- 種族
- 牙獣種(尖爪目 堅爪亜目 兎獣下目 クスス科)
- 別名
- 白兎獣(はくとじゅう)
- 異名
- 白銀の滑走者
- 英語表記
- Lagombi
- 危険度
- MHP3・MH3G・MH4・MH4G・MHX・MHXX:★3, MHRise・MHR:S:★1
- 登場作品
- MHP3, MH3G, MH4, MH4G, MHX, MHXX, MHRise, MHR:S, MHST, MHST2, MHXR, MH-R
目次
生態・特徴
- 極寒の環境に適応した進化を遂げた中型の牙獣種。
柔らかな純白の体毛と長く発達した耳が特徴で、その外見から《白兎獣》とも呼ばれる。
ただし、あくまでその外見が兎を彷彿とさせるだけであり、
体格は青熊獣アオアシラに匹敵するほど屈強である。
- 分厚い皮下脂肪と保温性の高い体毛を持っているため、冷気に対して非常に強い。
冷気によって鍛えられた耳は甲殻の如く堅く、研ぎ澄ますと刃物に匹敵する硬度と斬れ味を得る。
この耳は過度の衝撃を受けると割れてしまうこともあるが、発達した聴覚まで失われることはない。
一方、その発達した聴覚故に騒音に弱く、大きな音を聞くと驚いて耳を押さえ、
暫くはそのまま立ち竦んでしまう。
- 腹部は堅く滑らかな甲殻(腹甲)に覆われている。
この腹甲には縦に幾つもの溝が並んでおり、これを利用して氷上を滑走することができる。
長距離を移動する場合や戦闘中などは滑走によって移動することが多い。
なお、この特徴は「筋肉が発達しているため腹部は比較的肉質が軟らかい」という
ハンターにとって常識とも言える事柄の一つを完全否定している。
外敵を発見すると立ちあがって威嚇し、滑走を繰り返して翻弄しながら戦う。
前脚の鋭い爪には氷と冷気を纏っており、切り裂くと同時に獲物や外敵の体温を奪う。
また、距離を置いた敵には巨大な雪玉を転がしたり、雪塊を連続で放り投げて攻撃する事もある。
- 草食傾向の強い雑食性であり、主にキノコや木の実などを食べる。
手に入れた食糧の一部を雪や地面の下に埋めて保存する習性を持ち、非常時にはこれを掘り出して食べる。
また、時には動物質を摂取するために積極的な狩りを行う。
白い体毛で雪に紛れ、聴覚を使って獲物を探す。そして腹甲で勢いよく突撃する。
滑走する事で素早いだけでなく、物音をほとんど立てずに移動する事が可能。獲物に逃げる隙を与えない。
また、滑走の終わり際に地面に爪を突き立てて急制動を掛け、
その反動を利用してターン、獲物に向き直ると同時に再び突撃に移行する事もある。
ただし、やはり滑走中でも聴覚が弱点となる面は変わらず、
滑走中に爆音を聞かされると驚きの余り派手に転倒し、普段以上に大きな隙を晒してしまう。
- モンスター全体の中では比較的小柄ではあるが、
それでも一般的な草食種モンスターなどよりは大きく、質量的にも落とし穴が正常に機能する程度には重い。
しかしその巨体をものともせず、容易に自分の体高以上の高さにまで跳び上がる跳躍力を持ち、
小柄な外敵に対してはジャンプによって頭上から押しつぶすような攻撃を仕掛ける事もある。
これは着地時には周囲のハンターがバランスを崩すほどの衝撃を生む威力を誇り、
ウルクススの繰り出す攻撃の中では最も強力なものと言える。
ちなみに急な傾斜や段差などが多く、起伏の激しい地域に生息する個体ほど
この技を攻撃手段として利用する様子が多く見られる傾向があるらしく、
特にバルバレギルドの管轄する氷海やフラヒヤ山脈、寒冷群島などに生息する個体は積極的にこの攻撃を繰り出す。
一方で主にロックラックギルドが管轄する凍土に生息する個体は自力で大きく跳躍する姿が滅多に目撃されず、
移動中に滑走の勢いを利用して離れた足場へ飛び移る様子がごく稀に確認される程度である。
- 寒冷地域ではウルクススの素材を利用した衣料品が一般にもよく利用されている。
分厚いながらも柔らかで温かい毛皮を活かした衣装はとても手触りが良く、
優れた防寒効果と動きやすさを兼ね備える。
とても丈夫なので、一部では狩猟用の装備としても活用されており、その信頼性は高いという。
概要
- 凍土に生息する牙獣種。MHP3より登場したアオアシラ骨格のモンスターである。
特殊個体などは下記の記事を参照されたし。- モンスター/大雪主ウルクスス(二つ名持ちモンスター。MHXより登場)
- 「白兎獣」という別名のように、白い被毛に黒い腹部、ウサギ(兎)をモチーフにしたらしい黒い耳が特徴。
だが、面構えがウサギのかわいいイメージを覆す程可愛げがなく、非常にりりしい顔立ちである。
クマであるアオアシラの近縁種という事を踏まえると、ホッキョクグマもモチーフに含まれているのだろう*1。
被毛に対して硬く滑らかな腹部には縦向きの溝がいくつもあり、
これを使ってソリのように雪原を滑って移動する。
この行動からペンギンもモチーフの一つである可能性もある。- 頭部を比較すると、ウサギとの最大の違いは口元だろう。
草食のウサギと違い、ウルクススは雑食性であるため、
齧歯類の特徴である発達した前歯は持たず、その代わりに牙を持っている。
また、目の配置が大きく外寄りのウサギに対し、
ウルクススは顔の中央に寄っているのも特徴。
