モンスター/バゼルギウス

Last-modified: 2024-04-13 (土) 21:27:27
種族
飛竜種(竜盤目 竜脚亜目 爆鱗竜上科 バゼル科)
別名
爆鱗竜(ばくりんりゅう)
異名
奇襲燎原
英語表記
Bazelgeuse
危険度
MHRise・MHR:S:★8
登場作品
MHWorld, MHW:I, MHRise, MHR:S, MHST2
狩猟地
古代樹の森, 大蟻塚の荒地, 陸珊瑚の台地, 瘴気の谷, 龍結晶の地,
大社跡, 寒冷群島, 水没林, 砂原, 溶岩洞, 翡葉の砦, 城塞高地, 密林, , 獄泉郷

目次

生態・特徴

特定の地域を中心に目撃情報が続発している大型の飛竜種。
極めて獰猛な性格非常に危険な特性を持ち合わせており、
出現時には最大限の警戒を要する特級の危険生物
全体的に丸みを帯びた大柄な体格と、身体の上面と下面で色合いが異なる巨大な鱗が特徴。
上面は黒みがかった黄土色の鱗が集まって大きな甲殻を形成しており、
首や尻尾の下側からは黒銀色の鱗が果実のように一つ一つ垂れ下がるようにして生えている。
胴体と一体化したような太い首に対して比較的小さな頭部を持つ。
肉食性の大型の飛竜種であるが、その割に比較的顎の力が弱く、
牙も特に鋭さや強度に秀でているわけではない。
顎に小さな突起が生えているが、これも基本的に武器として機能するようなものではない。
そして鋭い角や棘を有するわけでもなく、爪や尻尾、翼などにもそれほど攻撃的な発達が見られないなど、
巨体こそ誇るものの一見すると強大な様相はうかがえない。
そんなバゼルギウスを飛竜種随一の危険生物足らしめるのは、
先述した最大の特徴とも言える身体の下面から垂れ下がる無数の鱗である。
この鱗は「爆腺」と呼ばれる器官から分泌される体液が、空気に触れて表面が冷え固まる事で形成され、
刺激を与えると強烈な爆発を引き起こす性質を持つ事から「爆鱗」と呼ばれる。
この爆鱗は一つ一つが必殺の破壊力を誇り、複数個を纏めて炸裂させれば人家が丸ごと消し飛んでしまうほど。
さらにバゼルギウスの些細な動作でも簡単に抜け落ちてしまい、
周囲に撒き散らされた爆鱗が次々に爆発する事で瞬く間に一帯を火の海に変えてしまう
即ちこの鱗こそがバゼルギウス最大の武器であり、本種が《爆鱗竜》の別名で呼ばれる所以である。
勿論戦闘が長引くなどすれば一時的に爆鱗が尽きてしまう場合もあるが、
前述の通り体液から作られるものなので、ある程度の時間さえあればまた新しい爆鱗を生成する事が可能。
バゼルギウス本体が健在である限り、爆鱗の脅威が完全な意味で沈黙する事は無い。
バゼルギウスは前述した爆鱗を攻撃の軌道上に撒き散らし、
そこに自身の攻撃による衝撃を加えて爆発させるという戦闘スタイルを得意とする。
前述した通りに特別に武器と呼べるような部位は持たないものの、
その巨体と体重、高い身体能力を活かした肉弾戦は十二分に脅威であり、
更にそういった攻撃の後に遅れて爆発を起こすように衝撃を加えるため、各攻撃は見た目以上に広い範囲を巻き込む。
攻撃後の隙を突いて接近しようとしても、その遅れて発生する鱗の爆発に巻き込まれかねず、
迂闊にバゼルギウスに接敵する事は非常に危険である。
更にバゼルギウスは興奮すると一時的に身体を赤熱させる事がある。
この状態を赤熱化と呼び、この際には爆鱗の一つ一つまでもが熱されて赤く輝き出し、
衝撃を加えずとも抜け落ちた直後に爆発するようになる。
攻撃の前後、身体を少し動かしただけで次々と爆破の嵐が巻き起こるため、
本種への接近はより一層困難かつ危険が伴うものとなる。
なお、強敵との戦いでは口部の爆腺から体液を吹き付けて爆炎を巻き起こすブレス攻撃を放ったり、
いざという時には全身の爆鱗をその身に付けたまま一斉に炸裂させる荒業を見せる場合もあるという。
このような過剰とも言える爆破を主たる攻撃方法とする理由としては、前述の通り本種は咬合力が強くないため、
爆破によって獲物に外傷を与え、捕食しやすくするためという説が有力である。
飛行能力は低くないが上下への急制動が苦手であるらしく、空中での移動は滑空を主体とする。
羽ばたく回数が少ない分非常に静かに移動するため、巨体を誇りながらも自身の接近を獲物に気付かれにくい。
また、たとえそのフィールドの主級の実力者である大型モンスターや、果ては同種であっても、
遭遇すれば例外なく攻撃対象と認識して襲い掛かる場合が多い。
中でも多くの飛竜が直接的な交戦を避けるとされる轟竜ティガレックスにも、
爆鱗を撒き散らしながら躊躇なく襲撃を仕掛けることすらある。
この暴力性はその地に適合するというより、
その地の主たらんとするバゼルギウスの縄張りや獲物に対する並々ならぬ独占欲に起因するものであり、
一部の大型モンスターに見られる縄張り争いのように正面から激しく衝突する事は稀だが、
攻撃自体は強烈且つ徹底的であり、対象にとっては脅威そのものである。
またプライドの高さも相当なものがあり、古龍種やそれに匹敵するほどの強大なモンスターを前にしても、
簡単には退くことなく応戦を試みる。
好奇心が旺盛で、近隣で発生したモンスターの縄張り争いやハンターの狩猟などによる騒乱を敏感に察知し、
自らもその場に乱入するかのように飛来する傾向がある。
その行動範囲は非常に広く、新大陸においては「渡りの凍て地」を除いたほぼ全域で目撃された事例がある。
近年に至るまで現大陸での出現はほとんど確認されていなかったものの、
ある時期を境にカムラの里の近辺に出没した事を皮切りに目撃情報が増加している。
寒冷群島での出現や溶岩洞の洞窟内で遭遇したという報告も挙がっており、
本種の環境適応能力の高さが見て取れると同時に今後の動静について警戒されている。
また、ギルドでは被害報告が増えていることを懸念して本種の捕獲に力を入れている。
並大抵の大型モンスターを圧倒するほどの獰猛性と戦闘力を誇り、
獲物を見つければ爆鱗を周囲に撒き散らしながら飛来し、
周囲に存在する全てのものを爆破で巻き込みながら狩りを行う。
バゼルギウス自身も狩りや戦闘の際に周囲を省みる様子は一切見られないため、
環境や生態系にも大きな影響を与えかねず、そういった意味でも非常に危険な存在である。
この脅威性故に遭遇の可能性が少しでもあると判断された場合、
クエストの難易度と危険性が大きく跳ね上がり、受注が制限されることとなる。
上述したプライドの高さと縄張りへの執着心は相当なものであるらしく、
特級の危険生物として知られる恐暴竜イビルジョー金獅子ラージャンと遭遇しても、
一切臆することなく、むしろ縄張りを巡って激しい戦闘を繰り広げる。
縄張り争いにおいてもバゼルギウスの身体能力の高さと爆鱗の威力は武器となり、
戦いの中で恐暴竜に喰いつかれたり金獅子に掴み掛かられたりしても、
そのまま一方的に叩きのめされることはなく、爆鱗を爆発させることで反撃する姿が見られる。
このことから、あらゆる生物を捕食対象とするイビルジョー、そして際限ない破壊衝動を持つラージャンに対しても、
バゼルギウスは互角に渡り合うだけの力を持つとされている。
また別の一例として、悉くを殲ぼすネルギガンテの奇襲を受けた個体は、
完全に上から押さえつけられ執拗に首筋に食らいつく猛攻を受けながらも、
持ち前の機動力で一瞬の隙を突いて爆鱗による爆撃で反撃を仕掛ける余力を見せたという。
最後には抵抗も空しく滅尽龍に再び喰らいつかれ、爆鱗を撒き散らしながら諸共に墜落してしまったが、
古龍の中でもずば抜けた膂力を誇る滅尽龍の、その中でも強大な個体を相手に取っても
直ぐに逃げようとせず迎撃を試みようとする本種の爆鱗に対する自信と獰猛さは無謀と言えるほど。
しかしだからこそ、本種はその性質故に危険であるとも言えよう。
なお、イビルジョーとの縄張り争いの中では最後の反撃で胴体の爆鱗を全て消費していた事や、
隙を見せたラージャンに対し即座に全身の爆鱗を使った特攻を仕掛ける事、
そして悉くを殲ぼすネルギガンテへの抵抗として選んだ攻撃手段には躊躇いなく爆鱗を用いているのに対し、
そもそも顎の力が弱く、武器と呼べる程に戦いに特化したような部位も他に無いことから、
バゼルギウスという種はたとえ高い身体能力を持っていたとしても決定的な攻撃手段に欠け、
その驚異的な戦闘力は爆鱗に強く依存している事がうかがえる。
それを裏付けるかのように、現大陸では本種と怨虎竜マガイマガドが縄張り争いを繰り広げる様子が目撃されているが、
マガイマガドの巧みな空中機動によって押さえつけられ、爆鱗を使う間もなく撃墜されてしまっている。
バゼルギウスの素材は自身の爆鱗の炸裂によって生じる衝撃や爆炎などにも耐え抜く強度を持ち、
その性質を利用した防具は爆鱗竜の守護を直に受けているような耐久力を得られる。
また、爆鱗の生成に関わる重要な器官である爆腺を仕込んだ武器は、
それを操る事自体が捨て身と評されるほどの危険な破壊力を持ち、
使用者の破壊衝動を沸き立たせ、死をも恐れず周囲を瞬く間に焦土に変える修羅の武器として畏れられる。

