フィールド/城塞高地

Last-modified: 2024-04-18 (木) 02:40:36

攻防自在、乱戦必至の城塞

 城塞高地

時を重ね 今となっては判然とせぬ この地の利は

  攻めるものにとっての利となるものか

 あるいは 攻められるものにとっての利となるものか

MHR:Sで登場したフィールド。
緑豊かな森林や寒冷地帯、そして崩壊した石造りの城塞など、様々な環境が存在する。

目次

概要

  • かつて城塞都市のあった場所が廃墟と化し、自然の一部となりつつある汎用フィールド。
    南西部、東部、北部に大別することが可能で、それぞれ全く異なった特徴を持っている。
    広さも複雑さもMHRiseのフィールドに負けない規模があり、探索しがいがある。
    しかし複雑な階層構造などは存在しないため、構造を理解するのは難しくないだろう。
    • 地図上は下層エリアにあたるのはエリア9のみだが、
      城塞の名の通りあちこちに隠し通路や隠し部屋があり、
      サブエリアとして多くの地下エリアやメインから離れたエリアが存在する。
  • かつてここには町が存在したが、とある事件によって完全に崩壊している。
    東部はその廃墟となった町を舞台とする場所で、石造りの橋や城塞が存在する。
    中には爆弾で破壊できる障害物もあるので、探索の際はタル爆弾やガンランスを持っていくとよいだろう。
    特に雰囲気が色濃く出ているサブエリアを探索していると、
    気分はまるでフロム・ソフトウェアの人気作であるダークソウルのよう。
    あちこちにある小さな石塔は夜になると灯蟲と思しき光が集まり街灯のようになる。
  • 南側、特にBC側は亜高山帯針葉樹林を連想させるような風景が広がっている。
    一方、南西部分の低地はクイツキガマが大量に居る樹液の沼や
    衝撃を受けると木から毒素が染み出す沼地など、危険な環境になっている。
    イメージ的にはかつて存在すると考えられていた、瘴気*1の溜まった沼地というイメージであろうか。
    廃坑も存在しており、鉱毒を連想させるような要素もある。
  • 北上していくに連れて木々が立ち枯れたようになっていき、最北部は完全な雪山となっている。
    現実にもそれ以上の標高では木々が生育しない森林限界という現象があるが、
    明らかにそれだけではない理由で木々が枯れているように思わせる不気味な印象が漂う。
  • 昼間は至って普通の空模様だが、夜になって満月が登ると妖しい紫色に染まり、
    一気に不気味な印象が強くなる。特に城塞部分や雪山地帯にある教会のような建物の
    廃墟付近は決戦場系のフィールドもかくやというような雰囲気になる。
    ラスボスがいる決戦フィールドならともかく、通常フィールドでここまでの禍々しさは珍しく、
    これを超える不気味なフィールドは瘴気の谷ぐらいであろう。
    また、廃墟がメインの通常フィールドという意味でも結構珍しい場所だったりする。
    • 一部のクエストでは常に曇天で昼夜の変化が感じられない状態の城塞高地に赴くものもある。
  • 上記の通り森林に雪山、廃城と様々な表情に富んでいるフィールドであるが、
    サブキャンプは北東の崖上に1つだけのため、西半分へのアクセス性はあまりよろしくない。
    またサブキャンプ自体も小道を通る手間があり、他のフィールドと比べてやや不便さがある。
    • 一応10番付近の高台と8番付近の高台にオトモ偵察隊スポットが存在するため、
      偵察隊を配置しておくとある程度は快適に移動する事ができる。
      ただしクエスト中一度しか利用できないので、ご利用は計画的に。
  • この地固有の環境生物としてクイツキガマガーゴルダが存在する。
    前者は樹液の沼地に大量に生息しており、大型モンスターが沼地に入ると大量に飛び出して食らい付く。
    食らい付いたクイツキガマに攻撃するとモンスターにダメージを与えることが可能。
    後者は城塞高地の希少生物で、出現時は特定エリアに降り立つ前にフィールド上空を旋回しているため、
    探しに行く際はこれを目印にしよう。
  • その他環境生物の配置としては、ベースキャンプ付近のエリアに緑ヒトダマドリが多く、
    エリア1→13→12の高地を中心に回っていけば、概ね2~3分で上限まで体力を強化できる。
