モンスター/チャナガブル

Last-modified: 2024-03-21 (木) 11:52:01
種族
海竜種(海竜目 底足竜亜目 灯魚竜下目 チャナ科)
別名
灯魚竜(とうぎょりゅう)
英語表記
Gobul
危険度
MH3・MH3G:★4
登場作品
MH3, MH3G, MHXR
狩猟地
水没林, 孤島, モガの森

目次

生態・特徴

主に淡水の大河に生息する大型モンスター。
灯魚竜》の別名でも呼ばれるが、魚竜種ではなく海竜種である。
鱗が無い、滑りのある皮に覆われている、首が短すぎて頭と胴が一体化しているように見える等、
海竜種の中では特殊な体躯を持つ。
身体つきも扁平で、短い四肢には爪らしき物も存在しない。
主に水中で生活するモンスターではあるが肺呼吸であり、おまけにその体型のために泳ぎが不得意。
水底に潜り体色を変化させつつ、下顎の先端から生えたイキツギ藻に擬態させて獲物を待ち伏せる。
そして気付かずに近付いてきた獲物を水ごと吸い込んで丸呑みにしてしまう。
口に生え揃っている牙は咀嚼のためではなく、飲み込む際に獲物に食い込ませて逃がさないためのもの。
その吸引力と胃袋の大きさも凄まじく、討伐された個体の体内からエピオス一頭が丸ごと出てきた例もある。
また、水中から小型の船を奇襲し、積荷などを纏めて呑み込んでしまうといった被害報告も多い。
因みに大型のカエルが大好物で、これを餌にチャナガブルを釣り上げたという事例もある。
頭部から垂れ下がるように伸びた触手状の器官があり、その先端に球体(提灯球)が付いている。
この提灯球の内部には発光性のバクテリアが大量に存在しており、
チャナガブルが刺激を送ると凄まじい閃光を発して周辺の動物を失神させてしまう。
これによって獲物を捉える事もあるが、
その余りにも強すぎる光は外敵から発見されやすいという弱点を持つ諸刃の剣であるため滅多に使わない。
逆に外敵に発見された場合は、近くで発光させる事で相手の眼を眩ませて逃げる等の行動を取る。
興奮したり水や空気を大量に吸い込んだ時には身体が大きく膨らむ。
この時背中から無数の棘が飛び出し、あたかも剣山のようになる。
尻尾の先端にも強力な神経毒を持った棘が多数生えており、
尻尾を振り回して棘を突き刺し敵の動きを封じる事もある。
因みに尻尾の棘の神経毒は捕食した餌から得た毒を蓄積した物である。
海で発見された例はあまり無いが、モガの村近辺の海域での目撃例が僅かながら確認されている。
また、ロックラックギルド管轄の水没林で発見された個体はどれ程大きな個体でも雌雄の判別が付かず、
一方海で捕獲されたチャナガブルは産卵が可能な雌個体であったという事例があった。
このため、産卵の際には海に向かうと考えられている。
しかし未だにチャナガブルの卵や幼体の確認情報は無く、その繁殖行動は謎に包まれている。
奇妙な外見とは裏腹に、美味・珍味のグルメ食材として狩猟需要が存在しており、
棘以外の部位は全て良質な食材として扱うことが可能である。
特に肝臓は絶品とされ、非常に貴重な品として高額で取引されている。
また、他のモンスターと同様に武具の素材としての需要も大きく、
ある東方の国では数百年前からチャナガブルの素材から作られた武具が戦場で活躍していたという。
柔軟性や伸縮性に富んだ素材から作られた防具は使用者の動きを阻害せず、
むしろ舞うかのような軽やかな動きを可能とする。
因みに皮などは弾力性などに富む方が武具の素材としての価値が高くなるが、
武具の素材として優秀であればあるほど食材としての利用は難しく、
その方向での価値は大きく下がってしまう。