概要

  • MHWorldにて初登場した飛竜種の大型モンスター。
    発売前には情報が公開されていなかったモンスターの1体であり、発売当初は情報が錯綜していた。
    MHWorldでは上位クエストから乱入を中心に登場するようになる。
    大抵は上位に上がってすぐに出会うことになるだろう。
    クエスト中に突然非ターゲットのモンスターが立ち去った場合、乱入フラグが立つ。
    特殊個体は下記の記事を参照されたし。
  • バゼルギウスに初遭遇すると、相棒の編纂者(受付嬢)から
    相棒 手強そうな飛竜です! あの異様な鱗は あまりにも危険ですよ!
    という、旧作のクエストを連想させる特別な警告セリフが入る。
    過去作経験者であればすぐに気付くだろうが、事実上イビルジョー枠の乱入モンスターである
    第1弾アップデートまでイビルジョーに怯えずに済むと思ったらこれである。相変わらずカプコンはドS。
    • とにかく神出鬼没の存在であり、汎用フィールドならばどこにでも飛来する。
      さすがに対古龍の時は来ないが、ドスジャグラスやオドガロンの巣のようなかなり狭い場所にも襲来する。
      しかもイビルジョーと違い飛竜なので襲来が早い。とにかく早い。
      ご丁寧に「飛来せし気高き非道」という専用の戦闘BGMまで用意されており、
      交戦時は汎用BGMが上書きされる優遇ぶり。
  • 遠目から見ると「なんか危なそうな奴がいる」といった印象を持つかもしれないが、
    近くでよく見ると、小さく丸みを帯びた頭部を持ち、発達した爪や牙、目立った角や棘などは有していない他、
    翼は細長く、体色は黄土色に近い色彩であるなど、全体的な印象は地味である。
    特徴となる要素も、首や尾の下に無数に生えた異様な鱗以外はこれといって見当たらず、
    一見すると強大な雰囲気はあまり感じられない。しかし、危険なのはこの鱗である
  • 異様な鱗は爆発性であり、時間経過か何らかの刺激に反応して赤熱化し爆発する
    その威力は戦闘能力の項で説明する通りの上、鱗はバゼルギウスのちょっとした動作で簡単に抜け落ち、
    広範囲にばら撒いて起爆させることが出来る。
    また、自身の体を赤熱化させ、鱗を起爆し易い光った状態に変化させることも可能で、
    この状態の鱗は、誘爆等はしないものの刺激を加えずとも落下後即座に爆発する
    この鱗がバゼルギウス最大の武器となり、プレイヤーやその周辺のモンスターは、
    バゼルギウスの襲来と共に容赦の無い爆破攻撃に苦しめられることとなる
    早い話、バゼルギウスは周囲に無差別に爆弾をばら撒き、周囲を理不尽に爆発に巻き込む、
    いわば"モンスター版爆殺厨"だったのである。
    幸い鱗一つ分の爆風はそのサイズ相応で、弾けた後は特に残り火などもなく消える。
    ただ撒かれる数が数だけに、特にガードできない武器では凄まじい恐怖感を味わうことになる。
    • 無数の爆弾を使うという性質上、強いというよりは迷惑で危ないヤツといった方がしっくりくるモンスターである。
      ラージャンを超攻撃的、イビルジョーを凶暴とするなら、バゼルギウスはシンプルに危険といったところか。
    • 小型モンスターを食べる捕食行動でも鱗を用いるが、その火力は明らかに過剰である
      獲物を狩る度に焼き畑じみた行動をするため、周囲はあっという間に焦土と化す。
      獲物を求めて好き勝手に飛び回る当人はともかく、周りにとっては大迷惑である。
      小型モンスターくらいなら普通に牙で噛み殺せそうだが、ウェルダンがお好きなのだろうか
      しかも、この捕食時は獲物を狩るために自発的に赤熱状態に移行している事が多く、
      あまつさえそのままの状態で食事を行うため、
      足元に今にも爆発しようとしている、赤熱状態の鱗が空気を読まずに落下し
      近接武器種ではとてもじゃないが隙として活用できない。
    • そんな常に爆鱗を撒き散らし続ける本種だが、
      ベースキャンプに赤熱状態の爆鱗が落下し、テント内で休憩していたオトモが吹き飛ばされたという報告もある。
    爆発性の鱗の見た目は黒く膨らんでおり、プレイヤー目線では手榴弾と印象が似ている
    ただし、後述する攻撃モーションからすると弾頭のほうが正確かもしれない。
  • なお、上述したように本来爆発物を投下して(小型モンスターを含めた)獲物を狩るという行為は過剰火力である。
    しかしその後発売された公式資料集において同種のこの捕食行動は飛竜種としては弱めの噛む力を補うためのもの。
    いわば獲物の肉を焼いて食べやすくするための「調理」を兼ねた行動であるということが判明した。
    つまり本当にウェルダンがお好きなのである。
    ゲーム中では基本的に空腹時は獲物を狩って捕食するため、案外胃腸も人間並に弱かったりするのかもしれない。
    ライバルのイビルジョーに比べ彼のほうがよっぽどグルメと言えるんじゃないだろうか。
  • 数々の狩場を敵味方関係なく爆撃していくバゼルギウスであるが、
    これまで縄張り争いをする程に激しく戦うような相手は存在していなかった。
    しかし、3月14日に行われた公式生放送にて初めて本種が縄張り争いを繰り広げる場面が公開された。
    今の記述である程度察した人もいると思うが、
    その相手はあろうことか乱入モンスターの大先輩、恐暴竜イビルジョーである。
    新旧強敵乱入者同士の夢の対決が実現することとなった。
    縄張り争い中、バゼルギウスは二度に渡って捕食されかけるが、こちらも爆鱗を一斉に炸裂させる事で
    イビルジョーに反撃、相手の拘束を解いている。
    この様子から、爆鱗は他のモンスターへの攻撃だけでなく身を守る為にも使用している事が分かる。
    また、各エリアの主たちは一方的に叩き付けられてもがいていたが、
    バゼルギウスは最初に喰らい付かれた際にはイビルジョーを蹴って振り解いていたり、
    再び喰らい付かれて叩き付けられても爆鱗で怯ませた隙に即座に体勢を立て直して飛び立っている。
    爆鱗の強さが特に目立つバゼルギウスだが、素の身体能力もかなり高いようだ。
    • そもそも本種はリオレウス等の標準的な飛竜種より一回り大きく、
      首周りが異常な程太い事もあり、
      ほぼ飛行しない種を除くと飛竜種としては最大級である。
      この巨体で悠然と飛行し続ける翼を持つ飛竜が非力なわけがないのだ。
  • ハンターがモンスターと戦闘状態になる事がエリア移動のトリガーになっている。
    他のモンスターと戦闘を開始するや否や、それを嗅ぎ付けてすぐさま戦闘エリアに飛んで来る事が非常に多い。
    またバゼルギウスのエリア移動中に戦闘していたモンスターを討伐、または捕獲した場合、
    発見時の咆哮と、エリア移動の合図となる咆哮だけしてそそくさと去っていくこともある。ハタ迷惑な話である。
    • この性質はMHW作中では触れられていないが、Riseでは登場ムービーにて少し言及されている。
      開発側からは好奇心旺盛な性格と言われていたことも。嫌な野次馬である。

