MHFに登場する、辿異武器の1つ。
灼熱の炎を纏う翼を有した辿異種リオレウスの素材を使用して作られる、猛火を宿した双剣である。
目次
概要
- 2017年1月18日に解禁となった、辿異種リオレウスの素材から作成できる<<辿異武器>>の1つ。
- MHFにおいてはリオレウスの「翼爪」を模した、超絶的にリーチが短い双剣と、
亜種素材を用いた斧のような形状の双剣が存在するが、
火竜猛双剣ソレイユは同じ翼爪をモチーフとしながら、通常リーチの「剣」となっている。
辿異種リオレウスは翼が異常発達し、怒り状態になるとその翼を激しく炎上させるが、
火竜猛双剣はその再現としてか、全体が赤熱化しているかのような発光ギミックが備わっている。
鬼人化やその上を行く真(極)鬼人解放では剣戟に赤色の残光が引くようになるため、
この武器を振るうのにはある意味ピッタリであろう。
属性は見た目通りの「火属性」。他の辿異種リオレウス武器もそうだが、複属性の「炎」ではない。
- 火竜猛双剣はMHF-Zプレビューサイトで性能が先行公開された武器の1つである。
この時点で既に毒属性の棘蝕双ローゼンエッジの性能が公開されていたが、
属性双剣の性能が明かされたのは初であり、多くのプレイヤーから注目された。
- 辿異武器の基本性質として、最初から武器スロットが3つ開放されており、
従来の装飾品か、シジルを選んで装着することができるようになっている。
また、辿異種の「発達部位」を破壊しやすくする効果も有している。
火属性が特に有効な発達部位を持つ辿異種としては、ドドブランゴ、ダイミョウザザミ、フルフル、
ヒュジキキ、ギアオルグがおり、ヒプノックにもある程度有効なことから、
対辿異種戦では中々に恵まれたポジションと言える。
これから辿異種に挑む場合、まずはこの武器を作ってみるのもよいだろう。
- 辿異スキルは<<属撃強化>>。
属性ダメージの比重が高い双剣では生かしやすいスキルと言える。
ちなみに辿異種ドドブランゴ戦でこのスキルの効果を発現すると、全部位に属性特効の効果が適用される。
性能
- GR200の辿異クエストから入手できる素材で火竜猛双剣ソレイユを生産し、
以後GR400、GR600、GR800の辿異クエストから入手できる素材で強化していくことになる。
火竜猛双剣ソレイユ
- GR200で解禁される辿異種の中でも1番易しいとされるランクの個体の素材で生産する段階。
なお素材そのものは上位ランクでも入手できるようになっている。
- 性能は、
- 攻撃力658
- 火属性500
- デフォルトで紫ゲージを持ち、斬れ味レベル+1スキル効果で空色ゲージも現れる
属性値はこの時点ではやや物足りないが、攻撃性能はG級武器Lv50クラス。
シジルで補強すればどうにでもなる部分であり、上記の件もあって即戦力となるだろう。
- また、物足りないと書いた属性値だが、普通のG級武器Lv50火属性双剣としてみた場合、
ゲージ補正も加味すればこの時点でも最強クラスの火属性値となっている。
これは純粋火属性のG級武器双剣が少なすぎるためである。
複属性まで含めると、実質火属性値600&空色ゲージの準G級武器「獄熱紅剣【炎魔】」があるが、
攻撃力は若干だがこちらが上であり、拡張性は勝る。
獄熱紅剣【炎魔】はG級武器Lv50クラスの準G級武器であり、
火竜猛双剣ソレイユもG級武器Lv50クラスであることは疑いない。
- 欠点として、空色ゲージはあるもののこの時点では決して長くはない。
紫ゲージもそれなりにはあるが、長すぎるというほどでもないため、
巧流スキルがないと、あっという間に斬れ味が白まで落ちてしまう。
- 必要な素材は辿異種リオレウスのものだけだが、この時点では発達部位の素材は必要ない。
部位破壊(もしくは基本報酬)素材は頭部破壊の「頭棘」。
レア素材「剛頭棘」に化けても、後の段階で使うので取っておこう。
- なお辿異種リオレウスは双剣で挑む場合かなりの注意を要するモンスターである
(発達部位を破壊しきるまで、怒り状態で密着するとスリップダメージを受ける)。
このダメージは地形ダメージ扱いなので、火属性やられ【特大】対策も兼ねて、
紅焔の威光+2を発動させて挑むと戦いやすくなる(これは他武器種にも言える)。
火竜猛双剣シャムス
- GR400から挑める、命を焦がすほどの灼熱の炎を纏い、
メゼポルタ近郊にまで襲来した個体の素材で強化を施した段階。
- その性能は、
- 攻撃力686と大きく強化
- 火属性700
- 上述したようにソレイユの時点で単独火属性G級双剣としてはトップクラスの性能を持つが、
