MHFにフォワード.1から実装されたレア素材。
同類のアイテムに「飛竜種の稀玉」、「飛竜種の宝玉」があるが、
かつては入手経路の問題であのHC素材込でも入手難易度が高い素材と言われていた。
概要
- 剛種グレンゼブルと剛種ドラギュロスから入手可能な素材であり、
手に入れることはおろか、目にすることすら難しいと言われる希少な逸品である。
- 現在は両者の本体剥ぎ取り、尻尾剥ぎ取り、捕獲報酬、クエスト基本報酬で入手することができる。
確率は尻尾が10%、本体剥ぎと捕獲報酬が4%。
入手率は決して高いとは言えないが、用途を考えれば低すぎるというほどでもない。
基本報酬は10%と高めであり、尻尾を切りつつ彼らのクエストを回していればすぐ入手できるだろう。- また、狩人祭の勝ち組クエスト「祭の思い出【収穫】・凄腕」で、
バサルモスの尻尾切断アナザーターゲットでも3%の確率で出現する。
アナザーターゲットの仕様上、こちらは狙って当てるのは難しいかもしれない。
- また、狩人祭の勝ち組クエスト「祭の思い出【収穫】・凄腕」で、
- 同じく現在は、飛竜種の逆鱗はMHFの全武具を通してたったの5個しか要求されない。
その為5個集めればいわゆる「あがり」である。
またその全てが剛種武器であり、怒髪絶弓【冬景色】を除くと天嵐武器以降の強化もない。
G級では一切要求されないため、それらの武器が不要なら一切集めなくても良いほどである。
- これらは2016年3月17日のアップデートでリファインされたものである。
それ以前の状況については後述。
変遷
- この素材の存在はフォワード.1のアップデート情報まで伏せられており、
その記載も「HR(SR)100以上のクエストに登場する一部の飛竜種より、
「飛竜種の逆鱗」が剥ぎ取れるようにいたしました」というものであった。
「逆鱗」というキーワードから、従来あまり切断のメリットが無かったリオレウス変種や
リオレイア変種に関連したレア素材かと思われていたが、蓋を開けてみると
とんでもない事態が待ち受けていた。
- まずは当時の入手手段を記す。
- 剛種ドラギュロスの尻尾剥ぎ取り2%
- 剛種グレンゼブルの尻尾剥ぎ取り5%
基本報酬?そんなものはなかった。
- 1回しか剥ぎ取れない尻尾からここまでの超低確率という時点で既に異様であるが、
剛種モンスターという強敵の尻尾であるという点もこの素材の異常性に拍車をかけている。- 一見すると、グレンゼブルの尻尾から入手するのがスマートに感じるだろう。
しかしながらグレンゼブルの尻尾は切断が非常に困難なことで有名。
高い耐久力をほこるだけならまだしも瀕死時のみしか切断できない。
しかも麻痺、スタン、転倒、シビレ罠中は切断できないという、
ハメによる尻尾切断対策を徹底的に仕込まれた仕様なのである。
- ドラギュロスは尻尾切断という観点で見ると良心的ではあるのだが、
当時は現在のように長リーチ武器での討伐があまり主流ではなく*1、
主流であった短いリーチの武器ではまともに切れないという事態が起こった。
なおかつ普及していた効率狩りの主流とは全く異なる次元での狩りを要求されたのである。
シーズン10から一時的に猛威を振るっていた爆撃ビン&オーラアローもこの素材目的では使えず、
効率狩り対策のためのストッパー素材であると批判が出るのにそう時間はかからなかったのである。- 現在でこそハメに関して否定的な声が多めなMHFであるが、当時は要求素材等の問題で
ハメや低リスクの狩りが全面的に許容されており、それが実質不可能になる事への批判も大きかった。
- 一見すると、グレンゼブルの尻尾から入手するのがスマートに感じるだろう。
- また、当時はドラギュロスはともかくグレンゼブルの人気は非常に悪かったのだが、
この素材のために行かざるを得ない状態になってしまっていた。
ガチで挑もうものならグレンゼブルの高い攻撃力はもちろん、
倒壊する洞窟の柱、ブルック、落雷などの要素で尻尾も切れないまま3乙することも珍しくない。
そのため、嵐ノ型大剣の睡眠溜め4という方法で尻尾を切断するという戦術が編み出され、
グレンゼブル特異個体が実装されるフォワード.4までよく取り入れられていた。
- ちなみにこの素材の用途は一部の剛種武器に限られているが、
その一部とはフォワード.1にて実装された剛種武器に集中しており、しかも武器に4つも5つも要求される。
「古龍種の稀玉」や「飛竜種の稀玉」と並び、
フォワード.1時代に実装された剛種武器は作りづらいと呼ばれる所以である。
- フォワード.4でグレンゼブル特異個体が実装され、ガチでも多少は尻尾の切断が容易になったものの、
入手難易度が改善されたとは言いがたい状態であった。
- 上述の素材設定にかなりの不評があったためか、フォワード.2以降この素材を使う武具は存在しない。
そのため需要自体も急速に落ち込んでしまい、救済クエストも一切配信されていない。
(これは飛竜種の稀玉にも同様のことが言える)
- 見出しの部分で今ではと書いたのはHC素材入手確率が2%に上昇修正されたため。
この素材が登場したフォワード.1までは1%だったため、HC素材の方が出にくい素材であった。
その後、HC素材の需要増加を見込んだのか、2%に上方修正され、救済コースやクエストも配信されたが
上述した通りこの素材は需要が非常に乏しいため、救済手段が用意されていない状況が続いていた。
- MHF-G3にて実装されたギルド特別報酬で、
ノーマルモードの剛種ドラギュロス、グレンゼブルにて50%の確率で5個出るようになっている。
しかし、ギルド特別報酬自体が超低確率である。
そして引っかかったとしても逆鱗が出るとは限らない。
更に言えば両者とも秘伝書取得以降は戦いやすくなるハードコアモードの人気が高く、
そちらではギルド特別報酬が発生してもHC素材しか入手できない。
ノーマルモード(剛種武器目当て)でもそこそこ優秀な武器を入手できる相手ではあるのだが、
特別報酬で逆鱗を狙うのは現実的では無いだろう。
- MHF-G6.1で配信されたクエスト開幕!ブルックタワーレースでは
物凄く小さな小さなミニマムサイズのグレンゼブルが登場しており、
このグレンゼブルの尻尾を切るとSRのアナザーターゲットで5%の確率で飛竜種の逆鱗を入手できる。
サイズが小さな個体なので双剣や片手剣でも切断は余裕になっている。
SR22~から受注できるので一種の救済クエストとも言えるかもしれない。
- そして2016年3月17日のリファインにて、入手確率が激烈に上方修正され、要求数も激烈に下方修正された。