MHWorld

  • 前述の通り、主に爆発性の鱗を武器とし、それを爆破させることで戦う。
    鱗はとにかく無数に撒き散らされるため、その分威力は配慮されていると思いきや、
    逆に直接攻撃のほうがダメージが優しいと思える程に、
    撒き散らされる鱗の1つ1つが文字通り必殺級の威力を誇り、
    たとえ上位の装備であっても、生半可な防具では1回の爆発でキャンプ送りという事も珍しくない
    ましてや下位の防具を着たままの状態でこの爆発を喰らおうものなら、
    体力が150あってもほぼ一撃でキャンプに強制送還されてしまう。
    しかも火属性が付加されており、火属性やられになってしまうのでかなり厄介。
    ブラキディオスの粘菌爆発のように無属性だろう…と耐性ガン無視で挑んで消し炭になったハンターも少なくないだろう。
    この根性殺しの要素もあるので、剣士で慣れない内は出来るだけ火耐性を高めておきたいところ。
    …まぁそんな段階での根性スキルは発動手段が当のバゼルギウスの防具しかないので、
    下位防具での初見なら根性殺しの前に普通に一撃だろうが。
    無論ガンナーであれば足元の爆発は喰らいにくくなるので多少は立ち回りやすい。
    • 食らわないようにしようにも、バゼルギウスの周辺では尋常では無い頻度で爆発が起こる。
      ガンナーならまだしも、接近戦が主体となる剣士が全てを避け切るのは至難の業であり、非常にタチが悪い。
      盾持ちでも懐に深入りしすぎると、自身の真後ろで鱗が爆発してガードを破られてしまう。
      幸いなのは、1つ1つの鱗の爆発範囲自体は然程広くないことだろうか。
    • 又、不動の装衣でゴリ押すことも一応可能だが、元々の高い威力に加えて火属性の攻撃である為、
      気が付けば瀕死でした、という事にも容易に成りかねないので、相性はあまり良くないか。
      逆に、転身の装衣なら爆発をノーダメージで自動回避してくれるが、
      回避した先で爆鱗の連鎖爆発が起き更に回避、という繰り返しで叩けない時間が長引くこともあるので、
      一概に最適とも言いがたい。
      どちらも一長一短だが、一番の欠点は両者共に強力故に効果時間がかなり短いことか。
      装衣を駆使した戦法の際は、スキル「整備」を発動させると良い。
  • 上記の項目の通り、鱗は通常状態赤熱化状態かで起爆の仕方が変わり
    通常状態では落下してもすぐには爆発せず、バゼルギウスやハンターが刺激を与えることで爆発するが、
    赤熱化状態では落下した途端に鱗が爆発する。
  • 主な攻撃は鱗を撒き散らしながら行う頭突きや、全身を使ったプレスなど。
    これらは、攻撃の直後に撒かれた鱗が爆発するという二段構えになっている。
    時には、上空を真っ直ぐ飛行しながら鱗を地上へと落としていき
    最後に急降下して地面に激突しつつ、その振動で落とした鱗を一斉起爆させるという、厄介な攻撃も仕掛けてくる。
    飛行しながら鱗を次々に投下していく様子はさながら爆撃機であり
    地上のプレイヤーは空襲を受けているような気分を味わうこととなる。
    なお、激突の際、周囲で振動【小】が発生するため、近くに爆鱗があると回避は困難である。
    頻度・精度ともに高くないため耐震はつけるまでもないが、着地点には注意が必要である。
    さらに、本体の急降下自体も誘導が非常にしつこい。
    ハンター目掛けて特攻機の如く一直線に突っ込んでくるため、爆鱗だけに気を取られていると危険。
    • 言うまでもないが、赤熱化状態では鱗が落下直後に爆発するため、どの攻撃も危険性が高まる。
      特に上空からの爆撃の場合、鱗が投下された途端に次々と爆発していくため、
      より空襲に近いド派手な攻撃と化す。
      それでも最後は急降下での特攻でフィニッシュするので、最後まで気を抜かないようにしよう。
    • 翼を広げながらのボディプレスだが、このモーションは実はギギネブラのアクションの流用である。
      思わず懐かしく思ったハンターもいた事だろう。
    • ちなみに、この爆撃攻撃はモンスターを捕食する際にも用いる事がある。
      空襲を受けているのはハンターだけではなかったようだ。
  • 鱗を使うだけではなく、前方に拡散ブレスを吐いてくることもある。
    飛距離は無いものの前方で爆散し、当然側に鱗が落ちていると攻撃範囲も広がる。
    • 吐かれるブレスは液体状に見えることから、
      恐らくは鱗の原料となる体液を熱で赤熱化、あるいは引火させて吐いていると思われる。
  • バゼルギウスの攻略には、鱗が通常状態か赤熱化状態かで立ち回りを上手く考えていくことが重要である。
    前述した通りに鱗の爆発の仕様が変わる関係上、バゼルギウスの攻撃の度合いも変わってくる為、
    慣れないうちはバゼルギウスの状態を観察しながら動いていくといい。
    • 平常時は外部からの衝撃が加わらない限り爆発しない事から、
      バゼルギウスは鱗を撒き散らしつつ肉弾攻撃を巻き込むように繰り出したり、
      立ち位置を変えながら鱗を撒き散らし、
      そこに前方狭範囲に拡散するブレスを当てる事で起爆すると言った、
      副次的な使用がメインとなる。
      この状態では、鱗の炸裂は攻撃後に遅れて発生するため、
      バゼルギウスの攻撃から逃げ遅れた所を、鱗の炸裂が狩る…と言った傾向に見られる事から、
      前もって攻撃後の隙を狙って接近して攻める事が比較的容易であるが、
      撒き散らしたものの、起爆できなかった鱗が残っている事がある。
      この鱗はこちらの攻撃でも爆発するので隙を狙う際はこの不発弾に気をつける必要がある。
    • 一方、赤熱化状態は打って変わって攻撃中や立ち位置変更等と言った、
      鱗を撒き散らす動作だけで広範囲爆破を巻き起こすという状態になり、接近が非常に難しくなる。
      また、攻撃とほぼ同時に爆発が起こるため、爆風の分若干攻撃範囲も強化されるのも脅威である。
      しかし一方で、撒き散らされた爆鱗は全て爆発して綺麗サッパリなくなるため、
      この状態では、下記の通り攻撃後の隙に素直に付け入って攻撃を加える事を行いやすい。
      つまるところ、棘が生えた状態のネルギガンテに近い戦闘スタイルと言える。
  • バゼルギウス最大の弱点として、
    爆鱗に極度に依存した戦闘スタイルである事が挙げられる。
    鱗自体は短時間で生成出来るものの、攻撃等で常に撒き散らすことで消費されるため、
    一旦使い切ってしまうと生成が完了するまで鱗を使った攻撃が一切出来なくなるのである。
    バゼルギウス本体の攻撃は鈍重、かつ直線的なものが多いため、
    爆鱗に苦しめられていたのが一転し、立ち回りが非常に楽になる。
    バゼルギウスの首下と尻尾をよく観察し、無くなった所を見逃さなければ一気に攻め立てるチャンスとなるだろう。
    • この点が強く現れているのが、上述したイビルジョーとの縄張り争いである。
      イビルジョーを怯ませ、攻撃を退けたのも鱗の爆発による物であり、
      胴体の大量の爆鱗を一斉消費することであのイビルジョー相手に大ダメージを与えつつ退かせているが、
      噛みつきや蹴りといった肉弾戦はあまり用いないうえ、
      攻撃手段も爆鱗、イビルジョーを振り払うのも爆鱗と、見事に爆鱗頼りの戦法を取っている。
      一回は蹴りのみで拘束を解除しているとはいえ、
      本種が爆鱗なしにはイビルジョーに対抗できない可能性は否定できないだろう。
      • ゲーム上では縄張り争いの仕様上爆鱗がある状態でしか発生しないのでそのようなことは見られない。
        そして演出で爆鱗を使い切ってしまう事から、争い後暫くは胴体に鱗が一切ない状態が続くため、
        こちらからすればイビルジョーによって重傷を負わされ、
        更に爆発の脅威も大幅に減って攻撃チャンスを作りやすいと一石二鳥の状態になっている。
        「あるものは全て使え!」とはこのことか
    • 特に狙いたいのが、前述した爆撃機のような上空から鱗を落とす攻撃。
      強力である一方、赤熱化している際は大量の爆鱗を一度に消費しているため、
      この攻撃を終えた時には爆鱗が0になっている、という事は珍しくない。
      よって、この攻撃を正しく対処出来れば、
      その後少しの間は攻撃チャンスを見出しやすいのではあるが、
      急降下着地時に震動が発生するので、狙う際は注意が必要である。
      また、特攻のタイミングで閃光弾で撃墜すれば胴体の爆鱗が消費された状態となる為、
      一気にダメージを与えるチャンスが生まれる。
      ただし、赤熱化状態でない時は特攻時に撃墜すると投下された鱗が起爆せずに残るためオススメはしない。
    • 供給源の1つである尻尾は、切断で分離する箇所に鱗が集中しているため、
      尻尾を切断出来れば鱗の脅威が減り、尻尾側からの攻めも狙いやすくなるだろう。
  • 特筆すべき点として、足元への攻撃や乗りでダウンすると鱗に余計な衝撃が加わってしまうのか、
    今ぶら下がっている鱗が全て爆発する。
    ダウンと合わせて二重に有利になるため狙っていきたいところだが
    足元はいつ鱗が落ちてもおかしくはない地点のため、慎重に狙っていきたい。
    • ちなみに乗り成功時のダウン時間は他の大型モンスター達と比べると明らかにかなり短い。
      閃光弾で撃墜して地面に落とした時よりほんの少し長い程度となっている。
      その為、乗るタイミングは鱗が生成された直後を見計らって狙うのが最も良いだろう。
    • 乗りによるダウンであっても、テトルーの大ツタホバクで拘束した場合は、
      この現象は起こらないため、赤熱している場合はポロポロ落ちてくる鱗を掻い潜りながら攻撃するハメになる。
      特に剣士については、テトルーのいるエリアでは乗りを避けた方が賢明である。
  • なお、こやし弾をぶつけるとすぐに移動するので、乱入されたらさっさとぶつけてお帰り願おう。
    もし忘れたら咆哮による足止めに加えて、高威力の爆鱗でまともに戦える状況ではなくなる。
    しかし、モンスターの攻撃はハンターにも他のモンスターにも入るという仕様を利用して、
    手強く倒せないモンスターとの戦闘の際はあえて乱入されたまま戦うのも有効かもしれない。
    これはバゼルギウスに限った話ではないが、本種の場合は特に、
    大量の爆鱗を撒き散らす戦闘スタイルの関係上、大型モンスターに対する攻撃力が凄まじいため、
    他モンスターの場合以上に検討の余地があるといえる。
    バゼルギウスの無差別爆撃から逃げている間に相手モンスターの部位破壊が済んでいたり、
    足を引きずり始めていたり、時にはとどめまでさしていく。
    プレイヤーの危機に颯爽と現れ爆弾で援護してくれるかのようなその姿は、
    一部のプレイヤーからは大型のオトモと呼ばれている。
    • しかしこちらに標的を向けたり、狙いのモンスターが立ち去った状況では
      とてもではないが上述のあだ名で呼んでいる場合ではないし、
      そもそもゲームシステムとして対複数戦を快適に行えるようにはできていないので、
      乱入や無差別爆撃自体を非常に邪魔だと思うプレイヤーも当然いる。
      乱戦状況以外にも当てはまるが、プレイヤーによる好き嫌いがはっきり分かれるモンスターと言えるだろう。
      実際、こいつは調査クエストにおける混入率も高く、
      戦闘しているエリアを狙って移動し確実に乱入するので嫌いな人は本気で嫌っている。
  • また、アイスボーン実装前はHR制限を解除するために必要なクエストとして、
    攻撃力が大幅に上昇した「歴戦の個体」のバゼルギウス2頭を相手取るクエスト、
    爆ぜる鱗を超えた道」というものがあった。
    歴戦の個体はただでさえ強力な攻撃力が更に強化され、
    単純なダメージだけなら歴戦古龍に匹敵、或いは上回るかというレベルにまで達する。
    特に通常時ですら脅威だった爆鱗のダメージが更に異常なレベルに引き上げられており、
    防御を固めた上位終盤の防具であっても一撃で体力100程度は軽く消し飛ばす程の馬鹿げた威力を誇る。
    その他の攻撃も全く手加減していないので、ちょっと立ち位置を間違えたりすると普通に死ねる。
    それまでに相対してきたモンスター達とは明らかに次元の違う攻撃力であり、
    即座にキャンプ送りにされ唖然とした…というハンターも多いと思われる。
    なお、肉質そのものはやはり柔らかめで同種同士の争いも積極的に行うので、
    攻め時を間違えなければ(特に剣士)案外あっさりと倒せる。
    後述するが、本種はストーリー中の任務クエスト進行には一切関わらない存在であるため、
    初対面がこのHR上限解放の任務クエストとなってしまった結果、
    不慣れな中その威力に蹂躙され、脅威と感じたハンターの数がかなり多かった模様。
    • このクエストでも同士討ちを狙うことでかなり楽になる。
      …どころか、それが正当な方法と言われるレベル。
      理由はバゼルギウスの性格上、たとえこやし弾で追い払ってもそれなりの頻度で再合流するので、
      こやし弾は追い払うのには使わずに移動した片方を追わせるように使用し、
      徹底的に同士討ちを行わせて体力を削れるだけ削ってしまったほうが良い。
      初見で交戦中に合流され、爆撃から必死に逃げ回って全く攻撃していなくとも、
      巻き込まれたもう片方が勝手に瀕死状態になっていた、ということも少なくない。
      なお、この手法は上述の通り他大型モンスターとの狩猟でも使える
      ある意味「あるものは全て使え!」の言葉を最も体現したモンスターと言えよう。
      ハンターからはどちらが落とした爆鱗か区別はつかないが。
      • とは言え弓が非常に強力なMHWにおいては、
        1頭ずつならこの時点で作れる弓装備でも比較的簡単に狩猟できる一方で、
        ガンナーでは不意の爆鱗で即死級のダメージを受ける為、
        ちゃんと準備をして挑むなら単独でうろついている間に射殺してしまう方が速い。
    • 大蟻塚の荒地のエリア1でバゼルギウスと戦うことが出来るが、
      ここで初期キャンプとエリア1の境目の崖に立つと特定の地点で滞空と待機を繰り返す挙動を取り始める。
      ここでボウガンを担ぎ、斬裂弾や徹甲榴弾等の
      距離減衰がなく遠距離でも消失しない弾丸を使うことでハメることが出来た。
      ある程度時間が立つと逃げてしまうが、「爆ぜる鱗を超えた道」ではバゼルギウスが2体出てくる。
      どちらかが逃げても片方が残っていればすぐに戻って来るためハメが継続できてしまう。
      更には同じ場所で待機し、攻撃していたら鱗を落とし、同士討ちを始めるため、MHWでのこのクエストは
      「ボウガンでちょっかいを出していたら瀕死まで持って行ける」という、
      HR解放どころか、一体倒したらクリアせずに帰還して比較的楽に素材集めが出来るという側面まで持ってしまった。
    • 尚、アイスボーン実装後はマスターランクの追加に伴い、本クエストはフリークエストに変更された。
      それまでは一度クエスト達成すると消えてしまっていたが、その仕様変更により何度でも挑めるようになった。
    • また、2018年7月6日からは、本種の歴戦個体が登場する、
      HRポイント救済のイベントクエスト「秩序なき者に明日は無い」が配信された。
      このクエストのメインターゲットは歴戦のバゼルギウス1頭のみであり、
      他に乱入してくるモンスターも居ない為、多頭での混戦になる心配は存在しない。
      しかし、言い換えれば当然ながら同士討ちは起こらないという事でもあり、
      高威力の爆鱗の雨を掻い潜りながら、地道に体力を削らないといけないので、
      ハンターによっては先述の「爆ぜる鱗を超えた道」より苦戦するかもしれない。
  • 物理肉質が全体的に柔らかい一方、属性に関しては全体的に通りがいまいち。
    一応、最大の弱点属性は雷で次点に龍と氷。仮にも炎使いということもあってか火属性はほぼ効かない。
    といっても肉質の柔らかさを突く為に、基本的には弱点の雷よりも強力な無属性武器の方が推奨されやすい。
    全身の爆鱗が頻繁に生え変わる都合上、強度に関しては劣りやすくなるということだろうか。
  • 破壊可能部位は頭部・両翼・背中・尻尾(切断)の計5か所。
    MHWのワイバーン骨格の共通事項だが、翼は両方とも破壊しないと報酬が出ないので注意。
    • やや横道にそれた話をすると、首部位の判定が非常に広い
      腹部側から見た場合、胸部だろうと爆鱗がぶら下がっている部位は首として判定されている。
      また、乗り攻防の際に胴体(背中)でフィニッシュ攻撃を行っても、実際は首判定の部位に当たっている*1
      …そして本筋に戻ると、あの巨体でありながら背中(胴体)として判定される部位がやたら狭く、
      かなり破壊が狙いにくい。
      それ故背中を部位破壊出来ると知らなかったプレイヤーも居たのでは無いだろうか。
      首部位の広さは先の通りだが、少し後方にずれても今度は尻尾判定になってしまうのである。
      乗り攻防で地形にぶつけた際のダメージも、きちんと背中に入っているのかかなり怪しい。
      そして、そんなやたら破壊しにくい部位の破壊報酬に宝玉が設定されていたりするわけで…。
      • 首も尻尾も肉質が柔らかめな部位なので、
        単に狩猟するだけならむしろ弱点が狙いやすいという嬉しい要素ではあるのだが…。
      • 操虫棍でエキスを取る時もこれがネックとなる場合がある。
        頭と爆鱗を生む首全体、同じく爆鱗を生み出す尻尾が根元まで赤、
        大きな翼、脚は大きくはないが付け根まで白エキス。
        つまり、橙エキスを取るためには非常に狭い背中に当てる必要がある
        腹の側は首と尻尾の付け根、脚に阻まれてマトモに腹を狙えない。
        一方背中はそれよりはマシとはいえ翼や首が邪魔で、
        (高台等が無ければ)一度高所に飛ばした後撃ち下ろして背中に当てる必要があるなど
        こちらも狙って当てるのは困難。
        赤白ダブルアップの運用は非常にやりやすいが、
        トリプルアップの運用をメインに戦っているのならば不慣れな戦いを強いられることになる。

MHW:I

  • MHW:Iでは特殊個体が追加された為、マスターランクでは通常個体は登場しない…のだが、
    ストーリームービーで導きの地を訪れたハンターと受付嬢を襲撃する姿を見ることができる。
    だがここで思わぬ相手が現れた事により…?
    • なお、MHW:Iでは通常個体が出現せず全て特殊個体に置き換わっているモンスターも多いが、
      ムービーにだけ通常個体が登場するというのは後のストーリーで
      イャンガルルガのムービーに登場するイビルジョーと同じである。
  • マスターランクの通常個体が存在しない関係で、新天地である「渡りの凍て地」、
    および新大陸中のモンスターが集まる「導きの地」での活躍は拝めない。
    バゼルギウスの暴れぶりを見られなくて残念と思うか、邪魔者が消えたと喜ぶかはプレイヤー次第。
    • 10月10日の大型アップデートにて導きの地に溶岩地帯が追加されたことで、
      特殊個体は導きの地で見ることができるようになった。
      当然といえば当然だが、やはり通常個体は出現しない。
  • マスターランクの探索でもたまに、こちらの歴戦の個体の痕跡が残されている。
    通常種なので危険度は2のままで、拾うと稀に竜骨が手に入る。
    ネルギガンテ同様使い回しの可能性が高い。
  • 公式が公開した「狩猟数の少ないモンスターランキング」において、
    上位までにしか登場しないモンスターの中で唯一ランクインをしている。
    なお、第2回では前作のラスボスであるゼノ・ジーヴァもランクインしている。
    マスターランクに上がってからは影が薄くなってしまったが、
    力の爪・守りの爪はマスターランクでも強力なアイテムなので、忘れないようにしよう。

