溜めた力を解き放ち、
狩友と挑め大狩猟!
目次
概要
- MH4Gまでのナンバリング、Pシリーズ準拠のカードゲームタイプ(公式曰く『大狩猟カードバトル』)のソーシャルゲームである。
運営母体はMHFやMHXRと同じくカプコンオンラインゲームス(COG)である。
MHFとはCOG IDを連携させて「カプトロフィー」というゲームの進行に関連した特典を、
両ゲームで受けることができた。- MHFやMHXRと同じように繁体字版もあった。こちらは日本語版よりも早い2016年にはサービスを終了した。
日本語版もその頃には新規イベントがなくなっていたので単に潔かっただけかもしれない - なお、サービス開始時はMH4はリリースされておらずMH3Gが最新作であった
(使用しているBGMもMH2やMHP3に準拠している)。
フィールド「遺跡平原」や4系列のモンスターと装備は後に追加実装された。- この影響か、ベリオロスの双剣はニヴルプリザードとなっていた。詳細はリンク先参照。
- 前述の通り運営母体が同じであるためか、
ナンバリング準拠のソーシャルゲームとしては珍しくMHFからはルコディオラやベルキュロスのギルモンカード及び
各種MHFオリジナル装備のハンターカードが、MHXRからはサンタ装備のハンターカードが出演していた。
- MHFやMHXRと同じように繁体字版もあった。こちらは日本語版よりも早い2016年にはサービスを終了した。
- 2013年10月29日にサービス開始し、2018年12月13日にてサービス終了。
モンスターハンターシリーズのソーシャルゲームでは当時唯一5年以上稼働していた最長寿のゲームであった。- 2020年10月18日にはMHXRが最長記録を更新した。
その1ヶ月後にはサービス終了したが
- 2020年10月18日にはMHXRが最長記録を更新した。
ストーリー
平和な王国カルドピアに、突如として異世界から
「ハンター」と「モンスター」のカードが溢れ出した。
世界は浸食され、
火山や雪山、砂漠や樹海といったフィールドが生み出されていく。
今なおカードが湧き出す地は畏怖を込めて<秘境>と呼ばれ、
そこにはさらに強大な力を持つ
<七竜のカード>が眠るという・・・。
ハンターカードを手に取り、モンスターを狩猟し始めた人々は
カードハンターと呼ばれ、未知なるチカラの魅力に取り憑かれていく。
その流れは留まるところを知らず、
やがて国を挙げての<秘境探索>が始まった。
秘境を探索できるのは「大狩猟」と「七竜杯」を勝ち抜いた者のみ!
偉大な力を手に入れ、秘境に隠された<王国の秘密>を探り出すことはできるのか。
浸食され続ける世界を救うため、王国と秘境の謎に挑め!
システム
- ゲーム内で使用するカードの種類としては、各種戦闘や探索クエストに用いるハンターカードと、
大狩猟バトルでのみ使用できるギルモンカードに二分される。- 前者は従来のモンハンシリーズのソーシャルゲーム同様他のハンターやアイルーやメラルー、
チャチャを生け贄組み合わせることで強化でき、同じカードやコインを用いて覚醒・G級昇格することで
レベル上限やステータスを上げられる。
またそれぞれに性別、武器種が割り振られている。 - 後者は各ギルドの共有物で、
ギルドマスターと副ギルドマスターのみメンバーへの割り当てを決めることができる。 - いずれも各々にレアリティと属性が割り振られているという点では一致する。
- 前者は従来のモンハンシリーズのソーシャルゲーム同様他のハンターやアイルーやメラルー、
- 探索クエストは歴代シリーズに登場したフィールドをカードを軽く引っ張ることで探索し、
乱入モンスターやターゲットモンスターと戦うクエストである。所謂ポチポチゲー
モンハン経験者には見覚えのあるフィールドが大量に出てくる
(ナンバリングではオミットされてしまった孤島の水中フィールドなどもある)ので、そこは楽しめるのではなかろうか。- クエスト中、稀に発生するレア演出やチャレンジクエストが発生することがあり、
成功すると、レア素材やカードが手に入る。
チャレンジは、肉焼きや卵運びといったモンハンらしいもの。
もっともソシャゲ故にかなりシステムが簡易化され原型をもはや留めていないが
- クエスト中、稀に発生するレア演出やチャレンジクエストが発生することがあり、
- フィーバーゲージを溜めると「フィーバー」が発生する。
次々モンスターを倒す演出が起こり、最後に大型モンスターを討伐し、大量の経験値や資源Pが入手できる。
- 大狩猟バトルという毎日朝昼夜の三回開催されるモンスターを討伐するイベントが存在する。