ウサギは草食動物故に外敵を見つけたら反対方向に逃げればよいため、視界が広くなる頭部側面に目があるが、
雑食であるウルクススは狩りのために両眼視差立体視によって獲物との距離を測れるようになっているのだろうか。
- 頭部を比較すると、ウサギとの最大の違いは口元だろう。
- 凍土に生息する大型モンスターと比べると小柄な体格をしているが、
爪と良く滑る腹部を用いた攻撃により、氷塊投げやPVに見られるような広範囲攻撃など、
小柄な体格に似合わぬダイナミックな攻撃を得意としている。
スケート選手もびっくりな動きで滑りつつこちらを跳ね飛ばして攻撃してきたり
そのまま滑ってエリア移動を行ったりする。
基本的には突撃や爪攻撃を行うようだが、前足で氷塊を投げてくることもある。
- 大きな耳に違わず聴覚が発達しており、平常時に音爆弾を投げると驚いて立ち眩みを起こし、
滑走中に投げつけると転倒して一定時間大きな隙を晒す。
前者は大した攻撃チャンスにはならないが、後者は上手く活用できれば大幅な時間短縮につながる。
MHP3
- 初登場となった作品。
下位ではそこまで目立たない平凡な中型モンスターといった扱いだが、
上位ではあろうことかウルクスス単体クエが存在しないという大変な事態になっており、
素材が欲しいとなると大連続やドスバギィとセットのクエスト「青と白の挽歌」を嫌々やるしかなかった。- 発売から半年以上が経過した2011年8月12日に、ようやく待望の上位ウルクスス単体クエスト
「激走!白兎獣と狩人」が配信された。
だがこのクエストは明らかに普通ではないウルクススが登場し、プレイヤーの予想を裏切る異質なものであった…。
- 発売から半年以上が経過した2011年8月12日に、ようやく待望の上位ウルクスス単体クエスト
MH3G
- MH3Gにも登場。
東京ゲームショウ2011および発売前に先行配信された体験版にも、
初心者用クエストのターゲットとして登場した。
- 今作では、G級に入ると相手目掛けて雪玉を転がす新モーションを行うようになった。
ドドブランゴの氷塊投げとほぼ同じモーションなので、懐かしさを感じたハンターも多いだろう。
通常の氷塊投げと異なり、雪玉は地面をごろごろと転がっていくのだが、
それ故(障害物やモンスターに当たって砕け散らない限り)転がる距離が長くなるほど
雪玉も大きくなっていき、最終的にハンターの数倍の大きさにまで化ける。
フィールドの端から端まで転がった雪玉の大きさたるや、明らかにドボルベルククラスである。
更に、エリアの境目や山など越えられるモノは全て乗り越えてどこまでも成長していくという
とんでもないド根性ぶりを見せる。
勿論離れれば離れるほど回避は困難になり、おまけにガード強化がないとガードできない上、
被弾すると雪だるま状態にされてしまう。
ウルクススは大抵この攻撃の後で何かもう1つ攻撃を繋げてくるので、
うっかり雪玉に接触してしまうとかなり危険である。
幸い、密着した状態でしか繰り出してこない上、
出来立ての雪玉は小さく、速度も速くないので、動作を見てから回避するのはそれほど難しくない。- ちなみにこのG級行動だが、実は体験版の個体が使ってくる。
体験版の個体は下位相当の個体なのだが、驚くことにG級の技を使ってくるのだ。
とは言え、体験版の時点ではまさかこの攻撃がG級行動だとは思わず、製品版が発売後、
下位・上位の個体が全く仕掛けてこないので「あのデカイ雪玉はなんだったんだ」と
戸惑ったハンターもいるとか。
- ちなみにこのG級行動だが、実は体験版の個体が使ってくる。
- MH3Gでもドスジャギィ、ドスバギィ、ラングロトラと共に、
G級では単体クエストが存在しないという扱いを受けている。
素材はクエスト「青と白の挽歌」、「凍土の大合戦」、「凍土に放り込まれたものたち」の
どれかで集めなければならない。
しかし前作の反省を受けてか、どのクエストもウルクススが2体ずつ出てくる仕様になっているため、
素材集めは格段に楽になっている。
MH4
- 同期の仲間がリストラされるなか、なんとMH4でも続投。氷海に登場する。
MH3GではG級限定だった巨大化する雪玉も使ってくる。
また、新モーションもいくつか用意されており、
ババコンガのようなフライングボディプレスを披露している他、
ボディプレスの震動で動けなくなったハンターを、でんぐり返しの要領で押し潰すという攻撃も追加されている。- しかし、でんぐり返しの方は大した威力もなく、ボディプレスで下敷きになる方が遥かに痛い。
- 雪玉を真上に投げて、時間差で落としてくる技も追加されている。
ドドブランゴが仕掛けてくるのとほぼ同じ。
- MH3Gまでの登場ムービーでは、滑った勢いのままに崖から飛び降りるというダイナミックな演出もされていたが、
高低差を重視したMH4でも戦闘では使うことはなかった。残念。
- 今作でも上位に単体クエストはないのだが(後述のイベクエ除く)、
二頭クエストはしっかりと用意されている。
他、乱入でもちょくちょく出て来たりするので素材集めの方は配慮されている。
- 登場ムービーが一新。雪玉が転がってくるのに訝しむハンター、
その瞬間、大きな雪玉を叩き割って後ろからウルクススが猛然と突っ込む!