MHRise

   弱肉強食 血煙飛揚 戦塵招くは 非道の乱入 情け無用 赤熱の凶漢
八方炸裂 阿鼻叫喚 弁え知らずが 横行跋扈
  • 事前告知は一切なかったが、2021年4月28日配信のver2.0アップデートにて唐突に実装された
    乱入も同然の形で作品に現れるという、ある意味でバゼルギウスらしい登場となったと言える。
    前作で堂々と告知されて追加された先輩たちとは対照的である。
    MHST2のPVの方にはいたのでネルギガンテ同様そちらにだけ登場すると思っていたライダー兼ハンターもいたようである
    • ただ、アップデート項目には「新たな乱入モンスターの追加」が本当にさり気なく挙げられており、
      追加モンスターの一覧も最後に「など」と記載され、未発表モンスターがいることは明らかで、
      乱入枠モンスターの実装を匂わせる表現自体はあったため、
      イビルジョーか本種どちらかの登場を予想するハンターもいたようである。
    • 実のところ2.0アップデートでバゼルコインを要求するブリゲイドS防具が解禁されるため、
      闘技大会をやりこんでいるハンターにはアプデをした後に防具作成メニューを見た時点ですぐ知ることになる。
      装飾品生産メニューを開いた時にも「強跳珠」の必要素材に爆鱗竜の翼が表示されるので、
      頻繁に加工屋に通うハンターからは割とバレバレであった。
      また、里クエストを全て終わらせていた場合も
      フゲンからバゼルギウスを含む里最終クエストの開放の知らせがあるため、
      吹き出し消化ついでで知らされることとなる。
    • 探索ツアーは当然、狩猟環境不安定となっているクエストならどのクエストでも乱入してくる可能性がある。
      更に今作ではラージャンにも同様の仕様が適用されている為、
      運が悪いとターゲット+ラージャン+バゼルギウスというカオスな状況に陥ってしまう。
      • 特にラージャンが確定で配置される「泥海へ手招く」でこの様な状況が発生しやすい。
    • これは探索ツアーで古龍が出現中であっても同様なので、場合によっては
      古龍と古龍級生物しかいないという難易度の高すぎる修羅場狩猟場になってしまう事も。
      • ちなみに、通常種が古龍種と同フィールド内で共演するのは今作が初となる。
    • ただし乱入してくるとは言っても、前作のようにハンターと他のモンスターの戦闘に反応して飛来してくる
      というわけではないので安心されたし。
      というか、メインターゲットが古龍以外のモンスターの場合はラージャン同様寝ていることすらある。
      周りの小型モンスターと仲良くお昼寝しているバゼルギウスの姿はなかなか可愛らしい。
    • しかしながら、続くVer.3.0アップデートにて実装された奇しき赫耀のバルファルク
      ハンターと他モンスターの戦闘に反応する仕様を、
      あろうことか即死級の大技付きにパワーアップさせた上で受け継いでしまった。
      爆撃機の横槍に怯えずに済むと思ったら今度はジェット機である。やっぱりカプコンはドS。
      しかし、あちらは気絶値が高かった通常個体と違って、
      攻撃の気絶値が何とオサイズチ以下にされてしまっているという調整を受けている。
      せめてもの良心かもしれない。
  • 「和」や妖怪要素の強いモンスターの多い本作では些か以上に異質な存在ではあるが、
    日本には炎を振り撒きながら駆ける車の妖怪「輪入道」「片輪車」や、
    空中を翔け、落ちた家は火災になるとも伝わる炎の妖怪「天火」といった妖怪がおり、
    バゼルギウスはこれらに見立てられなくもない。やってることは爆撃なのだが
    • 因みに上記の「天火」はバゼルギウスではなくリオレウスのモチーフであったようだ。
      また、バルファルクに与えられたモチーフは妖怪ではなく、
      災いの凶兆として扱われる事もあった「ハレー彗星」も含まれているという説明がなされていた。
      これを踏まえ、一部のプレイヤーからはバゼルギウスは妖怪という和の存在ではなく、
      和の世界を灰燼に帰すべく海の彼方から襲来した「爆撃機」、
      もしくは和の世界に異国から到来した「黒船」がモチーフに含まれているのではないか、とも考えられている。
  • 登場ムービーでは地上で暴れるティガレックスジャギィに誘われるように飛来。
    上空を旋回しながらお馴染みの爆鱗による絨毯爆撃で地上を荒らし回り、
    最後はティガレックスに突撃爆撃をかますという相変わらず迷惑極まりないものとなっている。
    • 相手にティガレックスが選ばれたのはフィールドが砂原という理由だけでなく
      モチーフに戦車が含まれているからかもしれない。
      バゼルギウスは爆撃機とも呼ばれているため、ムービーは空爆を受けた戦車が撤退する構図になっている。
    • 因みにムービー内でバゼルギウスの異名として示された「奇襲燎原」だが、
      これはMHWorld時代のフリークエスト「奇襲燎原バゼルギウス」から取っているものと思われる。
  • MHWorldでは怒り状態とは独立した状態変化だった赤熱状態だが、今作では怒り状態と同一の状態となっている。
    「興奮すると体温が上昇して赤熱状態になる」という設定に近い描写になったと言えるか。
    • 「専用の名称が付いた怒り状態」という意味ではラージャンの闘気化に類似していると言えるかもしれない。
      特定部位への攻撃を重ねることでダウンを奪える点も共通だが、こちらはダウンしても状態変化は解除されない点が異なる。
  • 本体の仕様はMHWorldとおおよそ同じで、行動速度にも特段の変化はない。
    一方で爆鱗については変更点が多く、
    • 一部攻撃に伴う爆鱗の飛び散り方がやや直線的に変化している。
      厳密に言えば、爆鱗が攻撃モーションの一部となったようで、必ず一定の位置に飛ばすようになっている。
      なおこの変更のせいで、World段階で存在した安全地帯がなくなっている。
    • ばら撒かれた爆鱗はハンターの攻撃で爆発しない。またバゼルギウスが衝撃を加えても即座には爆発しない。
    • 赤熱状態中に撒かれる爆鱗は着弾して即爆発ではなく、数秒置いてから爆発する。
    • 赤熱状態中の怯みや歩行、エリア移動で爆鱗が落ちることがなくなっている。
    などといった変更が加えられた。
    このため、あくまで「各種行動に伴って落下する爆発性の物体」という印象であったMHWと異なり、
    単に「時間差で攻撃範囲を補う攻撃モーションの一部」という趣が強くなっている。
    この「攻撃に付随して時間差の爆発が発生し、怒り時には爆発猶予が短くなる」というバトルスタイルは、
    ブラキディオスに近いものがある。
    • これらの変更によりMHWorldでのバゼルギウスについて回った、
      「攻め手を阻害する要素を取り除く」という戦略上の意味が薄まったためか、
      スタンや転倒によってダウンさせた際に全身の爆鱗を失うという要素もオミットされている。
      また、本体についても全く何も変わっていないというわけではなく、
      リオレウスのように低空飛行でハンターとの距離を詰めながら爆鱗を飛ばすモーションや、
      爆鱗を伴ずに火炎放射を繰り出すモーションなどが追加されている。
  • 前作でも多用してきたボディプレスについては、体を起こしながら直下に爆鱗を落とす形ではなく、
    体を起こし終わるあたりでやや前側に一気に爆鱗をばら撒く形に変更になり、
    またプレス時に発生する振動が足元のみとなったことで攻撃を加えやすくなった。
    足元だけは耐震Lv3が無いと長時間よろめくので、回避等で潜り込んだりすると危険。
  • 爆鱗を使い続けると切らしてしまうことがあるのは前作と同様だが、徐々に補充されていく形だった前作とは違い
    切らすと間もなく咆哮を行いそれと同時に新たな鱗が一気にブワッと生えてくるようになった。
  • 通常種の必殺技である、爆鱗をバラまきながら飛行し最後に突撃してくる起爆着陸の挙動が変更されている。
    MHWorldでは同じ場所を往復した後突っ込んでくるという技だったが、
    MHRiseではハンターめがけて地面スレスレの超低空飛行で突進した後上空に舞い上がり、
    ハンターに向かって飛行しながらその脇に爆鱗を撒いていき、
    最後にハンターへ突っ込むというものになっている。
    予備動作の飛行はかなりしつこく追いかけてくるため、
    爆鱗を嫌って無理に範囲から逃げようとするプレイヤーが狙われると被害がかなり拡大する。
    • また、この攻撃中は閃光玉で墜落しない
      怯みこそするものの、予備動作をキャンセルしていきなり正面へ突っ込んでくる
      チャンスだと思ってMHWと同じ感覚で閃光玉を投げると面食らうので要注意。
      予備動作が長く事故りやすい攻撃をさっさと終わらせられるので、
      性質を把握した上で閃光玉を投げるのは十分選択肢として有効である。
      ただし飛び立った直後ハンターに向かってくる直前なら閃光玉で墜落させる事が出来る。
      上手く墜落させればチャンスなのだが、前者はタイミングがシビアで
      納刀が早い武器種でも難しく、後者は失敗すれば閃光で見えない最中に突撃される。
      • 一方で雷毛コロガシをぶつけて怯ませるときちんと墜落する。
        外した時のリスクは大きいが、空爆対策で温存するといいかもしれない。
        雷毛コロガシが生息していない砂原では利用できない点には注意。
    • 初見だと分かりにくいが、この飛行突撃、攻撃判定は胴体部分と爆鱗の爆発部分のみで、
      地面スレスレまで下がっているはずの翼には攻撃判定が発生していないので、案外避けるのは簡単。
      突撃直前まで軸合わせしてくるが、バゼルギウスに対して直角に右か左へ転がればほとんど被弾することはない。
      逆に言えば翼に対してカウンターアクションを取ろうとするとスカされる。
      • ただし、突撃後は止まりきるまで当たり判定が存在するので避けた後の近接攻撃には注意が必要である。
  • 今作では拡散ブレスを使用せず、代わりにリオス種のような単発火球ブレスを習得した。
    遠くにいれば安全と高をくくっていたらブレスが飛んできて驚いたハンターもいたのではないだろうか。
  • 爆鱗を周囲に撒いた後、着地しながら起爆するという技が追加された。
    アイスボーン経験者なら見覚えがある行動であり、
    かなり簡易的ながら紅蓮滾る大爆撃と似たモーションである。
    ただしあちらと違い、爆鱗をばら撒く範囲が狭くまた直下もゆったりとしたプレスのみの為
    ばら撒かれた後にその範囲外に出ればそれ程強力な攻撃ではない。
  • 今作では看板モンスターであるマガイマガドとの縄張り争いが存在する。
    モーションはリオレウスvsマガイマガドのほぼ流用となっており、
    鬼火を駆使した空中戦を仕掛けるマガイマガドに対して火球ブレスを放ち火やられ付のダメージを与えるが、
    そんな攻撃に一切動じないマガイマガドに、地面に叩きつけられたバゼルギウス側が大きなダメージを受け、劣勢に終わる。
    • ちなみに、MHW:Iのムービーでは悉くを殲ぼすネルギガンテと似たような空中戦を繰り広げる一幕があり、
      この際は取っ組み合いながら爆鱗を振り撒き反撃を試みている。流石に通用せず墜落させられてしまうが。
      縄張り争いで細かい差分を製作するコストを考えると流用は致し方ない部分もあるものの、
      空中戦においてこのような形で爆鱗を活かす姿が見たかったものであるが、
      マガイマガド自身も鬼火と言う名の爆発物を駆使する事から、
      爆発という現象そのものに対して何らかの耐性があった可能性は十分考えられる。
    • よく見ると他のモンスターとはダメージを受けるタイミングが異なり、