    またそもそものベースキャンプ自体にも正面と大翔蟲の場所で計2羽の緑ヒトダマドリがいるので、
    ヒトダマドリ回収に余り時間を掛けたくない場合まずこの2羽の存在も覚えておくとよい。
    このフィールドで戦うモンスターはいずれも強豪揃いなので、安定した狩りのためにもしっかりと強化を行いたいところ。
    またサブキャンプ付近では釣り場の対岸となる洞窟に3羽、出入り口にある骨塚に1羽の紅ヒトダマドリがいる為、
    おだんご鳥寄せ術Lv4を発動させればサブキャンプへ行くだけで攻撃力も上限まで強化可能。
  • 猟具生物も各所に配置されているが、中でもガスガエルシリーズが全種棲息しているのも特徴。
    特にボムガスガエルはエリア1から左に伸びる河のほとりに1匹、エリア3の市街地跡の井戸の中に1匹で合計2匹おり、
    さらにエリア1の草むらの中には高い確率でガスガエルがいずれか1種潜んでいるため、
    最大で3匹も手に入れる事ができる。
  • 実は黄金霊テントウの数が汎用フィールドの中で最も少なく、フィールド全域でたったの15匹しかいない。
    12匹集めるフリーサイドクエストを一度でクリアする為には冗談抜きで全域を走り回る必要がある。
  • 特産品は切り株の樹液溜まり厳かな収納箱大きな晶塊の3つ。
    他フィールドでは特産品の採集ポイントが合計25ヶ所までの配置なのに対し、城塞高地では合計30ヶ所も配置されている。
    • 切り株の樹液溜まりは森林地帯に配置されている。
      オレンジ色の樹液が結晶化しており、採掘して「飴色のコーパル」を入手できる。
      さらに上位のものとして「不死虫コーパル」も存在。
      半分化石化した樹脂の中には名前通り不死虫が閉じ込められている。
      時折中で蠢いているように見えるらしい。まだ生きているのか…?
    • 厳かな収納箱からは「古びた調度品」を入手可能。
      かつて城塞高地で使われていたものだといい、
      城塞エリアを中心に各地の廃屋や洞窟の中に隠されるように配置されている。
      上位版には「往古の調度品」がある。
    • 大きな晶塊は山岳地帯の山肌に見られ、採掘すると「薄氷色のジオード」を入手可能。
      ジオードとは内部が空洞になっている石のことで、内部で水晶が成長している事もある。
      美しいものが土産物屋で売られているのを見たことがあるハンター諸氏もいる事だろう。
      上位の「虹色のジオード」は、日光を受けると七色に輝く水晶を内部に蓄えているという。
      中空の宝石らしきものをあんなにガツンと叩いてよいものなのだろうか
    • 運搬アイテムは薄氷色の晶塊群から得られる「ムーンドロップ」。
      直線距離はそこそこあるが、サブエリアを介して移動できるので、
      モンスターとの交戦はそこまで考えなくて済むのはありがたいところ。
      ただし、段差を越える必要がある箇所が多いので、翔蟲の扱い方が雑だとあっさり落としてしまうのは注意。
  • メインキャンプを筆頭に、釣り場が6ヶ所もある。
    キャンプの傍以外の釣り場のアクセスは良いとは言えないが、あらゆる種類の魚を釣れる。
    下層のエリア9のみモンスターとの戦闘エリアだが、
    基本的にこのエリアに進入するのはルナガロンやベリオロスくらいなのであまり気にならない。
  • 古びた鉱山跡や、美しい滝、鬱蒼とした森林など、
    全体的なフィールドのイメージは「典型的なおとぎ話の世界」。
    というか南西部辺りはまるでディズニー映画「白雪姫」のようである。
    もちろん、おとぎ話の世界は美しいばかりではなく、おぞましく邪悪な要素も含まれており、
    崩壊した城塞や毒を放つ木など、そのイメージもまた強く反映されている。
  • ある人物の故郷であり、その人物が若い頃に壊滅して一般人が居住できないような地域になっている…と
    作中で解説されているのだがオトモだちの絆もちを作るためには
    古来から文献に記録されている城塞高地奥の危険なモンスターが闊歩する場所から材料を得ないといけないため
    その悲劇が起きるまでは平和だったというわけではなく、冒頭の語りのように昔から戦乱が絶えない地域だったのだろう。