間一髪でウルクススの突進をかわすハンター。
すれ違いざまにお互い目を合わせる様子が王道バトル漫画さながらで実にカッコいい。- のちの氷海でのティガレックス登場ムービーも、これとよく似たシチュエーションになっている。
- なお、BGMはかの牙獣現わる! のアレンジである。
懐かしさを覚えたハンターは多いのではないだろうか。 - 余談だがカメラがおもいっきり足元に回るので女性ハンターはご注意。紳士御用達ムービーの一つとか言わない
- イベントクエストでは、MHP3とは逆に最大金冠確定の巨大ウルクススが登場。
そのサイズはなんと1581.90cm。
通常個体の約3倍、MHP3の最小個体の約7倍の大きさである。
MH4G
- MH4Gでは、G級個体の新モーションとして段差の下へ真っ直ぐ突進した時に
片手剣の段差下からのジャンプ攻撃よろしく大ジャンプを行う。
初見はビックリすること請け合い。
なお、着地と同時にドリフトして素早く次の行動に移るので着地時を狙うのは危険性が高い。
また、水平時限定で突進がノーモーション化する。
もとより突進の予備動作が小さいモンスターとは言え、
モーションを見てから移動+回避行動で直線から十分対処できる範囲内だったが、
ノーモーション化によって先に回避行動を開始していないと被弾してしまうようになった。
G級といえどたかがウルクスス、と侮ったプレイヤー達は面食らったことだろう。- ただし上記の通り水平時限定で、直立時のそれはただの移動で突進時はちゃんと予備動作が付く。
そのためウルクススの体勢を見極めて判断することで容易に対処できるようになっているが、
逆に体勢無関係で考えるとこのノーモーション突進の餌食になりやすいと言える。 - また、水平時であるが、よく見ると「何らかの攻撃をしたあとの若干の軸合わせ」を挟んで
そこから突進に移行していることが判る。白兎獣を狩りまくっていればそれが見えてくるだろう。
不慣れなハンターであったとしても、ヒットアンドアウェイの基本法則を守って
白兎獣を狩猟しようと意識すれば、決して対処できないものではない。
- ただし上記の通り水平時限定で、直立時のそれはただの移動で突進時はちゃんと予備動作が付く。
- 今作も単体クエストは存在しないが、きちんと二頭クエストがあるので素材集めに困ることはない。
MHX
- 特に問題無く続投。前作未登場のアオアシラ、ラングロトラとの再共演を果たした。
また、本作には二つ名持ちモンスターの「大雪主ウルクスス」も初登場している。
- 今作にて新たに雪山に進出。
集会所★1のクエストに登場しており、プレイ直後すぐ戦えるようになっている。
ただし、下位個体の時点で動きがMH4GのG級個体準拠となっている。
つまり水平体勢時はノーモーション突進を仕掛けてくるため、隙が少ない。
勿論搦め手も健在で、MH4G未経験者でたかがウルクススと舐めてかかると、
返り討ちにあってもおかしくない強さになっているため注意が必要である。
ドスファンゴといい下位の練習相手のポジションをここまで強化する必要はあったのか。
- 乗りを成功させると何故か頭部に部位破壊ダメージが入る。
背中を滅多刺しにしているようにしか見えないが。
このため、エリアルスタイルや操虫棍だと破壊がやたら楽。
- 同期3種が揃い踏みしたためか、今作の狩猟BGMには前作の『喧々たる来訪者』ではなく、
本来の専用BGMである『牙獣現わる!』が再び採用された。
- やはりというか、今作でも二頭クエストがあるので素材集めには困らない。
それどころかなんと単体クエストまで用意されており、こちらは上位に上がってすぐ行ける。
ありがたく利用させてもらおう。
MHXX
- MHXXではG級個体が登場。今作は今まであった二頭クエストが無いのだが、
単体クエストがG★1に存在し、G★2の黄金魚納品クエで乱入個体が2体出てくるのでやはり集めるのには困らない。
後日イベクエで二頭クエスト*2も配信されている。
MHRise
人里離れた 雪野原 捉えたるは噂の野獣
兎か 熊か 否 その得体は 雪に血を塗る羅刹なり
- 寒冷地フィールドが追加されたMHW:Iにも登場しなかったウルクススだが、
他に参戦を逃していたドスバギィやフルフルらと共にMHRiseに登場することが判明した。
先に同骨格であるアオアシラの復活が発表されていたことから、本種の復活を予想していた人も多いだろう。- 第三弾PVにて登場。滑りながら現れ威嚇、雪玉を放り投げる様子を見せた。
本作では新フィールドである寒冷群島に生息していることがわかっている。
P3出身の牙獣種の登場はアオアシラに続き2体目。その後、ラングロトラの登場も決まった。
毛がよりモフモフ感を増している。
- 第三弾PVにて登場。滑りながら現れ威嚇、雪玉を放り投げる様子を見せた。
- 今作ではMHW:Iと同様雪だるま状態が削除されているため、代わりに雪玉が着弾した場所に雪が残るようになった。
はまってしまうとボルボロスやジュラトドスの泥のように動きがゆっくりになってしまう。