      地面に激突した時ではなくその後投げ飛ばされて地面にぶつかった時にダメージを受けている。
      激突と鬼火爆発までは持ち堪え、その後の追撃まで含めて初めて有効打となった……と考えれば
      ある程度は面目も保たれたと言えるか。
  • サンブレイク配信直前の6月29日アップデートでは、新規の縄張り争いが追加された。
    相手はイビルジョーと同格のポジションに位置する、あの古龍級モンスターの大先輩、金獅子ラージャン
    縄張り争いの流れとしては、前半はラージャン側の対リオレウス等のものと同様で、
    バゼルギウスがラージャンの頭を小突いて怯ませた後飛行するところをラージャンが尾を掴んで地面に叩きつけ、
    バゼルギウスがダメージを受け、爆鱗が地面に数個落ちる。
    更に地面に叩きつけようとするラージャンだが、その瞬間に爆鱗が爆ぜて地面を転がるように吹き飛ばされる。
    ラージャンの拘束から抜け出したバゼルギウスは、体勢を立て直す前のラージャンに空中から必殺の突進爆発攻撃を行う
    ここでラージャンがダメージを受けつつも反対方向に跳び上がり、お互いが見合った状態で縄張り争いが終わる。
    終わった後はラージャンが火やられ状態となる。
    どちらが操竜待機状態になるかついてはランダムらしく、
    バゼルギウスがなる場合とラージャンがなる場合のいずれも存在する。
    • 縄張り争いが始まる前にラージャンは怒り状態、バゼルギウスは赤熱状態となる描写がある(争いが終わると解除される)。
      この点はMHWorldのイビルジョーとバゼルギウスの縄張り争いを彷彿とさせる。
    • イビルジョーとの縄張り争いでは爆鱗の1個や2個の爆発でイビルジョーが動じていなかったのに対し、
      ラージャンとの縄張り争いでは通用し、転倒を奪う事が出来たという事実から、
      爆鱗がバゼルギウスにとって強力な武器である事に変わりないという事実を改めて実感させられる。
      しかし逆に、イビルジョーの場合は拘束を蹴りで一度脱出し身体能力のみでも一応は抗える事が出来たのに対し、
      ラージャンの場合は尻尾を掴まれ軽々振り回される関係上、
      イビルジョーとは違い爆鱗が無ければ一切の抵抗も出来ず他の飛竜と同じ末路を辿ってしまう可能性が否めない。
      やはり体格や戦法によって各々の個性が表れる…そんな事を実感させられる縄張り争いであった。
      両者との縄張り争いの内容を鑑みると、バゼルギウスは3種の中で唯一飛行能力を持ち、
      なおかつ全身を甲殻で覆っていることによる高い防御力と、
      四肢や尾、牙のいずれも用いないを攻撃手段とできるため、
      多少不利な状況からでも反撃に転じることができるのが強みであるようだ。
  • 弾弱点は翼のみに変更。頭と胴体の弾肉質は25と非常に硬くなっており、
    前作と比べて貫通弾で簡単に、とはいかなくなってしまった。
    また、怒り状態になると翼が硬く尻尾が軟らかくなる。
    • ただそれでも肉質硬化によるタフネス向上よりもハンター側の強化が上回っているのか、
      貫通弾だとしても普段は適当に狙い、ダウン時のみ弱点を貫く程度でも早期に捕獲できてしまう。
      貫通弾のクリティカル距離が対バゼルギウスで比較的立ち回りやすい距離なのも追い風だろう。
      状態に応じて狙う部位を変えれば弱点特効も採用の余地はある。
  • また、斬裂弾との相性はかなり良い。
    バゼルギウスの頭部の切断肉質はなかなか柔らかい60だが、怒り状態になると驚異の80になる。
    適当に頭に斬裂弾を撃っているだけで異常なまでに怯んでくれる。
    もちろん全弾頭か尻尾に命中させることができるくらいの腕前が必要だが。
    また、Ver.10では威力が下がってしまったのでこれだけで討伐するのはかなり大変になってしまっている。
  • MHWでは操虫棍で橙エキスを得るのが難しかったバゼルギウスだが、MHRiseでは脚部分が橙エキス採取に変更。
    猟虫ボーナスに2色取り可能な物もあり、上記に関する背中を当てないといけない困難さはほぼほぼ解消されている。
    白橙2色揃えで耳栓効果が発動するようになり、設置される爆鱗に対しては
    ジャンプという選択肢が元々存在している事もあり、相性は良くなったと言える。
  • 時間差で爆発する爆鱗と翔蟲受け身が絶妙に噛み合っており、
    被弾後焦って受け身を取ると直後に爆鱗の爆発に巻き込まれやすい。
    そこでさらに受け身をとってさらに巻き込まれるなんてことも
    爆鱗の位置と状態を把握出来てない場合は下手に受け身を取らない方が賢明かもしれない。
    • また水没林陸地エリアとの相性が絶望的に悪い
      • 射出された爆鱗が草木に隠れて見え辛い(特に夜間)。エリアの端に吹っ飛ばされるとさらに見え辛くなる。
      • エリアが全体的に狭く爆鱗突撃が直撃しやすい。そうでなくてもばら撒かれた爆鱗を避けにくい。
      • そのうえ傾斜していたり蔦の上など不安定気味
      • 陸地エリアでも比較的草木に邪魔されず見やすいエリア9に関しては戦いやすいかと思いきや
        エリアが狭い上に周りが崖で囲まれており、落ちてしまうとタイムロスを避けられない。
    • 一方で水没エリアでの戦闘はかなり楽。特にエリア1・2・6・7は、
      • 水没林の中ではエリアが広めの傾向がある。傾斜もなく安定している。
      • 純粋に火属性やられを鎮火させやすい。
      • 罠型生物キガニアで短時間ながら拘束可。
    • と、戦う土俵によって両極端なのである
      移動させる手段は操竜の他にエンエンクがある。相手の得意な土俵から引き剥がして狩猟を有利に展開させよう。
      ただし野良マルチではモンスターの誘拐とみなされてしまう懸念がある。
      とりわけ有利に展開できるエリアと大きく離れているエリア12・13は割り切りが求められるだろう。
      但しここに羅列された戦闘が難しいエリア9・エリア13はいずれも高確率でバゼルギウスの初期位置でもあり、
      戦闘せざるを得ないという場面はけして少なくない。
  • 先行して登場していたラージャン同様、本体の剥ぎ取り回数が3回に減らされている。
    通常の大型モンスターと古龍種の明確な差別化だろうか。
  • 正式な狩猟クエストが出現するのは集会所☆7から。
    受注制限はHR8~となっている。
    • 最初に受注できるクエストは砂原での「降り注ぐ爆鱗の矢」で固定。
      これをクリアすると砂原以外の汎用フィールドでの狩猟「爆鱗竜、再び飛来す」が受注できるようになるのだが、
      「降り注ぐ爆鱗の矢」を含めてどれが出現するかはランダムとなっている。
      神出鬼没なバゼルギウスの性質を表しているのだろうか。
      勿論寒冷群島にも登場するため、前作では機会を逃した寒冷地マップへの進出を果たす事となった。
      なお「爆鱗竜、再び飛来す」は既クリア扱いで出る為、
      クエストコンプの為に特定のフィールドが出るまで待ちぼうけする必要はない。
      こちらもこの仕様にしてほしかった。
    • 他人が出した参加要請にはどれであっても参加することができ、
      この場合クエストボードに狩猟地別の「爆鱗竜、再び飛来す」がズラリと並ぶ。
      そんなとこまで先輩の真似しなくてもいいのに
    • 上記の仕様上、フリーサイドクエストの特定フィールドでクエストをクリアが、
      参加要請を使えば必ず進行できる利点にもなっている。
  • 前作では捕食行動中一貫して爆鱗を落とし続けていたが、今作ではオミットされた。
    そのため特殊個体と同様に、捕食中は近接武器も安全に攻撃できる。
    噛みつき攻撃もしてくることを考えると現大陸の個体は噛む力が強いのだろうか?
  • 百竜夜行クエストでも射撃タイプとして登場。
    やはり元凶に追い立てられたのだろうが、気質柄百竜夜行を嗅ぎつけて飛んできた可能性も否定できないか。
    空中に陣取り、地上の防衛拠点目掛けて爆鱗を飛ばす姿はますます爆撃機らしくなってしまった。
    しかもこちらではあり得ないほど精度良く爆鱗を、しかも一気に複数射出して来るという暴挙をかましている。
    遠くにいるから安心だろうとたかを括っていたハンターと施設を軒並み爆破した。
    バリスタで照準を拡大していると、気付かぬうちに爆鱗を設置されていることもあるので要注意。
    当然1つ1つが必殺級の威力なので、たとえガードしていたとしてもかなりの耐久値を持っていかれる
    • 通常のクエストでも距離を取っていると射出してくる事がある。
      どうやらMHRiseからモンスターの行動の一環として追加された高台対策の攻撃であるらしく、
      戦闘中にバゼルギウスの攻撃が届きにくい高台に陣取っているとこの攻撃を放ってくる。
    群れを率いる大物も登場するが、射撃タイプである関係上直接攻撃はして来ない上、
    肉質も柔らかいので反撃の狼煙などで積極的に攻撃すればそこまで怖くないだろう。
    ただし、爆破投げクナイではよろめくだけで墜落しないようなので注意。
    バリスタの後退弾は有効なので狼煙が上がっていてもいくつか設置しておくといいだろう。
  • 素材のマカ壺錬金Pが古龍と同等であることから、
    お守りを求めるプレイヤーからはナルハタタヒメからの乗り換え先として候補になっている。
    入手できる素材量は雷神に4~5枠程度劣る代わりにかかる時間は5~7割程度で済み、
    更に捕獲で終わらせれば40秒早く帰還できる為時間効率は極めて良好、
    確定ではないものの瑠璃原珠に金のたまごや銀のたまご、重鎧玉といった高位の基本報酬素材が入手できる点も嬉しい所。
    あとは小型モンスターの妨害やランダムマップによる不確実性をどこまで許容できるかによる好みだろう。
    無論瑠璃原珠の収集を兼ねるのであればあちらは選択肢にならないため、
    その場合はバゼルギウスが乱獲されることとなる。
    • 前述の通りサンブレイク発売までは斬裂弾を頭に撃ち込んでいるだけで面白いくらい怯んでくれたため、
      斬裂弾速射ライトの王牙弩【野雷】を用いた周回が動画サイト等で数多く紹介されている。
      ナルハタタヒメと違い弱点の頭部を狙う必要はあるが、貫通弾のように適正距離を気にする必要がないのは利点。
      ちなみに専用装備が完成しているならば、
      ソロのバゼルギウスの体力だと斬裂弾調合分撃ち切る前後でちょうど捕獲可能になる。
      弾丸節約の機嫌次第や翼に吸われたりした場合はギリギリで捕獲可能までならない可能性もあるが、
      その場合は徹甲榴弾やLV2貫通弾を数発ほど追加すれば捕獲できるだろう。
    • 欠点があるとすれば装備の作成が非常に面倒くさいことと、フィールドがバラバラなこと。
      王牙弩【野雷】が注目されたのは弱点特効、弾丸節約、速射強化等装飾品が作れるようになったためで、
      これら装飾品を全て用意するにはそれ相応の時間がかかり、特に瑠璃原珠は50個近く必要になる場合もある。
      つまりバゼルギウスを狩るための瑠璃原珠をバゼルギウスを狩って集めるということに。
      フィールドに関しても場所によって利用できるギミックがバラバラなため
      周回効率がいまいち安定させにくい場合が多い。
      • フィールドに関してはイベントクエスト「爆鱗爆砕」により寒冷群島固定で戦闘できる。
        通常クエストより僅かに強化されているがその差は5%程度と微差、弱いの来いも適用範囲内。
        特別なギミックはないが、寒冷群島自体もファストトラベルで初期位置に飛びやすいのが嬉しい。
        またクエストの配置もかなりわかりやすく、イベクエ2ページ目の一番下でカーソル移動が楽な為
        超高速で連戦を行う場合のストレスも些か軽減されるだろう。
        通常のクエストよりも更に素材報酬が多く、強化分を補って余りあるだけの素材を手に入れられるのも優秀。