概要

  • MH3で初登場した海竜種のモンスター。
    見た目はハリセンボンにチョウチンアンコウをくっつけたデザイン。
    尻尾の特徴からエイも混ざっている他、水底で擬態し獲物を待ちかまえるのはヒラメそのもの。
    マイナーどころではアカグツやカエルアンコウに四肢の特徴が近く、最も実在の魚類に近いモンスターと言える。
    と言うか、竜だと言われても魚にしか見えない海竜でも魚竜でもなく魚にしか見えない
    • なお、MH3Gでは、夜のモガの森に現れる個体を狩猟すると
      「トロけるアンキモ」という希少特産品が手に入る。
      このことから、アンコウがモデルの一つになったのは間違いないと思われる。
  • 攻撃時や怒り状態になると棘を出して攻撃してくる。
    尻尾にも棘があり、これらの棘には麻痺性の毒がある。
    また、頭にある提灯を光らせて対象を気絶させてくる。
    ヤマツカミのような吸い込み攻撃もしてくるが即死ではない。しかし痛い
    • 吸い込み攻撃の際には、ハンターはおろかエピオスすら引き込まれる程の勢いで大量の水を吸い込むが、
      その量はどう考えてもチャナガブルが破裂するのではないかと思う程の量である。
      確かにチャナガブルは柔軟な皮膚を持ち大きく膨らむ事が出来るが、流石にあの量はただ事ではない。
      見た目がアレなので誤解されやすいが海竜種なので魚類と違って鰓孔も存在しない。
      なので当然鰓孔から水を排出する事も不可能であるし、鼻孔から出しているとも思えない。
      すると吸い込んだ水は一体どこへ消えたのであろうか?
      まさか吸い込むと同時に物凄い勢いで排尿しているわけではないだろうし……。
  • 好物は釣りカエル、また音爆弾が有効と、ガノトトスとの共通点が多い。
    しかし海竜種
    • なお、チャナガブルの釣りカエルに対する執念は半端ではなく、
      ガノトトスが発見時はおろか二人以上いるだけで食いつかなかったのに対し、
      チャナガブルはたとえ怒り時であろうと時間さえ掛ければカエルに食いつく
      ただ、MH3Gのガノトトスも、やはり時間はかかるものの、発見時でも釣りカエルに喰いつく。
    • MH3GのG級クエストでは、チャナガブルとガノトトスを同時に狩猟する
      モンスターフィッシングG」というクエストが登場している。
      クエスト名の由来は、上記のように、両者とも釣りカエルで釣り上げることができるからであろう。
  • 上記のように、水中では擬態を繰り返し、非常に痛い攻撃を繰り出す強敵。
    しかしひとたび陸上に上がると短い手足に攻撃のバリエーションの少なさ、
    ぶっちゃけおっきいお魚さんである。でも海竜種
    • 水中では他の海竜種のような泳ぎながらの攻撃、水底に立って地上とほぼ同じ攻撃、
      そして水底に擬態して強烈な攻撃と、攻撃パターンは海竜種の中でも群を抜いて豊富である。
      地上に出てしまうと地上モーションと一部の擬態モーションだけになってしまうため、
      行動パターンが激減して弱体化するというわけである。
      ただ平べったい体のせいで突進や転がりの攻撃範囲はやたらと大きく、油断は出来ない。
    • 水没林の地形が強いのであって、チャナガブル自体は大した事が無いという意見も存在する。
      確かに、闘技場で戦ってみると、水深が深いので吸い込まれる事も少なく、
      広いフィールドのお陰で体当たりも避けやすい。
      おまけに水が澄んでいるので認知しやすく地面に高低差があるので、
      場所によっては擬態しても黄色に光る目が丸出しとなりバレバレである。
      ちなみに闘技場で水底から水面への飛び出し攻撃を繰り出すと、
      水面から飛び出す必要があるせいか凄まじい勢いで上昇していく。
  • ここまで水中型にもかかわらず尻尾を斬ることができる。斬られても泳げるのだろうか。
    尻尾にも麻痺毒を持つトゲが生えており、尻尾を斬れば麻痺を無効化できると誰もが考えただろうが、
    実際にはトゲのすぐ先で切れるので斬っても大差なしという結果に終わった。さすがカプコン。
    しかしMH3Gでは、疲労時には麻痺効果が無くなった。
    ちなみに切った後の尻尾は平べったいので、場合によっては地形に埋もれてしまう
    場所によってはすぐに剥ぎ取ることをお勧めする。
    • 尻尾斬り自体の難易度も、MHFや古龍種などの例外を除くと、かなり高い部類に入る。
      後ろに回ると高確率で麻痺付きの尻尾振りをかましてくるため、かなり危険。
      ランスなら突進をガードすると、ちょうど目の前に尻尾が来るので比較的切りやすい。
      とはいえ尻尾固有素材や尻尾から出やすい素材は一切ないので、無理に切るメリットもさほどないが。
  • 肺呼吸の筈なのに、体力が減ると水中の砂の下に潜ってそのまま眠りに付く。
    あの吸引力だから肺活量には自信があるのだろうが、そんな事をして大丈夫なのだろうか?
