燃えるように紅い刃が印象的な双剣。
刃に宿る熱は決して冷めることは無いという。
(火刃ファイアストーン)
火刃ファイアストーン最終型。
持ち主の魂に呼応して、その熱量はどこまでも増大する。
(炎刃ファイアセル)
目次
概要
- MHXで突然登場した火属性の双剣。
意外と今までなかった「紅蓮石ベースの火属性武器」。
紅蓮石の熱量は他の火属性モンスターの素材のサポートに使われることはあっても、
直接火属性の材料になることはなかったのである。
性能
MHX
- 青熊双鉞LV3からの派生のみで作成可能。
青熊双鉞自体ややマイナー気味なので気付かない人は気付かないだろう。
- そして派生強化することで、なぜ今まで紅蓮石ベースの武器というものが存在しなかったかがハッキリする。
- 攻撃力120。青熊双鉞LV3と同じ。
- 緑ゲージはそこそこ。
- まさかの会心率-10%。スロット0。
- 火属性はたったの8。
というか火属性値が酷すぎる。
- LV5で最終強化の炎刃ファイアセルとなる。
その性能は、- 攻撃力230と火属性双剣トップ。
- 斬れ味は素で短い青ゲージ、斬れ味LV+2でそこそこの白ゲージ。
- 会心率-10%はそのまま。スロットは相変わらず0。
- ほとんど伸びなかった火属性12。
持ち主の魂が弱すぎた
もっとも、属性値がオマケすぎる数字の割に、攻撃力もそこまで高いとは言えない。
「ネタ武器と言えるほど弱くはない」LVで、中途半端と言えば中途半端。
見た目にほれ込んだなら使ってみよう。- 地味に最後まで獰猛化素材を使わず完成する武器の一つである。
レア素材も必要ないので、
「まずこれを作ってから他の武器を作る」は十分選択肢としてはアリ。
特にソロ専門の人にはありがたい。
MHXX
- 真紅蓮石を用いて炎刃ファイアセルを一発生産可能。
こっちの方が格段に楽なので、G級に上がってから使うなら一発生産一択だろう。
- 究極強化はLV8焔刃オルファイア。
- 攻撃力350。火属性双剣同率トップ。
- 斬れ味は素で十分長い白ゲージ、斬れ味レベル+1で紫5、斬れ味レベル+2で紫30。
- 火属性値はあまり伸びなかったが、大健闘の20。
- なぜか悪化した会心率-15%と最後まで空かなかったスロット。
ただし、会心率の関係で実際の期待値は双焔刃リュウノツガイに僅差で負ける。
そしてあちらの方が匠時の紫ゲージは長く、火属性も上。
使うなら匠を付けずに長めの白ゲージで差別化を図るべきだろう。
MHRise
- MHWorldでは続投を逃したがMHRiseにて復活。
ボーンハチェットからの派生強化で作成可能。
- 最終強化で炎刃ファイアセルになる。
MHXでは残念な事になっていたが、MHXXでは輝きを取り戻しかけていた。
炎がキーワードとなっているカムラの里ではどうなったかと言うと……- 攻撃力160
- 斬れ味は素で緑90、匠Lv1から青ゲージが出現。白ゲージは出ない。
- 火属性30
- 会心率-10%
- スロットはLv1が2つ
- 百竜スキルは「攻撃力強化III」「会心率強化I」「鈍刃の一撃」
- 攻撃力は火属性双剣中ダントツの最下位だが、火属性はまさかのトップになると言う伸びを見せた。
猛き炎の魂に呼応したのだろうか
……とは言え、流石に物理性能が低すぎであり、高い属性を以てしてもフォローしきれない。
双剣リュウノツガイに斬れ味でも攻撃力でも負けており、属性も百竜スキルを考慮すると上回られる。
- アケノシルムから爆炎袋、リオレイアから火竜の延髄を入手可能なので最終強化時期はそれなりに早い。
しかし、作成時期なら暁の双剣シルツァリもほぼ同時期に強化でき、
攻撃力は30も差があって属性に大差が無いとこれまた強力なライバルが存在する。
今作ではMHXの時より扱いが酷いかもしれない……。
- 紅蓮石を使用した炎を象ったデザインはかなり特徴的なので
百竜武器の外装変更で使ってみるのもいいかもしれない。
ただ、昔ながらのデザインのリュウノツガイ、双銃という秀逸なデザインのシルツァリと
性能面のライバルがデザイン面でも強力なライバルとなっているが。
MHR:S
火刃ファイアストーンは遂に
高みへと至った。双剣の熱量は
太陽に匹敵するといわれる。(焔刃オルファイア)