操竜

  • 操竜状態にできれば非常に強力なモンスター。伊達に特級の危険生物の名を冠してはいない。
    図体が大きいだけに、相手を轢き潰すような感覚で巻き込みやすい。もちろん攻撃力もお墨付き。
    強攻撃(Aおよび↓+A)では爆鱗をばら撒き、爆発による追加攻撃が発生する。
    爆鱗の爆発でもモンスターはしっかり怯むため、
    出掛けを潰されるなどしてバゼルギウス本体の攻撃が当たらなくともカウンターを取れるのが強み。
    爆鱗のダメージにも操竜ゲージの蓄積があるので、大技への移行が飛び抜けて早い。
    • 弱攻撃1(X / ↑+X)はレウス種等と同じ噛みつき。
      射程・威力ともに短いが発生が早いので、攻撃の起点には優秀。
      バゼルギウスは強攻撃の出が遅いので、弱攻撃→強攻撃→回避……の順当コンボを決めよう。
    • 弱攻撃2(→+X / ↓+X)は単発火炎ブレス。火やられ効果。
      MHRiseで習得した火球ブレス、なかなかの高威力であるにもかかわらず弱攻撃として使える。
      本来は爆鱗をバラ撒いてからの起爆攻撃だが、操竜中は単発遠距離攻撃の面が強い。
    • 強攻撃1(A / ↑+A)は突進攻撃+爆鱗。
      やや出が遅いが威力は高い。突進前に爆鱗を前方にバラ撒くので追加ダメージが期待でき、
      さらに爆鱗が1発でも当たれば敵を火やられにできる。
      後述ののしかかりの方が威力は高いが、爆鱗を前方に密集して撒くため、
      転倒している相手に対して総合威力が高い。大技前のラッシュ時はこれがメイン技になる。
      ゲージが溜まる前であれば、回避(受け流し)で相手を転倒させると安全に撃てる。
    • 強攻撃2(→+A / ↓+A)はのしかかり攻撃+爆鱗。
      突進攻撃よりも出が遅いが威力はさらに高い。単発で出すとほぼ確実に潰されるので注意。
      広範囲に爆鱗を撒き、のしかかりで相手を仰け反らせ、後ずさった相手に爆鱗を踏ませる技。
      仰け反らない状況のモンスターには相性が悪いので、大技前のラッシュ時には向かない。
      爆鱗を広範囲にばらまく関係上、多くの敵を巻き込みやすいのが特徴。
    • 操竜大技(X+A)は突進しつつ飛翔、絨毯爆撃からの起爆着陸を見舞う。
      絨毯爆撃はハンターに対して繰り出すものとは異なり、往復せず一度のみばら撒く。
      飛翔時のタックル、投下される爆鱗、〆の急降下の全てにダウン効果があり、
      なおかつハンターはバゼルギウスが飛翔した際に飛び降りるため拘束時間が非常に長い。
      ほとんどの相手には大技のトドメまで研ぎが間に合うほどの隙を作り出せるが、
      アオアシラなどの小柄な相手にはばら撒かれた爆鱗の隙間に入って爆発が当たらず、
      起き上がって起爆着陸を躱されてしまうこともある。
  • なお、操竜状態で繰り出した爆鱗はバゼルギウスの状態に関係なくすぐに爆発する。
    ハンター側には当たり判定がないため、マルチでも安心。
    ただ、操竜でも爆鱗は有限なので使いまくると無くなる。
    操竜大技を出す際に爆鱗を使い切っていた場合は突進前に咆哮しつつ爆鱗を生成してから大技を繰り出す。
    • 移動時は飛行せずに地面を走る。あの巨体が猛然と突っ走るだけでも凄まじい迫力である
    • 百竜夜行のサブ任務に「モンスターを属性やられに」がある場合は、
      バゼルギウスを暴れさせることができれば一気にカウントを稼ぐことができる。
  • ただし、逆に他のモンスターを操竜してバゼルギウスに攻撃を仕掛ける際には気をつけたい。
    というのも、バゼルギウスのばら撒いた爆鱗の爆発に触れてしまえば怯みと共に操竜タイマーがどんどん減ってしまい、
    攻撃チャンスが減るどころか操竜失敗の恐れまで出てくるからである。
    特に強攻撃の出が遅いモンスターは碌に攻撃すらさせて貰えないこともあるので注意。
    あまりに難しい場合は弱攻撃で地道に操竜ゲージを稼いだり、カウンターを主軸に運用してみたり、
    そもそも操竜しないという選択肢もありかもしれない。
    慣れないうちは乗り名人を発動させて挑んでもいいだろう。

MHR:S

  • 続編であるMHR:Sにも勿論登場しており、
    PV第1弾において新フィールドである城塞高地への進出も確認されている。
    また、復活フィールドである密林にも当然のように登場している。
    • 本作はMHW:Iとは違い、MR帯においても紅蓮滾るバゼルギウスに取って代わられる事はなく、
      通常個体のマスターランククエストが存在している。
      また、当の特殊個体の方はPV第4弾にてDLCで実装されることが発表され、
      第1弾タイトルアップデートのVer.11にて登場した。
      両者とも全汎用フィールドに登場するため、
      運が良ければ探索ツアーなどでバゼルギウス同士が顔を合わせる機会も。
  • 追加モーションとして、まずリオス種などでよく使われる
    背後への振り向きからの短距離タックルが追加された。
    また、爆鱗を撒きながら激しく2連続で行う尻尾叩きつけも追加されている。
    こちらは相手を狙いながら叩きつける為ホーミング性も高く、また使用頻度や威力も高い為注意が必要。
    軸合わせ程度ならバゼルギウスの内側に入り込んでしまえば良かったのだが、
    しっかり歩いて距離も合わせてくるため油断ならない。
    • 避けるコツとしては、この叩きつけをしてくる間は常にバゼルギウスの胴体側に潜り込むようにすると良い。
      背面側で避けようとすると、かなり正確に後ろに踏み込みながら狙って叩きつけてくるので、
      そうする方が楽に対処できる。
  • 上位個体の使用してきた紅蓮滾る大爆撃の簡易版は、上昇スピードばら撒き範囲
    落下スピードが上昇されたものに差し代わっている。
    上位時点では通常状態でしか使用してこなかったが、MRでは赤熱化状態でも使用してくる。
    • その為なのかは不明だが、赤熱化状態で外側に撒かれる爆鱗は落下中に赤熱化状態が解除され、
      通常状態で配置されてから赤熱化し起爆するという妙な仕様になっている。
  • 空襲に対策が追加されており、爆鱗をばらまく高度でもオニクグツが届き、強引に墜落させる事ができる
    雷毛コロガシがいない砂原でも有効な手段なので活用してみよう。
  • Ver.11で追加されたリオレウス希少種の登場ムービーにもゲスト出演。
    リオレウス希少種に対して上から多数の爆鱗を浴びせるが、
    全て回避され空中で毒爪攻撃を食らって揉み合った後、2頭もろとも塔の秘境に墜落。
    下敷きにされた衝撃か緩慢に体勢を起こすも、
    先に劫炎状態になりつつ飛び立ったリオレウス希少種に
    青白い火炎放射を浴びせられて語りの如く焼かれてしまう、といった内容になっている。
    • 爆鱗が通用せず、揉み合いながら墜落するという点で、
      悉くを滅ぼすネルギガンテとの争いにも似通っている。ムービーを通して劣勢ではあるが、
      毒爪キック、地面への叩きつけと痛烈な攻撃を食らいながらも致命傷にはなっておらず、
      本種の並ならぬ耐久力を窺わせる形にもなっている。
    • なお、同ムービーでは塔の秘境にバゼルギウスがいる光景が見られるが、
      現状は傀異討究クエストでのみ出現が確認されている。
  • 属性偏重環境にある本作においては数少ない、属性攻めが非常にやりにくいモンスターの1体。
    弱点特効【属性】(通常スキルver)が有効な属性肉質20を持つ部位が赤熱化の頭部しかなく、
    それも本作では最終的な属性値が伸ばしにくい雷属性である。
    他の部位もそこまで属性が有効とは言えない一方で物理肉質は非常に柔らかいので、
    本作では不遇気味の無属性武器や、強力な状態異常武器などで挑むのも手だろう。

MHST2

  • MHWで初登場したモンスターが数多く姿を見せる本作においても出現。どこにでも飛来する立ち回りは変わらずと言える。
    • 本編ストーリーにおいても敵として出現する。ネタバレを考慮して詳細は割愛するが、
      どこまでもバゼルギウスらしい演出を伴った登場である
      因みにエンドコンテンツでも懲りずに似たような事をやる。
    • 発売前のPV3では爆鱗を雨のように降り注がせ、爆鱗だらけの地面に激突する見慣れた姿を披露している。
  • 敵としてはやはり爆鱗を駆使した火属性攻撃が特徴。基本はスピード型、怒るとテクニック型になる。
    この見た目と暴れっぷりであるにもかかわらずパワー攻撃を使わない
    • 攻撃を食らうと火属性やられに相当するやけど…ではなく、なんと爆破やられになってしまう。
      メインシリーズでは火属性やられのみであった為、過去作で戦った事があるプレイヤーは驚いたのではなかろうか。
      放置するとしばらくして爆発し体力を半分ほど持っていかれてしまうため、アイテムで解除するなどして早めに予防or対処したい。
    • ただし、バゼルギウス自体も強烈な一撃を積極的に繰り出してくる上、
      爆破属性の付与された攻撃を連続で行って来るので、アイテムで回復する暇が無い。
      また、爆破やられのキャラに対してはブレスで着火しようとする。
    • 極めつけに爆破攻撃はすくみなしの攻撃である為、真っ向勝負・ダブルアクションで阻止することも難しい。
      混乱する内に対処が追いつかなくなって大惨事になっては目も当てられないので、
      生命の粉塵の使用等で臨機応変に立ち回っていきたい。
  • 飛竜種であり、オトモンにもできるものの、神出鬼没に各地を飛び回っている設定ゆえか、
    古龍でも二つ名でもないくせに下位個体・上位個体共に帰巣させる事が出来ない。
    同じ時期に登場するこっちは帰巣するのに。まぁ、こいつも帰巣しないけど。
  • ただし、バゼルギウスと初戦闘してから少し進めた後は、
    各地のレアな巣・超レアな巣で低確率でしれっとタマゴが拾えるようになっている。
    • 特定の営巣地を持たず世界中でタマゴを産んでいるのだろうか。
      もしかしたら托卵するような生態を持っていたりするのかもしれない。
      つまり産まれる前から筋金入りの乱入体質ということである。