    因みに砂に潜ったまま寝ている時は、
    睡眠状態特有の大きな泡のようなエフェクトが出ているので通常より簡単に見分ける事が出来る。
  • 擬態時の髭はなんと剥ぎ取れる。しかも気付かれても、発見アイコンが赤にならない限り剥ぎ取れる。
    気付かれない限り無限に剥ぎ取れる…なんて事は無く、3回辺りで打ち止めになる。
    …が、実際にやってみるとわかるが、1,2回剥ぎ取ったあたりで気づかれてしまうことが多く、
    余程運が良くない限り、3回剥ぎ取ることは結構難しかったりする。
    エリア移動などで再度擬態を始めた場合はまた剥ぎ取れるようになる。
    • MH3Gではヒゲの剥ぎ取りが何故か非常にシビアな事になっており、
      擬態中にこちらが近づこうとすると発覚状態となり、すぐさま擬態を解いてしまう。
      しかし、エリア移動などで再度擬態を始めた直後などは普通に剥ぎ取れたりするため、
      擬態中でなおかつこちらに気付いている状態であるなら可能という何だかよくわからない仕様となっている。
      ただしこの条件で近づいても何故か剥ぎ取りアイコンが出ない場合もある。
    • なお瀕死時の休眠ではどちらの作品においても剥ぎ取りは不可能。
    下位やら上位のヒゲなら特に問題はないがG級の大王ヒゲだけは別。
    擬態中に剥ぎ取らないと殆どと言って良い程出ることがない
    まず基本報酬ではどのクエストでも一切出ない上、
    本体の剥ぎ取り(討伐後)や捕獲報酬でも大した確率で出ない癖に割と数を要求される。
    さらに物欲センサーが発動すると、
    どこぞの大食いモンスター並に目的が狩猟から剥ぎ取りマラソンへと変貌する
  • 頭の提灯破壊で出る高級提灯球非常に出にくいことで有名。
    確率は14%と逆鱗などほかのレア素材より多少は高めなのだが
    まず基本報酬にあるクエが存在せず部位破壊報酬でしかもらえない。捕獲もダメ。
    そしてなんといっても壊しにくい。地上だとかなり高い位置にあるので安定して狙えるのはボウガンくらい。
    近接武器だとスラッシュアックスの斬り上げがぎりぎり届くかといったところである。
    スタンすると提灯が非常に低い位置で固定される。スタンを狙える武器は積極的に狙っていくといいだろう。
    落とし穴を使えば頭が低い位置に来るのでその際に破壊したいのだが、
    的が非常に小さいためやはり難しい。
    チャナガブル自身の体力が低いこともあり破壊前に瀕死になってしまうことも多い。
    もし集めるならソロで釣りカエルでサブクリア→落とし穴で破壊して帰るを繰り返すのが一番早い。
    • あまりにも入手が難しかったためか、MH3Gでは提灯の耐久値そのものが低くなり、
      かなり破壊しやすくなった(攻撃力やスキルにもよるが、大剣の抜刀斬り1~2発程度で破壊可能)。
      相変わらず部位破壊報酬でしか貰えないものの、前作に比べれば入手確率は上昇した。
      それに加えて、高級提灯球のさらに上の最高級提灯球なる素材も登場した。
      また、イベントクエスト「水没林の大連続狩猟」では、低確率ながら基本報酬で高級提灯球が入手可能。
  • MHP3では登場しなかったが、MH3Gでは無事復活を遂げる。
    PVではクルペッコ亜種の羽を使った青緑色のパラコラァラが映っていたが、
    チャナガブルに亜種は登場しなかった。
    強いて言うならハプルボッカが骨格や戦闘スタイル的にチャナガブルの亜種のポジションか。
    そして、孤島に進出してきた。
    イベントクエストに孤島でチャナガブルを狩猟するものがあったり、
    あるクエストを終えるとモガの森に現れるようになる。
    もともとモデルが海の底にすむ生物なので孤島のエリア11などで戦うと水没林よりしっくりきたりする。
    また、チャナガブルのヒゲはモガの村で資源ポイントと交換してもらえる。
    • ただ、孤島やモガの森は水没林とは環境が違うため彼が擬態している水草が生えておらず、
      擬態が全く意味を成していなかったりする。
      さらに海底は起伏も大きいため、場所によっては擬態しながら体が半分近くはみ出ていることも…。
  • MH4では登場しないが、代わりに竜人問屋を介して素材を入手出来る。
    • MH4Gでは、ドンドルマ到着後のムービーにて、ソフィアが編んでいるぬいぐるみの中に姿が確認できる。
      しかし、投網マシーンを含め、モンスターとしての登場はしないようだ。
  • MHXでは多くの海竜種が復活したが、今作では登場しない他の亜種モンスターを除けば、唯一復活できなかった。
    陸上にいてもさほど違和感の無いロアルドロスやラギアクルスに比べ、
    やはりどう見ても魚の外見をしていることが災いしたのだろうか。
    ギギネブラの卵塊もそうだが、背中に技として使ってくる棘があるせいで4からの新要素である乗りと相性が悪いのかもしれない。

