武器/絢爛たるルスタルマフ

Last-modified: 2024-02-04 (日) 11:48:52

愛し合う二人さえいれば、他の
命は不要…。重弩は一つまた
一つと命の灯を消していく
(絢爛たるルスタルマフ)

天より降る光を模した重弩は、
眩く輝き続ける。貴方灯が
消える、その瞬間まで…。
(ルスタ・ド・ネフィラ)

MHRiseに登場したヘビィボウガン。

目次

概要

  • ヤツカダキを討伐することで解放されるヘビィボウガン。
    作成して構えてみるとリムが十字型に展開し、それぞれのリムに照明のように
    灯腹と同じ色をした球体が合計4つくっついている。
    シールドをつけると先端にヤツカダキの頭部のような4つの穴があいた盾がつく。
    構えるとシールドの穴に光が灯りより本物らしく。
    パワーバレルをつけるとリムの下にさらにもう一組4本の小型のリムのようなものがつく。
    そちらにも灯腹色の球体が小さいながらも4つついており、なかなかにゴージャスな見た目になる。
    十字に広がったリムとそこから延びる弦が、どことなく糸を繰る蜘蛛の脚に見えなくもない
    • モチーフはいわずもがな「シャンデリア」。
      空中で真下に攻撃ができればフレーバーテキストの再現ができるのだが
      残念ながらヘビィボウガンだと崖からジャンプして撃つくらいしか再現方法がない。
      ライトボウガンだったら割と実用性もあるレベルで再現できたのだが…

絢爛たるルスタルマフ

MHRise

  • 風ノ賊重弩IIIからの派生強化、あるいは直接生産によって作成できる。
    Ver.1.1.2時点での強化は絢爛たるルスタルマフIIで止まってしまうがその性能は
    • やや低めな攻撃力180
    • 全ヘビィで見てもトップの会心率40%
    • ブレなし、反動やや小、リロードやや速い
    • 特殊弾は狙撃竜弾
    • スロットはLv2が1つ、Lv1が2つ
    • 百竜強化 : 攻撃力強化III(+8)、貫通弾追加I(LV1/LV2の装填数+2)、鉄蟲糸技強化
    さすがに作成も最終盤のためかブレ、反動、リロードといったボウガンとしての基礎性能や
    装飾品スロットの性能など全体的に極めて優秀。
    それどころか、かの夜砲をさしおいて会心率トップである。夜砲の立場がない
    特徴はやはり火の扱いに長けたヤツカダキ武器のため火炎弾、貫通火炎弾を扱える点。
    特に、火炎貫通弾は5発装填と極めて優秀。この火炎貫通弾をメインに戦っていくことになるだろう。
    高い会心率もあって会心撃【属性】との相性は抜群。
    スロットの拡張性の高さとあわせて採用を検討したい。
    • また、派生元である風ノ賊重弩IIIから百竜スキルが一変しているのも個性的。
      こちらの百竜スキルも会心率強化III/小型特効/オトモへの采配術となかなか捨てがたいものが揃っており
      これらを引き継いでみるのもなかなか面白い。
  • Ver.2.0アップデートで最終強化が追加。
    最終強化銘はルスタ・ド・ネフィラである。性能面の目立った強化はというと
    • ナルガヘビィに並んだ攻撃力190
    • LV2放散弾が使用可能に
    • 百竜強化の攻撃力強化がIV(+10)に
    とまあ、もともと高性能だっただけに劇的な変化はなく順当に強化されている。
    この強化により基礎攻撃力は夜砲と並び、百竜強化によっては上回るようになった。
    会心率だけでなく攻撃力でも負けた夜砲は泣いていい
    とはいえ、LV3貫通弾の装填数では負けているのでやはりこちらは火属性弱点を相手に用いたいところ。
  • 属性弾と貫通弾以外に目を向けると、斬裂弾が2発装填可能。
    歩きながらの使用はできないが、スキルで調整すれば反動小・最速リロードで運用できる。
    斬裂弾は属性弾・属性貫通弾と同様に装填拡張Lv2で装填数を1発増やせるため、
    該当スキルを発動させている場合は優秀な補助攻撃手段となる。
    問題は「火が効いて、貫通が有効な相手がかなり限定されること」だろうか…。

MHR:S

愛おしい貴方、さぁこちらへ。
二人の幸せを誓いましょう。
死すらも我らを別てない…

(アムル・ド・ネフィラ)

愛しきよ、ともに逝こう。
現世の苦楽など在りはしない。
時すら朽ちる、その日まで

(ラヴィス・ド・エテルネ)

