武器/ガマルケイン

Last-modified: 2023-11-05 (日) 07:08:02

目次

概要

  • MHWで初登場した牙竜種「ドドガマル」の素材を用いて製作される操虫棍。
    その見た目は月牙鏟(げつがさん)形状の鉱石武器にドドガマルの素材を張り付けた、
    皮ペタ汎用デザインの操虫棍になっているが、特徴的なのは刃の根元。
    ドドガマルの巨大な下顎を模した巨大な球がくっついている
    刃の刃渡りよりやや短い位の直径の球は横幅や厚みの面で相当なボリュームがあり、
    同じ汎用デザインの中では独自の異色さを放つ。
    もう刃が無くてもこの球でぶん殴れそう。

性能

MHW

  • ドドガマルが出現するのが龍結晶の地である為、出現は上位から。
    プケプケ棍である「ダチュラブレードI」から派生する。
    新大陸の武器では初めての素で爆破属性を持つ武器として登場する。*1
    しかも炎王龍や新モンスターの爆鱗竜など、爆破に縁のあるモンスターがいるにもかかわらず
    素で爆破属性を持つのはガマルケイン一本
  • 最終的にはテオ・テスカトルの「獄炎の龍鱗」も使いつつ、最終強化形ガマルケインIIとなる。
    その性能は、
    • 操虫棍最終強化中ブービーの527
    • 斬れ味は青30、匠Lv4から
    • 比較対象が少ないが……150の爆破属性
    • スロットは意外に面白いかLv2×2
    • 猟虫のボーナスは回復強化【スタミナ】
    斬れ味は匠で白がある程度出るならまぁ良くも悪くもなくぼちぼち。
    スロットはLv2が2個付いてるなら結構良い方。
    ただ、攻撃力と属性がかなり厳しい。
    • 攻撃力はこの一段下は属性偏重の武器と会心と斬れ味が良い代償に酷い攻撃力を背負ったヴァイス【悪】しかいない。
      実のところ中型モンスター武器は殆どガマルケインと同じ攻撃力にされており、
      ガマルケインだけ不遇というわけではないのだが、これだけ低いと良好なスロットでフォローしても難しい。
    • 属性値は、この武器が唯一の素で爆破属性を持つ武器であるので比較対象が無いとはいえ、
      麻痺や睡眠の操虫棍が覚醒込みで210、毒の操虫棍が390など持つ中でこの数値はかなり低い。
      • 他の武器種に比べて救いなのが、操虫棍の新しい猟虫アクション「猟虫粉塵」の存在。
        状態異常の粉塵をばらまくこのアクションと併用すれば幾らかは状態異常にする助けにはなるだろう。
        爆破の猟虫粉塵持ちが多いのも選択肢が多くていい。
  • 性能の高さで行けば様々な武器に後塵を拝してしまうが、
    爆破属性棍のライバルとしてはアイアンブレードの最終強化クロムブレードII。
    ガマルケインより一段高い攻撃力558に覚醒が必要とはいえ爆破属性が270出てくる。
    斬れ味もガマルケインと同等で、覚醒のスキル負担を考えても純粋な火力では勝てない。
    テオ棍やバゼル棍がいたらもっと悲惨な事になっていたかもしれない。
    • その後、アップデートにより炎妃龍のエンプレスケインが登場。
      エンプレスケインは素材によって3系統に派生するが、その全てで攻撃力がガマルケインを上回り、
      更に武器自体にスキルが付いている優れもの。
      特に攻撃力589、爆破属性210、会心10%、斬れ味素白を持つエンプレスケイン・冥灯は
      その性能だけでもガマルケインが太刀打ちできる点がないのに、
      操虫棍には大変ありがたい業物を武器自体が持つという逸品。
  • 中型モンスター武器らしい性能といえばそうではあるのだが、
    出てくるのが上位からとかなり遅いため攻略途中に使うこともできないのがネック。
    物理偏重な環境であるので、低属性な分物理攻撃力がもう少しあれば他の武器に肩を並べられるのだが。

MHW:I

  • 過去作におけるG級であるMRが導入されたMHW:Iで、強化先であるガマルウィザードへの強化ができるようになった。
    MR強化に合わせてベースとなる鉱石武器が変化してトライデントの形になる。
    MRではドドガマルはMR1から挑めるようになっているためガマルウィザードIへの強化は割とすぐにできるが、
    最終強化形ガマルウィザードIIへの強化には復活した砕竜の素材が必要なのでMR3が必要。
    その性能は、
    • 相変わらずブービー賞744
    • 斬れ味は白40、匠Lv3からが出ると、相変わらずここは悪くない
    • せめてもうちょっと伸びて欲しかった爆破属性210
    • スロットは1個が成長してLv3+Lv2の構成
    • 猟虫のボーナスはMRで統合された体力回復・スタミナ強化
    上位までと変わらず、脇を固める要素は悪くないのだが、いかんせん物理と属性が厳しい。
    MRではエンプレスケインの内2本がガマルケインよりも伸びていないため属性値としては悪くないようにも見えるが、
    攻撃力をカバーできる数値でもないので総合火力はやはりワースト。
    • 更に本作では上述した通りブラキディオスが復活したことによりディオスロッドが復活。
      最終強化形の爆棍エレクトロッドは爆破属性360と状態異常特化の高さの属性値を持ちながら
      攻撃力がガマルウィザードより一段高い。斬れ味が白しか出ないのが難点だが、
      ガマルウィザードは紫斬れ味でもほんのわずかしか物理期待値を上回れないので総合性能で行けばエレクトロッドが強い。
    • 上位からのライバルアイアンブレードの最終強化形クロムトライデントIIIは平均以上の攻撃力806に
      覚醒でエレクトロッドと同じ360の爆破属性が出る。斬れ味もガマルウィザードと同じくらいの紫が匠で出てくる。
    • エンプレスケインの中でもバランスに優れたエンプレスケイン・冥灯の強化形魂焔の龍戟・冥灯は
      攻撃力775、爆破属性240とやはりガマルウィザードより一段ずつ高い。更にスロットが強化されてLv3×2となったため、
      強みである拡張性も一歩先を行かれてしまった。
    • アップデートで追加された猛り爆ぜるブラキディオスの素材で生産されるディオスロッドの亜種砕光の黒曜杵は
      性能のインフレの影響を受け、属性値こそガマルウィザードよりちょっと低いが、
      圧倒的に高い物理攻撃力、素で紫が出てくる斬れ味、かなり拡張性の高いLv4+Lv3のスロットという
      ガマルウィザードどころじゃなく物理特化武器全てが苦境に立たされる化け物。
      これを作れる段階になると爆破属性はこれ一本でいいやと言われがち。
  • 上位から順当に強化されたといえば聞こえはいいが、
    いかんともしがたい火力の低さを抱えたまま順当に強化したため問題点も同じ。
    皮ペタなため、パーツ強化によってある程度攻撃力の補填もできるが、
    それでも他の武器に比べると見劣りしがち。

余談

  • ケインとは英語の「cane」の事で、意味は「杖」。
    同じく杖の意味合いのステッキとは多少のニュアンスの違いがあって、
    歩行時、登山時に一時的に使うものがステッキ、お年寄りなどが日常的に補助として使う杖をケインというようだ。
    世代によっては某黒いライダーのRとXが持つ武器の名前で定着しているかもしれない。

関連項目

モンスター/ドドガマル - 素材元のモンスター。
武器/ガマル武器?


*1 この他には鉱石武器の上位版で覚醒込みでしか爆破属性が使えなかった。