MHF-GGにて実装された穿龍棍。
目次
概要
- バサルモスの穿龍棍。
高GRのモンスターに押され気味で何かと影が薄かったバサルモスなだけに、
穿龍棍の存在を知って驚いたハンターも多いとか。
- バサルモスの堅牢な甲殻を互い違いに組み合わせた形状をしており、
無骨な見た目の武器が多いバサル武器にしては洗練されたデザインである。
性能
- ここで気になる性能なのだが、これがまたぶっ飛び数値でハンターを驚愕させた。
GR3武器なので序盤は大して目立たないのだが、Lv50ともなると、 非常に高い攻撃力と睡眠属性を両立した武器として注目を集めている。
- 双剣に次ぐ手数を誇る武器種でありながら、睡眠属性が平均以上にあるのである。
これはかの一角双SPをも上回る数値であり、
4人集まればモンスターを寝かせるには十分である。
しかも火力自体は先のスルヲシらに匹敵するし、
麻痺ハメとして名高いヴァシム・フワァールよりも実質的な火力は上。
ということで、先の一角双SP以上のハメ性能を持つバケモノだとして物議を醸した。- ちなみにヴァシム・フワァールの項にもあるが、穿龍棍は元々剣晶スキルとの相性が悪い代わりに、
状態異常値が高めに設定されているという調整がされているようである。
後述するが、この武器だけ設定ミス等の理由で突出した睡眠値設定になっているというわけではない。
- ちなみにヴァシム・フワァールの項にもあるが、穿龍棍は元々剣晶スキルとの相性が悪い代わりに、
- しかし、蓋を開けてみるとその採用率はヴァシム・フワァールに比べて高くはなかった。
何故なら、G級モンスター特有の非常に高い状態異常耐性値の影響で、
睡眠ハメをするうまみがかなり少ないからである。
睡眠ハメは麻痺を利用したハメと違い、
立て続けに眠らせることによってハメを成立させることができるのだが、G級、G級特異個体ともなると、
状態異常耐性値が高すぎてローカグランゼンの睡眠値と手数を持ってしても、
流石に睡眠→起きる→睡眠→起きるのループに持ち込むことはできないのである。- 一角双SPでハメが可能だった時代のモンスターの睡眠耐性は100前後、
しかも当時は状態異常の耐性値上昇が無かった。
G級モンスターはその3倍、G級特異個体に至っては7倍近くの睡眠耐性を持ち、
それが倍々と上昇していく始末である。
その間にダメージを稼ぐことが可能である。
そして耐性値が高いといっても流石に1回は麻痺するので、
1回で相当有利な状態に持っていけるヴァシム・フワァールが圧倒的に使いやすかったのである。 - 一角双SPでハメが可能だった時代のモンスターの睡眠耐性は100前後、
- ちなみに睡眠爆破に至っては、
現状最強の大タル爆弾G2*1がG級モンスターの体力、ハンターの火力に到底追いついていないため、
忘れ去られていると考えてよい。
また、穿龍棍は溜め攻撃を有するが、コンボの最後にしか使用できないため
睡眠後に溜めを当てるという戦術が現実的には不可能なのも痛いところである。
- では耐性が低いG級未満のクエストでは、
最適解として相当使用されているのだろうと思うかもしれないが、答えはNOである。
理由は簡単、非G級のクエストにおいて、
G級武器Lv50を4名が持ち出せば最早睡眠ハメなど必要ないほど早く終わってしまうからだ。
当然、1回の麻痺でケリが付くことも多く、ヴァシム・フワァールで事足りてしまうことから、
非G級のクエストで積極的に用いるハンターは少ない。
- なおシジルによってレア度を設定し、HC適正ボーナスを得ることができるようになったが、
それをすると睡眠値まで減少してしまうため注意が必要である。
余談
- 上でも少し触れたが、穿龍棍は剣晶スキルとの相性が最悪な代わりに、
状態異常武器の属性値が高いという特性を有している。
そのため、MHF-G5ではいわゆる準G級武器という立ち位置ではあるが睡眠値170の穿龍棍が登場し、
更にMHF-G5.2ではヒプノックのG級武器「ソーンパイル」が睡眠属性穿龍棍として登場。
睡眠値はこちらも170だが、非常に長い紫ゲージと会心率を有しているため、
ローカグランゼンよりも高い火力を長時間維持できるようになっている。
関連項目
モンスター/バサルモス
武器/グラビド武器 - バサル武器についても言及
武器/双鉄扇【ガバス】 - 初代睡眠ハメ双剣
武器/一角双SP - 二代目睡眠ハメ双剣
武器/戦扇舞刃レムジェード - 睡眠値30を軽々突破したガノトトス亜種の睡眠双剣
武器/天煌亡剣【裏かぐや】 - かつて睡眠ハメに使われた太刀