武器/EVA武器

Last-modified: 2021-10-21 (木) 14:08:04

MHFに登場した課金武具の一種。後にMHXRにも登場した。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」とのコラボ武具の内の、武器の方。
入手方法は防具のページを参照。

目次

概要

  • 第1弾では武器の生産券は「Pナイフ生産券」「ロンギヌス生産券」「Cソード生産券」「Pライフル生産券」の4種で、
    4つがそれぞれの武器に対応している。
  • 第2弾では武器生産券が「カシウス生産券」「Tスピア生産券」「N2生産券」「超電磁生産券」となっている。
    こちらも武器は合計4シリーズである。

プログ・ナイフ

物質を分子単位で分離することが出来たという異世界の剣を模した片手剣。

  • 原作のプログレッシブ・ナイフを模した、雷+麻痺の双属性片手剣。
    勝手にMHF-G側が略したのではなく、公式に存在する略称である。
  • 原作では第5の使徒(旧劇で言う第4使徒シャムシエル)、
    及び第8の使徒(第10使徒サハクィエル)の殲滅に用いられた。
    どちらも「プログ・ナイフを併用し敵の動きを止める→その状態からとどめ」という殲滅方法だったので、
    麻痺属性はそれを活かした設定かもしれない。
    • 公式設定上は「物質を分子単位で分離できる」ということで、
      A.T.フィールドを持つ使徒相手ならともかく、そのようなものを持たないモンスター相手ならば、
      ほぼ間違いなく全武器中最強の武器と化すはずである。
      が、当武器は別にそういう訳ではない。
      もっとも、あくまでも「模した剣」なので最強には至らないということか。
      というか剣ではなくナイフなのだが、まあ細かいことを気にしてはいけない。
  • 工房でビジュアルを確認すると盾が存在していない。
    しかし抜刀時にA.T.フィールドが展開され、それを盾として扱う。
    シールドバッシュもA.T.フィールドで殴りつける形になる。
  • エヴァでも使徒でも無い生身の人間の手が、
    直接A.T.フィールドが展開するという演出に違和感を感じる使用者も多いだろう。
    しかし実は、公式コミカライズ版でゲンドウが(原作における)第1の使徒アダムを、
    直接口に入れ食べる形で“それ”を自身の片手に移植するという描写がある。
    以後ゲンドウは自らの意志で片手を構え、A.T.フィールドを展開しているという。
    それを意識しているかはともかく、なんとなく雰囲気は似ている…かもしれない。
  • さらに、MHXRのコラボ第三弾では男性用として「ゲンドウシリーズ」が登場したので、
    この装備とのセットで前述の光景を再現可能。
  • HC武器「プログ・ナイフIV」での解説は文字数の関係で若干短縮されており、
    「物質を分子単位で分離する異世界の剣を模した片手剣。≪HC武器≫」となっている。
  • MHXRでも雷属性となっている。
    第10使徒ゴア・マガラに対して与えるダメージが増加する「使徒種キラー」のスキルを持つ。
    「プログ・ナイフI」段階での武技は「霧隠れ【影】」。
    与えるダメージが3.5倍になり、自分が標的にされにくくなるという効果である。
    そして「プログ・ナイフII」以降まで進化させると武技が「逃げちゃダメだ…!」に変化。
    与えるダメージは3倍と弱体化しているようにも見えるが、体力が半分以下になると7倍まで跳ね上がる。
    しかし、標的にされにくくなる効果は消失してしまっている。…逃げちゃダメってそういう事?
    • ちなみにMHXRでは、ソロプレイ時に武技を発動させるとカメラが切り替わり、
      ハンターのアップと共に武技名が大きく映し出される演出が入る。
      そしてこれはプログ・ナイフに限らず他のEVA武器とも共通することだが、
      劇中のセリフをそのまま武技名に使用しているものは、
      武技の発動時にエヴァンゲリオンでもおなじみの明朝体風フォントで表示される。

