防具/アイルーフェイク

Last-modified: 2023-07-28 (金) 22:27:19

目次

概要

  • アイルーの頭を模した頭用の防具。
  • アイルーの頭を模したとあるが、原型を殆ど留めていない。
    と言うか不気味な顔のチェシャ猫でしか無い。本当にフェイクとして作られたものなのだろうか。
    また、説明文によれば、「不気味にカワイイと評判の逸品」だとか。
  • その不気味さ故に装備すると色々な意味で目立つ。
    どんなガチ装備だろうと、首から下がどんなにまともだろうと、これを着けた瞬間ネタ装備と化す程である。

性能

  • アイルーを模しただけあり、これ1つでスキル「ボマー」が発動する様になっている。
    但し防御力が低めなので、爆弾系戦術専用の装備と言える。
    これを装備していながら爆弾類を持っていない人はまずネタ確定であろう。
    見た目が強力すぎる故に爆弾を使ったとしてもネタに見えてしまうのはご愛嬌

MHP

  • MHPではアイルーGフェイク、アイルーSフェイクが登場。
    SPはそれぞれ爆弾強化+6地図+8、爆弾強化+5地図+10となっている。
    アイルーフェイクと違い単品でボマーは発動しないが、両方のスキルを併用する場合はなかなか優秀な装備。

MH2

  • MH2では爆弾強化のSPが9に減らされ、単品でボマーが発動しなくなってしまった。
    とはいえ、本作では有用なフェイク系装備が少なく、相対的に見れば優秀であることに変わりない。

MHP2(G)

  • MHP2G以前では、ミラバルカンやミラルーツの硬化時のダメージ源として爆弾を使用することが多く、
    単品で爆弾強化が付くアイルーフェイクはそこそこ採用された。

MH3(G) ・MHP3

  • MHP3にはアイルーフェイクが存在しないものの、その代わりどんぐりシリーズが初登場。
    頭防具は剣士が爆弾強化のSPが8ポイント、ガンナーは9ポイント付き、
    スロットも含めると単品でボマーが発動する、旧作のアイルーフェイクに近い優秀な性能。
    砲術のSPも付いているが、不要ならば頭防具を剣士用に換えて防御力を高めることもできる。
  • MH3Gにも存在しないが、イベント装備としてギロロフェイクが登場している。
    アイルーフェイクとの違いだが、こちらは盗み無効の代わりに根性のスキルポイントが付いている。
    ペコポン人スーツにしかみえないが、残念ながら声はギロロ伍長のものになってくれない。
    ちなみに共用装備、つまりガンナー準拠なので防御力は低い。
    また、チャチャ、カヤンバもお面(と言うよりどちらかというとマスク)としてかぶる。
    オトモ/アイルーフェイクを参照。

MH4G

  • MH4Gにて他のフェイク防具と共に久々に再登場。
    PV4にてアイルーフェイクを被ったハンター達が、焚き火を囲ってステップを踏むという、
    シュールな光景が映された。
    なお、この防具の素材が手に入るクエストはイベントクエストとして配信されたため、
    MH4G発売直後には作成できなかった。

MHX・MHXX

  • MHXでは、これ一つでは「ボマー」が発動しないと言う、謎の下方修正を受けている*1
    下位では爆弾強化+7(スロット無し)なのでそれこそただのネタ装備でしか無いが、
    上位のSでは爆弾強化+8(スロット1)となり、装飾品込みで「ボマー」が発動する様になる。
    尚、MHXX以降G級に相当するものは存在しない。

MHWorld

  • MHWorldにも登場。これ単体でオトモへの采配LV3が発動する。
    グラフィックの向上の影響でリアリティが増してよりシュールになった。
    • リアル調になったとはいえ頭防具としては大きい部類のため、
      カメラを壁に押し付ける等の操作を行うと防具の中が透けて見えることがある。あるのだが…
      その内部にあるのはなんと眼球。初めて中身を透かして見たハンターは思わず腰を抜かした事だろう。中身超キメェ!
      おそらくアイルーのモデルの一部を流用して作られているからだと思われるが、
      せめて中身のモデルくらいは見えなくしておいてもよかったのではないだろうか…?

