武器/妙法応身―蓮華―

Last-modified: 2024-02-26 (月) 10:33:40

顕現せし怒りと慈悲。
欲に塗れし魂を穢れと苦しみから解放する。

目次

概要

  • MHW:Iのラスボスである超大型古龍種、地啼龍アン・イシュワルダの素材を用いた片手剣。
    武器銘にある「蓮華」のデザインがあしらわれた盾が特徴の美しい武器である。

性能

  • 龍骨派生の龍封じの古剣Iから派生強化する。
    強化先はなく、派生段階で最終強化である。
  • 性能は以下の通り。
    • かなり高めの攻撃力392(基礎攻撃力280)
    • 属性解放で圧巻の龍450龍封力と優秀
    • 素で白20Lv3から紫ゲージが出現し最大で30
    • ありがたいLv1スロット2つ
    • あって困らない防御力ボーナス+30
    • 会心率は0%、レア度は12
    物理攻撃力はMHW:I発売時点で全片手剣2位の性能。
    他の要素も高スペックで、概ね他の武器のカスタム強化済みの性能に匹敵するといえる。
    ラスボス攻略段階では他の武器の最終強化も概ね出揃ってきているが、
    まだカスタム強化には手が届かないことがほとんどである。
    導きの地を進めていく上で心強い相棒となるだろう。
  • この武器の能力を最大限に活かす運用はズバリ属性加速
    EXテンタクルシリーズの発動スキルは片手剣との相性があまり良くないのだが、
    2部位装備であればそこまで圧迫されない。
    その場合属性解放スキルLv1が欲しくなるが、龍封力は属性解放Lv1の状態でも機能するため、
    属性加速未発動の状態でも古龍の能力制限には支障は出ないのも嬉しいところ。
    他の部位で龍属性攻撃強化や物理攻撃スキルを補強すると良いだろう。
    • ちなみに属性解放Lv1以上・属性加速・龍属性攻撃強化Lv6を揃えたときの属性値は700
      真・属性加速と龍属性攻撃強化Lv6を併用した場合、計算上の属性値は790となるのだが
      実際は属性強化上限1.6倍に引っかかるため720が上限であり、無駄が出る。
      4部位装備ともなると流石にスキルの負担もかなり重く、かえって扱いづらくなるだろう。
  • 無属性武器としてみればザルファバトラーIIに性能が近く、
    基礎攻撃力を10下げた代わりに斬れ味を補強してかなりマイルドにした感じ。
    とはいえ流石にこちらも白ゲージは短いため、匠に加え何か斬れ味カバーが欲しいところである。
    なんならこの武器の防御力補正を活かしてEXナルガシリーズの真・業物スキルを
    投入しつつ低めの防御力をカバーしてみるのも良いかもしれない。
    • アップデートでカスタム強化の上限解放が進んだ結果、レア10武器が大幅に躍進。
      特に牙竜剣【悪喰】IIの存在は驚異的で、元の基礎攻撃力が260だったのが
      290超えまで一気に伸びてくるので、白ゲージ止まりとはいえ
      ドスジャグラスの分際で決して侮れない存在となっている。
      Lv3スロット2つも大きく、匠などのLv3装飾品スキルを積み易いのも大きい。
      紫ゲージ時であればまだ追い抜かれることはないのだが、片手剣の手数で維持は難しい。
  • 龍属性武器としてみればこちらも発売時点で2位の属性値を持っている。
    1位の龍封じの古剣IIと比較すると属性値で劣るものの物理攻撃力で大きく上回り、
    斬れ味も1段階違うので総合的にはこちらの方が優秀だろう。
    ただ属性完全特化する場合はパーツ強化可能かつレア11の向こうの方が適任ではある。
    • 相変わらず龍属性武器界隈は激戦区。
      ただ、業鉈アングラムは属性解放の負荷を加味しても本武器の下位互換に近い。
      なんせ斬れ味はほぼ同等、物理期待値はマイナス会心が響き蓮華を下回り、
      属性値もこちらが属性解放スキルLv2止めですら下回るほどに低いのである。
    • 一方、討滅の尖兵【狂】はこちらを上回る攻撃力を持つ。
      しかも紫ゲージがない代わりに白ゲージがとんでもない長さであり、斬れ味カバーが一切不要。
      一応紫ゲージ時の期待値では勝っているが、スキル自由度で十分ひっくり返ってしまうだろう。
      ただしこちらも属性値はたったの180。どんなにスキルで盛っても330が限界なので、
      属性ダメージ重視なら断然蓮華の方が優秀。
      物理&斬れ味特化に対し、高物理かつ属性も両立できる立ち位置として十分差別化できている。
    その後、アップデートで新たな龍属性武器も続々参戦。少々多すぎる
    • ウィッチャーの銀の剣++は、討滅の尖兵【狂】を更に超越する凄まじい白ゲージ
      こちらを上回る龍480、龍封力:大、標準程度の攻撃力364に
      Lv2-1の空きスロとあらゆる面で優秀な武器。
    • 狼牙剣【欲獄】は攻撃力378、龍240と数値スペックでは劣るものの
      デフォルトで紫70かつ延長可という異常な斬れ味ゲージを備えており、
      紫ゲージ補正込みで白ゲージの蓮華の物理期待値を追い抜いてしまっている。
    • ゼノ=マブーラー改は白ゲージ同士ではこちらを上回る期待値、低くはない龍330に加え、
      あろうことかLv4スロット2つも備えており、こちらが喉から手が出るほど欲しい
      高すぎるスキル自由度を体現した傑物。龍封力:小が欠点か。
    • 煌黒剣アルスタは強敵も強敵。
      攻撃力392、紫90、龍属性570、Lv2スロット2つと龍封力と防御+30以外の面で
      後塵を拝してしまっている。
  • 上記の通りアプデされるたびに徐々に立場が微妙になっている妙法応身―蓮華―であるが、
    最大の強みである制作時期の相対的な早さは未だ健在。
    地啼龍の慈眼殻などといった入手難易度の高い素材が必要なので
    制作難易度自体は低いとは言い難いが、少なくとも時期的には早い方なのは事実である。
    • アルスタはアルバトリオンのクエストがMR24で参加可能なため早めに作成することは不可能ではない。
      が、難易度は極めて高くMR上限解放直後の装備では正直かなり厳しい。
      せめて武器防具ともにカスタム強化をやりきってから参加した方がいいだろう。

余談

  • 今作の龍骨派生系には4本も最終強化が存在している。
    雷属性といい水属性といい優秀なので、
    派生元である龍骨武器を多数作ることになった片手剣使いも少なくない。
  • 「妙法応身」の「妙法」は仏教における深遠なる法であり宇宙の真理とされている。
    特に「妙法蓮華経」、つまり法華経で説かれた教えである。
    「応身」は仏教における「三身」と呼ばれる仏の3つのあり方の1つとされ、
    仏が民衆を救済すべく様々な形態で現世に身を現した姿であるとされる。
    法華宗という宗派の解説では「妙法」を得た釈尊(釈迦)が「応身」し、
    民衆救済の教えを伝道したとされており、この2語を組み合わせた武器銘はこれが由来であろう。
  • 蓮華は文字通りハスの花である。
    仏教成立前の古来よりインドでは聖なる花として扱われ、現在のインドでは国花に指定されている。
    泥水の中からですら美しい花を咲かせるその姿が聖性を感じさせるものとして崇められた。
    ちなみに、古来から女性の象徴とも言われている。

関連項目

モンスター/アン・イシュワルダ
武器/イシュワルダ武器