MHF-G10にて実装されたG級スキル。
概要
- ガード性能、スタミナ、武器捌きの複合スキル。2段階のスキル効果が存在。
要塞+1(SP+10)では“ガード性能+1、ランナー、武器捌き”、
要塞+2(SP+15)にて“ガード性能+2、絶倫、武器捌き”が発動する。
- MHF-G10アップデート直後の時点ではスキルポイントを持つ装備は存在せず、
プレビューサイトでもこのスキルの存在は告知されていなかった。
その後、G10のアップデート詳細が公開された際に初めてこのスキルの存在が明らかになった。
後にG級クシャルダオラの防具、クシャナGシリーズのメインスキルとして登場した。
G10.1で追加される始種防具ヴォンGXシリーズ(ヴォージャンの防具)、
フレイムGXシリーズ(剛種テオ・テスカトルの防具)でも、このSPを持つ部位がある。
いずれにせよ、MHF-G時点では非常に種類が少なかった。
- MHF-Z以降は完全に「G級版ガード性能スキル」という位置付けが確立したらしく、
多くの追加防具にて、当スキルが備わっている。
一方、MHF-G10を最後に「精錬装飾品が作れるG級モンスター」の増加ペースは激減し、
当スキルを持つ精錬装飾品は現状入手に何かしらの制約を抱えるものばかりである。
このスキルに限ったこととではないが、装飾品のみで要塞+2に持っていく事は不可能ではないが、
スキル構成に大きな制約を抱えることになってしまう。
「スキルポイントを持つ防具」も考慮対象に入れつつ、構築することになるだろう。
運用
- 要塞スキルの運用としては、ガードを積極的に用いる武器種での運用が考えられる。
MHF-Z現在では、G級後のガード性能スキルと見做して概ね問題ないといえよう。
Z以降の防具追加展開から、どちらかと言えばGR200以降の装備革新の過程で、
当スキルの発動を検討していく必要があると言えるか(理由は後述)。
- 基本的に要塞は「ガード性能」との相性が良い武器種全てで相性の良いスキルであると言えるが、
これら「ガードを積極的に使う武器種」は総じて納刀速度が速い方が何かと便利なため、
武器捌きが内蔵されている当スキルがより効果的に機能するだろう。
ガンランスは「強ガード」中のスタミナ消費や、ガード時のスタミナ消費も抑えられるため更に便利
(ランスのスタミナは「極ノ型」のガードストックゲージで強走効果を一時的に得られる)。
- 辿異スキル「ガード性能強化」は当スキルにも適用される。
要塞+1でガード不可攻撃をガード可能にしたり、
2017年7月5日以降はランスとガンランスの性能を更に強化したりといった運用ができるだろう。
- GR100~200の間は、ガンキンシリーズでガード性能+2を得る方が、
防具ラインナップの関係上手軽にガード性能効果を得られやすくはなっている。
勿論GR200以降も、耐性・防御力に問題がないのなら有力な選択肢の一つではあるので、
どちらを採用するかはプレイヤー次第と言えるだろう。
余談
- 当スキルはMHF-Zで明確に意識改革がされた「ガード」を強調したスキルではあるのだが、
当時はガード行動自体が不遇の一途を辿っており、普及を疑問視する声も多かった。
ガードそのものはG10.1頃には(一部武器種限定で)復権し始めていたものの、
ガンキンシリーズの存在もあり、あえてスキル枠を消費してしまうこちらを採用する必要性の是非は、
問われ続けていたといえる。
その為本スキルが明確に採用されるようになったのは、
強いメリットを有する辿異装備に当スキルが付与されたMHF-Z以降であるといえる。
- 全部位にスキルポイントのあるクシャナGXシリーズであるが、
MHFでは「クシャナ一式と太刀」というスキル面のミスマッチ
(HRのクシャナシリーズはガード性能など、ランスなどで使う想定になっていた)が有名であり、
G級でも同様の展開になった事は一部で話題になった。
ところが、その数ヶ月後に「太刀でガードができる」極ノ型の存在が明らかになり、
クシャナGXシリーズと太刀の相性は別に悪いものではなくなってしまった。