- 大雪主を彷彿とさせる巨大な雪玉を投げる技を習得した。
上記の通り雪だるま状態は存在しないので動けなくなることはないが、
当たると大きなダメージと氷属性やられ発症を受けることになる。
この技を行なおうとすると、設定によってはハンターが警戒を呼び掛けるボイスを発する。
- 本作より追加された河童蛙ヨツミワドウとの縄張り争いも実装されている。
モーションはアオアシラの流用であり、鳥獣戯画さながらの相撲を繰り広げた末に負けてしまう。
- 登場ムービーでの語りは、まるでものすごく強力な実力を誇る、
非常に狂暴極まりないモンスターのような印象を受けるような表現がされている。
この語りを聞いて警戒したモンハン初心者も多いことだろう。
MH4の時と言い、登場ムービーで優遇されやすいモンスターと言う立ち位置を抑えつつある。- なおこのムービー、映像を撮影していたカメラマンが
ウルクススの攻撃を受けてやられたような演出がされている。
このような演出はMHP3のジンオウガの生態ムービー以来である*3。
- 因みに今作では既存モンスターにも何かしらの妖怪や怪現象などのモチーフが加えられているのだが、
設定資料集を見る限り、本種のそれはどうやら「雪男」であるようだ。
「雪男」は基本的に海外のUMAであるビッグフットやイエティなどの訳語として用いられる事が多いが、
実は日本にも同じ名称の妖怪は存在し、雪の降る夜に現れる大入道としての伝承が残っている。
とはいえ、登場ムービーの語りから推測するに、
一般的な雪男のイメージが当てられているのだろう。
- なおこのムービー、映像を撮影していたカメラマンが
- 極小個体が登場するイベントクエストが配信されており、こちらは最小金冠が確定している。
MHP3でも同じコンセプトのクエストがあったため、久々の登場であった。
操竜
- 操竜はアオアシラと共通した攻撃を持つ。
アオアシラには無かった氷塊投げとヒップドロップが追加されており、
そのどちらも強力な技なので存分に使わせてもらおう。- 弱攻撃1(X / ↑+X)はアオアシラと同様のベアハッグ。
発生速度は早いが威力が低い。攻撃の起点として敵を怯ませるには優秀。 - 弱攻撃2(→+X / ↓+X)は雪玉正面投げ。
でっかい雪玉を2回投げる。3回当てる事で氷やられにできる。
出が早くリーチもあるので、慣れない内はこれを主軸に運用していこう。 - 強攻撃1(A / ↑+A)は4連引っかき。
Aを連打すれば4発まで繰り出せる。直立しているモンスターに当てた場合、
1発目で大きく仰け反ってしまうため4発全て当てる事は難しい。
後になるほど威力が高くなるので、4発とも当てきる腕が試される技……
……なのだが後述のヒップドロップが優秀なので、それで稼げばよかったりする。 - 強攻撃2(→+A / ↓+A)はジャンピングプレス。
大ダメージのヒップドロップ1HIT+追撃のでんぐり返り1HIT攻撃。
単発の威力に優れるので、慣れたらこの攻撃と回避を織り交ぜてダメージを稼ごう。
敵との位置関係によっては、でんぐり返りが当たらないので注意。 - 操竜大技(X+A)は突進滑り→突進滑り→飛びつき→ジャンピングプレス。
贅沢な5回攻撃であるが、特に飛びかかりとでんぐり返りが外れやすい。
全弾当てる事は捨て、ダメージを稼げればいいやくらいの感覚で見守ろう。
ウルクススを操竜するメリットは氷やられにある。
- 弱攻撃1(X / ↑+X)はアオアシラと同様のベアハッグ。
MHR:S
- 同骨格仲間であるアオアシラ、ラングロトラ共々、
特定モーションの高速化や、軸合わせ・追尾性能の大幅強化、AIのルーチン改善等により、
全体的な厄介さは上位までよりも増している反面、MR限定の新モーション等はない。
ただしそもそもの体力や攻撃力が非常に低いのもあって、
少なくとも通常個体に関しては特筆すべき点はないだろう。通常個体に関しては。
- 傀異化個体はEX★1に登場。傀異化素材は「傀異化した骨」。
同素材の入手先候補、いわゆるアシラ骨格の牙獣トリオ達(アオアシラ、ウルクスス、ラングロトラ)は、
苦手意識を持つハンターも多い。
このウルクススもその例に漏れず、何なら牙獣トリオの中で最も遠巻きにされている節すらある。- 厳密には近寄る人間が少なく影が薄いというか。
MR10における初対面にて鮮烈なトラウマを与えた傀異化アオアシラ同様、
元々体力と攻撃力が低いモンスターが、傀異化で一気に厄介さを増したパターン。 - 攻撃判定を伴った高速移動にて、ちょこまかとあっちこっち動き回る行動パターンが、
討伐を長引かせる要因として敬遠要素になっている。
- 厳密には近寄る人間が少なく影が薄いというか。
- 元々が白を基調にしたモンスターなせいか、傀異化個体の印象は大きく変わる。
かの大雪主以上に黒々とした毛並みに赤い光が漂う姿は愛嬌の欠片もなく、毒々しさすら感じさせる。- 特別討究クエストでは投げつける雪玉の大きさが巨大化。
