モンスターハンター大辞典 Wiki*

MHP3で初登場した依頼主の1人。

概要

解毒薬の研究を行っているらしく、新薬開発のために大量の毒が必要といった理由から、
多量の毒素を精製する器官を持つモンスターの狩猟をハンターに依頼してくる。
しかし、新薬はまだ開発中で使用できないらしく、依頼文の最後には
解毒薬の持ち込みを忘れないようにと注意喚起を促すこともある。

MH3G以前は、彼が狩猟対象に指定してくるのは毎回ギギネブラだが、
MHP3ではドスフロギィも彼の欲する研究材料に入っているらしい。
~~ロアルドロス亜種だけハブられているのは内緒~~
MH4にも登場しており、旅団クエストのドスイーオス2頭狩猟を依頼してくるほか、
MH4Gでもイベントクエストでドスイーオス、ゲリョス亜種、ネルスキュラの連続狩猟を依頼している。
MHRiseでは、Worldからの新顔プケプケも次なる研究対象として狩猟依頼を出した。
MHSTでもちゃっかり登場しており、ドスイーオスの狩猟サブクエストを依頼してくる。
- その一方で、ギギネブラ通常種&亜種の2体を狩って来いとも言ってくる。
  ギギネブラ亜種は毒を持つ通常種が突然変異した個体らしいので、
  亜種に至る過程で毒素等がどうなったのかを研究するつもりなのかも知れない。

新薬とは言うが、ハンターにしてみれば現状の解毒薬だけでも
普通の毒から猛毒までたちどころに治ってしまうのだから、今更べつに…とも思える。
だが、それはあくまでも毒状態のみを回復する効果なので、
もしかすると医師が開発しているのは、それ以上の効果を持った素晴らしい薬なのかもしれない。
またこの先、猛毒以上のヤバイ毒を抱えたモンスターが発見されるという可能性も決してゼロではない。
実際にMHXには猛毒を超えた劇毒を使うモンスターが登場している。ただしこれも解毒薬を飲めば普通に回復する。
- 例えばモンハンの毒やられは自然治癒するが、
  他のゲームだとアイテムを使ったりして治療しないと回復しない場合も多い。
  今後そういった自然治癒できない毒攻撃をしてくるモンスターが現われるかもしれない。
  また、何も毒を有する生物はモンスターだけではなく、
  ハンターが普段は素材として扱っている小動物や環境生物、
  それ以外にもゲーム内には登場しない世界観上の生物まで含めれば相当数存在するだろう。
  そして、現在の解毒薬がそういった生物の毒にまで手広く有効であると語られた事は無く、
  キュリアの持つ毒のように通常の解毒薬では効果が無いという毒の存在も実際に確認されている。
  しかし、彼の研究やそのノウハウを活かして開発された新薬が、
  そのような厄介な毒に対する有効打として日の目を見る可能性もまた決してゼロではない。
  何時の日か彼の研究成果が、ハンター達の狩猟生活に貢献することを祈ろう。

ちなみにMHP2G以前でも、ゲリョスの毒を研究材料に使いたいという依頼主はいたのだが、
MHP2以前だとその理由が軍事兵器への利用という物騒極まりないものであった。
奇しくもこの医師とは真逆の方向性であり、ある意味対極を成していると言えよう。
- 実際「毒」というものの根底は化学物質の1つであり、成分と生成方法を正しく理解できれば
  剣や銃などといった仰々しい武器よりも簡単に手に入れることが出来てしまう可能性がある。
  更に大型モンスターが蓄える毒素は、解毒が遅れれば強靭な肉体を持つハンターでさえ
  じわじわと体力を削られる実績持ちである。
  そんな恐ろしい依頼でも実際に受注できる以上、依頼文にギルドが目を通してOKを出したということになるが…
- なお、薬ではないが、MH4Gでは毒を含め多くの状態異常を治すアイテムが存在する。
  同作でもこの医師はまだ新薬を開発中とのことで、このアイテムの開発にはかかわっていない模様。
  存在意義が若干揺らいできた気がしなくもない。

余談だが、彼の依頼するクエストというのは少し変わっている。
内容自体はギギネブラ通常種&亜種の2体同時狩猟か通常種3体の連続狩猟なのだが、
クエスト名が毎回「ドクターの(猛)毒毒研究」「ドクターの独創的な毒収集」と、
変に「どく」がつくものに拘る傾向がある。
依頼文冒頭の「人生は日々研究だ！」という、いかにも研究の虫といえそうな一文といい、
内容以外のところで妙に印象的なクエストである。
- なお、MH3Gの港G級★6のギギネブラ3頭クエだけは、
  珍しく彼が依頼主ではなかったりする。

登場人物/研究熱心な医師

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