イベントクエスト

  • 2010年2月26日から始まったイベントクエスト『すべてを飲み込む口!』には、
    水没林の川幅程もある巨大なチャナガブルが出現する。
    その大口で交易船の積み荷を残らず飲み込んでしまったようだ。
  • こんな規格外の大きさまで成長したにもかかわらず、相変わらず釣りカエルで簡単に釣れてしまう。
    そして戦闘力は下位(といっても攻撃力などは強化されている)なのだが、
    非中折れミドルボウガンですら回避距離UPスキルを発動させないと当たる可能性が高い
    これがもし上位だったら回避距離無しではやっていけないだろう。

生態ムービー

  • 生態ムービーは、フルフルやティガレックスのような捕食シーン。
  • 水草の近くを通った魚の群れが一瞬で消えるシーンで始まる。
    水草に近寄っていくエピオス。しかし、それは擬態したチャナガブルであった。
    エピオスは一飲みにされてしまい、餌を得て満足したチャナガブルは再びヒゲを水草に擬態させ、
    新しい獲物が来るのを待つのであった。
  • エピオスを丸飲みにしていく様子は、かなりリアルで恐ろしい。
    ついでに登場時のムービーでもエピオスに襲いかかるが、こちらは吸い込んだ後食い殺す。
    エピオスの血で水中が一瞬赤く染まるので、程度こそ
    そこまで大した事では無いが、人によってはこっちの方がダメかもしれない。
    ガノトトスの生態では流石に赤く染まらなかったのだが…。
  • 狩りの方法自体は海底に潜って獲物を狩るタイプの生物に共通した方法である。
    チャナガブルの捕食方法はその中でも深海魚のニシアンコウに似ている…
    というか違いがアンテナの数とそれを動かすか動かさないかしかない。

