イベント・メディア展開/モンスターハンター エピック

Last-modified: 2021-08-17 (火) 20:23:00

カプコン公式の総合ゲーム情報誌『カプ本』にて連載中の漫画作品。
2012年9月20日より連載開始、現在3巻まで既刊。

目次

概要

  • 第1~2巻はMHP3とMH3Gの世界を舞台にストーリーが展開され、
    アオアシラブラキディオスなど同作お馴染みのモンスターが出演する。
    その後、第3巻ではMH4発売に合わせ、4の復活モンスターや新モンスターが登場。
    以降は主にMH4の世界を舞台として物語が進んでゆくものと思われる。
  • 3巻発売後は休載状態になっており、作者である布施龍太氏曰く、
    「カプコン側の都合による休載」とのことで、4巻の発売は未定となっている。

登場人物

ヤマト
ユクモ村出身の少年。黒髪だが、前髪の部分だけが白い。太刀を使用する。
幼少時からハンターに憧れ、村を毎年訪れるハンターのクジャに弟子入りを迫っては、毎回あしらわれていた。
単独で肉食モンスターを狩れば認めてもらえるだろうと狩りに出たものの、
この時は遭遇したアオアシラに手も足も出ないほど未熟で、クジャに助けられている。
強く叱咤されると同時に、ハンターとして必要な『磐石の闘志』を見込まれ修業をつけてもらう約束はできたが、
直後にクジャの因縁の相手であるリオレウス希少種が出現。ヤマトを逃がすため戦いを挑んだクジャは消息不明となる。
その後、クジャのオトモアイルー「センセイ」の指導を受け、10年の修行の後ハンターとしてデビューする。
普段の狩猟では「自分の実力を過信しないように」というセンセイの方針でアシラシリーズを使用しているが、
いざという時はナルガシリーズを着用する。
ブラキディオス戦後にユクモ村に戻り、モンスターフェスティバルに向けて特訓を開始。
マイマイの課した「裸に初心者用の太刀でリオレイアを討伐する」という修行で練気を会得した。
フェスティバル予選ではムイのおかげで最終問題まで残るが、最終問題で見事ヤマ勘を外し敗退。
その後の敗者復活戦で辛くも本戦出場を果たした。
本戦ではムイとトトをパーティーメンバーに、ポイント集めクエスト最初の相手にグラビモスを選択。
初めての上位モンスターと固い甲殻に苦戦するがなんとか討伐した。
しかし、グラビモスは謎の復活を遂げてしまう…。
ムイ
ユクモ村出身の少女でヤマトの幼馴染。異性ながら一緒に温泉に入っても平気な間柄。
ヤマトと一緒にハンターとなる。使用武器はヘビィボウガン。 
使用防具はウルクシリーズレイアシリーズ
絵を描くことが好きなのが高じて、初めて対峙したギギネブラの特徴を見抜くなど、優れた観察力を持っている。
ハンターとなった後も狩猟よりスケッチに熱心で、モンスターとの狩猟中に詳細なスケッチをとり、
その中で相手の生態をほぼ完璧に看破できるほど。
水中では絵が描けないことを残念がっていた。
ヤマトがマイマイから指導を受けた際、一緒に指導を受け、目隠しした状態でアオアシラを討伐する課題が与えられた。
モンスターフェスティバルではパーティーの司令塔的役割を果たす。
センセイ
クジャのオトモを務めるメラルー。
リオレウス希少種に挑んだクジャが消息不明となって以降、ヤマトのハンター指南役となった。
マイマイに異常なまでに好かれており、彼女が近くに来たと知ると木箱に隠れたりしていた。
タンジアの港で再会した時は、危うくお持ち帰りされそうになる。
クジャ
太刀使いの凄腕ハンター。
過去に唯一敗北を喫した因縁のモンスターとしてリオレウス希少種を追い求め、毎年ユクモ村を訪れていた。
ヤマトが持つハンターの素質を見抜き、鍛える約束をした直後にシルバーソルの攻撃を受け、
ヤマトとセンセイを逃すため単身シルバーソルに挑み、消息不明となる。
10年後、マカラ高原でトトを鍛えるよく似た人物が登場したが…。
放浪癖があり、約束をよく忘れる困った一面があるが、「モンスターフェスティバル」で優勝したことがあり
ハンターとしての腕はマイマイやフィリップからも一目置かれている。
ブランドン・マイマイ
キリンシリーズを纏った双剣使いの女性ハンター。関西弁で話す。
腰まで届く長い銀(白)髪に、ケモ耳のような独特のヘアアレンジをしている。
パーティーを組める者が居ないほど突出した腕前を持つが、手段を選ばない所があるため反感を買いやすく、
おまけに食い逃げで指名手配されているという残念な一面も。
このため、街などで行動するときはアイルーフェイクなどで正体を隠している。
ブラキディオス狩猟中のヤマト達に加勢した縁で行動を共にするようになり、
ユクモ村に戻ったヤマトとムイをモンスターフェスティバルに向けて鍛えることとなった。
村への滞在にあたっては村長を大量のタンジアチップスで買収したらしい。
フェスティバル本戦中、ヤマト達の狩猟を飛行船で観戦していたが、
謎のモンスターを発見、襲撃を受けて飛行船は墜落してしまう。
トト
マカラ高原出身のハンターの少年。褐色の肌と、白黒入り混じった髪型が特徴。
べリオシリーズを身に着けた大剣使いで、
師匠を村の専属ハンターとして雇うための大金を得ようとフェスティバルに参加する。
マカラ高原はドンドルマから4000キロ離れているが、師匠の言葉に従い走って旅して来たという凄まじい体力の持ち主。
その途中で行き倒れてヤマト達に出会っている。
空腹からヤマト達が乗っていた荷車のガーグァを食べようして逃がしてしまい、
マイマイによってドンドルマまでガーグァの代わりに荷車を引かされるという、これまた凄い体力を見せた。
ヤマト達と組んだモンスターフェスティバル本戦では、突如復活したグラビモスに果敢に乗り攻撃を行う。

