アイテム/七色たんぽぽ

Last-modified: 2020-12-04 (金) 00:59:52

MH2にて初登場した植物系素材の一つ。

概要

  • 様々な色の花びらを持つ可愛らしいたんぽぽ。雪山や火山などの極地に自生する。
    武具の素材というよりも染料としての需要が主。
    たんぽぽだけあって繁殖期(春)によく採れるが、シーズンを過ぎるとぱったり採れなくなってしまう。
  • MH2では様々な防具の強化に必要になる素材。ごく一部の例外を除いて必要数は大概1個。
    必要とされてはいるが、利用目的は間違いなく「補強」などではない。
  • 森丘の山菜爺さんになぞの骨や黄金魚を渡すと、代わりにこの七色たんぽぽがもらえる事がある。
    黄金魚ならまだしも、なぞの骨なんかと交換して釣り合いが取れるのだろうか?
    風化して身元も分からない骨と染料として人気の可愛らしい花がイコールで結ばれてしまうのは、
    いくらなんでも七色たんぽぽがかわいそうな気がする。
  • MHFでも登場。活躍の場はMH2よりも広くなっている。
  • MHP2でリストラされ、その後は長い間未登場のままだった。
    「防具の強化」に素材を使わなくなったことが大きいと思われる。
    しかし、見た目にも綺麗なのであれば、観賞用としての需要もありそうである。
    素材としては駄目でも精算アイテムやトレジャーとしてなら続投できたのではなかろうか?
    …まぁ結局は登場しなかったので、今更何を言ったところで変わらないのだが。
  • MHXにてまさかの再登場。
    EX装備の生産に使用し、通常の装備とは異なる色合いと性能になる。
    ただしフィールドでの採取は出来なくなっており、
    入手手段は特定のクエストのクリア報酬か、依頼の達成報酬に限られる。
    • 実はMHXのストーリー上で初めて入手できる七色たんぽぽは量産実験の試作品である。
      ポッケ村にいる加工屋のばあちゃんの話によると、
      どうやら本当に需要が無くなってしまい、近年では素材として使われる事自体が激減してしまったらしい。
      しかし、ばあちゃんはある切っ掛けから自分の技術や素材の見直しを図り、
      かつて愛用していた七色たんぽぽを再び素材として取り入れる事を決意、
      独自の栽培方法で量産し、活用していくために動き出す。
      ストーリー終盤からは、ばあちゃんからの依頼をこなす事で新たな装備が解禁されるようになる。
      なお、七色たんぽぽの発見、そして素材としての活用法を見出したのは他でもないばあちゃんだったらしく、
      あるクエストを達成した後にその並々ならぬ熱意を語ってくれる。
      • 結果から言えば、その後ばあちゃんの熱意は龍歴院ハンターの協力を得て実を結ぶ。
        獰猛化エキスを利用した特殊な栽培法の確立と、
        炎龍の塵粉を豊富に含んだ火山の土を利用した特別な土壌の開拓が行われ、
        七色たんぽぽの量産が成功し、見事正式な素材としての復権を果たした。
        花びらが黒いもやを纏ったり土壌ごと爆ぜたりしそうだが
        まあ現実でも動物を活性化する成分が植物ホルモンとしても活用されたり、
        肥料成分がそのまま火薬としても転用できたりする事例はよく見られるため、
        この設定に関しては現実の農業と照らし合わせると意外と理にかなっていたりする。

余談

  • 現実のたんぽぽは薬用・食用としての需要がある。
    乾燥させた根はお茶やコーヒーとして飲まれる他、胃腸薬としても効能があるとされる。
    葉っぱや花は和え物にしたり酢と醤油をつけて食べたりする。
    海外でもお酒の原料になったりサラダめいて食されたりと中々馴染みのある食材の様だが、
    どうやら七色たんぽぽに染料以外の需要はないらしい。
  • またMHP2、MHP2Gにはタンポポポというトレジャーが存在する。
    黄色い綿毛で種を飛ばす、ポポの好むタンポポのようだ。
    ポイントは500ptで雪山のエリア7等で取れるが同じ採取ポイントでは
    レアトレジャーのドドブラリンゴ(1000pt)が採取できる為、ハズレアイテムとなっている…。

関連項目

アイテム/虹色鉱石 - 染料仲間
アイテム/サニーフラワー - (恐らく)同じキク科に属す植物。こっちは食用。