  • マスターランクのヤツカダキが登場したことで、こちらも晴れてMR武器が登場することに。
    アムル・ド・ネフィラ、アムル・ド・ネフィラ改を経て、最終強化銘のラヴィス・ド・エテルネへと到達する。
    強化素材にはやはりヤツカダキ素材と、炎を扱うからか炎龍の剛爪、傀異化したヤツカダキから取れる爪が必要となる。
    ちなみに、アムル・ド・ネフィラから一発生産することも可能。
    ヤツカダキ素材やアルティマ結晶が余っているなら考慮の余地ありか。
    なんなら人によっては妙に出にくい臣蜘蛛の艶糸を集めるより楽かもしれない。
  • 性能面においては
    • 最終強化の中では最低の攻撃力330
    • 上りはしなかったものの、十分な会心率40%
    • ブレなし、反動やや小、リロードやや早いと取り回しの良さはそのまま
    • 弾数は物理弾の装填数がそれぞれ1~2増加
    • スロットはLv2×1、Lv1×2と変化なしながらも高い拡張性
    • 残念ながら百竜装飾品スロットはLv1
      となっている。
  • 使うとするならば、今まで同様火炎弾と火炎貫通弾を主軸とした属性弾による焼き尽くし戦法が主となるだろう。
    サンブレイクでは属性攻撃に関するスキルが実装されたことで、
    属性ヘビィに対する強力な追い風となっていることも大きい。
    特に、第1弾アップデートではリオレウス希少種が実装されたことで、
    胴装備弱点特効【属性】会心撃【属性】火属性強化+3を持ち、
    更に豊富なスロットで属性会心と火属性強化を上限にできるという、
    まさに高会心火属性武器に対する最適解とでもいうべき装備が登場したのも大きい。もはや一蓮托生
    もともと40%という高い会心率を持つこの武器と、属性会心の相性は語るまでもないだろう。
    スキルを盛りに盛った狂える愛の炎で、相対するモンスターを焼き尽くしてやろう。
    百竜スロットが1なのは、傀異錬成で拡張しても属痛竜珠を積めないようにするバランス調整の一環と思われる。
  • ライバルを上げるとするならば、同じくサンブレイクで実装された
    ビシュテンゴ亜種のヘビィボウガン緋天之弩・六仙ジゾウだろう。
    あちらは会心率を持たず、貫通火炎弾のみ対応ではあるが、攻撃力で上回る。
    更に、その高い攻撃力を生かすLV3散弾や竜撃弾などの肉質無視攻撃や状態異常弾を持つ。
    また、百竜スロットがレベル3なので、弱点特効【属性】を入れることも可能。
    一方で、こちらは前述のように高い会心率で属性会心をフォローし、
    その会心を生かす貫通弾を扱うことができる。
    どちらが上位というわけではなく、属性を含む会心にウェイトを置いたラヴィス、
    火力を生かすために状態異常による搦手も駆使するジゾウといったところか。
  • Ver.14.0では百竜スロット強化に二段階目が追加され、念願の百竜スロットLv3を獲得することが可能になった
    属性弾を扱うならば最も欲しい弱点特効【属性】が入るようになるのだ。
    サブ弾の火炎弾も十分な威力を発揮するようになり、クラウンチングショットとの相性も良好。
    元々高い会心率を活かすためにも、会心撃【属性】はやはり優先して入れたいスキルだろう。

ボルドゥクスの燭重砲

獲物に向けて銃弾が放たれると
まるで暗闇の中、食卓を囲む
かのように、燭台に火が灯る
(ボルドゥクスの燭重砲)

その燭台に火が灯るたび、
地は紅く染まり、強者の座る
食卓も豪華に彩られていく
(ランパ・ダ・ラヴァタ)

MHR:Sに追加された「ヤツカダキ亜種」のヘビィボウガン。
紺色基調の通常種と異なり、こちらは少しくすんだ白を基調としている。
武器を展開すると明かりが灯るの同様だが、こちらは先端が禍々しく赤く光る。

