武器/一角双SP

Last-modified: 2023-11-01 (水) 20:43:20

MHFに存在するSP双剣。
巨大な棍棒型双剣。強力な催眠効果を持つ。
かつて、ある理由で非常に恐れられていた。

目次

性能

  • モノブロスとディアブロスの素材で生産される双剣ブロスブロスを基にしたSP武器。
    大ぶりな方が淡い緑に変化しているのが特徴。持ち手は白。
    • 攻撃力294とレア5の中では標準的。
    • 睡眠130と、ハンターランクにおいては標準的な睡眠値。
    これではただの睡眠双剣だが、かつては現在の進化武器すら比較にならない性能を誇っていた。

猛威を振るった過去と凋落

  • シーズン2.5から登場し、なんとSPVIIで睡眠属性が180もついていた。
    これを持ったものが4人集まり、モンスターの足元で乱舞すると、
    モンスターは「寝る」→「起きる」→「寝る」というループにはまり、何もできないまま力尽きる。
    睡眠が有効なモンスターでなくても効果的で、弱体化を要求する声まであった。
  • シーズン3.0で下方修正され、属性値がなんと30にまで減少。ろくに使い道の無い武器となってしまった。
    しかも、「紙切れ油オンライン」とも揶揄されていた当時のSP武器の製作難易度は半端ではなく、
    ユーザー側からは不満が爆発。
    運営もそれを想定していたのか、異例の強化素材返還を行った。
    それでも運営の、本当にテストプレイしているのかと思えるような対応に対し、非難の声は多かった。
    また、睡眠双剣でのバランス崩壊はMHGで一度やってしまっていたため余計に風当たりが強い。
    • 実際に、当時の光景を映した動画がある。
      それを見てみればわかるが、4人揃ったら睡眠と転倒の繰り返しで何もできない
      というモンスターの姿を見ることができる。
      この後、転倒ハメ対策で脚肉質が硬いモンスターを実装していったと思われるが、
      結局は批判が飛び、最近実装されたモンスターの脚肉質はそこまで硬くない。
      (ただし怯み値は高く、中々怯まなかったり、そもそも1～2回の怯みでは転倒しないモンスターも居る)
    • ちなみに素材返還を行ったのは、後にも先にもこの武器だけである。
      また、これ以降特定の武器を名指しして弱体化されることが少なくなったが、
      双剣の毒を除く状態異常値はこれ以降(G9まで)10～30で固定化されてしまう。
    • なお、MHGで問題になった睡眠双剣とは双鉄扇【ガバス】であり、その属性値は驚異の340。
      とはいえ斬れ味がデフォルトで黄色、匠をつけてようやく緑という有様なので、
      乱舞すると斬れ味がすぐ赤くなり、一角双SPほどには問題にならなかったものと思われる。
      MHPでは何事も無かったかのように無属性に変更されたがWii版では従来通りである。
  • 修正後も、SP1の段階ではレア度2という点で注目されていた。
    双剣としては3種しかない白ゲージの持ちのひとつとして人気が高かった。
    しかしながら、SR31になった途端に、殆どの人は他の武器に乗り換えたため、
    SPIのままボックスの肥やしになっていたことが多い。
    追い打ちをかけるようにシーズン8及び9において武器レア度の見直しが行われ、
    他の属性双剣SPIと同様にレア度4まで引き上げられてしまった。
    当然レア度と斬れ味が同じならばまともな属性付きを選ぶわけで、一角双SPはお役ご免となった。
  • 時は流れ、MHF-G9のアップデートにて麻痺・睡眠属性の双剣の全ての属性値が上方修正された。
    理由としては、モーションに関わらず1hitごとにエフェクト判定されるようになったからだとされている
    (例えば、従来であれば1つのモーション、例えば乱舞を使った際は、
    その全てにエフェクトが発生するか、全てに発生しないかの2択だった)。
    一角双SPVIIも、往年の180には及ばないがHR帯としては高めである130の睡眠値を取り戻した。
    さすがに最前線には立てないが、SP武器指定の韋駄天クエストでは活躍が見込めるだろう。

余談

  • ちなみに双剣ではないが、当初の問題から数年近くが経過したフォワード.4で、
    イベント武器による類似のハメが発見され「一角双SPの再来だ」と言われた。
    こちらは武器自体は全く修正されなかったものの、フォワード.5で原因となったモンスターの肉質が柔らかくなり、
    更に圧倒的な物理性能を持つ武器が追加されたことで自然に沈静化していった。
  • MHF-GGでは新武器種の穿龍棍に、一角双SPを彷彿とさせる睡眠武器と麻痺武器が実装されている。
    双剣に次ぐ手数を持ちながら状態異常値が200前後と高水準であり、「一角双SPの再来」と言われている。
    • ただしG級モンスターは状態異常耐性が高く怯み耐性が累積上昇するため転倒ハメが不可能という特性を持っている。
      そのため睡眠の方は脅威というほどではなく、麻痺の方もG級特異個体などには微妙な扱いになっている。
    • 一角双SPが当時の水準でなぜバランスブレイカーであったのかがうかがえる。
      当時の武器防具事情でモンスターを強くするわけにもいかなかったのだろう。
    • なお、麻痺属性の双剣についても前述のようにG9にて上方修正がなされた。
      修正は検証の結果とはいえ、今後どのような影響を与えるかは未知数である。
    • 同修正の結果、ドスゲネポスの双剣が比較的高い評価を得ているが、
      それでも実線級とまでは言えず、環境に大きな影響を与えているとは言い難い状況である。

関連項目

モンスター/モノブロス
モンスター/ディアブロス/派生作品
武器/ディアブロス武器
武器/ブロスブロス - デザイン元になった双剣。