各エリア紹介

メインキャンプ

  • エリア1から門を隔てた、海に面した場所に設営されている。
    桟橋には乗ってきたと思われる船が停泊しており、それなりに遠い場所にある模様。
    • 桟橋からは釣りが可能。また、背景にある崩壊した城を眺めることができる。
      とある事件の後はしっかりその変化後の状況が反映される。芸が細かい。
  • テントの背後にある崖を登っていくと勾玉草が存在し、大翔蟲を放てば
    乗り継いで行く事でエリア2とエリア12付近まで一気に移動できる。
    しかし、崖を登る手間があるので普段から使うには少々微妙な位置か。

エリア1

  • ベースキャンプから出てすぐの所にある小さな広場。
    MHR:Sの新小型モンスター、メルクーは主にこのエリアに生息している。
    しかし平和かというとそうでもなく、大型モンスター達は普通にこのエリアにもやってくる。
    • 正面には石橋が存在し、下には小川が通っている。
      大型モンスターとの戦闘中にうっかり落下してしまわないように気を付けよう。
  • ここには泥玉コロガシが確定配置されており、近くのソウソウ草からもランダムでガスガエル類等が手に入る。
    泥玉コロガシの肉質軟化は扱いやすい上、手に入れられる位置もキャンプのほぼ目の前なので、
    ファストトラベルを利用するのでなければ是非持っていこう。
  • とあるクエストでは、多くのハンターがここでショッキングな光景を目の当たりにし、
    この地に起きる異変を感じ取る事になるだろう。

エリア2

  • 城塞高地の中央部とも言えるエリア。
    ここからはエリア1、3、4、5、10、12、13とかなり沢山のエリアと繋がっている為、
    モンスター同士の合流も発生しやすい。
    • エリア3、4を結ぶ大きな石橋の下には広大なサブエリアが広がっている。
      また、この周辺は地下へ繋がる通路も多く、よく観察しながら探索していこう。
  • かなり広く平坦で戦いやすい地形だが、
    氷を纏う前のルナガロン等の動きの速いタイプのモンスターにもかなり広々動き回られてしまうので注意しよう。

エリア3

  • かつて都市が存在した区域、恐らくその広場であったであろうエリア。
    北と南にあるサブエリアには廃墟となった家屋が大量に立ち並んでいる。
    また大きな城門には破壊された撃龍槍。城門の上には大砲も設置されており、
    かつてよりモンスターらの脅威があったことを感ぜられる*2
    城門の上には多くのヒトダマドリも生息しているため、余裕があれば採取しておこう。
  • 戦闘エリアとしては若干狭めだが、イロヅキムシが2カ所に張り付いていたり、
    ここに来る道中に変幻翔蟲・金が生息していたりなど、操竜する上では都合がよい。
  • 南側のサブエリアには深い井戸があり、中に入って探索することが可能。
    ここまで来ると、もはや別のゲームをプレイしているような感覚に陥ってくることだろう。
    一番下まで降りた先は石橋の下のサブエリアに繋がっている。
    • なお、一気に飛び降りるとまず気づかないが、降りる途中に横穴が開いており入る事ができる。
      その先には…?