MHR:S

  • ヤツカダキ通常種のヘビィから派生となる。
    両種のヘビィが欲しい場合は素材と相談しよう。
    最終強化で「ランパ・ダ・ラヴァタ」となる。
    性能は
    • かなり高めの攻撃力370
    • 会心率0%
    • ブレ:なし、反動:中、リロード:やや遅い
    • 通常種と同じく狙撃竜弾
    • スロットはLv2が一つ
    • 百竜装飾品スロットはLv2
    • サポート系の弾丸は鬼人弾、減気弾LV1、LV2のみとやや少な目
    • 全種徹甲榴弾、拡散弾、竜撃弾対応
    • 通常種と異なりLV1、LV2貫通弾が共に歩き撃ち可能となったが、装填数4発と大きく減少しLV3貫通弾も装填不可となった一方で、
      LV3通常弾には6発装填で対応し歩き撃ちも可能に
    • 属性弾は火炎弾、火炎貫通弾に対応、装填数が少ないのでメイン運用は厳しい
    通常種から一転して、攻撃力が大幅に強化された爆発弾特化型ヘビィとなっている。
    Rise産の亜種達はやたら好戦的な気がする。
  • そして、装填可能となったLV3徹甲榴弾は「反動中、リロード速い」で止まるものの
    なんと歩き撃ちだけでなく歩きリロードにも対応した
    このため、徹甲榴弾の取り回しの悪さがかなり緩和されており、
    動き回る頭部もかなり狙いやすくスタンが取りやすい。
    傀異化モンスターに劫血やられにされても、安全圏から絶えず移動射撃を続けてリカバリーしやすいのも利点。
  • ブレがないのでお団子暴れ撃ちをレベル3で運用可能で、マイナス会心もないという点から
    装填数こそやや物足りないが通常弾の適性も高い。
    どちらかに特化した運用はその方面に振り切ったライバルが多いので
    「移動しながら徹甲榴弾を頭に撃ち込み、ダウンしたところに通常弾をクラウチングショットなどで叩き込む」
    というハイブリッド運用がおすすめ。
  • 類似する性能のヘビィとして轟砲【大虎頭】改がある。
    両者ともに「攻撃力370で物理弾のメインは通常弾で徹甲、拡散、竜撃弾に対応」であり、
    「マイナス会心持ちだが物理弾の扱いに長け、ダウン時に猛攻を掛けられる轟砲」
    「足回りが良く、継続的に攻撃する能力に長けるがダウン時の決め手が少ない本銃」
    と互いにない利点を持つ。好みに合わせて選択するとよいだろう。
    同じく通常弾と徹甲榴弾のハイブリッド運用になるであろうヘビィには鬼神雷砲【獣神】もある。
    こちらは攻撃力とスロット、ブレの関係でスキルの負荷で勝るが、
    あちらは通常弾の装填数が多く、徹甲榴弾を反動小で扱えるため、瞬間火力では劣る。
    他にも抜群の装填数と麻痺弾を絡めた高い拘束力を持つ金獅子砲【渦雷】や
    地味めの性能に2発の竜撃弾を隠し持つテオ=フランロンガと意外と激戦区気味だが、
    クセが強めのメンツの中で素直な取り回しと高めの攻撃力を両立する本ヘビィは手に取りやすい優等生的存在と言えるだろう。

余談

  • 絢爛(けんらん)とは眼を焼くほどにきらびやかで美しいさまを表す言葉。
    強い光線で目を傷つけるということではなく、美しすぎて目眩がするくらいのニュアンスである。
    これは物体だけではなく、華麗な言葉選びによって美しく飾られている文章や詩などに対しても用いられる。
  • ルスタルマフの銘の由来はフランス語でシャンデリアを意味する「lustre(リュストル)」と
    「銃」を意味する「arme à feu(アーマ・フ)」を組み合わせたものだと思われる。
    arme à feuとは直訳すると「火の武器」であり、すなわち火器、銃を示す。
    • シャンデリアというとchandelierという英語があり、
      それと由来を同じくするフランス語も存在するがそちらは「蝋燭立て」の意味を持つ。
      今でこそシャンデリアは多くの光源と、それを複雑なパターンで散らすガラスによって
      美しく飾り立てられたインテリアとしての側面も強いが
      電球のなかった古い時代においては教会や修道院で大きなホールを
      効果的に照らすことを目的とした照明器具であったという。
      原始的なシャンデリアは教会にちなんだ木製の十字架型に多くの蝋燭を立てたものであり、
      これがchandelier=蝋燭立ての由来なのだろう。
      この武器もまたしっかり十字型の構造をしており、これを意識しているものと思われる。
  • マスターランク強化銘はフランス語であり、アムル(amour)で愛、ラヴィス(ravis)は喜びに満ちた、
    そしてエテルネ(éternel)は永遠という意味を持つ。
    他のヤツカダキ武器に比べると幾分かマシな単語ではあるが、
    フレーバーテキストの内容から考えて、この愛と喜びの正体は心中による冥婚の事を指すと思われる。
    永遠の喜びが皮肉にしか聞こえない。

関連項目

モンスター/ヤツカダキ
モンスター/ヤツカダキ亜種
武器/ヤツカダキ武器