そこから物理、属性共に更に強化された段階がこのシャムスである。
ここまで来ると普通のG級武器Lv50では、複属性を含めても勝てる武器は殆どない。
G級進化武器を除くと、対抗できるのは高い会心率と火属性値830を有する
「改G級武器」の改爆狼双剣【シャク】や、
火属性の始種武器「ヴォルカ・イスヴェル」、「フロル=アゴニス」ぐらいだろう。
始種武器2つについては、条件次第では当武器を大きく上回る性能が発現するため、
シジルだけでそこに肩を並べるのはやや厳しい。
ただ、決定的に劣るとまでは言えず、特性上対辿異種戦の武器としては非常に優秀なのは言うまでもない。
- この段階から、強化に発達部位素材が必要となる。
発達部位素材はGR400のクエストでのみ入手可能な「火竜の極上翼」1個。
辿異種リオレウスは翼が巨大化しているため攻撃そのものはとても当てやすいのだが、
翼の物理肉質は非常に硬く、耐久値も従来個体を根本的に凌駕するため、
火竜猛双剣ソレイユで挑むには割と分が悪い。
纏雷、不退ノ構などで物理肉質をこじ開けるか、水属性が非常に良く効くことを活かし、
辿異種ダイミョウザザミの「盾蟹双剣アスタエスパ」で挑むという手はある。
- また、部位破壊素材としては尻尾剥ぎ取りの「燐尾」が必要になる。
耐久値は翼に比べれば圧倒的に低く、切断もしやすいが、従来の双剣では尻尾自体が狙いにくい。
ここは、上空打点が大幅に強化された「極ノ型」の出番だろう。
火竜猛双剣タイヤン
- GR600から挑める、紅蓮の炎を纏いメゼポルタを夜襲した個体の素材で強化できる段階。
MHF-Zプレビューサイトで公開されたのはこの段階までである。
- 性能としては、
- 攻撃力714
- 火属性も900まで強化
- 攻撃力714という数値は、上で挙げた始種武器2本とほぼ同格のものである。
属性値もフロル=アゴニス以上、ヴォルカ・イスヴェル未満であり、非常に高い。
そのため、シジルによるテコ入れも加えれば、
始種防具1部位による強化が発現した上記2本を超える事は難しくはないだろう。
- 必要な部位破壊素材はGR600個体の翼破壊で入手できる「火竜の極剛翼」2個と、
頭部破壊限定のレア素材である「剛頭棘」1個。
剛頭棘は同ランクであれば25%、もう一つ上のランクなら50%の確率で、
なおかつ狙うのに労しない部位であるが、例によって翼破壊は工夫が必要となる。
とはいえ、MHF-Z時点での辿異双剣としては、双剣で狙うのが難しくない部位で構成されている方であり、
根気よく戦って強化素材を集めたいところ。
火竜猛双剣リオフレア
- 最高難度であるGR800の個体の素材で強化できる、火竜猛双剣の最終段階。
遂に「リオ」の名を冠することになった。
- その性能は火竜猛双剣タイヤンからさらに大きく向上しており、
- 攻撃力742
- 4桁に到達した火属性1200
- デフォルトで空色ゲージが発現し、斬れ味レベル+1で空ゲージが更に伸びる
もちろん、装飾品又はシジル焼き付けが可能なことや、辿異スキル「属撃強化」は据え置きである。
- 標準性能で始種防具1部位のヴォルカ・イスヴェルと同等の性能を備えており、
シジルで更に引き上げるもよし、装飾品を装備してスキルを強化するもよし、
対辿異種戦に限らない幅広い活躍が可能となるだろう。
また、上で例示した辿異種戦においては文字通り切り札になりうる武器でもある。
- 強化素材は、
- 準レア素材「光逆鱗」3個、レア素材「耀紅玉」2個
- 発達部位素材「火竜の極絶翼」3個
- 強化費用2500000Gz
幸い極絶翼を除けば、厄介な部位破壊素材は必要ない。
余談
- 辿異武器の双剣は、季節イベント武器と棘蝕双ローゼンエッジを除くと当武器を含め4本存在しており
(2017年2月アップデート時点)、いずれも属性違いで性能そのものは全く同じである。
上で触れた盾蟹双剣アスタエスパ(水属性)と、フルフルの「絶雷振双剣」(雷属性)がそれに当たる他、
祭典武器のヴォーラツイン(龍属性)も同様である。
2017年4月アップデートではギアオルグの氷属性辿異双剣が追加されたが、こちらは性能が全く異なる。
- 武器銘のカタカナはいずれも「太陽」を連想させる。
ソレイユ、シャムス、タイヤンはそれぞれフランス語、アラビア語、中国語でズバリ「太陽」を意味しており、
フレアは炎のゆらめき・火炎などを意味する単語で、
自然界においてはやはり太陽(光)に関連する事象でよく用いられる。
関連項目
モンスター/リオレウス/派生作品 - 辿異種リオレウスについても解説
武器/辿異武器
武器/火竜武器