ロンギヌスの槍

異世界で発見された巨大な赤い槍を模した双剣。生命がもつ始原回帰の力が原動力。

  • 外見は2本の槍だが双剣として使用する。
  • 属性は闇+睡眠、リーチ長。
    闇属性は「いかにも」という感じであるが、睡眠属性については
    この槍によりストーリーに関わるある存在が封じ込まれている、という設定がある。
    それを反映しているのだろう。
  • 原作では、旧版では第15使徒アラエルの殲滅などに使用された。
    オリジナルは判明している限り2本しかないが、ほぼ同等の機能を持つコピーが量産されているのでそちらだろうか。
    新劇場版では戦闘での使用こそなかったが、物語上のキーアイテムとなる。
    2本同時に使った結果、作中ではとんでもないことが起きているのだが……。
  • 「槍」と付くのだからランスでいいではないかと思うかもしれないが、
    このロンギヌスの槍は盾になるようなものが存在しない上、むしろ「Q」では二本存在していることが判明する。
    • ちなみに2本の槍を双剣として用いている武器は
      過去に戦国BASARAコラボのプレミアムキットに存在している。
      こちらでは2本槍をランスで再現したものも存在している(片方の槍が盾扱いする)が、
      劇場版での描写を優先した結果、双剣になったのかもしれない。
  • この槍とは別に「カシウスの槍」も作中に存在しており、第2弾で登場となっている。
  • ちなみに第1弾において、これと太刀についてはHC武器の解説の後半が省略されている。
    これもプログ・ナイフと同様に、HC武器の表示を入れるスペースを確保するためであろう。
  • MHXRでは水属性となっており、ニャン検隊限定武器となっている。
    武技は「さぁ、約束の時だ」。
    効果は、モンスターを拘束し、かつ自身は鬼人化、そして与えるダメージが5倍になるという極めて強力なもの。
    うまく使えばモンスターを一気に叩き伏せることもできる。
    また、鬼人化状態の攻撃威力を底上げする「舞姫」というスキルもデフォルトで備えている隙の無さ。
    「ロンギヌスの槍II」に進化させると更に「高級耳栓」まで付与される。
    • ちなみに、この武技名はMark.06がカシウスの槍を投擲した後に渚カヲルが放ったセリフ。
      カシウスの槍の武技名と交換してもらった方がしっくり来そうだ。

カウンターソード

異世界にて使用された巨大な刀を模した太刀。刀ながら銃のような姿をしている。

  • 無属性の太刀。元々はEVA初号機のプラモデル化に当たってデザインが書き下ろされた物。
    その為、実は作中では使用されていない(外伝作品では使われている)。
  • カウンターソードVIの紫ゲージの長さが特徴で、なんと斬れ味ゲージの半分を占める。
  • これの対になる形で「マゴロク・E・ソード」と呼ばれる武器も存在するが、
    残念ながらこちらは実装されていない。
    今後の追加予定も不明である。
  • MHXRでは雷属性となっている。「使徒種キラー」のスキルを持つ点もプログ・ナイフと同様。
    武技は「正眼の構え【無】」で、2回だけ受けるダメージを半減し、与えるダメージは2.5倍になるという、
    攻守を両立させたものである。
    「カウンターソードII」以降まで進化させると、武技はなんと「あんたバカァ?」に変わる。
    初号機(=シンジ)の武器にアスカのセリフが割り当てられているが、これはセリフを受けているからということだろうか。
    効果は、与えるダメージが2.5倍になり、回避時の無敵時間がかなり増えるというもの。