エリア4

  • 城塞の脇、山岳地帯との境目にあるエリア。
    エリア中央の聳え立つ高い石塔が特徴。狩猟の際はなんとも邪魔くさい塔だが、
    爆弾やモンスターの攻撃などで破壊することが可能。
    破壊した際は、散らばった破片に混じって生命の粉塵などのアイテムや環境生物が落ちるギミックがある。
    • ただし爆弾一個程度では多少破片が飛び散る程度であり、完全破壊には三段階かかってしまう。
      一段階破壊するたびにアイテム一個、環境生物1匹を落とし、完全に壊れるとヒトダマドリが3羽出現する。
      色はランダムだが、取っておいて損はない。
  • 北にあるツタを登れば、小道を通ってエリア5へショートカットすることができる。
  • このエリアの北のサブエリアの奥にはサブキャンプの設営場所が存在する。
    しかし、ここだけでもかなり複雑な構造になっているため、
    ここのキャンプから出る時に混乱してしまわないように気を付けよう。
    • このサブキャンプ近辺にも、おそらくは民家だったであろう廃墟が点在している。
      付近にはウロコモリトカゲの出現ポイントがあるほか、何か別の生物の気配が…?
  • サブキャンプの脇には小さな洞窟があり、奥には紅ヒトダマドリが3羽も固まっている。
    ここに立ち寄ったら是非回収していこう。
    出入口側にも1羽いる為、絶香・冥香の花結であればおだんご鳥寄せの術Lv4を発動する事で、
    サブキャンプに飛ぶだけで攻撃力を最大まで強化可能。
    ちなみに川が流れており、いかにも釣りができそうだが残念ながら魚はいない。
    ただ、エリア6から進入可能な対岸では釣りが可能である。

エリア5

  • 高い崖がある狭めのエリア。
    古龍や氷属性系のモンスターの初期位置となっていることが多い。
    変幻翔蟲・金が生息しているので、操竜する前に忘れずに回収しておこう。
  • 南のサブエリアには高い山があり、勿論登山していくことが可能。
    頂上には穴が開いており、内部には入り組んだ狭い洞窟が存在している。
    大きな晶塊が沢山ある他、運搬アイテムを入手できる薄氷色の晶塊群が存在する。
  • ヒオウギカワズが配置されている箇所の近くにツタで登れる崖がある。
    エリア4への近道である他、黄金霊テントウが3匹まとまっているので積極的に利用したい。

エリア6

  • 周囲を高い崖で囲まれた狭めのエリア。
    どのキャンプからも位置が遠めで、エリア7共々少しアクセスが悪い。
    オトモ偵察隊を活用しよう。
    • ここにはイロヅキムシと変幻翔蟲・紅がいるので操竜を行うには便利。
      その他、ネムリガスガエルも生息している。
  • 南側にある高い雪山は登山可能で、頂上には偵察隊スポットが存在する。
    ただし、氷が張っている壁では壁走りできないという性質があるため、
    段差や氷が張っていない場所を見つけて登って行こう。

エリア7

  • 城塞高地の最北部に存在するエリア。
    ここにはなんらかの施設があったようで、廃墟の残骸がそこかしこに見える。
    また、背景には旗をたなびかせる高い塔が立っており、どことなく禁足地を彷彿とさせる。
    というよりも開発時点でここをシャガルマガラの場所にするつもりで作っていたそうで
    ゴア・マガラやシャガルマガラがここを寝床とする。
    他にもエリア端に小さな段差があるなど似ている要素も多い。流石に中央の大岩は無いが。
    また、奇しき赫耀のバルファルクもここで眠る。
    • 王域三公のうち、ガランゴルムとメル・ゼナは
      それぞれ森林地帯と古城地帯の行き止まり*3を寝床としているが、
      氷雪地帯の行き止まりである当エリアはルナガロンの寝床にはなっていない。
      上記の古龍達のせいで、行きたくても行けないのかもしれない。

エリア8

  • 寒冷地帯と森林地帯の境目となるエリア。
    広い割に段差なども存在しない極々平坦な場所で戦いやすい。
    • 地下のエリア9へと繋がる洞窟が存在する。

エリア9

  • 全面が氷に覆われた洞窟のエリア。
    城塞高地では唯一の地下層に属するエリアである。
    見た目通り、ルナガロンやベリオロスと言った氷属性のモンスターがここを寝床とする。
  • 南側には小さな滝と池があり、釣りが可能。
    この池には黄金魚や白金魚などが生息している。