MHSP

  • MH3Gから長らく本体の音沙汰が無かったチャナガブル。
    何とモンスターハンターフェスタ'16において狩魂01弾において復活する事が発表された。
  • ゲームの仕様上仕方ないのだが、陸揚げされてしまった
    しかしチャナガブルは地上戦も十分可能なモンスター故か、特に問題なく戦闘できる様子。
  • 特殊攻撃は本作初の完全カタカナ技である「ガブルサイクロン」
    地上でダイソン攻撃を仕掛けると言うとんでもない暴挙に出てしまった。

余談

  • ラギアクルスの捕獲クエストの際に出られると一番厄介なモンスター。
    しかし擬態中にラギアクルスや乱入してきたリオレイア、
    最悪イビルジョーのバインドボイスを喰らいビックリするというマヌケな一面もある。
  • 名前の「ガブル」の部分は、急いでガツガツ食べるという意味の英単語「gobble」が由来だろう。
    エピオスを捕食する様子はガツガツというよりゴックンだが
    「チャナ」の部分は「光があまねく世界を照らす(光明遍照)」という意味を持つ、
    サンスクリット語の「ヴァイローチャナ」が由来か。
    中華的な雰囲気を漂わせる装備を見るに、「チャイナ」ともかかっているのかもしれない。
  • 名前をチャガナブルと間違えて覚えてしまう人が多い。
    またチャマガブルでもチャガマブルでもなくチャナガブルである。
    地味に間違えている人が結構いたりする。
    原因は、「チャガマ(茶釜)と間違えないようにしよう!」と意識するあまりチャマガブルで定着してしまったり、
    本当の名称の中に「チャナガ(茶長)」と日本語的におかしくない響きが含まれているためか。茶長ブルで覚えよう。
    …なのだが、MHRiseのサウンドトラックのライナーノートでも、
    水没林戦闘曲の箇所で思いっきりチャガナブルと書き間違えられている。
    公式スタッフ間でも彼の名はややこしいのかもしれない。
  • いうまでもないが、モスがグラビモスやバサルモスと何の関係も無いように、
    チャナガブルもチャチャやチャチャブーとは何の関係もない。
    海竜種が獣人種と関わりがあるのは凄まじく無理があるが、
    チャナガブルという名前を聞いた瞬間、
    「あの鉈を持った凶暴な族とつながりがあるのではないか」と思ったハンターもいたらしい。
  • 棘以外は全身珍味の食材としても知られている。
    その外見から想像するに、鍋とか刺身にすればさぞ美味しいだろう。
    • 超解釈生物論では海洋生物学の見地から食味などについても考察されており、
      曰く「肉は白身で淡泊だと思われるが、大型個体ではやや筋張るかもしれない。
      ただし、皮膚などが有毒な可能性もある。

      らしい。見た目に違わずアンコウのような味わいが予想できる。
      • 一方で調理については「可食部位が美味しいのは確実かもしれないが、
        被食者に由来する寄生生物がいる可能性もある為、調理の際には、必ず加熱すべきだろう。