かつての大雪主を思わせるほどの巨大な雪玉を投げつけてくるうえ、もちろん威力も即死級。
地面に残る雪の範囲も広がっているため、泥雪耐性を付けていくのも一考だろう。
また、元から縦横無尽に動くタイプのモンスターで弱点も狙いにくいため、
中型モンスターの特別討究の中では特に時間がかかりやすい。
- 特別討究クエストでは投げつける雪玉の大きさが巨大化。
派生作品
MHST
- MHSTでも登場し、オトモンにすることもできる。
序盤に登場する牙獣種ということで、敵としてもオトモンとしてもステータスはまずまずだが、
貴重な氷属性モンスターではある。
基本的にはタルジュ雪原やエットー洞窟に生息している。
オトモン
- ライドアクションは「岩砕き」と「キノコ探知」。
キノコ探知は、メインシリーズでも雪の中に埋めておいたキノコを掘り起こして食べる場合があることに
由来するものだろうか。
案外ウルクススという種は共通してキノコが好きなのかもしれない。- ウルクススと言えば腹部を利用しての氷上滑走だが、
残念ながらライドアクションとしての「突進」は持たない。
…が、それは通常個体の話。
DL対戦ルールの「白兎獣ルール」で入手できるタマゴのカケラから孵るウルクススは、
ライドアクション「突進」を覚えている。
モーションはもちろん、腹部で滑る形となる。氷上でなくとも使用可能だが大丈夫だろうか。…まあ今更か。- 3DS版では任天堂によるオンラインサービスの終了に伴い、
今から突進が使えるウルクススを新規で入手することは不可能となっている。
- 3DS版では任天堂によるオンラインサービスの終了に伴い、
- ウルクススと言えば腹部を利用しての氷上滑走だが、
- 絆技は「グラインドスピン」。
滑走の勢いを利用して超高速スピンし、そのままモンスターへ激突する技である。
- 本作ではストーリー中で、「伝承の儀」のチュートリアルも兼ねて火属性のウルクススを入手することとなる。
このウルクススはイャンクックの火球を継承した個体で、体色も若干赤みがかっている。
伝承の儀によって他モンスターの能力を扱えるようになること、
外見に変化が現れる場合もあることなど、伝承の儀の大まかな要素を理解することができるだろう。- ちなみにこの「火属性のウルクスス」だが、
本作の発売前から公式サイト等でも大きく紹介されていた。
- ちなみにこの「火属性のウルクスス」だが、
- 火属性のウルクススは「幻惑のフルフル」対策として生み出されることとなる。
確かにフルフルは火属性を弱点としているので好相性であるようにも感じるが、
実はプレイヤー間では罠とされている。- まずウルクススの3すくみ傾向はスピードである。
一方フルフルの3すくみ傾向はテクニック。
つまり、指示を出していなかった場合真っ向勝負で負ける可能性が高い。 - さらにフルフルは咆哮を使ってこちらをダウン状態にしてくるのだが、
メインシリーズで音爆弾が効くウルクススはガッツリその対象であり、確実に効いてしまうという問題点もある。
とはいえ、この時点では咆哮が絶対に効かないオトモンはドスランポスとドスファンゴ、
そして敵であるフルフルとその亜種だけだったりするのだが...。 - そもそもウルクスス自体、火属性攻撃を得意としていない。
いくら伝承の儀によって好きな属性を扱えるようになるとは言っても、
モンスターによって得手不得手はある。
他の火属性遺伝子を多数継承させるのならまだしも、怪鳥遺伝子ひとつ程度では… - 最後にフルフルは雷属性を使う以上、雷属性の耐性は重要なステータスだが、
ウルクススの雷耐性はザボアザギルと並んで最低値である。
何故かメインシリーズでは雷属性が弱点のはずの素材元のイャンクックよりも低い。 - 当然ではあるが、オトモンに加わったばかりのためレベルも最低値の1である。
実戦に出せるようにするためにはそれなりに育てる必要があるが、
上記の有様であるこのウルクススを育ててまでフルフルに挑戦する手間を考えるといろいろと非効率。
大人しく既に育ったオトモンで戦った方がはるかに早いのは言うまでもない。
- ちなみに「幻惑のフルフル」への対抗策としてウルクススが用いられた理由が、
「戦闘場所は寒く、耐寒能力を持たないオトモン(とライダー)は一定確率で寒さサボりになり動けなくなる。
一方、フルフルの弱点属性は火であり、火属性攻撃を持つオトモンで戦う事が望ましい。
耐寒能力と火属性攻撃を併せ持つモンスターがいないため、
耐寒遺伝子を持つウルクススに怪鳥遺伝子を移植する」
というものなのだが、寒さサボりはホットミストというアイテムで完全に予防できるうえ、
よほど長居しなければ余るほどフィールドで拾う事ができるため、基本的に耐寒遺伝子は不要である。
万が一に備え耐寒遺伝子で対策するにしても、元から相性のいいオトモンに耐寒遺伝子を移植する方が
圧倒的に効果的であり、つまるところ移植の向きが逆なのである。- 一応フォローしておくと、この火属性ウルクススが仲間になり再出発する際に、
