となるのでMR1段階強化のダークフィラメント改が攻撃力330に火28となかなかの性能。
    拡散Lv4止まりではあるが、この時点の溜め段階解放無しの拡散弓は大体Lv4なので特に気にならないはず。
    そうやって攻略段階の火拡散弓として運用し、MR10になって強弓珠を作ったら
    後述の銀火竜派生に強化してしまえば無駄にならない。

天開きヒュペリオン

MH4

  • 今作では希少種素材を使った最終強化先として、
    レイア素材の月穿ちセレーネと対になる名称を持つ天開きヒュペリオン*3が追加された。
  • 今作の火属性貫通弓枠の担当にして、数少ない剛射弓の一つである。
    その性能は2時代と大きく変化していない。
    相変わらず増弾で出る溜め4が溜め3と同じ貫通なので、装填数UPが有効に作用する上、
    剛射も溜め3以降で使えばクリティカル距離が変化しないため扱いやすい。
    今作では貫通矢のモーションが下げられているため、高攻撃力低属性値という性能の本武器と噛み合わないが、
    スキルを揃えて畳みかけるように貫通矢をお見舞い出来れば十分補えるだろう。
  • 村クエストではこれを手に入れていると、ゲネル・セルタスとの戦いがかなり楽になる。
    ゲネル・セルタスは体型が四角く平べったいので貫通矢ならどこから撃ってもヒット数を稼ぎやすく、
    かつ脚や腕に阻まれずに胴体部分を攻撃でき、更に属性的にも弱点を突けるプロミネンスボウは
    アーチャーにとっては最適解となる。
    ただし同時に出てくる食料アルセルタス相手ではヒット数が稼ぎにくくて不利になるが……

MH4G

  • G級強化先として、天開きヒュペリオン改を経て宿命を告げるウラヌスに強化できる。
    昨今のラスボス武器の銘に引けを取らない、かなりぶっ飛んだ銘である。
  • 相変わらず唯一の火属性貫通枠であり、剛射弓。増弾も有効。
    攻撃力336に火属性200と上位から順当に強化されている。
    • 貫通矢強化、弱点特効に加え火属性強化+3が付くS・ソルZとの相性は抜群。
      モーション値が低く、今回不遇の貫通弓とはいえここまで火力を盛れば一線で使っていける。
  • この武器が一番輝ける瞬間は、今作のラスボスであるゴグマジオスへの挑戦時だろう。
    弓で挑むなら火属性は半ば必須であり、奴の巨体とは貫通の相性も良い。
    強化前のヒュペリオン改でもソロ討伐は十分可能なため、使いどころを見つけるとしたらここだろう。
  • ウラヌスとは天を意味し、空の王者から作成できる武器としては相応しい名前ではあるが
    最後がカタカナだったり全体的にラノベのタイトルっぽい名前だったりで
    別のモンスターのイメージを持った貴方は決して間違っていない。
    特に後者はモンスター自身は火属性を扱うし……

MHX

  • 天開きヒュペリオン系統は4Gと同じく宿命を告げるウラヌスが最終形となる。
    その性能は
    • 攻撃力230
    • 火属性14
    • 溜め段階は連射3-拡散3-貫通4(-重射5)
    • 対応ビンはLV2強撃ビン、LV1・LV2属性強化ビン、ペイントビン、毒ビン
    • 曲射は集中型
    • スロットなし
  • 通常種武器と同じく、貫通矢と噛み合わない高攻撃力低属性値のステータス。
    通常種武器と二つ名武器に挟まれる中でこの武器だけが装填数UPにより解放される矢のタイプが重射5となっている。
    重射5を持つのは対となる月創のアルテミスとオストガロア素材の呵責ナル弓星アヴィアのみで、
    前者は装填数UPが必要な点は同じだが、攻撃力でウラヌスに劣る上に強撃ビンに対応しておらず、
    溜め3がモーション値の高く弾強化の恩恵も大きい拡散4なので、重射をあえて用いるメリットが無い。
    後者は攻撃力が190と最終形としてはかなり低く、重射矢の特性と噛み合っていない。
    よって、これら3つの中で最も重射5を活かせるのは、宿命を告げるウラヌスという事になる。
    重射自体強い部類ではないが、貫通弓として使うよりも個性は出せる。

MHXX

  • 究極強化で澄天エイター*4という銘に。
    攻撃力330に火属性18に溜め3が貫通5と物理偏重型貫通弓で、特に攻撃力は火属性弓トップタイ。
    物理の通りやすい相手はもちろん、火弱点以外の敵を相手にする大連続狩猟などでも活躍が見込める。
    LV2強撃ビンに加えLV1・LV2属性強化ビンが使用可能だが、低属性値を考えるとそこまでありがたみは無いか。
    作成には当然G級リオレウス希少種の素材(獰猛化含む)が必要な上、
    最終強化に天鱗が2枚とかなりの難易度になっている。

