武器/シルムズベネット

Last-modified: 2024-01-19 (金) 00:50:57

傘鳥の双剣。外見は銃そっくり
だが弾は出ない。特異な形状に
関わらず、軽量で扱いやすい。
(シルムズベネット)

その双剣を携えし者、弱きを
助け強きをくじく義烈の剣士
誇り高く、猟場を舞うべし。
(暁の双剣シルツァリ)

MHRiseより登場したモンスター、アケノシルムの素材で作られた双剣。

目次

概要

  • デザインは二丁の銃剣のような意匠を持つがもちろん弾などは出ない。
    …どころか砲門そのものが見当たらない(要は銃のバレルが丸ごと刃になっている)。

MHRise

  • 一発生産もしくはツインダガーIからアケノシルム素材でシルムズベネットIへ派生可能。
  • 最終強化の暁の双剣シルツァリの性能は以下の通り。
    • 平均的な攻撃力190
    • 会心率0%
    • 実用レベルの火25
    • 斬れ味は素でゲージ持ち、匠Lv3からゲージ
    • 本作では需要が多いスロットLv2×1
    • 百竜強化は「攻撃力強化II」「属性強化【火】II」「火やられ特効」
  • 性能自体は悪くないのだが、最終強化の為には傘鳥素材に加えて獄炎石が必要なので最終強化はHR6以降となり、
    その頃にはツインフレイムIフラムエルクルテIIも作れるようになる。
    前者は双剣リュウノツガイに強化するまではこちらが上位互換なので気にする必要はないが、
    後者はかなり厄介なライバルとなる。
    とはいえ、使おうと思えば使えなくもない性能なので、
    この武器の見た目が気に入ったのであればしっかり活躍させてあげよう。

MHR:S

明け方の月の如く繊細な傘鳥の
双剣。義を重んじる勇士たちの
静かなる闘志を宿す誇りの剣
(暁月の双剣シルフラス)

突き刺さる陽の光を体現した
傘鳥の双剣。荒ぶる魂を以て
大道を征く、義勇の双剣士
(暁光の双剣シルスラヴ)