アユリアから耐寒スキルが発動する護石がもらえるため、それと合わせてウルクススを先頭にすれば、
エットー洞窟の内部の探索やタルジュ雪原のモンスターの巣に潜る際には、
ホットミスト不要の便利なオトモンとしても使えなくもない。
言うまでもなく、その場合はフルフルとは戦わないように。
- 一応フォローしておくと、この火属性ウルクススが仲間になり再出発する際に、
- まずウルクススの3すくみ傾向はスピードである。
- もちろん3すくみ傾向は「そのタイプの技を出しやすい」というだけなので、
人によってはテクニックの攻撃に対して的確にパワーを出したり火球を吐くウルクススが見られるが、
大事を取るなら毎ターン指示を出して火球の砲台にするか、もしくはホットミストを使って
レベル上げをしたイャンクックかアオアシラに任せるのが良いだろう。
MHST2
- MHST2にも無事続投。
またしても「伝承の儀」の例でイャンクックから火球遺伝子【小】を貰う役回りとして紹介されている。
当然ウルクススは火属性を扱うのは苦手なので地雷となっている
- ストーリー上での登場が遅い為か謎に優遇されたポジションにおり、
正式なボスとして登場するのはなんと凶光化ゲネル・セルタスの後。
体力や攻撃力もそれなりで、最大HPはケチャワチャやネルスキュラを越しており、
攻撃力に関しては属性の違いはあるものの野生のゲネル・セルタスと同等である。- また、装備の方も登場順の優遇措置を受けており、
ウルク武器はフルフルやアンジャナフの武器より攻撃力が高く、
ウルク装備はセルタス装備と同じ防御力であるという始末。
- また、装備の方も登場順の優遇措置を受けており、
- 特筆すべきは、これだけ強力な武器防具を作成できるにもかかわらず、
ストーリー上での登場よりかなり早いタイミングで野生個体が出現する点だろう。
モンスターの巣の主として現れる事がある他、
ロロスカ地方のストーリーを少し進めるとすぐに追加されるトライアルクエスト
「ロロスカの精鋭」にてドスバギィ、フルフル亜種と共に登場する。
トライアルクエストだろうと倒せば当然ウルクスス素材が手に入るため、
やろうと思えばロロスカ地方に入ってすぐこの地方で最強クラスの装備に着替える事も可能である。- ロロスカ地方にはウルク装備より高性能な装備を作れるモンスターも生息しているが
このうちガムート・ジンオウガは必要素材が入手出来ないため装備作成も不可能で、
レイギエナ・ベリオロスはウルクススよりも後のストーリー進行で登場するモンスターであるため、
ロロスカ地方の攻略に使用できる装備としてはウルクススのものが最強クラスと言って差し支えない。
- ロロスカ地方にはウルク装備より高性能な装備を作れるモンスターも生息しているが
オトモン
- ライドアクションだが、前回の「岩砕き」に加えて「突進」が使えるようになっている。
代わりにキノコ探知はできなくなった。
- アクティブスキルは投擲遺伝子【中】の「ホワイトランチャー」と
白兎遺伝子【中】の「アイスバーンスライド」を持つ。
パッシブスキルは固定で寒さによるサボり状態にならなくなる「耐寒」を覚えている。- ホワイトランチャーは追加効果のないスピードタイプの単体氷属性小ダメージ。
- アイスバーンスライドは命中率は低い代わりに当たれば確定でクリティカルが発生する
スピードタイプの単体氷属性攻撃。
- 絆技は「グラインドスピン」。特に変更点は無い。
余談
- ハンター大全3の没モンスターの項に、
ウルクススに酷似したベリオロスのものと思われる没デザインがある。
もしかしたらこれが原型となって誕生したのかもしれない。
- 同僚のアオアシラが「ドスプーさん」のあだ名で呼ばれることから、
こっちも合わせて「ドスラビット」と呼ばれることも稀にある。
ラングロトラには合わせられるキャラクターがいないのでこのようなあだ名はない
- 狩猟依頼のほとんどが「現れました。狩ってください」「なんか2匹踊ってるので狩れ」
「スピード勝負で負けたから狩れ」「ソリ滑りをしていたら横を抜いていったので狩れ」
「サルと紅白合戦やってるから狩れ」「興味があるからケチなこと言わずに2頭狩れ」
「ウサギのくせに可愛くなかったので狩れ」「見かけたので狩れ」
といった内容で、被害が出ていたり、素材に需要があるような理由が全く見当たらない。
ウルクススがいったい何をした。- とある国を破壊しまくった奴のようにそのまま放っておくと、大変なことになりますよ
的な事情が…考えられないな。 - ただし、二つ名持ちモンスターである大雪主に限っては、
彼にとっては戯れであっても人の身で見れば雪崩と変わらぬ脅威であるとされる。
雪下に沈んだ集落も多いようで、放っておくと甚大な被害を被ることとなるだろう。 - 仮に二つ名個体でなくとも、本種は厳しい自然に生きるモンスター、ましてや大型モンスターである。
目撃したきり放っておけば、遭遇した民間人に危害を加える可能性も十分に考えられる。
モンスターによる被害で苦しむ人が出ない様、ハンター達は今日も様々なモンスターを狩っていくのだ。