これは他のハンターと共に前述のようにギルドを結成し、5つのギルドとモンスターを何体討伐するかを競うイベントである。
協力イベントであるのでメンバーとの連携でコンボを繋ぎ、いかに攻撃力を高めるかということも重要である。- 日曜日の夜はこの大狩猟の代わりに七竜杯という対人戦が開催される。
強いギルドと当たってしまったり、他のギルドメンバーと連携が上手くとれないと
一撃も当てられずにただ復活→力尽きるを繰り返すだけになってしまったりする。
- 日曜日の夜はこの大狩猟の代わりに七竜杯という対人戦が開催される。
キャラクター
- アンナ
- 王国の案内係。
カードハンターの案内係を務める元気娘。
クエストの受注や狩猟のアドバイスをするなど何かにつけて助けてくれる女の子。- この作品におけるヒロイン枠。しかしオリジナルキャラである上に戦闘担当ではないためか、
他のゲームとのコラボで出張することはほとんどなく、コラボで出番が多いのはキリン装備の女性ハンターカードの「シェリア」である。
- この作品におけるヒロイン枠。しかしオリジナルキャラである上に戦闘担当ではないためか、
- ロト
- 正体不明の召喚屋。
カードを召喚することができる謎の人物で、その正体は謎の包まれている。
ネコ耳のついたフード付きマントを着ており、素顔は不明。- ガチャ担当。上記の通り公式サイトなどでは「素顔は不明」とされていることが多いが、実は見る方法がある。
それはガチャで当たりを出すことである。
まあ素顔を見るためだけにガチャを引く人間もいないだろうが。
- ガチャ担当。上記の通り公式サイトなどでは「素顔は不明」とされていることが多いが、実は見る方法がある。
- レベッカ
- 秘境を目指す飛空艇乗り。
秘境行きの飛空艇を操る腕利き飛空艇乗り。
恐いもの知らずの冒険家で、どんな荒れた空でも舵を取ってくれる非常に頼れるお姉さん。- 「大狩猟バトル」や「七竜杯」の報酬のチケットを消費して
限定カードなどを入手できるシステム「秘境」を担当していた。
- 「大狩猟バトル」や「七竜杯」の報酬のチケットを消費して
- ヴィクトリア=リリィ=カルドピア
- 狩りを愛する女王様。
カルドピア王国を治める美しき女王。そして巨乳。
秘境の脅威から国を守るため、各地からカードハンターを集め、その腕を競う七竜杯を開催する。
- アルベルト=レオ=カルドピア
- 女王の弟。真面目でクール。
大狩猟騎士団の団長を務める。
日々、国の平和を憂い、大狩猟へと赴く。- 初期の出番は少なかったものの、後にハンターカードのG1,G2昇格やG級スキルの付替えなどの担当となった。
- ムラクモ
- 一見、無愛想で怖い印象だが、とても信頼の置おける加工屋の親方。
カード強化や素材錬金など、長年の経験で培った多彩な技術に誇りを持っている。- 「素材錬金」とはモンスター素材からハンターカードを作成できるシステムのこと。
名前は似ているが某伝説級武器とは関係ない
- コガネ
- 東方の異国から移り住んだ商人の娘さん。
親譲りの商才で幼くしてお店を切り盛りする。
珍しい品物には目がない。- 課金コンテンツ担当。無課金あるいは微課金のプレイヤーにはあまり縁がないキャラであった。
- アップデートで1日1回無料の肉焼きも担当することになった
が、
通知から焼くこともできたのであまり出番は増えなかった。
- ソフィ
- いつも眠気と戦うハンターズギルドの新米受付嬢。
先輩のアンナを姉のように慕っており、いつかお揃いの赤制服を着ることが夢。- ここで言うハンターズギルドとは恐らく前述のプレイヤーギルドのことだと思われる。
- リサ
- 生ぬるいことが大嫌い、サバイバルクエストの野性味あふれる受付嬢。
素直になれずツンツンしてしまうが、生きるか死ぬかの狩りに向かうアンターを、心配する心優しい一面も。- 「サバイバルクエスト」とはサービス初期に存在していたシステム。
後廃止されたため、このキャラの出番はゲーム内イベントくらいとなっていた。
- 「サバイバルクエスト」とはサービス初期に存在していたシステム。
余談
- 「モンハン」のネームブランドや従来のモンハンシリーズのソシャゲと違い会員登録が不要であったこと、
イラストに対する評判が良かったことが功を奏したのか、
全盛期には中々の人数がプレイしていた。- またコラボレーションにも積極的であり、
様々なソーシャルゲームやカプコン社製のゲームや、その他漫画作品や食品会社などとコラボしていた。
- またコラボレーションにも積極的であり、