エリア10

  • 妙に怪しげな雰囲気の漂う森のエリア。
    紫色の実のようなものが複数垂れ下がり、さらに幹にも紫色の液体が付着した
    「ドクヒノキ」という名の木が一本生えている。
    • この木はモンスターの攻撃や爆弾などの攻撃を受けると毒素が地面へと染み出す
      勿論これに触れれば、ハンターやモンスター問わず毒状態になってしまう。
      極力ダメージを抑えたければ立ち位置に気をつけた方が良いが、ハンター側は完治が早い為、
      1回程度なら割と無視出来る程度しかダメージを受けない。
    • このドクヒノキだが、サンブレイクの公式設定資料集ではその由来が明かされている。
      50年前に起きたモンスターの狂暴化の際、ここに倒れた凶悪な毒を持つモンスターを養分にして生えたのだという。
      城塞高地における毒持ちモンスター、それも凶悪なものと言われるとMHFから参戦した飛竜などが思い浮かぶが、果たして…?
  • ここには変幻翔蟲・紅が生息している。
  • エリア8との間のサブエリアには、崖に建設された砦と思わしき廃墟が存在。
    勿論登って途中にある入口などから内部を探索することができる。と言ってもかなり狭いが。
    途中登るのが難しい箇所もあるが、空中停止などを活用しよう。

エリア11

  • 広場があり、奥には崩れ落ちて自然と同化しつつある廃墟が存在するエリア。
    周囲の崖の上には先端が尖った丸太が複数立っており、石壁の残骸もちらほら見えるあたり、
    ここはかつて野営地だったのかもしれない。
    • ガランゴルムやエスピナスなどがここを寝床としている。
  • ガランゴルムは登場ムービーにて、崩れた家屋の屋根の上で寝ているが、
    この屋根はエリア外の背景扱いになっているため、残念ながらハンターが実際に登ってみることは出来ない。

エリア12

  • 巣のようなものが存在するエリア。
    実際に何体かのモンスターがここを寝床としているが、エリア2の傍であり高所ではないため
    飛竜種以外のモンスターもここで休息を取ろうとする。竜の卵も入手はできない。
  • マップ上での繋がりはエリア2と10の間の脇道からだが、周囲をサブエリアで囲まれているため
    実際はどの方向からでも簡単にアクセスできる。
    南側の崖上にはオニクグツが生息している為、ここを通る際は是非拾っていこう。

エリア13

  • 大木の切り株が立ち並び、そこから大量の樹液が流れ出て沼を形成しているエリア。
    倒木や切り株にさえ気を付ければ傾斜がほぼ無く平坦な地形で、広さも十分。
    • このエリアの沼に入ってもハンターは別に足を取られたりはしないが、
      大型モンスターが沼でダウンした場合、樹液が絡まってダウン時間が延長されるというギミックが存在する。
      操竜の突進離脱やオニクグツによるダウンだけは対象外のため注意。
      逆に言えばめまいを含む殆どのダウンで時間が延長される。
    • また、沼には罠型生物のクイツキガマも多数生息しており、
      喰いついた所に攻撃を加えれば追加のダメージを与えられる。
    • さらに言えば樹液は水場の性質も兼ねているため、火属性やられの解除もしやすい。
    • さらにさらに、エリア1との通路に沿って流れる小川にはボムガスガエルが生息。
      当然、樹液のダウン時間延長はボムガスガエルのダウンも対象となっている。
    これらのハンターに有利に働くギミックや地形、環境生物の存在から、
    とことんモンスターと戦うに適したエリアと言えよう。
  • エリア10と13の間のサブエリアにある石造りのアーチの頂上にはカモシワラシが生息している。
  • 南東には南に突き出た所があるが、直接そこに行こうとしても洞窟は壁で阻まれており進めない。
    また、この壁は爆弾などを使っても破壊することはできない。
    エリア10側への道の脇に廃抗に続く隠し洞窟があり、そこから迂回することで
    この突き出た部分の先へと進むことができる。
    沼に生えている古木の中には空洞になっているものがあり、
    そこを落下する事でもこの洞窟に入る事ができる。
  • 余談だが、エリア南西の崖側にはハチの巣の群生地が存在するのだが、
    よく見るとハチの巣には大量のハチが群がっており、
    しばらくすると近くに生えている花にまるで蜜を取りに行くかのように飛んで行き、
    その後またハチの巣へ戻って行くという妙な作り込みがある。
    暇な時があればぜひ観察してみるといいだろう。