類似・関連防具

  • MHFをはじめとして、このアイルーフェイクの兄弟分(?)のような防具が幾つか存在する。

キョウカンフェイク

  • 名前の通り教官ネコを基にしており、バンダナ付きの上に目つきが少々凛々しい。
    Fまで強化すると攻撃+10、防御+10、聴覚保護+5と結構なスキル構成。
    しかしこれだけでは心もとないので他の防具と組み合わせる必要がある。
    そう、見た目を犠牲にする必要があるのだ。

しろねこ服キット

  • プレミアムキットの1つで、さながらアイルーの着ぐるみといった外見である。
    アイルーフェイクと組み合わせても違和感が無いので、ある意味救済策とも言える。
    なお亜種として、イベントにて作成可能な「あかねこ服シリーズ」、
    黎明期に公認コントローラーに付属した「くろねこ服シリーズ」、
    現在もキットとして購入可能な「きんねこ服シリーズ」「ぎんねこ服シリーズ」が存在する。
  • なお、この内「しろねこ」「きんねこ」「ぎんねこ」は、GPまで強化することができる。
    防御力だけでみれば1400超えとG級後半にも対応可能。
    きんねこは採取と剥ぎ取りに特化した、課金系としては珍しいスキル構成を持つ。
    ちなみにあかねこのスキル構成はと言うと、
    驚くべきことに全てがマイナススキルというMHシリーズでも類を見ないものとなっている。

アイルーのネコミミ

  • 今まで紹介してきたようなゲテモノ染みた外見ではなく、アイルーの耳を模したごく普通の(?)カチューシャ装備。
    女性キャラがつけるとなかなか可愛らしい見た目になる。勿論男性キャラでもつけることはできるが…。
    ちなみに、発動スキルは運気+5、聴覚保護+15、麻痺+20、断食+10。
    これ1個で高級耳栓と餓狼が発動するなど、ネタ防具としては意外に高性能である。
    メラルーウィジェットなどボイスが変化する武器を持たせるとさらに雰囲気が出る。
    かつてはラスタ装備として、見た目と実用を兼ねてセットで装備する人が多かった。

アイルーヘアバンド

  • MH4(G)に登場する猫耳装備。折れた片耳が非常にキュート。
    …と書かれているが、男性は左右対称であり、折れていない。どうやら女性が装備することを前提としているようだ。
    発動スキルは盗み無効のみ。本作ではゲリョスやオオナズチも復活しているが、基本的には用のないスキルである。
    スロットが2個空いており、耐性も優秀だが防御力は悲惨。見た目通りのネタ装備である。
    なお、こちらのネコミミも男女兼用なので、男性ハンターでも装備できる。
  • MH4Gでは何故かG級バージョンのアイルーヘアバンドXが追加された。
    スキルポイントは盗み無効が綺麗さっぱり消えてなくなり、護石王+13が付く。
    スロットは無くなってしまい拡張性は低くなってしまったが、
    護石王のスキルそのものが付ける事の難しさに反して最高の効果を得るなら20ポイントも必要なので、
    お守りを掘るための装備を組もうと思う場合、ほぼ100%この装備にお呼びがかかる。
    ただし素材となるデンセツコインG入手難度が非常に高く、作製にはそれなりの苦労を要する。
  • MHXにも続投。
    どうせ今回もネタ装備…かと思いきやなんと胴系統倍加になっており、普通に実戦でも使えるようになった。
    流石に防御は低めだが、他に頭の倍加装備はいつものガイコツしかなく、
    頭の胴倍加を使いたいがガイコツの呪いは避けたい、と言う人には必須の装備。
    ちなみに防御力はガンナー用より若干高く、耐性はあちらが龍以外-3なのに対しこちらは全耐性+3と、
    見た目だけでなく防御面でもこちらの方が実用的な場面が多い。
    おまけに剣士/ガンナー共通なのでわざわざ剣士用ガンナー用と2個作る必要も無い。
    ついでにガンナーはガイコツを被る必要がなくなった
    • 気になる入手手段はと言うと今回も闘技大会のコインが必要で、
      ドスイーオスとドスゲネポスの2頭同時クエストで手に入るドスコインが必要になる。
      一見楽勝に見えるがニャンターで挑戦しなければならないため、ニャンターに慣れていないと苦労する。
      またこの闘技大会クエストを出現させるまでの道のりも短くなく、
      集会所★4・5のニャンタークエストを一通り済ませた上で、
      ★6のドスイーオス2頭同時狩猟をクリアしないといけない。
  • MHXXではG級版のアイルーヘアバンドXが存在しないため、
    G級でも同系統倍加を目的にこの装備を愛用し続けるとなると防御の低さが悩み所。
    ドクロと比べれば少しばかり高いが、G級ともなれば誤差の範囲に過ぎない。
    …なのだが、見た目が目的の場合にはG級昇格後に問題解決。
    スキルや防御性能はG級ガチ装備のまま見た目だけネコミミになる事ができる。
    無論、頭部の同系統倍加を別の防具の見た目に変える事も可能となり、
    ドクロと比較して誤差の範囲で防御力が少しだけ高い事が気休め程度ながら助かる。
    例えば、ネタ重視のドクロ装備で
    頭部の同系統倍加を維持するためにネコミミを合成して防御力に微増させるも良し、
    何だかんだで、上位性能でもG級ハンターの間での利用頻度は意外と高い。