        とのことで、残念ながら刺身には向かないのかもしれない。
        また、同著ではアンコウに酷似する体型から、調理時の解体に際しては吊るし切りが有効ではないかとも指摘。
        もしかするとモンハン世界の料亭では、
        天井からフックで吊るされたチャナガブルを捌いているという光景が見られるのかもしれない。
        という、モンハンらしい豪快な世界観を想起させる一文で締め括られている。
    • なお、食材として有名というどことなく情けない本種であるが、
      ひとたび防具になるとゴキブリの愛称でお馴染みのどっかの三国武将を髣髴とさせる鎧になり、
      武器になればその名が血飛沫に嗤うあの人を思い起こさせる。
      どこまでも武闘派な奴である。
  • カメラを討伐後のチャナガブルの口に合わせ、
    口の奥へとカメラを進ませていくと胃袋的なものを見ることができる。
    中はごちゃごちゃしており、こいつが喰ったのであろうカブトムシやカエルなんかがいる。
  • 余談だが魔境として有名なモガの村の子どもが釣り上げたことがあるようだ。
    子どもがすごいのかチャナガブルが軽いのか…
  • ストーリーズには参戦してはいないものの、アニメ版にて存在だけは触れられている。
    タルジュの秘湯を訪れていたハンターが「水没林でチャナガブルと戦った」と話していることから、
    どうやらMHST作中の大陸には生息してはいないが、水没林はMHSTと同じ世界観に存在する可能性がある。
    • MHST2発売前日に行われた公式配信によると、
      「背中のヒレや棘などの関係でどうやっても鞍が置けず、一部のモンスターはオトモンにできない」
      と言う発言があった。
      実際、アグナコトルなど鞍が置きにくそうなモンスターの多くが
      未だにMHSTシリーズではオトモン化が果たせずにいる。
      チャナガブルに関しても今後参戦そのものはできても、この問題が解決しない限りはオトモン化は難しいかもしれない。
  • 水中戦のシステムと密接に関わっているためか、
    メインシリーズでは現状MH3とMH3G以外には登場していない。
    ただ、MHXRでは陸揚げされた状態でもそれなりの戦闘能力を保持して戦えており、
    地上戦オンリーでもそう問題はない気はするのだが……。
  • MHWorldでは有料DLCの追加チャットスタンプ「歴代モンスターセット」において、
    過去作のメインモンスターでのちにMHW:Iで復活したジンオウガやナルガクルガ、お馴染みリオレウスと共に、
    MH3G以来久しく登場出来ていないチャナガブルのスタンプが登場している
    身体を膨らまして棘が飛び出ている、怒ったようなスタンプとなっているため、
    購入したら身内で見せ場を取られたりレア素材を自慢された時にでも使ってみるといいだろう。
    • ちなみに有料スタンプは5個セットなのだが、残りの1つはなんとギィギ
      こちらもチャナガブルと同じくMH3Gを最後に出番がない仲間だったりする。
  • MHW:Iでは、同じく「とうぎょりゅう」という読みの別名を持つブラントドスが登場した。
    あちらは渡りの凍て地を泳ぐ魚竜種ということで「凍魚竜」。
    チャナガブルとは特に関係性はない。
  • MHRiseにて主戦場たる水没林が復活し、MHWでは実装不能の憂き目にあった海竜種がついに復活を遂げ、
    同期のロアルドロスやメインモンスターのタマミツネも復活、
    さらに新規海竜のイソネミクニオロミドロが追加されるなど海竜種全体に追い風が来ている中、
    なんと未参戦という事態になってしまった。
    また、今作のモンスターは既存モンスターでも何かしら妖怪のモチーフが充てられており、
    チャナガブルならその特徴的な提灯から提灯お化けが当てはまるのでは無いか?
    と思いきや、その枠を環境生物に取られてしまうという憂き目にあってしまう。
  • 続くMHR:Sでも発売直前から不参戦を明言されたラギアクルスと共に
    登場を逃してしまった。
    チャナガブルもラギアクルスと同様、水中を活かした戦術を使えなければ
    今後も復活するのが難しいのかもしれない…。

