MH-Rに登場する女性ライダー。CV:田中有紀
5月5日生まれの19歳(推定)。所属は砂の都市マハ・エルグ。
概要
- 砂の都市マハ・エルグに所属するライダーで、バネッサ傭兵団の一員。
ティガレックスに育てられたという過去を持ち、
バネッサに拾われてから、人、そして傭兵として育てられる。
人として育てられてから10年程しか経っていないため、やや幼く自由奔放であるものの、
人を惹きつける魅力を持っており、バネッサは次の団長にしたいと考えている。
しかし、本人にその気は全くない。
好物はポポノタンシチュー。
キャラクター
- 砂の都市マハ・エルグに拠点を置く「バネッサ傭兵団」のメンバーの一人。
ぼさぼさの茶髪や八重歯が特徴的で、豪快且つ奔放な少女。
全体的に言動は子供っぽいが、傭兵としての実力は高く、あらゆる面で非常にワイルドでパワフル。
「アデュラ」という名前はバネッサによって命名された。
- どのような経緯かは不明(本人は捨て子だったのではないかと考えている)だが、
物心つく前に野生のティガレックス(亜種)に遭遇し、どんな奇跡かそのティガレックスに育てられ、
幼少期の大部分をティガレックスとして生きてきたという衝撃的な出自の持ち主。
しれっとティガレックス種が子育てをする生態設定が明らかになった。
その後、任務中の傭兵団を襲撃する形でバネッサ達と出会い、
バネッサが人間としての親代わりとなって現在に至っているという。
微妙に口調がたどたどしかったり、会話テキストに妙に平仮名が多いのは、
今なお人間の言葉を勉強中であるため。
- 幼少期から厳しい野生の世界に身を置いていたためか、身体能力は並ではない。
特に怒りが頂点に達すると、頭が冷えるまでバネッサでさえ手を焼くほど激しく暴れ狂う。
特にバネッサからもらった鈴が付いた大きなリボンを宝物としており、
これをぞんざいに扱われると一瞬で爆発してしまう。
しかし、理由もなく暴れるようなことは無く、普段はそんなに沸点が低いわけでもない。
暴走しても一頻り暴れるとスッキリして落ち着きを取り戻す。
- バネッサ傭兵団とつながりが深いヴァルボーレとも面識があるが、
彼の名前の発音はアデュラには難しいらしく、「ばるぼーれ」と呼んでいる。
なお、彼女から見たヴァルボーレは「バネッサが仕事をしたらお金をくれる人」という程度の認識で、
彼の立場や過去、そしていろんな意味での恐ろしさまでは知らない(というか理解していない)模様。
そのためか、「首長さんが転んだ」やら「ばるぼーれとドロボウ」やら、
当人が耳にしたら大変なことになりそうな名前の遊びを皆でやりたがる。- なお、このような遊びの大半は誰かしらがアデュラに吹き込んでいるらしい。
誰だか知らないが相当な命知らずである。
- なお、このような遊びの大半は誰かしらがアデュラに吹き込んでいるらしい。
- オトモンは黒轟竜ティガレックス亜種。
どうやら幼少期のアデュラを育てていた個体がそのまま彼女のオトモンとなっているらしい。
ちなみにティガレックス以外で好きなモンスターはポポとのこと。
ただしその理由は「美味しい」から。いや、そういう意味で聞いたんじゃなくて……。
なお、ティガレックス種、特に亜種と言えば周囲を破壊するほどの大音量の咆哮が特徴だが、
アデュラは幼少期からティガレックスと一緒にいたためか、
ティガレックス種の咆哮にある程度の耐性を持っており、
その影響を「声がうるさいのがちょっと困る」「耳が痛くなっちゃう」程度で済ませている。
- 武器はカーサストライク系のハンマー、防具もティガレックス亜種の素材を用いて作られている。
これらの装備は「ティガと同じが良い」というアデュラ本人の意見を聞いたバネッサが用意したもの。
装甲の面積が非常に少なく、マリィやナルガテール以上に防具の体を成していないように見えるが、
体ごとハンマーを振り回して豪快に戦うスタイルなので、
むしろ可能な限り身軽な方が彼女にとっては都合が良く扱いやすいのだろう。
余談
- 動物が異種の子供を育てる事例はない訳ではなく、出産直後などの母性の強い時期に
偶然異種の子供を見つけると、そのまま引き取って養子にしてしまう事が稀にある。
猫がアヒルのヒナやリスの子供を育てたなんて話は時々聞こえてくるし、
野生でもインドライオンが子ヒョウを我が子と一緒に養育したとか、
バンドウイルカがカズハゴンドウを育てたといった話もある。- ただし、アデュラの事例では母親は哺乳類ですらないティガレックスである。
仮に引き取られたのが授乳期を過ぎたころだったとしても、
彼女達の主食である生肉など食わせられれば普通は死んでしまう筈なのだが……。
生まれつきよほどアデュラが頑健な肉体の持ち主だったのか、
或いはティガレックス(亜種)の知性が我々の想像以上に高いのだろうか。
- ただし、アデュラの事例では母親は哺乳類ですらないティガレックスである。
- いかにもティガレックスらしくポポが好物のようだが、
彼女の母親である黒轟竜は高温環境に適応しているため、
シリーズにおいてポポの住む寒冷地に出没した事例は皆無である。
なので、野生下でポポの肉を食べていたというのは少々考えづらい。
もしかしたら、バネッサ達がポポの肉の味を覚えさせたのかもしれない。
もしそうなら原種を魅了するポポの味に黒轟竜ママも大喜びだろう。