MHW:I

  • 前作で泣きを見た火竜の強弓も、マスターランクに進出。
    新たに蒼火竜の剛弓に強化される。
    ただ、火竜武器に共通する特徴としてストーリークリア前は強化を一つお預けにされる。
  • クリアののち、MR70からはリオレウス希少種が登場し、最終強化が可能に。
    銀火竜の烈弓が完成するのだが、その性能はというと、
    • そこそこの攻撃力312
    • 並程度の火属性値330
    • 相変わらずの会心率20%
    • スロットも変わらずLv1×1
    • レア度12でカスタム強化は少ないが、パーツ強化に対応する
    といった感じに収まる。
    ……のだが、今作でも依然厳しい立場にあるのはそのままなのである。
    前作からの強敵であるアンジャナフ弓の蛮顎竜ノ火矢は同値の攻撃力に火属性450と相変わらず属性で上をいく。
    また、今作新たに登場したディノアローは火属性値390とこちらも属性値では上である上にマイナス会心はない。
    これら2つはどちらもレア度10であり、カスタム強化の幅が非常に広い。
    • ただ、大前提として本作では弓の属性補正が大きく下方修正されている
      それでも属性重視は変わらないのだが、前作よりは物理性能も考慮する必要もあり、
      その点を考えれば前作の苦境よりはまだマシになったと言えるだろう。
  • 会心率の高さを生かして、今作から追加された真・会心撃【属性】での運用は有効。
    これが発動するEXシルバーソルシリーズは会心率に関するスキルがないため、
    元より会心率を20%も持っているこちらの方が、他よりこの運用に適している。
  • Ver.11.01からはパーツ強化の6回目として銀火竜パーツが加わり、見た目を維持できるように。
    また、属性強化のパーツはルナティックアローの金火竜パーツなので、
    その見た目で火属性をばら撒く様はまるで月穿ちセレーネを思い起こさせる。

MHR:S

  • Ver.11で突如登場したリオス希少種夫婦。
    そしてやはり、銀火竜リオレウス希少種の弓も登場を果たす。
    MRに上がってから強化できる通常種のダークフィラメント改から派生で天開きヒュペリオン』に昇華。
    Rise時点の通常種武器と同様、希少種の弓としてこの形と名前に収まるのはMHXX以来となる。
    • 火弓ワーストの 攻撃力300
    • 王の意地か 火49
    • 突然どうした 会心率35%
    • 代償のスロット0
    • 百竜スロットLv2
    • 接撃ビン-強撃ビン …だけ
    • 拡散3-連射3-連射4-(連射5)
    • 曲射は会心型
    大空の王者はまさかの火連射弓として君臨してしまった
    もちろんこれは非常にいい意味である。
    Ver.11以前は火連射弓はアンジャナフの蛮炎弓ロギンアルクス改とエスピナスのローゼンズィッヘルの2張。
    これらはいずれも極端に物理が高く、逆に属性値が極端に低い特徴で弓使いの頭を悩ませていた。
    しかし、属性型として突如そこに割って入ってきたのがこの天開きヒュペリオン
    高会心低物理であるため、物理の補強をあまり考えない会心型属性特化弓として早速注目を浴びている。
  • 炎撃弓フラムと比較すると、状態異常ビンを失ってしまった点はやや痛いものの、
    溜め4が連射5ときちんと本作の環境に乗れており、あちらと異なり文句なしの属性重視型に仕上がっている。
  • 属性偏重のためライバルはいないも同然だが、挙げるとするなら蛮炎弓ロギンアルクス改だろうか。
    といっても攻撃力360 会心率ー20% 火20と完全に物理型であり、溜め2~溜め4もこちらと同じである。
    しかしながら、属性値に29というあまりに大きな差があるため、
    火属性が弱点のモンスターであれば、たとえモンスターの属性肉質が15程度であっても総合火力はヒュペリオンに軍配が上がる。
    ロギンアルクスの利点としては通常スロットがLv2-Lv1と多いことで、欲しいスキルに手が届きやすいため
    快適スキルを盛りたい場合はあちらが優勢となる。
    スキル自由度ではあちらに敵わないため、火力に全てを寄せたスキル構成にして差別化を徹底したい。
    • 同アプデで登場したシルバーソルシリーズは防具スキルの弱点特効【属性】に会心撃【属性】、
      さらに火属性攻撃強化と体術まで付いてくるこの弓にピッタリの装備になっている。
      防具視点から見ても会心強化系スキルは多いが、
      会心率そのものを上げるスキルに乏しいあちらの欠点を素で高めの会心率で補える為相性が良い。
  • ジャナフ弓の項目に詳細は譲るが、火連射弓3張は互いの不得手を埋め合える同志でもある
    肩を組み手を取り合えば素晴らしい狩りが約束されることだろう。
    • Ver.13では、傀異錬成が全体的にさらに進化し、
      同時にジャナフ弓も最終的に『攻撃345・火40』と破格の強化が成されることとなった*5
      当然こちらだっていろいろな強化を施すことが可能となっているが、
      物理で住み分けていたジャナフ弓がここまで強化されるとなると物理方面の補強は控えた方がいい*6
      幸いにもMHR:Sでは属性値を倍率で強化するスキルが豊富でありその中には弓と大変相性がいいものもあるため、
      順当に属性値を更に伸ばした天開きヒュペリオンが火連射弓としては最高の火力を発揮できる。

