狩猟笛の攻撃アクションの一つ。
目次
概要
- 狩猟笛を担いだ姿勢のまま、柄の部分でモンスターを小突くというシンプルなモーションである。
ダメージこそ微々たるものだが、発生や攻撃後の隙が非常に少なく、演奏への派生も可能。
また、『柄攻撃』という名称はMHP3以降のもので、それ以前の作品では『つか殴り』であった。
MH2~MHP2G、MHF
- 3回まで連続して出すことが可能であり、2回目まではぶん回しなど他のモーションへ派生することができる。
状態異常属性の狩猟笛などでこの攻撃を連発し、属性値を蓄積するといった使い方がメイン。
また、演奏3へ即座に派生できるのもポイントであり、演奏3の音符が起点となる旋律を持つ笛でも重宝されている。
だが、打撃属性であるにも拘わらずめまい値は持っていないため、スタンは狙えない。- MHFでは元々演奏派生に対応していなかったがシーズン10より対応。
演奏1に派生できるため自分強化がやりやすくなった。
装備などにもよるが、普通に音符1を演奏するより早く音符を確定させることもできる。
また、MHF-G7で攻撃範囲が拡大しモンスターに当てやすくなった。
- MHFでは元々演奏派生に対応していなかったがシーズン10より対応。
MHP3、MH3G
- 名称が現在のものに変更になった。
切断属性に変更され、尻尾が低い位置にあるモンスターであれば時間をかければ尻尾を切断することが可能となった。 - 柄攻撃を繰り出すボタンがセレクトボタンに変更され、やや出しづらくなった。
また、柄攻撃を連続で出すことができなくなった(連続して出そうとすると右ぶん回しになる)。- プラットホームが3DSに移ったMH3Gではセレクトボタンの他、
タッチスクリーンの「特殊攻撃パネル」で出すこともできる。
ボタンとタッチパネルの機能はオプションで入れ替えることが可能。- 3DSのソフトはスタートとセレクトに同じ機能を割り当てている為、
スタートボタンを使うことも出来る。
- 3DSのソフトはスタートとセレクトに同じ機能を割り当てている為、
- プラットホームが3DSに移ったMH3Gではセレクトボタンの他、
- 演奏システムの変更により、音符2が設定された。演奏への派生スピードは健在のため、
音符2で〆る旋律を演奏する際は右ぶん回しよりもこちらを使うとよいだろう。
MH4
- 設定されている音符が、音符2から音符1に変更となった。
これにより、狩猟笛の要である自分強化が演奏しやすくなった。
また、攻撃力強化【大】や聴覚保護など、音符1で終わる旋律を素早く演奏できるようになった。- 当然だが、派生する攻撃も右ぶん回しから左ぶん回しに変更されている。
- 音符2の割り当ては連音攻撃が受け継いだ。
MHX(X)
- 設定された音符が再び音符2に変更。
一部のスタイルでは連音攻撃を直接出せなくなっているのが理由だろう。
柄攻撃が音符1のままだと音符2を割り当てられる攻撃が右ぶん回ししか無くなってしまうので、
そのための調整だと思われる。
ただし派生する攻撃はMH4系同様左ぶん回しのままである。
- 今作では昔の操作系統に近くなるストライカースタイルが実装され、
凡そ7年ぶりに三連柄攻撃が復活。誰得- 音色1に白、音色2に赤が割り当てられている笛ならば、
攻撃力強化【小】の旋律を素早く作ることができる。
X+Aで叩きつけが出てしまうストライカーでは、この音色の組み合わせが特に好相性。
他には、黄音符3つで完成する高周波旋律が使いやすくなる利点もある。
- 音色1に白、音色2に赤が割り当てられている笛ならば、
- MHXXのブレイヴスタイルは派生がやや特殊であり
- 特殊攻撃ボタンを連打した場合、左ぶん回しではなくスティック入力に関係なく前方攻撃が出る。
Xボタンに派生した場合も同様。 - 非ブレイヴ状態だとAボタンに派生しても何も出ない。棒立ちしてしまう。
ブレイヴ状態だとスティック入力に関係なく連音攻撃が出る。 - 叩きつけ後にAボタンに派生するとスティック入力に関係なく柄攻撃が出る。
通常通りなのはX+Aへの派生と演奏派生くらいであり、他スタイルから移ってきた人は注意が必要。 - 特殊攻撃ボタンを連打した場合、左ぶん回しではなくスティック入力に関係なく前方攻撃が出る。
MHW
- 今作より他の攻撃アクション後の派生でのみ繰り出せるように変更された。
出し方も変更され、移動スティックの下方向+音符123いずれかのボタンでの発生となっている。
新要素として、押したボタンに対応した音色を揃えることが可能。
これにより柔軟な譜面の組み立てに大きく貢献するアクションになった。
その反面、出したいときに瞬時に出せなくなったため尻尾を切るのがさらに難しくなってしまった。
MHRise
- 残念ながら柄攻撃そのものは削除されてしまった…が、
Xボタンのコンボで柄攻撃をした後に笛を反転させ叩きつける連撃振り下ろしが登場。- MHWで、柄攻撃後にスティック↓+演奏ボタンで繰り出せた後方演奏攻撃と同じ動きである。
- この攻撃は合計3ヒットするため威力も高く、属性武器を使う時に有効。
しかし、笛を叩きつけるまでが一連のモーションとなっており途中でキャンセルすることはできない。
また、叩きつけの際に若干後退するため、フルヒットさせるにはモンスターに出来るだけ近づいた方が良い。- なお、最初の柄攻撃部分は有志の検証によればちゃんと切断属性であるらしく、
頑張れば尻尾も切れる…かもしれない。
ただ、この攻撃は単発で出すことができず余計なダメージが嵩むため以前よりさらに非現実的である
- なお、最初の柄攻撃部分は有志の検証によればちゃんと切断属性であるらしく、
- その他、鉄蟲糸技の共鳴音珠を作る時に笛を振る部分にも攻撃判定があり、さらに切断属性である。
こちらはモーション値20が3ヒットするので意外と現実的に尻尾を切れるかもしれない。
翔蟲ゲージを2つ使うので乱発はできないが。
余談
- 柄攻撃の「柄」は公式では「つか」と読ませているが、
現実では基本的にこの読み方をするのは刀剣類の握りの部分だけであり、それ以外の場合は「え」と読むのが正しい。
楽器はもちろん、同じ武器である槍であっても、刃物仲間である包丁などでも刀剣類でなければ「え」と読む。
とは言え「えこうげき」では語呂が悪いため、意図して「つかこうげき」に変えたのかもしれない。