用語

モンスターフェスティバル
ギルド設立から続く伝統ある大会。舞台はドンドルマ
現実世界のこれと名前は似ているが、当然ながら全くの別物。
狩りを通じて、「技術」「体力」「洞察力」「判断力」など、
狩りに必要なあらゆる能力が審査され、最も優れたハンターを選び出して賞金が渡される。
優勝賞金は参加者の参加費を総取りする形式で、最低でも1000万ゼニーは下らない富と、
ハンターとしての名声を手にできる。
大会は予選と本戦に分かれており、予選を突破した100名が本戦に進出する。
予選突破が100名以下の場合、敗者復活戦で残り人数が選出される。
司会としてハンター日誌の主人公モンがゲスト出演している。
  • 予選
    ○×クイズが行われ、知識と運や勘を図る。
    間違えたらそこで失格となる。
    出題された問題と答えを以下に載せる。皆さんもぜひチャレンジしてみよう。
    • 「滅龍弾」の調合素材は「龍殺しの実」と「カラの実」である。→ ×
    • ディアブロスに有効な攻撃は腹に対しての打撃攻撃である。→  
    • 回復・解毒・鬼人・硬化笛のレア度は4である。→  ×
    • 「ランパート改」の次の強化武器は「バベル」である。→  
    • ウチ(司会者)の好きなアイルーの毛並は赤虎である。→  
  • 敗者復活戦
    • 予選敗退者全員で残る本戦出場枠を競う。
      内容は、防具無しで支給アイテムと初期武器のみを用い、イャンクックを捕獲するというもの。
      条件達成後、会場に戻ってきた順に本戦出場権を手にできる。
      予選敗退者を失意のどん底に落としてから敗者復活戦の開始を宣言するのがお約束になっているとか。
  • 本戦
    • クエストの難易度によってポイントが定められており、クリアすることで得たポイントを競う。
      一般のクエスト同様にパーティーを組むことも可能だが、その場合パーティーの人数でポイントを等分する。
      詳細なルールとして以下のようなものが存在する。
      1. 同じクエストは2回目以降はポイントが加算されない。
      2. モンスターはすべて上位ランクに定められた個体。
      3. リタイア、クエスト失敗は失格。
      4. 10日間で最も多くポイントを獲得したものが優勝となる。

関連項目

イベント・メディア展開/モンスターハンター エピソード - 布施龍太氏がイラストを担当している。