武器/ナァムバド

Last-modified: 2023-06-19 (月) 12:49:07

MH3で登場した麻痺属性ハンマー。
ここでは同系統武器である毒属性ハンマー「ハァムバド」も併せて紹介する。

目次

概要

  • クルペッコの羽を花冠状に配置し、その中にチャナガブルの麻痺棘を仕込んだ美しいハンマー。
    溜め3段階目でその美しい外観に隠された棘が露になる。
    よく見ると中心部にはチャナガブルの提灯と思われる珠が見える。
  • MH3ほぼ唯一と言える麻痺属性ハンマーであり、見栄えの良さからそれなりに人気のあるハンマー。
    作成難易度も提灯球系統の手に入りにくさがネックになるぐらいで楽に作成できる。

性能

MH3

  • 状態異常ハンマーの宿命か、パラコラァラ、最終形のアルアロタスまで強化しても火力は低めである。

MH3G

  • MH3Gではアルアロタスからクルペッコ亜種の素材を使って、
    パラ・ホワユン、パラ・フィオーレ、パラ・ファンタスティと更に強化が可能。
    ラングロトラのバインドバウンド系統がMHP3から続投しているため、唯一の麻痺ハンマーではなくなっている。
    あちらと比較すると、属性値と会心率で勝っている。しかし今作では毒が強いため、以前より影は薄い。
    というか今作ではアルアロタスから王鎚カミナリに強化ができるのでどうせなら
    そちらへ強化してしまう方がいい。

ハァムバド

  • ナァムバドの色違い武器。チャナガブルの棘の代わりにリオレイアの棘を組み込んで毒属性ハンマーとしたもの。
    緑色主体に染まっているのが特徴。
  • MHP3、MH4系列に登場する。
    要するにナァムバドがある作品にはハァムバドはなく、
    ハァムバドがある作品にはナァムバドがないという関係である。

MHP3

  • MHP3では、ハァムバド→プワコラァラ→毒槌パルマコンと派生する。
    攻撃力195、毒32と数値はまずまずだが、斬れ味が匠込みで青40と微妙なライン。
    MHP3唯一の毒属性ハンマー…なのだが、
    今作は毒状態中に毒蓄積が行われない仕様であるため、毒武器そのものが不遇である。
    ただし、生産・強化時に引っかかる素材は、精々プワコラァラに用いる雌火竜の棘5本ぐらいであり、
    製作難易度は低いため、攻略用としては優秀。

MH4

  • MH4でも登場。今回はプワコラァラからベネ・ホワユンに強化される。
    • MHP3がなんだったのかと問いたくなる優等生。
      まず毒属性値が520と圧倒的。
      さらに攻撃力も780と平均ラインをクリア済み、斬れ味は素で白(=匠で白+50)、オマケのスロット2と
      コレ一本で大抵の敵は攻略可能な代物である。
      しかも雌火竜の上棘があれば作れるので、HR5から作成可能。
      ハンマー使いなら是非とも作っておくべきだろう。
      • 睡眠属性のクラスターハンマー系列もそうだが、今作の状態異常ハンマーは全体に優秀な逸品が多い。
        火力特化もいいが、サポートに回ってみるのも面白いだろう。

MH4G

  • MH4GでこちらにもG級強化先が追加。
    武器銘はナァムバド系列に倣いベネ・フィオーレ→ベネ・ファンタスティと強化される。
    毒属性値は更に上昇しており620他の毒属性ハンマーの追随を許さない。
    が、攻撃力は毒ハンマー最低の1196であり、斬れ味の方もそれなりの白だが匠で紫が出ないのも痛い。
    ただし作りやすさは変わっていないのでつなぎとしては十分なところか。

余談

  • どう見てもクルペッコ武器なのに、それとは一切関係のない麻痺or毒属性という奇妙な武器であるが、
    外見(花→棘がある)、素材(神経毒or致死毒を持つ棘で強化)、
    ギミック(棘が飛び出す)の各要素の整合性がきちんと取られているため、違和感を覚えることはないだろう。
    「属性に関する素材を使ったので属性付与できました」というこじつけレベルの属性武器も多いMH世界において、
    外見と異なる属性を宿すことにおいてここまで高い説得力を持つ武器は珍しいのではないだろうか。
  • ナァム(numb)とは「痺れる」を意味する英語形容詞であり、
    ハァム(harm)は「危害」を意味する英語名詞もしくは「害する」「痛める」を意味する動詞、
    そしてバド(bud)はつぼみのこと。
    直訳すると、ナァムバド=痺れるつぼみ、ハァムバド=痛めるつぼみとなる。
    また、フィオーレとファンタスティはそれぞれイタリア語で「花」と「すばらしい」になる。
    • 元の「ナァムバド」の響きをしっかり残しつつ、毒属性にふさわしい意味の銘となった「ハァムバド」、
      実にナイスなネーミングといえる。
  • 「アルアロタス」の由来は「誘惑する」という意味の英語“allure”と「蓮」を意味する英語“lotus”の組み合わせ。
    意訳するなら「誘惑の蓮花」となるだろうか。
    何となく名前が似ている甲虫種が後に登場しているが関係はない。
    あちらは誘惑には弱いようだが…
  • MH4では素材交換で手に入るクルペッコの素材で作られるのだが、
    最終強化のベネ・ホワユンの説明文を見ると「彩鳥の素材に加工を施し紅彩鳥の色彩を再現した鎚…」と書いている。
    どうやら本当は亜種の素材で作られる武器らしい。
    ボルボロスのジェネラルフロストジエン装備などどうやらバルバレの加工技術はかなりの物と思われる
    単に亜種素材がないだけである

関連項目

モンスター/クルペッコ
モンスター/クルペッコ亜種
モンスター/チャナガブル
モンスター/リオレイア
武器/ペッコ武器
武器/ガブル武器
武器/火竜武器
武器/始祖ノ炎ヲ抱キシ花 - 花の形をしたハンマー
武器/ベネ・フロル - 新大陸版ナァムバド。プケプケ素材を使用した花形ハンマー。