- 強化時期はやや遅めだが、無事にマスターランク進出。
さらに性能が大幅に強化され、『焔刃オルファイア』として前作の情けない性能からは想像できない武器に進化を遂げた。- 攻撃力320に会心率-10%と順当に成長
- 素で紫40を獲得。匠でさらに延長可能
- 平均的な火属性値39
- 空きスロット3-1
- 百竜装飾品スロットLv1
性能としてはバランス型。
若干のマイナス会心はあるが致命的なほどではなく、属性値もそこそこ。
唯一にして最大の欠点は百竜装飾品スロットがLv1しか無いこと。
このせいで拡張性にはやや難がある。- Ver.11.0から傀異錬成の登場により百竜スロットをLv2に拡張できるようになり、
この点は解決されたといえる。
余った強化枠に属性強化Iが入り火42になるのもお得。
ただし似たステータスのリュウノツガイは錬成によって、
攻撃+10&属性+3が入ってしまうため斬れ味とスロットの快適性で差別化をする必要がある。
あちらは属性に振る錬成も選択肢にあるため属性の差別点は考えない方がいいのかもしれない。
- 火属性双剣は大幅に増えたためライバルは増加。
Ver.12.0現在では焔刃オルファイアを含め、10対が争う世紀末の激戦区と化している。
前作の筆頭だったリュウノツガイは火属性51に素紫とかなりの高性能。
新顔のジオメトル=Yは属性値64という強烈な属性値が売り。
性能だけで言えばリュウノツガイにやや軍配が上がるか。
とはいえこの武器の最大の個性は一切のレア素材が不要という点に集約されるだろう。
ライバル武器が天鱗の確保に苦しむ一方で、こちらは雑多で適当な素材で最終強化まで可能。
まあリュウノツガイも強化で作るなら天鱗いらないけどね!
繋ぎ、あるいはサブ武器として振るうには極めて優秀な一振りと言える。
実際この武器は強化時期が早く、その後も適切なタイミングで強化できるため
攻略段階で特に良きパートナーとなってくれる。
- Ver.11.0からは先述の傀異錬成の登場と併せてある活路が開く。
研磨術【鋭】Lv2以上採用型の双剣である。
素で紫40白20・計60という絶妙な数値により、青ゲージに下がってから研ぐことで
特定秒数の間だけ各斬れ味ゲージによる物理補正を1.1倍、属性補正を1.07倍してくれる。
十分な長さゆえに剛刃研磨もいらないため、防具の錬成や護石と相談して、
他の火双剣にはない最大火力を目指してみるのもいいだろう。- このスキルを採用する場合のライバルはTHE・物理の蛮炎双剣ロギンクルテ改だろう。
あちらは『砥石使用時のバフ』となるため、純粋な火力スキルになりうるこちらとは差別化されている。
しかしVer.13から錬成枠が8枠となり、現段階で最大の属性強化を積んだ際の上昇量が+20と
とんでもない成長ぶりを見せておりまったく油断ならない相手となった。
ぶっちゃけ現段階での錬成で最大強化されると超えられる。 - Ver.12からはカクトスエーアガイツも
研磨術【鋭】型火属性双剣として殴り込んでくる。
あちらは4スロを活かした剛刃も併用しつつも研磨術【鋭】はLv1で済む。
更に砥石高速や属性強化に有用な1スロが二つあり
百竜スロットのレベルも3と傀異錬成を数値強化に持って行ける。
こちらは素の攻撃力と剛刃不要な紫ゲージを活かすことが重要な差別化点か。
特にオオナズチのような毒が通じにくいモンスターだと相対的にこちらが有利。
- このスキルを採用する場合のライバルはTHE・物理の蛮炎双剣ロギンクルテ改だろう。
余談
- MHXでの上位までの強化素材とMHXXでのG級強化素材を比べると不思議なことに気付く。
と、一部違いはあるにせよ上位相当の素材を数をそのままG級相当に差し替えただけである。
LV3
爆炎袋×4 尖竜骨×4 赤熱した火炎嚢×2LV6
業炎袋×4 強竜骨×4 真紅蓮石×2LV4
獄炎石×5 いにしえの龍骨×4 火竜の延髄×1LV7
アルティマ結晶×5 いにしえの巨龍骨×4 火竜の靭尾×1LV5
火竜の煌液×2 堅竜骨×4 赤熱した堅胸殻×2 赤熱した紅焔嚢×2LV8
煌炎の雫×2 重竜骨×4 赤熱した重胸殻×2 赤熱した熔炉嚢×2
ここまで丸コピペわかりやすい強化方式の武器もそうそうない。