ポジトロンライフル

異世界にて「ヤシマ作戦」と呼ばれた作戦で使用された長距離射撃武器を模した重弩。

  • 原作では第6の使徒(第5使徒ラミエル)の検知範囲よりさらに遠くからの狙撃を行うために使用されたが、
    この時は携行型のポジトロンライフルがまだ(EVA用の兵器としては)試作段階であり、
    据置型の狙撃用武器として登場している。
    そのため厳密な名称はポジトロン「スナイパー」ライフルである。
    • 更に言うとこれは旧版の話であり、
      コラボした新劇では「大出力型第2次試作自走460mm陽電子砲」とのみ呼ばれどちらの名称ですらない。
      が、作中のキャラがそもそもこちらを「ポジトロンライフル」と称していたりする上、
      MHの武器名の文字制限もあってこちらの名前になったのだろう。
    • この狙撃時には1億8千万kWの電力が必要であり、
      そのため全国民の協力の下に電力をすべてこの武器に供給するという手法が執られた。
      2011年3月に震災があったときには節電運動としてこの作戦が引用され、
      それに対して公式が賞賛するという現象もあった。
      • ただし実際のところは関東周辺はともかく、他の地域から関東方面への送電は距離などに応じたロスがあり、
        また周波数変換能力の問題から西日本地域での節電は特に意味がなかったことを申し添えておく。
    MHFにおいては、G級武器となるV以上に排熱シジルを付けることで、
    それっぽい雰囲気で排熱弾を撃つことは可能。
    実際プロモーションムービーでは至天UNKNOWNに対して本武器で排熱弾を撃つシーンが登場する。
    ちなみに、この時の字幕は「至天征伐戦」ならぬ「至天征伐作戦」である。
  • 見た目は長距離狙撃武器であるヘビィボウガン。
    反動は小さいがリロードが遅いのが特徴。
    まさしく原作同様である(最も原作では反動は無理やり抑えつけていたが)。
    装填可能な弾は通常弾がLv1/2を各9発、貫通弾が全レベル6発、徹甲榴弾がLv1/2を各2発、
    拡散弾全レベル2発、火炎弾および電撃弾が6発、滅龍弾1発、
    麻痺弾および睡眠弾がLv1は3発・Lv2は1発となっている。
    • また、パワーバレルを取り付けると砲身が帯電したように発光し、
      シールドを装着するとA.T.フィールドのエフェクトが追加される
      シンプルに見えて中々凝った武器である。
      折角だしSSTOの盾の方がもっとそれっぽいけど。
  • なお、MHFではボウガンはランク帯ごとに直接生産であるため、
    段階ごとに「Pライフル生産券」が必要となる。
    必要枚数はI~IIIが各10枚、IV/Vが各30枚、VIは60枚となっている*1
  • ちなみにHC武器「ポジトロンライフルIV」では、HC武器の表示を入れるスペースを確保するため
    解説が「異世界の作戦で使用された長距離射撃武器を模した重弩」と短縮されており、
    ヤシマ作戦の名前が消えている。
  • MHXRではニャン検隊限定武器として登場。
    正当な雷属性ヘビィボウガンで、武技は「あなたは死なないわ」である。
    こちらも初号機が使用した武器で、かつこの武技名はレイのセリフ。
    肝心の効果は、雷属性の絶大ダメージ攻撃をするというもの。ただし武技Pは少し溜まりづらい。
    これはかつてMHXRにおいて一世を風靡した王砲ライドの武技
    「一閃【紫電】」をも上回るダメージ量となる。
    「あなたは死なないわ」と言いつつ並のモンスターが倒れ伏していく様は圧巻である。
    ただし現在ではそもそも王砲ライド自体があまり使われなくはなっており、
    それとよく似た性質を持つポジトロンライフルもほぼ同様の扱いを受けがちであるが、
    雷属性ヘビィボウガンとして強力なものであることは間違いないだろう。
    なお、「ポジトロンライフルII」に進化させるとスキルに「武技ダメージ増加+10」が加わり、
    絶大の威力を持つ武技のダメージを更に10%アップさせることができる

カシウスの槍

異世界にてMark.06が所持していた槍を模した槍。いまだ謎に包まれた兵器。

  • 長リーチの光+麻痺ランスであり、第1弾のロンギヌスの槍と(いろいろな意味で)対になっている。
    盾がATフィールドなのも特徴。
  • HC武器「カシウスの槍IV」のみ、HC武器の表示を入れるスペース確保のため解説後半が省略されている。
  • MHXRではニャン検隊限定武器として登場。
    土属性で、少し前のアップデートにて実装されたばかりのレア度6武器となる。
    武技は「笑えばいいと思うよ」。
    30秒間与えるダメージが4倍になり、カシウスの槍を前方へ投げる本当に武器そのものをぶん投げる
    ……まあ武器を一時的に手から離す前例は無い訳でもないのだが、
    ハンターの命と言っても過言ではない武器を思いっきりぶん投げるなど前代未聞である
    なお、投擲後は手元にカシウスの槍が召喚される
    これ以降武器が使えなくなると困るがゆえのご都合主義、などではなく
    きちんと専用のエフェクトと共に召喚されることから、手元に戻ってくるまでが演出となっているようだ。
    • ちなみに、投擲されたカシウスの槍は大爆発を起こす
  • 作中では新劇場版:破にて重要なポジションにある武器の1つ。
    Mark.06が初号機の上空から投擲しており、第2弾での追加武器の中では最も原作で活躍している…かも。
    この投擲はMHXRにて再現された。