素材

トロけるアンキモ
チャナガブルの肝臓で、棘以外は全て食用になるというチャナガブルの中でも、特に絶品とされる部位。
モガの村の希少特産品の一つとして扱われる。特産品ランクは★4。
余談だが、現実世界でもアンキモは非常に美味な食材として珍重されており、
見た目と食感から「海のフォアグラ」とも呼ばれている。
灯魚竜の皮
チャナガブルの外皮。
ぬめりと独特の弾力があり、美肌効果が高い成分が含まれているらしく、女性に大人気。
食通で人気の部位であるが、
武具にとって上質なものだと柔軟性や伸縮性が増すため、食用に向かなくなる。
上質なものは「上皮」、最上のものは「厚皮」と呼ばれる。
MHXRでは狗竜の骨を組み合わせたものに貼って、頑丈な傘を作り出した。
MHXRの2頭クエストに登場する個体からは「双皮」が入手できる。
灯魚竜のヒレ
チャナガブルの鰭。
平たいチャナガブルの体型だけあって豪快な形状で、ゆえに耐久性に優れ潜水具の素材としても利用される。
耐久性に優れたものは「上ヒレ」、
さらに耐久性が高く、長年の利用でも劣化しないものは「特上ビレ」と呼ばれる。
  • 棘の設定からすると、これも食用のはずだが、
    どうやって食べるのかについては特に明示されていない。
    「ヒレ」という部位からすると、ヒレ酒にするか、
    炙ってつまみにでもするのだろうか。
灯魚竜の棘
チャナガブルの背中や尾の付け根に生えた棘の総称。そのため切断した尻尾からも入手できる。
チャナガブルでは数少ない食用とならない部位である。
より屈強な個体から採れるものは「上棘」、特別に屈強なものは「秘棘」と呼ばれる。
灯魚竜のヒゲ
チャナガブルの頭部から生えた髭状の器官。水底に隠れた際に水草へ擬態させる役割を持つ。
擬態している最中のチャナガブルから剥ぎ取れたという報告が多い。
擬態に使うにはあまりにも立派すぎるほどまでに成長したものは「大王ヒゲ」と呼ばれる。
麻痺袋
捕食した獲物の毒素を蓄積したチャナガブルの内臓器官。
身体中の棘と繋がっており、ここから染み出す神経性の毒液を突き刺した外敵に流し込む。
近年ではより濃度の高い毒を蓄えたものは「強力麻痺袋」と呼ばれ、区別して取り扱われるようになった。
提灯球(ちょうちんだま)
チャナガブルの頭部から伸びる触手の先端に付いた球体。
上記のように、内部に共生する発光バクテリアによって強烈な閃光を発し、獲物や外敵を失神させる。
目が退化した深海魚すら気絶させる程上質なものは「高級提灯球」、
さらに優れたものは「最高級提灯球」と呼び稲光にも匹敵する閃光を放つ。
灯魚竜の骨
チャナガブルの骨。
MHXRで追加された固有素材。
カニステル島で毒狗竜の皮と組み合わせて、防火堤が作られた。
2頭クエストに登場する個体からは「双骨」が入手できる。
灯魚竜の牙
チャナガブルの牙。
MHXRで追加された固有素材。泥に強い。
トリプー島では、粘着性の高い泥を掘り返すシャベル代わりに使われた。
2頭クエストに登場する個体からは「双牙」が入手できる。
灯魚竜の双水冷玉
チャナガブルが持つ玉石。
MHXRで追加された固有素材。2頭クエストに登場する個体から入手できる。
灯魚竜の虚核
チャナガブルが持つ虚核。
MHXRで追加された固有素材。上質な物は「真核」と呼ばれる。

関連項目

武器/ガブル武器 - チャナガブルの素材を用いた各武器へのリンクあり。
防具/ガブルシリーズ
アイテム/イキツギ藻 - 下顎の髯がこれに酷似している。
クエスト/すべてを飲み込む口!
クエスト/ケロロ軍曹・偵察任務
BGM/水没林戦闘BGM - チャナガブルのテーマ「濁流の罠」についての記述あり。