  • MRにもしっかり対応。アケノシルムがMR1で早々に出てきてくれるので、MR序盤で実用的な
    火双剣が欲しければ頼ってもよいだろう。
  • 最終強化は暁光の双剣シルスラヴ。強化に必要な素材は傀異化した竜骨。
    その性能は
    • 属性持ちとして充分な攻撃力320
    • 会心率0%
    • しっかり伸びた火属性44
    • 斬れ味は長い白匠Lv3から紫も出現。
    • 便利なスロットLv3-Lv1
    • 百竜装飾品スロットもLv3を完備
    全体的にケチのつかないハイバランスな一振り。
    突き詰めれば期待値で上回るライバルも居れど、好みで使い分けられる範囲。
    この性能で幻鳥竜玉くらいしか面倒な素材を要求されないこともあり、
    特に複数武器種を扱うハンターや、匠を中心にスキルを組むハンターに愛用されていた。
  • 陰りが見えたのはVer.11.0、
    希少種火竜夫妻の双剣、ゲキリュウノツガイの実装から。
    同じく長い白ゲージを持つが、素の性能では百竜スロットのLv以外で勝てる要素がない
    じゃあ紫ゲージで…と言いたいがあちらも匠Lv4から紫ゲージが出る。
    匠4が軽いかと問われれば甚だ疑問だが……。
    この頃、双剣の百竜スロットは特効珠を詰められるLv2で充分という見方が強かったため、
    汎用双剣としてこれほどの性能を持ちながら苦境に立たされる羽目に。
    • Lv3の百竜スロットには属痛竜珠か鋼魂竜珠、あるいは鬼激竜珠が入るが……
      • 属痛竜珠で属性ダメージを1.15倍にしても元の属性値差が13あり、
        向こうがさらに特効珠を積めることを考えると分が悪い。
      • 鋼魂竜珠の会心+15%は多くの場合特効珠の期待値を下回る。
      • 会心+20%&斬れ味消費2倍の鬼人激化を活かせる
        研磨術【鋭】とは相性が悪いためこの武器では活かしきれない。
    • と、いずれの百竜装飾品もゲキリュウノツガイに対する強みが生まれず、なんとも歯がゆかった……
      が、Ver.が進むにつれこの前提は崩れていく。属性特化の構成がどんどん有利になったのだ。
      これにより属痛竜珠はもちろん、会心率を上げられる残り二種の価値も上昇。
      対して物理面しか強化できない特効珠及びゲキリュウノツガイは相対的に落ち込むことに。
  • アプデの度に増えていく属性のテコ入れによって復権するかに思われたが、属性が強くなれば当然、
    生まれついての属性特化であるジオメトル=Yが立ちふさがることになる。
    こちらは鍛え上げれば117にもなる凄まじい属性値*1を持つ超強敵。
    到底、同じ土俵で競り合って勝てる相手ではないのだが、
    もともとこの武器はシルスラヴの攻撃力をそのまま属性値に回したような性能をしており、
    シルスラヴを活かす構成はそのままジオメトル=Yを活かすことになってしまいがち。
    このため少しでも属性に寄ればジオメトル=Yに敗れ、
    ならばと物理に特化すればまたゲキリュウノツガイに阻まれる、
    とにっちもさっちもいかない状態に甘んじているのが現状である。
  • このように、優秀な性能でありながら最前線から一歩引いた双剣というのがVer.16現在の評価。
    性能だけ見るならいずれ別の双剣に乗り換えることになるが、
    それでも愛を持って使っていきたいならば想いに応えてくれるだけの能力はある。
    • 個性を挙げるならやはり作成難易度だろう。
      上述のライバル、特に属性特化ビルドにおけるジオメトル=Yが本領を発揮するのには少なくない手間暇がかかる。
      このため理想の構成が完成するまでは、
      あらゆるステータスがバランスよく丁寧に配分されているシルスラヴは有力な選択肢。
  • 複数武器種を使うという理由でこれを作って終わりにしてもヨシ
    これを起点に自分だけのスキルの相性を組み立てて他の火双剣に移ってもヨシ
    様々な事情を比較的やさしい作成難易度でサポートしてくれるのがこの武器の最大のアイデンティティといえる。

余談

  • ベネットの銘の由来は、銃を模した形状をしている事から
    英語で銃剣を意味する「ベイオネット」からだとみられる。
    顔芸に定評のある主人公のライバル枠ではない。「もちろんです、プロですから」
    また、過去作にはアイアンバヨネットという同じく銃剣をモチーフにした武器があるが、こちらはまんま銃剣である。
    一方で、似た名前の龍星銃槍ベネトもあったが、
    こちらはベネット彗星という実在する彗星の名前が由来である。
  • シルツァリのツァリの部分は、他のアケノ武器の最終強化形が
    各国の言語で騎士を意味する言葉の一部を当てている事から、
    この武器の場合はロシア語で騎士を意味する「ルイーツァリ」からであろう。
  • 暁の双剣シルツァリの説明文が

    その双剣を携えし者、弱きを
    助け強気をくじく義烈の剣士。
    誇り高く、猟場を舞うべし。

    …と誤字が存在していた。
    前例を鑑みると、永遠にこのままなのだろう…と思われていたが、
    Ver.10.0.2のアップデートで無事に「強きを~」に修正されている。

関連項目

モンスター/アケノシルム
武器/アケノ武器
武器/クックツインズ - 鳥竜種素材かつ火属性双剣の先輩。
武器/デスペラード - 銃型双剣の同志。
武器/ゴルム・ベネット - ベネットと銘が付いた武器の仲間


*1 同条件のシルスラヴの属性値は97