エリア14

  • エリア3のさらに奥にある、大きな城か教会と思わしき廃墟のエリア。
    奥地には赤くきらめく粒子が漂い、赤い何かが付着した祭壇ないしのようなものが存在する。
    周囲にはこれまた赤い紋様が浮かび上がった木々が取り囲み、不気味な様相を呈している。
    「傀異に曝され変容した植物が侵食する建築物」と紹介されており、赤い光にキュリアが関連していることは間違いないようだ。
    メル・ゼナやその他古龍がここを寝床としている。
    • 祭壇のような物体の上部をよく見ると、石でできた人間の足首のようなものが乗っている。
      このことから、件の物体の正体は破壊された像の台座であると思われる。
    • 赤いエネルギー体が輝くエリアと、そこを寝床とし同じエネルギーを操る古龍。
      その関係はどこか遺群嶺バルファルクを思い起こさせる。
    • 件の祭壇らしきものは生物ではないにもかかわらずキュリアに纏わりつかれており、明らかに周囲から浮いている。
      なお、発売前の先行体験動画ではいかにも意味深な扱いを受けていたが、
      ここの祭壇に関するシナリオ上のイベントは特にない。
      最終アップデートではこのエリアを舞台としたムービーが2つも存在するが、
      これらを経ても情報が明かされる事はなかった。
      しかしその後に発売された設定資料集では…?

      この寺院跡はかつて王国民が集まって祈りを捧げていた神聖な地であったが、
      50年前の事件によって城塞高地が滅びて以降は、
      関係者の間で数多のモンスターが闊歩する危険地帯として半ば封印状態にあった。

      • しかし、キュリアとの共生を果たしたメル・ゼナが当地の寺院跡を気に入ってしまい、
        祭壇前を棲み家としてしまった事でメル・ゼナとキュリアが収集した精気が溜まり続けた
        その結果キュリアがこの祭壇を巣としてしまい、各地に散らばっていた個体が結集。
        メル・ゼナやガイアデルムが討伐された後もこの巣は残り続け、
        キュリアの幼体が際限なく産まれ続ける装置と化してしまっていたというのである。
      • 許されざる祭壇とまで形容されたこの祭壇を嗅ぎつけたのが原初を刻むメル・ゼナであり、
        ボーナスアップデートにおける寺院跡での戦闘はキュリアとその巣に対する殲滅戦だった事が伺える。
        かつては王国民の心の支えとなったであろう神聖な祭壇が、
        王域全体に被害を与えた因業深きキュリアの巣窟となってしまっていた事実はなんとも無情なものである。
  • 意外と見落としがちだが、エリア3との間にある壁は登る事ができる。
    頂上まで登ってみると…?

出現モンスター

小型モンスター
ケルビ
ケストドン
メルクー
カンタロス
ランゴスタ
オルギィ
ハゼヒバキ
ガブラス
大型モンスター
ラージャン(通常個体/特殊個体)
アオアシラ(通常種/ヌシ)
ウルクスス
ラングロトラ
ゴシャハギ
ビシュテンゴ亜種
ガランゴルム
リオレウス(通常種/希少種/ヌシ)
ティガレックス
ベリオロス
セルレギオス
バゼルギウス(通常個体/特殊個体)
エスピナス(通常種/亜種)
イソネミクニ亜種
アンジャナフ
ジンオウガ(通常種/ヌシ)
ルナガロン
怨嗟響めくマガイマガド
ヤツカダキ亜種
ゴア・マガラ(通常個体/特殊個体)
クシャルダオラ(通常個体/傀異克服)
オオナズチ(通常個体 /傀異克服)
テオ・テスカトル(通常個体 /傀異克服)
シャガルマガラ(通常個体/傀異克服)
バルファルク(特殊個体/傀異克服)
メル・ゼナ(通常個体/特殊個体)
イヴェルカーナ