- しかしながら前述のように代わり映えのないゲーム性や、
それに比してスマホへの負担が大きかったこと,
そしてなにより不具合が多発しプレイできない人が続出したことや不具合への対応の悪さなどが原因となり、
人口は最早「なぜサービス停止しないのか」と思われる程減少してしまった。サービス初日からの不具合の多さはMHF譲りか
- 2017年からは全く同じイベントを1年周期で開催するというプレイヤーのやる気を激減させ、
なおかつiOS 11にアップデートをするとプレイできなくなるという致命的な事態が発生し、人口減少に拍車をかけてしまった。
- そして2018年の12月にとうとうサービス終了。…かつては繁盛していたゲームではあったが終わりはあっけないものであった。
- なおサービス終了発表のタイミングは奇しくもiOS12へアップデートすることでiOSでもログインできるようになったことが
ユーザーから報告が上がり始めていた日であったため、この後復帰するユーザーが一定数見られた。- これに関して一部のプレイヤーは「iOSユーザーが復帰できるようになったから
皆が集まれるタイミングでサービス終了したのでは」と推測している。
運営体系が近いMHFに於いてもサービス終了前に「みんなと迎えよう!グランドフィナーレ」
として全コース無料解放などを行っているため、全く考えられない話でもない。
世の中にはメンテナンスの状態のまま突然サービスを終えたゲームもあるが
- これに関して一部のプレイヤーは「iOSユーザーが復帰できるようになったから
- 『払戻しに関するお知らせ』のページに『払戻しのお申出期間中であってもOSのアップデートなどにより、画面が正常に表示されず、
「払戻し申請フォーム」からのお申出ができなくなる場合がございます。
払い戻しはお早めに申請くださいますようお願いいたします。』とあるため、
皆がログインできるタイミングを見計らっていた、という推測はあながち間違いではないと思われる。
- なおサービス終了発表のタイミングは奇しくもiOS12へアップデートすることでiOSでもログインできるようになったことが
- COGの各ゲームを連携させる「カプリンク」というサービスの対応タイトルの一つ。
それどころか2018年8月16日以降は、MHF以外では唯一のカプリンク対応タイトルとなっていた。
最盛期では7種類のゲームが対応していたが、ソーシャルゲームが相次いてサービス終了したり、
MHXRやDDONのようにサービス自体は継続しているもののカプリンク非対応となる中で、
なぜか古参の上にアップデート自体がほぼ行われなくなった本作が残り続けていた。- 本作のカプトロフィー達成条件は「レベルを○以上にする」「デッキランクを○以上にする」の二通りだが、
このうちデッキランクのほうは、末期では初期デッキで既に条件を満たしていたため、
インストールしてログインするだけでも特典を受け取ることができた。 - 公式サイトによると現在カプコンにて開発中のゲーム、Deep downも対応予定とされていた。
もっとも、このゲーム公式発表どころか公式ツイートすら2015年頃から音信不通だったのだが。
ちなみに2019年12月まではCOG公式サイトのタイトルラインナップに残っていたのだが、
MHF・DDONサービス終了時にこの作品もラインナップから削除された。後はお察しください - 本作の終了と同時にカプリンクもサービスを終了した。
- 本作のカプトロフィー達成条件は「レベルを○以上にする」「デッキランクを○以上にする」の二通りだが、
- ハンターの割り振られている武器種はMH3G準拠の12種に加わえて特殊型というものが存在する。
これはなんと一撃で弾、斬、打全てのタイプのダメージを与えられるというすぐれものである。
主に二人以上の人物が描かれているカードや、ハンターにスキルを習得させる際に利用する教官カード、
コラボで登場したモンハンにそぐわない銃火器を持っていたり、
武器も持たず素手で戦ったりするキャラクターのハンターカードなどに割り振られている。
- レアリティが低いカードではそれほど気にならないが、
レアリティが上がれば上がるほど男性カードの比率が恐ろしく低くなる。
最高ランクのURになるとコラボカードのたった4枚の男性カードを除いてすべて女性カードである。
関連項目
(両方とも現在は閲覧不可)
モンハン 大狩猟クエスト公式プロモーションサイト
モンハン 大狩猟クエスト アクセサリキット…公式サイト。本作で使用されていた一部イラストや効果音を閲覧・ダウンロードできる