それでもウルクススに関して言えばとばっちりの依頼は多いかも知れないが - そんなやや不憫なウルクススだったが、
MHRiseではモンスターとしての脅威を強調した依頼文のクエストが登場した。
ゲームでは序盤の練習相手といったポジションではあるが、
世界観的には人々に脅威をもたらし得るれっきとしたモンスターであるのだろう。
これまでの扱いの鬱憤を晴らすべく暴れているように感じなくもないが。
- とある国を破壊しまくった奴のようにそのまま放っておくと、大変なことになりますよ
- 闘技場では乾いているはずの地面を何故か滑って移動し氷塊も投げてくる。
滑るのはともかく氷塊はどこから取り出したのだろうか?と思ってしまうが
よくあることなのであまり深く考えないこと。
- ヒップアタックをしてきたり、雪に顔をつっこんでキノコを掘り出したり、雪玉を転がしたりと、
かわいらしい動作が多いためか、一部ではアオアシラのようにアイドル的な人気がある。- 「モンでき」の漫画家、津々巳氏のお気に入りモンスターでもあり、
「ウサギっぽいフォルムがかわいい」と防具もあわせてとても愛されている。
が、担当の江野本氏を含め誰からも賛同を得られていないという。
まああの顔はフォルムや動作を帳消しにする位可愛くないけど - 前述の通り、MHXXではついに可愛くなかったことが動機の狩猟依頼まで出てしまった。
- さらにMHWでは、ウルクススの様に狂暴そうな顔以外は可愛いと評判のモンスターが新しく登場し、
そちらは顔の印象を物ともせずに、可愛いモンスターとして一般的に認知されることに成功してしまった。
色々と立つ瀬がないウルクススの明日はどっちだ。 - おまけにMHRiseでは可愛いと評判の蜘蛛型モンスターや猟具生物が新しく登場。
一方のウルクススの扱いは、上記の通り可愛さとは対極の『雪に血を塗る羅刹』呼ばわりである。
『兎か熊か 否』とモチーフを否定されたのみならず、
サメどころか蜘蛛にすら可愛さで上回られてしまったウルクススの心中や如何に。
- 「モンでき」の漫画家、津々巳氏のお気に入りモンスターでもあり、
- ノベル版では第五弾に登場する。
リオの両親にとっては因縁の相手であり、
そしてトゥーク達にとってはその先に控えた大一番の鍵となるモンスターであった。
因みに6巻のトゥークの台詞によれば「二白兎獣を追うハンターは一白兎獣も狩れず」という諺があるらしい。言いづらい
ウルクススの2頭同時クエで合流されたらあっちこっちから体当たりされて厄介なので、
まずはこの諺のように1頭を退場させた後にゆっくりもう1頭を狩ろう。
- MH4で発売前に登場が発表されていた3シリーズ出身のボスモンスターは、
中型モンスターは本種とドスジャギィ、大型モンスターはジンオウガのみであった。
- 実は長らく(MHXXまで)登場以来シリーズ皆勤賞の記録を有したモンスターの一体であった。
新規ナンバリングを挟んで1度もリストラを受けたことがないボス級モンスターは当時でも意外と少なく、
他にはリオレウス、リオレイア、イビルジョー、ジンオウガ、ブラキディオス、
そしてMHXで続投したMH4組の一部モンスター達といった程度であった*4。
ほとんどのモンスターがメインモンスターだったり強さ面で別格級の扱いを受けていることを考えると、
この面子の中にしれっとウルクススが混ざっているのはかなりの快挙であったりする。
3系列出身モンスターの参戦があまり多くなかったMH4でも平然と参戦し、
MHXにも当たり前のように続投している。
特に、MH4では海竜種や他の熊型牙獣種が全リストラに遭う中での抜擢であった。- 他の皆勤組は知名度の高さ、狩りに於けるある種の特別な思い入れといった要因から説明が付くが、
ウルクススがこうして皆勤しているのは人気の動物を代表する兎を
唯一モチーフにしたモンスターである故なのだろうか?愛嬌は前述よりお察し下さい- メタ的な話をすると、氷属性のモンスターが他にザボアザギルとクシャルダオラくらいしかおらず、
登場時期の関係で序~中盤の氷属性はザボアザギルのみとなってしまうからとも考えられる。
またベリオロスやドドブランゴなど、寒冷地のモンスターは他のマップに登場しないことが多いため、
新フィールドたる氷海に生息するモンスターとしての抜擢だったのかもしれない。
- メタ的な話をすると、氷属性のモンスターが他にザボアザギルとクシャルダオラくらいしかおらず、
あえなく出場停止、ついに記録が途絶える事となってしまった。
そのせいで氷属性担当は1種のみとなったのはまた別の話。
その後MHW:Iにおいて寒冷地フィールドの追加が告知され、
ウルクススの復活に期待を寄せるハンターもいたが、残念ながら復活は叶わなかった。
名前の似たモフモフのモンスターはいるけど - 他の皆勤組は知名度の高さ、狩りに於けるある種の特別な思い入れといった要因から説明が付くが、
- モンスターハンター スピリッツにも第2弾で参戦。