有難ネコ迷惑

  • MH4Gでイベントクエスト「ハンター日誌 飛竜の回」をクリアすることによって作製可能になる頭用の防具。
    アイルーを頭にしがみ付かせるというなんとも可愛らしい見た目の装備だが、
    実はこのアイルー、人形などではなく生きた本物である
    その証拠にしっかりまばたきし、ハンターの動きに合わせて首もわずかに動かす。
    また、装備すると声はこのアイルーの鳴き声になってしまう。
    本物のアイルーを使用するという点ではライトボウガンに前例があるものの、
    生きた防具というのは如何なものなのだろうか……。
    ちなみに説明文によると、防具になるよう無理強いしているわけではなく、
    アイルー本人の意志でハンターを守るために頭に乗っているようで、
    ハンターはと言うとその名の通り有難迷惑な様子。
    身を挺して主人を守るとは健気なものである。
    製作に20個も使用するマタタビ目当てなのかもしれないが。
  • スキルポイントは底力+13のみで、スロットは無し。
    火事場力を発動させたい場合には有用である。
    • ただ、G級モンスターを相手にこの火事場力を活かそうとすると、易々と即死圏内に入ってしまう。
      このアイルーは本当にハンターを守る気があるのだろうか。
  • 余談だが、この防具と前述のボウガン、そしてオトモ2匹を合わせれば、
    ハンター1人とアイルー4匹で狩りをすることも可能である。
    ニャーニャーうるさいこと請け合いであろう。
  • ねこめ~わくという漫画が存在するが、この防具のネーミングとは関係ないと思われる。
  • ちなみにこのアイルーは、ハンターがどんなに激しい動きをしようが決して頭から落ちることがない。
    ひょっとするとアイルーの肉球は我々が想像するよりも粘着力が強いか、
    もしくはアイルーが爪をハンターの頭に食い込ませているのかもしれない。
    前者は外した後に頭がべとべとになる可能性があり、後者だと頭から血が出まくることになるだろう。
    ただの迷惑である。

グルニャンシリーズ

  • MHXにて登場。厳密には一式装備であり、本項の内容とは少しばかり異なる。
    全身一式を装備する事で、男性はニャンコックになれる。
    女性の場合はニャンコックの風合いを取り入れつつも可愛いらしいホールスタッフ姿となる。
    一式装備であるため、頭部一つだけで使うには色々と無理があるが
    スロット3つが開いており、防御力がそこそこ高いパーツとして混成で使えない事も無い。
    何よりも男性用の見た目のインパクトは強烈であり、アイルー頭のネタ装備としては申し分ない。
    女性用はコーディネートにも寄るが、どの装備でも邪魔にならないキュートさは人気が高い。
    頭部が自由な混成装備にてスロット3つが開く利便性は意外と高く評価され、
    一式は揃えずともグルニャン頭部だけは作ってあるハンターは珍しくなかった。
    • MHXXではG級版のグルニャンXシリーズが登場。
      ビストロチケットGとアオアシラのG級素材で一足早くG級性能の頭部パーツが作れるため
      スロット3のつなぎ防具として、頭部のパーツ運用ニーズは向上した。
      頭部の防具合成もG級昇格と同時に解禁されるため、
      スロット3のG級防御力を本命装備の見た目に変更する使われ方が一般的な使用例ではあるが、
      全ての部位が解禁されるHR解放前に防具合成の頭部だけを試験的に試すため、
      ドクロやリモセトス、ピンクバケツやネコミミに混じって頭だけニャンコックも少なくなかった。
    • いずれにせよ、一式での運用となると話はまったく変わって来るため
      興味があるハンターはグルニャンシリーズ本項ページも参照されたし。

幼体アイルー

  • MHXXのイベントクエスト「カプコン・見よ!ニャンター魂」で制作できる
    オトモ用の頭にしがみつくアイルー。
    詳細はリンク先を参照。

余談

  • 作品によっては地味に盗み無効のスキルポイントも付いているが、ボマーに隠れていてあまり見向きはされない。

関連項目

モンスター/アイルー
武器/きんねこハンマー
防具/フェイク…フェイク系防具全般の解説。


*1 これはフェイク防具全般の傾向で、おそらくピアス系防具と差別化するためと思われる