N2ミサイル

異世界において最大級とも言える破壊力を誇る兵器を模した鎚。

  • ミサイルと言ってはいるがハンマーとして用いる。
    炎属性のハンマーで、GR5「N2ミサイルVI」における紫ゲージの長さが特徴。
  • 作中では零号機が第十の使徒に特攻した時に使用された。
    「破」での戦闘シーンでも特に手に汗握るシーンの一つにおける使用ではあるが、
    この武器自体は微妙な活躍具合である。
  • 解説が意外と短いためか、HC武器「N2ミサイルIV」でも解説は短縮されていない。
  • MHXRではニャン検隊、およびイベント武器として登場。
    こちらではMHFでの炎属性とは異なり氷属性となっているが、
    武技を使用するためには氷の技玉に加えて火の技玉も必要となる。
    その武技は「ぽかぽかする」。
    20秒間与えるダメージが4倍になり、溜め攻撃の振り下ろしの威力が2倍になる。
    まさか「ぽかぽか」とはモンスターを殴る擬音のことではあるまいな……
  • 原作において、このミサイルを含めた「N2兵器」は(通常兵器群の中では)最大の破壊力を誇る兵器であり、
    使用すれば地図を描き直さなければならなくなるほどの大爆発を起こす。

サンダースピア

異世界にて2号機が搭載していた銃剣を模した銃槍。銀の銃身が美しい。

  • 雷属性の放射型ガンランス。こちらもGR5「サンダースピアVI」での紫ゲージの長さが特徴的。
  • こちらもカシウスの槍と同様に、盾がA.T.フィールドになっている。
  • HC武器「サンダースピアIV」のみ、HC武器の表示を入れるスペース確保のため解説の後半が省略されている。
    またG級武器であるV/VIにおいては砲撃レベルが表示されていない。
    • なお、砲撃レベルは2→3→4→5→5→6となっている。
  • MHXRではニャン検隊限定武器として登場。
    雷属性で、武技は「L.C.L.の香りがする」。
    与えるダメージが5倍になる上に、なんと竜撃砲を独自のものに置き換えてしまうという武技で、
    チャージ中に雷属性の多段ヒット判定が発生
    そして発射モーションからワンテンポ遅れて特大の雷撃が発生する
    竜撃砲のチャージ中は(咆哮、震動等を除き)無敵化するスキル「柳風砲」も持つので隙が無い。
  • 第10の使徒戦で使用された。
    が、残念ながらこちらもあまりめぼしい活躍はできていない。
    劇場版では名前も出ておらずなんの武器かさっぱり、という方もいるだろうと思うので補足すると、
    マリが「零距離ならば!」と言って攻撃するシーンで使われていた武器である。
    要するに銃剣のようなものである。
  • 実は原作ではかなり連射できていた。
    MHFでの長い紫ゲージは少しでも砲撃を連射…の代わりに、
    良質な斬れ味を少しでも長く維持しながら砲撃を使えるように、という配慮だろうか。
    一方、MHXRでは多段ヒット形式の武技で連射が再現されていると言えるか。

超電磁洋弓銃

異世界にて2号機が搭載する銃を模した軽弩。

  • ライトボウガン。速射対応弾はLv2通常弾と電撃弾。
    また、リロードがやや早い・反動やや小という特徴がある。
  • 第1弾のポジトロンライフルと同様に、
    段階ごとに「超電磁生産券」が必要であり全段階を揃えると150枚必要となる。
  • HC武器である超電磁洋弓銃IVの解説は、
    HC武器の表示を入れるスペースを作るためか前半(上記引用部分)が「異世界の銃を模した軽弩」と短縮されている。
  • MHXRではニャン検隊限定武器として登場。
    ver6.0アップデートにおける目玉のひとつである覇玉武器となっている。
    属性は雷属性であり、武技は「そっか。私、笑えるんだ」。
    15秒間与えるダメージが7倍にもなり、更にリロードによる射程距離アップ効果が1.5倍になる。
  • こちらも名前が出てこないので補足すると、弐号機が初登場シーンで使っていた武器である。
    しかしあまり有効なダメージは入っておらず、
    また原作では弐号機による蹴りでケリをつけたので、実はこの武器もめぼしい活躍はあまりできていない。

EX武器

  • MHXRでのみ登場したコラボ武器。
    こちらは既存のMHXRオリジナル武器群の色違いとなっており、上記のいずれともデザインは異なる。
    こちらについても参照していただきたい。

関連項目

ゲーム用語/コラボレーション
防具/EVAシリーズ
公式特設サイト


*1 近接武器や弓は生産時10枚・HC強化時20枚・GR5強化時30枚の計60枚であるため、GR5武器だけ揃えるならどの武器も必要枚数は同じである。ボウガンを全段階揃えたい場合、合計で150枚必要。