登場するモンスターについて

  • 寒冷地帯と通常の森林地帯とが同居した環境であるためか、
    一般的なモンスターに関しても登場する顔ぶれはかなり多様。
    幅広い環境に適応できるリオレウスやティガレックス、
    前から森林や寒冷地で生息が確認されていたジンオウガと言ったお馴染みのメンツは勿論、
    ヤツカダキ亜種やビシュテンゴ亜種といった明らかに熱そうな力を操るモンスターと
    ベリオロスやゴシャハギ、ルナガロンといった明らかに冷たそうな力を操るモンスターという
    相反する能力のモンスターが同居している有様。
    寒冷地を好む後者はともかく、なぜ熱を好む前者が跋扈しているのは謎。
    それでいてアオアシラ、ラングロトラといったお馴染みの中型モンスターもしっかりと顔を出すなど
    非常に幅広い種が跋扈しており、その姿は最早魔窟もかくやといった風情である。
    • 余談だが、アオアシラ、ウルクスス、ラングロトラというMHP3出身の中型牙獣種が、
      一堂に会する可能性がある(闘技場以外では)史上初にして現状唯一のフィールドである。
      自然豊かな山間部に生息するアオアシラ、極寒の環境に適応したウルクスス、
      そして乾燥帯や火山地帯を好むラングロトラはそれぞれが個性的な同期であったが、
      そのバラバラな個性が悪い意味で噛み合い、これまでは顔を合わせる機会がほとんど無かったのだ。
      城塞高地の特殊な環境条件の賜物と言えよう。
      なお、クエストによっては前述の3頭が一つのエリアに集結する場合もある。
      傀異化のトップバッターを務めるアオアシラのクエストでは出現モンスターがこの3頭で固定のため、
      見ることができた人もいるのではないだろうか。
  • これだけの種類のモンスターが現れる理由は不明だが、
    フィールド紹介において「攻防自在」「乱戦必至」と触れられていることから、
    城塞という建造物や森林地帯が攻めるにも守るにも適した環境を作り上げており、
    そうした特殊な環境が多くモンスターの共存あるいは食い合いを生じている可能性が考えられる。
    地の利を生かしてかは不明だが小型~中型モンスターもそれなりの数の生息が確認でき、
    食料の豊富さもやたらと肉食モンスターが現れる所以となっているのかもしれない。
    • 後に発売された設定資料集によれば、キュリアの巣窟となった寺院跡の祭壇に精気が溜まり続け、
      その強大なエネルギーを嗅ぎつけて多くの大型モンスターが現れ縄張りを争う地帯となったらしく、
      キュリアのもたらした影響により同地が大きく変貌してしまった事が示唆されている。
      なお、同解説文は『そうして城塞高地は、誰も立ち寄れない魔境と化していたのである。』と締め括られており、
      公式からも魔境として認識されていた事が判明してしまった。
    • メタ的に言えばMHR:Sで追加された目玉のメインフィールド、
      それも観測拠点絡みのイベントが多発し物語的にも重要な役割を担う地域であるため、
      狩猟機会を増やし印象を深める観点から多くのモンスターが登場する仕様となっている可能性は考えられる。
      また、精気を求めて現れるガイアデルムが2度も穴を開ける地域であることから、
      設定的に大物から小物まで幅広い種類のモンスターが出現する
      (=ガイアデルムを惹きつける獲物が多い)地帯となっている必要があるという事情もあるかもしれない。
  • 森林地帯には大体いたリオレイアや密林や渓流に住んでいたナルガクルガ
    森林地帯にはよくいるものの低温・低湿度な寒冷地は苦手なライゼクス等が未登場となっている。
    ライゼクスはともかく前者二種が登場しないのはかなり珍しい。
  • また、これだけ多様なモンスターが現れる地でありながら
    意外にも中型以上の鳥竜種モンスターが一種も登場しない
    森林地帯と寒冷地帯の両方に出没するアケノシルムですら登場しない徹底ぶりである。

関連項目

BGM/城塞高地戦闘BGM
世界観/エルガド
フィールド/シュレイド城 - 「城塞」の先輩
フィールド/高地 - 「高地」の先輩


*1 悪い水や空気が溜まる事で伝染病や感染症が引き起こされるという考え。モンハン世界で言うところの瘴気とは別物
*2 世界観上あまり人対人の戦争などが起こらないため、火器は基本的に対モンスターの兵器だと考えられる
*3 森林地帯のエリア11、廃城地帯のエリア14
*4 傀異克服古龍を含める場合13種