オトモン

  • 危険な爆鱗と獰猛な気性を有する特級の危険生物でも、タマゴを入手すればオトモンにすることが可能。
    帰巣で入手できず、終盤で各地のレアな巣・超レアな巣からしか入手できないので運頼みとなるが……
    • 少々意外なことにスピードタイプのオトモンで、火属性攻撃を得意とする。
      まぁ原作では動きこそ遅かったが、爆燐をバラ撒いて先手を取る攻撃は得意としていた。
      苦手な属性は本家同様に雷となっている。紅蓮滾るバゼルギウスのような氷弱点ではない。
    • フィールド上ではライドアクションとして飛行することが可能。流石にそのまま鱗を落として爆撃したりはできない。
  • 火属性のスピードはかなり希少で、このバゼルギウス以外では
    リオレイア系統4種類と火属性ガルクくらいしか存在しない。
    火属性の強豪パワータイプに対して耐性を活かして受けつつ3すくみで優位を取るという独自の強みを持つことが可能。
    • しかしながら、今作にはリオレイア及び、その亜種希少種という強力なライバルがおり、
      彼女らはステータスバランスがいいので、序盤からクリア後まで使われるメイン級の万能枠である。
      しかも弱点も同じなので、普段使いにはかなり厳しいと言わざるを得ないだろう。
    • ただしこれはあくまで最終段階の話。バゼルギウスは早熟型なので、即戦力としては十分期待できる
      時期にもよるが、最終ステータスから逆算するとむしろ早熟の方が後半の強豪相手に向いている場合もあり、
      早熟でありながら高いステータスを持つバゼルギウスの活躍できる機会はむしろ火属性でもトップクラスである。
      この場合はほぼ同じ攻防を持ちながら成長傾向が普通であり、更に強制加入で育成の負担の少なく、
      ステータスも二つ名モンスターに匹敵する破滅レウスがライバルとなる。
      成長速度の速いこちらを取るか、会心や素早さや回復力など総合力に優れるあちらを取るかは好みの範疇だろう。
  • アクティブスキルは雄叫び遺伝子【特大】の「爆撃の咆哮」、
    起爆遺伝子【中】の「イグニッションブレス」、そしてタックル遺伝子【特大】の「エアレイドボム」を持つ。
    • 爆撃の咆哮は味方全体の爆破系ダメージを上昇させることができる。
      爆破ダメージは付与して3ターン後にダメージが入るというものなので、威力はともかく使い辛い。
      爆破状態を付与する攻撃と、すぐに起爆する技の2つを入れてようやく実戦で使える技と言えるか……。
    • イグニッションブレスはテクニック技の全体攻撃で、爆破やられ状態の敵を強制的に起爆することができる。
      同じ全体起爆技としてテオのイグニションフレアがあるが、
      そちらより威力が低い代わりに絆消費が少ないというメリットがある。それでも30は決して軽いものではないが。
      ウラガンキンの「スイッチ・オン」など、低燃費の起爆技に変えるのもいいかもしれない。
      • なお、「イグニッションブレス」は火属性では超貴重なテクニック技であり、
        ここから下げると「火炎球」や「乱れ火炎液」まで落ちるという
        慢性的テクニック技不足になってしまっており、本作においてやたら数が多い
        火属性パワー軍団が仕方なく採用する事があるとかないとか。
        どこでも拾えるから遺伝子強化にも困らないし
        まあ、龍属性のスピード攻撃(1つもない)よりはマシだが。
    • エアレイドボムはスピード技の全体攻撃で、お馴染みの空爆で爆破やられを付与することができる。
      全体に80%の確率で爆破を付与できるが、なにぶんゲージの消費が重め。
      燃費を考慮するなら、ウラガンキンの全体爆破技で上書きするのもいいだろう。
      • エアレイドボムは別名「タックル遺伝子」なのだが、実は攻撃モーションにタックル要素は一切ない
        ただただ飛行して、空中から爆鱗で爆撃する遠距離技となっている。
        ただ、この技を一部の他のモンスターに伝承させると、横からタックルして攻撃するという
        タックル遺伝子の名に恥じないちゃんとしたタックル攻撃になる
        引き換えに今度は「エアレイド」要素が何でも無くなるが……*2
  • パワー攻撃が欲しい場合は同じ爆破属性を持つブラキディオスの粘菌スタンプや
    ウラガンキンのスピンテイルボムなどを継承させると相性が良いだろう。
    もちろん粉塵爆発を継承させて某ドス古龍っぽくするのもアリと言えばアリ。
    なお、こちらは3すくみを持たない技である。
  • オトモンのバゼルギウスも一部のスキルを使用すれば赤熱化状態の姿になる事が可能。
    元から備わっている「爆撃の咆哮」の他、ブラキディオスから伝承した「ボンバーオーラ」でも変化するのだが、
    あくまでこれはブラキディオスの遺伝子なので緑色の粘菌をぶちまけて赤熱化することになる。
  • 絆技は「ノヴァストライク」。
    上空から爆鱗を撒き散らしてから地面に向かって突撃する、火属性の全体攻撃である。
    一瞬爆鱗が画面いっぱいに映るので集合体恐怖症には少々堪える
    • 余談だが、オトモン図鑑に記載されている絆技の説明文が
      「標的確認!爆鱗投下!爆鱗設置!着陸用意!作戦完了!」と、
      爆撃機に喩えられるバゼルギウスらしいやたらノリノリな文章になっている。

余談

  • 異名にある「燎原」とは野を焼き払うこと、あるいは焼け野原の意。
    ハンターやモンスターの戦闘に乱入するように飛来し、爆鱗をバラ撒いて目に映る全てを吹き飛ばしていくバゼルギウスの性質をよく言い表しているといえる。
  • その体色や体型、鱗を多用する戦法などから、セルレギオスを連想したプレイヤーもいるようである。
    しかし本種はワイバーン骨格であり、現時点でセルレギオスとの関連性は一切確認されていない*3
    名前も少し似ている感じもするが…
  • 非常に高い戦闘能力を有する本種だが、幸いストーリー中に狩猟する必要は無い。
    MHWorldでは戦闘を回避し続けると最初に狩猟せざるを得なくなる機会が上記の歴戦個体2頭クエとなる為、
    一度はどこかで狩猟して慣れておいた方がよい…かもしれないが、
    既述の通り当該クエストは「同士討ちで削りあわせろ」とでも言わんばかりの仕様なので、
    やはり爆鱗を掻い潜りながらまともに闘う必要は(あまり)なかったりする。
    • MHW:IではそもそもMRに登場しないので狩猟もへったくれもない
      …のだが、MR帯ではストーリー中に紅蓮滾るバゼルギウスの狩猟が必須となる
      通常個体をシカトして物語を進め続けているといきなり特殊個体と戦わされる羽目になるので、
      やはり性質の把握も兼ねてHR帯の乱入個体を狩猟しておいたほうがよいだろう。
  • 戦闘スタイルの性質上、モンスター相手の戦闘能力が非常に高い。
    本体の攻撃を止めても攻撃の前に落ちる爆鱗が炸裂、止めなければ当然本体の攻撃を喰らってしまう。
    MHWorldでは同士討ちでひるみやダウンが発生するため、爆鱗と本体の波状攻撃で動きが大幅に制限され、
    体の大きいモンスターには高威力の爆鱗がまとめてヒットしやすいためにかなりのダメージが入る。
    モンスターへの攻撃頻度も高いので、何もしていなくてもモンスターをかなり削ってくれることも珍しくなく、
    まさに大きなオトモと言える存在でもある。
    またバゼルギウスが去っても落とした爆鱗はそのまま残るので、
    スリンガーで狙い撃って起爆するなど大いに活用させてもらおう。
    範囲が狭いのでリーチのある近接武器なら直接攻撃してもいいが、漢起爆にはならないように気を付けるべし。
  • イビルジョーと同じく強敵乱入者として扱われている本種であるが、
    新大陸には旧作において古龍級生物とされていた種が確認されておらず、どのぐらいの強さなのか比較が不可能だった。
    しかしその後、上述の通り恐暴竜イビルジョーとの縄張り争いが存在することが判明。
    この縄張り争いはバゼルギウスが肝心要の爆鱗を大量消耗しつつも双方に多大なダメージが発生するタイプの引き分けであったため、
    戦闘面ではイビルジョーやラージャンらと同格、かつ広範囲を無差別爆破する点でも環境への影響は多大と解釈するプレイヤーが少なくない。
    • 各マップごとの主ですらイビルジョーとの縄張り争いではあっさり叩き伏せられており、
      経緯はどうあれ引き分けに持ち込んだバゼルギウスの力は並大抵のものではないことが窺える。
      また、モンスターに対する戦闘力が異常に高いという点でも、
      他のモンスターより一段上と受け止められやすい。
      前述したようにバゼルギウスの歴戦2頭の任務クエでは同士討ちが現実的な対処法になっている程であり、
      これはイビルジョーに関しても同様のことが言える
  • イビルジョーとの縄張り争いが判明した生放送では、公式から「新旧お邪魔キャラの縄張り争い」と評されている。
    目玉の縄張り争いを公開し終わると、邪魔だからとこやし弾で撃退されており、
    公式からも邪魔者として認識されているらしい。
    「明らかにお邪魔キャラというレベルじゃねーだろ!!」と言いたくなる。
    • そして…2019年9月3日に行われたMHW:I発売直前スペシャル生放送での参戦が告知されてしまった。
      新大陸の平穏や如何に。
  • 調査団では色々なモンスターの尻尾をかまど焼きで調理する機会は多いが、
    本種の尻尾はかまど焼きには使用されない。
    まあ尻尾にも爆鱗が大量に存在するので致し方ないだろう。
  • MHW及びIBのバゼルギウスは、飛竜種にしては珍しく本体の剥ぎ取り回数が4回となっている。
    当作の骨素材武器は最終強化の一歩手前で古龍の武器に派生させる事が可能な物が多いのだが、
    あろうことか太刀とガンランスは爆鱗竜武器に派生する。
    剥ぎ取り回数の事も含めると古龍に近い扱い、もしくはイビルジョーを踏襲している可能性がある。
  • 初回狩猟に成功した際、バゼルギウスが描かれたギルドカード背景が入手出来るのだが、
    その背景の名前はトラブルメイカーである。
    更に、専用BGMの曲名で「気高き非道」とまで呼ばれてしまっている。
    どこからともなく突如飛来し、周囲を無差別に爆撃し、
    ハンターにも周辺のモンスターにも多大な被害をもたらす彼をそのまま表したものだろう。
  • 前述の通り、HRを29から30以上に上げるためにはこのバゼルギウスの歴戦個体を2体同時に狩猟するクエスト
    「爆ぜる鱗を超えた道」をクリアしなければならない。
    この29という数字や爆撃機じみた戦い方、そして頭文字から
    バゼルギウスのことをB-29と仇名するハンターもいる。
    また、海外ではB-52とも呼ばれているようだ。
    • B-29とB-52は、どちらもアメリカ軍が保有する戦略爆撃機の機種名である。
      B-29は第二次世界大戦期の傑作機とされる一方、B-52は初飛行から70年近く経った今でも現役である。
      「戦略爆撃」とは大量の爆弾やミサイル、場合によっては核兵器を投下して軍事施設・非軍事施設の区別なく殲滅するという戦術のことで、
      戦略爆撃機はこれを目的に開発された巨大な爆撃機のことを指す。
    • MHRiseでバゼルギウスが復活した際には、「和」や「妖怪」を取り上げる世界観からは浮いている「爆撃機」をモデルとしたモンスターということで、
      上に記述がある通り「海の彼方から飛来した爆撃機」…すなわち、太平洋戦争で日本中に焼夷弾をばらまいて行った米軍のB-29がモチーフなのではないか、と考えられることもある。
      ちなみに当時の旧日本軍も、B-29に対して1.5倍のサイズを誇る「富嶽」という超大型爆撃機を計画している。
    • さらに爆撃後の上空からの体当たりが自爆を彷彿とさせることから、
      これまた軍用機つながりで「特攻」と呼称されたりもするとか。
  • サイレンのような咆哮が特徴の本種であるが、威嚇のためにサイレンを搭載した爆撃機は実在する。
    ドイツ空軍の急降下爆撃機Ju-87は急降下時にサイレンに似た風切り音がするため、
    爆撃機が迫っている恐怖感を煽って相手の戦意を低下させようと、大音響を発生させるプロペラ動力のサイレンが追加された。
    大戦後期には旧式化で性能不足が顕著になったため、隠密性が優先されてサイレンは取り外されてしまったが…。
    バゼルギウスの必殺技である急降下爆撃もこの機体をイメージしたものかもしれない。
    体ごと地面に激突して起爆させるので、やってることは前述のように特攻じみているが。
  • 爆鱗の見た目がアレに似てる為に糞モンスと呼ばれることもある。
    クエスト最序盤から瀕死のターゲットが眠る寝床エリアまで
    こやし弾を撃ち込まれて追い払われる→また乱入を繰り返すため、
    こやし弾を撃って欲しくて乱入してくる変態のように見えるのも原因の一つか。
    • 公式も「お邪魔キャラ」としている通り、「プレイの妨害を目的に作られている」
      と言う存在感が良くも悪くも注目されるバゼルギウスは、
      • メインターゲットとの勝負に集中したい時に乱入されればただひたすら邪魔くさいだけ
      • 「こやし弾で追い払う」という余計な一手間を何度も強要され、しかも乱入、撤退時に確定で咆哮する
      • 隙潰しの一種でもあり、事故や起き攻めに繋がりやすい本体の挙動と無関係な設置型攻撃の爆鱗
      • 不意打ちでハンターが力尽きる、捕獲対象を倒されるなど存在その物がクエスト失敗の原因になりうる
      と「ストレスを感じる(難易度は無関係に)」リアルな意味の糞モンス要素が目立ってしまうのも実情ではある。
    • 肉質は柔らかく、大きめの隙もしっかり用意されているので、
      乱入者ではなく単独の狩猟対象としてなら戦い甲斐のある良モンスと評する向きもある。
    • モンスターのガイドレベルを最大にすると、モンスターが移動しようとしている先が分かるようになるが、
      通常のモンスターはフィールドの特定地点や小型モンスターを目標にして移動しているのに対し、
      バゼルギウスは時折他種の大型モンスターを目標にして移動していることが分かる。
      他種との戦闘中に本種がやたらと乱入してくるのもこの仕様のせいであろう。
    このように色々意見あるバゼルギウスだが、一方で専用BGMは多くのファンから非常に高い人気を誇っている
    よく比べられるイビルジョーのようにメインテーマの旋律が入っているわけではないものの、
    特撮モノの映画でよく見られる低音の不協和など、如何にも巨大生物の襲来をイメージさせる造りに加え、
    威圧的な雰囲気を出す軍歌調の曲を合わせた中々に独特なものとなっている。
    イントロで空間全体に響き渡るストリングスが空襲警報のサイレンっぽく聴こえ、
    上述の通り攻撃方法がどう見ても爆撃機ということで、
    爆撃や空襲を意識したであろうことも早くから推測されていた。
    • その後、サウンドトラックのライナーノーツでは実際に「爆撃機」のイメージを取り入れた事が明かされている。
  • もはや恒例となっている狩猟称号だが、
    20頭でお馴染みのモンスター名が、30頭では「イタズラ」という称号が貰える。
    表現だけなら可愛らしいものだが、本種のやっていることはイタズラなどというレベルではないと誰もが感じたことだろう。
    40頭では「トラブル」と、こちらは初狩猟の際に貰えるギルカ背景の名称の一部であり、割と普通。
    50頭討伐すると、「荒らし」という色々な意味でドンピシャな称号が貰える。
  • 食性は肉食であり、各地を飛び回りながら獲物を捕食することで生きているとされるが、
    常に爆鱗を生成し、それを用いるという攻撃方法はかなりエネルギーを消費しそうである。
    爆鱗の体積や爆発(=エネルギー)の威力も相当とみられるのだが、
    果たしてこんな狩り方で栄養やエネルギーは黒字なのだろうか…。
    • 爆鱗は体液の分泌により生成されるとされているため、
      代謝の中で産まれる老廃物などを利用しているとも考えられるが、
      どっちにせよ大量のエネルギーを捨てている事には変わりがない。
      ただし、爆鱗自体は一度作ってしまえば保持している分にはエネルギーを消費はしないので、
      異常な基礎代謝で常に莫大なエネルギーを消耗するイビルジョーよりはその点ではマシとも言える。
  • 生物的なモチーフはライオン大型海鳥ではないかと言われている。
    バゼルギウスはどことなく肉食獣に似た鳴き声や顔つきをしており、
    太い首や尻尾の先から大量の爆鱗が生えたシルエットは、ライオンの鬣や尻尾*4を連想させる。
    そして男性用防具の頭パーツは完全に獅子をモチーフとした造形をしており
    目にしたプレイヤーがライオンを連想するのはむしろ当然と言えよう。
    • 同じ飛竜では、リオス種がライオンをモデルとしたモンスターの元祖である。
      縄張りと家族を全力で守るリオスと、縄張りを持たず単独で行動するバゼルギウスとの間には、
      大きな隔たりが存在するように思えるが、両者の生態は現実のライオンに類似しているとも言える。
      リオス種は家族の群れである「プライド*5」、バゼルギウスはプライドを持つ前の若雄「ノマド*6」だとすれば、
      同じ生物をモチーフにした場合でも、参考にする面によって全く異なるモンスターに仕上がるというという好例である。
    • 丸みを帯びた体型に小さな頭部、砂色の大振りな鱗などの外見から、恐らく…というか確実にバゼルギウスのモデルにしたであろう生物としてセンザンコウというアルマジロとアリクイを合体させたような哺乳類を大元にしていると推察される。
      実際に見てもらうと分かるが、羽を取り除いたバゼルギウスそのまんまな見た目をしている。
  • 大型海鳥説については、バゼルギウスの細長い翼や、滑空を多用する飛び方が根拠に挙げられている。
    バゼルギウスと同じく細長い翼を持つ海鳥の一種であるアホウドリは、繁殖期を除き島1つ無い外海で暮らしている。
    彼らは「海面に近づくほど弱くなる」という海風の性質を利用した
    ダイナミック・ソアリングと呼ばれる滑空スタイルを持ち、
    海風さえ吹き続ければ、長時間羽ばたくことなく飛行することができるため、
    「あまり羽ばたかず、安定姿勢で真っ直ぐに滑空する」というバゼルギウスの飛び方のモデルではないかと推測されている。
    • アホウドリに代表される大型海鳥は、飛び立ってからの滑空に最適化された身体をしているため地上での運動能力が低く、
      「離着陸がヘタ」「動きが鈍い」ということで「阿呆」呼ばわりされてしまったとも言われる。
      その点、爆撃着地はともかく平気で離着陸し、地上でも荒々しく体当たりまで駆使して暴れまわるバゼルギウスはちっとも似ていないが、
      体格の割に噛む力が弱い所を上記の特徴と紐付ける人もいる。
    • 話は戻って、BGMのモチーフでもある大型爆撃機は機動性より航続距離や搭載量を重視するため、
      長い翼で滑空するように揚力を稼ぐ設計になっている物が多い。
      生物的にも機械的にもモチーフの特徴を併せ持っていると言えるかもしれない。
  • バゼルギウスの特徴の1つである赤熱化状態だが、実は赤熱化状態のままの時点で討伐すると赤熱化したままになる。
    本種の生命活動の一部としてこの状態が存在するならば、
    活動が完全に停止した段階でこの状態が解除されないと不自然と言える。
    この仕様が意図したものなのか、単なる不具合なのかは不明である。
  • その戦闘スタイルに起因して爆鎚竜との類似点が地味にある。
    爆発性の物質をばら撒くため名前が「爆○竜」であるし、双方シリーズスキルが防御的なので
    「爆〇竜の守護」となりかなりややこしい*7
    ついでに本種の防具のうち、胴部位と腰部位には爆"鎚"竜素材が要求される。同じ爆破同士、相性がいいのだろうか。
    巷では要求された素材が別種のものだと気付かずに、
    ありもしない爆鱗竜の延髄を求めて狩り続けるハンターすらいたという。
    • 別モンスターの素材も少し使う事は頻繁にあることだし、
      本作において古龍以外で爆発物を扱うのは本種と爆鎚竜と岩賊竜くらいしかいないという事情もある。
  • 2019年9月3日に行われたアイスボーン発売直前プレミアム生放送にて
    アイスボーンのCMに出演している俳優でこの生放送のゲストの間宮祥太朗氏は
    「好きなモンスターはバルファルクでイラっとくるのはバゼルギウス」と答えている。
    芸能界でも厄介者なのは共通のようだ。
    その発言に対しエグゼクティブディレクターの藤岡要氏いわく、
    「バゼルギウスは好奇心旺盛なモンスター」とのこと。
    興味本位で爆鱗抱えたまま突っ込まれるこちらはいい迷惑だが。
  • モンハン20周年記念として行われたモンスター総選挙では52位にランクイン。
    人気の高いモンスターが多い激戦区である飛竜種の中でも上から数えた方が早い方であり、なかなかの大健闘と言えよう。
    しかし、海外勢にはこの順位であった事が別の意味を持ったようで、一部でネタにされている。
    何故かというと、上記の通り海外勢にはバゼルギウス自体が現役の戦略爆撃機であるB-52と持て囃されていたのだが、
    そんな本種がよりにもよって52位だったことがより一層ネタとなったのである。
    こんなところまで爆撃の意識を見せるのか…。
    • ぶっちゃけ、Bから始まる爆撃機は割と多い*8ので確率は高い方だが、
      それでも見事現役爆撃機を射止めた狙いの良さは流石と言ったところか。