幼体の姿も公開されたが、なんというかウサギさんである。とてもかわいい。
- モンスターハンター ライダーズにも初期から参戦しており、セレンのオトモンに抜擢されている。
当初はベリオロスやザボアザギルなどが(敵としては登場すれど)オトモンとして実装されてはいなかったため、
非常に貴重な氷属性枠のモンスターとなっていた。
ストーリー第7章現在ではベリオロスもザボアザギルも実装されたものの、
どちらも入手期間が限定されており、比較的運用が簡単な氷属性モンスターは未だにウルクススくらいである。
- ホッキョクウサギという寒冷地に住む実在のウサギは、
ケルビやキリンもかくやなスラッとした長い脚を持っているが、
専ら滑って移動するペンギンの要素もあるためかウルクススは脚が短い(特に後ろ脚)。
しかし幅跳びはともかく高跳びは得意であり、自身の全高の倍近い高さまで跳ぶ位はやってのける。
この辺の運動能力は流石モンスターと言った所であろうか。
むしろ滑る訳でも転がる訳でもないのに、脚の短い青いヤツの方がおかしいと思われる。- 滑走移動が出来るなら脚が長い必要はないので、ウルクススの足が短いのはそれなりに理に適っている。
逆に雪深い場所では滑って移動する事など夢のまた夢であり、長い脚が必要になる。
寒冷地とは言え、氷や固められた雪の割合が多い雪山・凍土・氷海と異なり
豪雪地帯である渡りの凍て地にウルクススがいないのはある意味当然かも知れない。- 一応中部にはほぼ全域が氷で覆われた凍土のような地帯もあるが、
その凍土地帯は他のフィールドであれば生態系の頂点に位置するようなモンスターばかりが闊歩し、
日々縄張り争いを繰り広げ続ける危険地帯である為、
やはりウルクススが生き残るのは難しいのだと思われる。
ゲーム的には通常フィールドで唯一中型モンスターが存在しないフィールドであったため、
ウルクススはその補完としてはちょうどいい存在ではあったのだが。
- 一応中部にはほぼ全域が氷で覆われた凍土のような地帯もあるが、
- 滑走移動が出来るなら脚が長い必要はないので、ウルクススの足が短いのはそれなりに理に適っている。
- 現実世界でも寒冷地に住むホッキョクウサギやカンジキウサギが動物や魚の死骸を食する様子がしばしば観測されている。
ウルクススのように生きている動物を襲うわけではないのだが…- ちなみに、モチーフの一つと目されるホッキョクグマは肉食の印象が強いだろうが、
雑食動物であるクマの一種であるため実際には「肉食傾向の強い雑食」であり、
食料が少ない時期は海藻なども食べて、動物園など飼育下では野菜や果実なども食べる。
- ちなみに、モチーフの一つと目されるホッキョクグマは肉食の印象が強いだろうが、
素材
- 白兎獣の毛
- ウルクススの体毛。ふさふさとした手触りで、とても柔らかい。
より上質なものは「剛毛」、最上級のものは「豪剛毛」と呼ばれる。
- 白兎獣の耳
- ウルクススの長い耳。極寒の地で鍛え上げられたために甲殻のような鋭さを持ち、磨けば鉄の刃を凌ぐ。
また、些細な物音をも聞き逃さない驚異的な聴力を有しているが、
それ故大きな音に弱く、近くで大きな音を立てられると驚いて立ち眩みを起こしてしまう。
上質なものは「大耳」、大きく発達した最上級のものは「地獄耳」と呼ばれる。
- 白兎獣の腹甲
- ウルクススの腹部を覆う橇のような甲殻。
複数の溝が走っており、氷上を自在に滑れる秘密はこの溝にあると云われている。
強さと粘り強さを増した、より上質で分厚い腹甲は「堅腹甲」、
強靭な個体の持つ最も強固なものは「重腹甲」と呼ばれる。
- 白兎獣の氷爪
- ウルクススの爪。
凍土で生活を続けるうちに表面に付いた氷がそのまま爪を包むように凍りついている。
触るとひんやりと冷たく、切り裂いた獲物の傷を冷却する。放っておくと凍傷になる可能性もある。
長い年月を掛けて氷の層を形成したものは「凍爪」、特に鋭く硬いものは「剛凍爪」と呼ばれる。
凍爪や剛凍爪は強力な冷気を纏っており、切り裂くと同時に傷口を凍りつかせてしまう。
- 白兎獣の甲殻
- ウルクススの甲殻。
MHXRで追加された固有素材。
クプアス島でこの素材で出来たカヤックを作り、サーモンの川釣りをした。
鋼膜個体の物は「鋼甲殻」と呼ばれる。
前述の白兎獣の腹甲と思われるが、白兎獣の腹甲とは別の素材として扱われる。
- 白兎獣の骨
- ウルクススの骨。
MHXRで追加された固有素材。
鋼膜個体の物は「鋼骨」と呼ばれる。
- 白兎獣の爪
- ウルクススの爪。
MHXRで追加された固有素材。鋼膜個体の物は「鋼爪」と呼ばれる。
前述の白兎獣の氷爪と思われるが、白兎獣の氷爪とは別の素材して扱われている。
- 白兎獣の鋼氷結玉
- 鋼膜個体のウルクススが持つ玉石。
MHXRで追加された固有素材。
関連項目
モンスター/大雪主ウルクスス
武器/ウルク武器
防具/ウルクシリーズ
BGM/牙獣現わる!
クエスト/激走!白兎獣と狩人
クエスト/OP・氷の国から来た牙獣!
クエスト/最小雪主、あらわる!