グロードボウ

MHX

  • 二つ名持ちモンスターの黒炎王リオレウスの素材で作成可能なグロードボウも加わり、
    本作では3種類のレウス弓を作る事が可能となっている。
    グロードボウは最終強化でグロードボウネラという銘を得る。
  • その性能は
    • 攻撃力220
    • 火属性20
    • 溜め段階は連射2-拡散3-貫通4(-貫通4)
    • 対応ビンはLV1強撃ビン、LV2属性強化ビン、ペイントビン、毒ビン
    • 曲射は集中型
    • スロットなし
  • 火竜弓の中では一番バランスがいいのだが、LV2強撃ビンに未対応と問題点も…。
  • モーション値の低さから属性特化が推奨される貫通弓のため、
    そこそこの火属性を持つグロードボウを属性特化で運用するのが最善のように思えるが、
    属性値とヒット数の関係上、属性ダメージは斬竜弓ブライドと横並びであり、
    おまけに向こうは溜め3がモーション値の高い連射型である上、
    LV2強撃ビンとLV1、LV2属性強化ビンに対応しスロットも1あるので、性能面では全く勝ち目がない。
    結局のところ、あくまで火属性貫通弓としての個性を活かしたいのであれば、
    攻撃力が高くLV2強撃ビン対応の宿命を告げるウラヌスを物理特化にするのが無難。

MHXX

  • 特殊許可G5までの素材を用いて究極強化することでシンヴァルツボウという銘に。
    その性能は
    • 攻撃力270
    • 火属性31
    • 装填数UPで出てくる溜め4が貫通5に強化
    • 対応ビンは変わらず、結局LV2強撃ビンに対応できなかった
    • 曲射もいつもの集中型
    • スロットも0のまま
  • 属性値が高いのは維持されているが、
    悲しいかなLV2強撃ビン未対応等々問題点はそのままである。
    属性重視のスキル構成ならば、長所を伸ばしつつ短所をカバーすることが可能か。
    特に物理の通りにくい相手に真価を発揮するだろう。
    • MHXと比べ属性が大幅に上がっているため、エリアルやブレイヴでの溜め2の拡散3運用での
      属性主体で大きく活躍するようになった。
      一方であまりの物理期待値の低さからボロクソに評されていたリオレイア希少種の弓が、
      この武器とは真逆のブレイヴ溜め2貫通弓として運用されるという珍妙な事態になってしまった。

関連項目

モンスター/リオレウス
モンスター/リオレウス亜種
モンスター/リオレウス希少種
モンスター/黒炎王リオレウス
武器/火竜武器
武器/クイーンブラスター - 嫁(リオレイア通常種)の弓。亜種、二つ名もこちらへ。
武器/月穿ちセレーネ - 嫁(リオレイア希少種)の弓。
武器/ライトニングボウ - 本武器をオマージュして作られた電竜武器。


*1 サウレとはバルト神話の太陽神
*2 Ver.12で追加されたカクツズィッヘルが攻撃力350、会心率15%となっているため、あくまで期待値だけ見ればトップの座はあちらに明け渡すことになった。
*3 ヒュペリオン(Ὑπερίων)はギリシア語で「高みを歩む者」という意味を持つ、ギリシア神話の光明神であるとされる。
*4 澄天(ちょうてん)とは澄み切った空という意味であり、エイターとはギリシア神話に登場する天空神アイテール(Aether)のことを指す。
*5 弓の特性に最適化させ属性面を最大強化した場合の数値
*6 攻撃強化にすると最大で攻撃320・火49。会心込みだと期待値は上回るものの、性能が似通るためスロットを持つ分あちらにスキル面で優位点が生じる