素材

  • 厚鱗、剛爪、重尾、天鱗は、MHW:IではMR帯で通常個体が出なかった事から事実上特殊個体の専用素材となっていたが、
    MHR:Sでは通常のバゼルギウスもMR帯で登場するようになり、これらの素材も入手できるようになった。
爆鱗竜の上鱗
バゼルギウスが身に纏う鱗。暴乱の衝動を抑えるかのように鈍い銀色の光を放っている。
汎用性が高く、幅広い用途に使われる。
体液が凝縮され赤熱しており、少しの衝撃で爆発するので取扱いには細心の注意が必要。
重厚なものは「爆鱗竜の厚鱗」と呼ばれ、鈍く光る銀色は、思わず魅入る妖しげな存在感を放つ。
MHST2では下位素材である爆鱗竜の鱗が初登場した。
爆鱗竜の堅殻
バゼルギウスの堅牢な甲殻。
自らの爆鱗による爆発をものともしない硬い材質であり、防具によく使われる。
より上質なものは「爆鱗竜の重殻」と呼ばれ、硬度は優秀だが、数多の素材に影響を及ぼす為扱い辛い面も持っている。
MHST2では下位素材である爆鱗竜の甲殻が初登場した。
爆鱗竜の尻尾
バゼルギウスの尻尾。ワイバーン型の飛竜の中では最も巨大な尻尾。強靭な材質で、防具によく使われる。
これ1個に、家が消し飛ぶ程の量の爆鱗が付帯しているとされる。
太く重々しいものは「爆鱗竜の重尾」と呼ばれ、多数の爆鱗が付帯しており、まさに動く火薬庫そのもの。
  • 切断後の断面も赤熱化しているのが確認できる。
爆鱗竜の爆腺
爆破性のあるバゼルギウスの体液を分泌する器官。
武具に爆破属性を付与する性質を持つが、扱いを間違えれば瞬く間に辺りは焦土と化す。
体内で複数の爆腺が寄り合わさったものは「爆鱗竜の爆腺束」と呼ばれ、非常に純度の高い爆腺液を分泌する。
  • 「爆腺」というのは本種特有の素材ではあるが、
    MHW(:I)では鋼の竜人手形で交換でき、扱い的には延髄に近いものとなっていた。
爆鱗竜の尖爪
バゼルギウスの巨大な爪。爆破属性との相性が良いらしい。
磨かれた爪は、まるで破壊衝動を具現化したかのよう。マグマに匹敵する熱量を保持している。
MHW(:I)ではラオシャンロンやイビルジョーの爪のように、尖爪を護符と調合して力・守りの爪を作ることができる。
MHRiseではその役割をイブシマキヒコの尖爪に譲っている。
より重厚なものは「爆鱗竜の剛爪」と呼ばれ、数々の敵を葬ってきたその爪は、見るだけで恐怖を覚える素材。
MHST2では下位素材である爆鱗竜の爪が初登場した。
爆鱗竜の翼
バゼルギウスの巨大な翼。
獲物をどこまでも追い続けるために頑丈に発達しており、その硬質な材質は武器によく使われる。
屈強なものは「爆鱗竜の剛翼」と呼ばれ、数多の闘争をへて破壊し続けた個体のみが持ち、傷が多いものほど価値が高い。
爆鱗竜の宝玉
体内で生成される希少な宝玉。その光に魅入られた者はたちまち暴徒と化してしまうとされる。
武具に使用すると性能を飛躍的に高められる。
爆鱗竜の天鱗
バゼルギウスの地を統べ、天を掴むともいわれる幻の希少品。
爆破と高温に晒されてもなお、美しく銀色に輝く素材。

関連項目

モンスター/紅蓮滾るバゼルギウス
武器/バゼル武器
防具/バゼルシリーズ
BGM/バゼルギウス戦闘BGM
モンスター/イビルジョー - 同じく強敵乱入者の一頭。縄張り争いも存在する。
モンスター/ラージャン - イビルジョーと同格に扱われている。本種との縄張り争いも存在する。
モンスター/奇しき赫耀のバルファルク - MHRiseで加わった乱入役モンスター。
モンスター/セルレギオス - 特徴的な鱗や体色など、共通点が多い飛竜種。


*1 打撃武器や片手剣の場合、スタンエフェクトが出るのでわかりやすい
*2 エアレイド(Airraid)とは「空襲」を意味する英単語。ただし、これは通常爆撃される側からの呼称であり、爆撃する側では「エアストライク(Airstrike)」と呼ぶ。
*3 ワイバーン骨格で両翼を地面につける動作は本種とライゼクスぐらいしか行わないので、種族ではなくモーションで共通点に見えた人も居たのだろう
*4 尻尾の先端に房状となった毛の束を有するのは、ネコ科動物ではライオンだけである
*5 一般的に「ライオンの群れ」として連想される、ごく少数のオスと多数のメスから構成される社会構造。プライドごとに縄張りを持ち、放浪オスやライバルの群れといった外敵から縄張りを守る
*6 性成熟を迎え群れから追い出されたオスライオンが、単独から数頭のグループで放浪しながら生活する社会構造。ノマドのライオンはプライドの主となるまで縄張りを持たない
*7 シリーズスキルの名前のバリエーション自体が少ないせいでもあるのだが。
*8 1, 2, 17, 21, 24, 29, 36, 47, 50, 52, 58など