MHP2から登場している双剣。
その名前の通り、どこかで見覚えのある人形がそのまま刀身になっている。げぼにゃー!
ちなみに、1年先まで予約待ちのレア物ともいわれている。
目次
性能
MHP2(G)
- とあるイベントクエストの報酬で手に入るパペットチケットなどを素材として生産する。
柄として使うためか龍木も素材として要求する。
アイルー武器らしく麻痺属性が付加されており、これだけだと非常に聞こえはいいが、
肝心の属性値がもはや笑うこともできないほど低い。
僅か20という全麻痺武器中最低の属性値で、
圧倒的な手数の双剣であるにもかかわらず単独での麻痺はほぼ不可能。
それどころか、落とし穴を使って延々乱舞していても麻痺するか分からないほど。
かと言って攻撃力も優秀とは言い難い…どころかむしろ低い。
斬れ味だけは良好な部類だが、全体的には完全なるネタ武器である。- ちなみに、補正を考慮した実属性値は何と1となる*1。
この実属性値はもちろん、全属性武器最低値である。
- ちなみに、補正を考慮した実属性値は何と1となる*1。
- なおMHP2では唯一の、というかシリーズ史上初の麻痺属性の双剣でもある。
- MHP2Gでは、ネコ毛の紅玉や太古の龍木を使って強化すると「アイルー様メラルー様」にグレードアップ。
しかし、攻撃力などは上がったものの麻痺属性値は変化すること無く、結局ネタ武器のまま。
どう考えても実用性に乏しく、ファン専用の武器である。
MH4(G)
- MH3以降出番を失っていたが、MH4にて久々に登場。
今作でもイベントチケット等を使用しない、純粋なアイルー武器となっている。
攻撃力は相変わらず低いままだが、属性値は大きく強化。
最終強化の「アイルー様メラルー様」ではアイルー武器らしい200もの高い麻痺属性値を獲得。
一気に実用圏内まで上り詰めた。
- やはりソロでの使用は厳しいが、PTでならば強力な麻痺サポーターとしての活躍が期待できる。
ただし今作はただでさえ火力が盛りやすく、
属性値ではやや劣るが段違いの火力を誇る栄光クラスの発掘双剣の存在もあり、
モンスターに超強化の施された高レベルのギルドクエストの前ではやはりネタの域を出ない。
- MH4GではG1で出現するモンスターの素材を用いて「アイルー卿メラルー卿」に強化可能。
攻撃力280、麻痺属性280、匠で白ゲージ出現と一気に実用性が増した。
といっても攻撃力はG級双剣の中でも最底辺の低さなので、匠の重要性はやや下がるかもしれない。
- 同作において、麻痺属性こそこの武器を下回る150であるものの、攻撃力はブッチギリの392、
匠でキッチリ紫ゲージが出現する漠喰いキロネクスが存在することが
この武器しか使用しないハンターへの風当たりを強くしている。
なんせ、同じく麻痺双剣として火力を比べると、相手が斬れ味橙でも負けるのだ。
ここは特殊攻撃などのスキルでさらに属性値を伸ばし、サポート専門と割り切るほうが得策か。- +2まで付けると面白いように麻痺するので、ここぞという所で用心棒の先生方にお願いしよう。
MHX
- MHXでも続投。
作成・強化には、2016/4/8より配信されたイベントクエスト「カプコン・白と黒の乱舞」で
得られるパペットチケットが必要。 - 最終強化もお馴染みアイルー様メラルー様は、
- 攻撃力100
- 麻痺双剣としては高めの属性値18
- 素で斬れ味白を持つ
- 会心率は0%
- スロット3
- 状態異常武器なので仕方がないと割り切りたいところではあるが、やはり攻撃力の異常な低さが目に付く。
MHXの双剣は軒並み性能(主に攻撃力)に上方修正がかかっており、上位武器であれば200が平均である。
この武器も例外ではないのだが、それでもなお100と言う攻撃力は低いと言わざるを得ない。
案山子ですら130あるのに…。
ちなみにここまで攻撃力が低い武器はこれ以外は封龍剣【真絶一門】のみ。
高い龍属性を備えた真絶ですら本作では使いにくいと言われているのに、
初期耐性値及び2回目以降の耐性の伸びが高めの麻痺で活躍できるかと言うと…。
- そもそも麻痺双剣は、これと傷刃フルスカードと奇面案山子しかない。
フルスカードは雷属性との双属性武器なので比較対象から外す。
案山子は長い青ゲージを持ち、攻撃力130であちらの青>こちらの白だが、
麻痺属性が12と低くスロットを持たない欠点を持っている。
こちらはスロット3と拡張性は高いのだが、やはり低すぎる打点をどうするかは考えた方が良いだろう。
- 一応アイルー武器ではあるのだが、
今作では最終強化にネコ毛の紅玉2個を使う以外にはアイルー素材を用いない。
主に必要となるのは、イベントクエストの相手となる獰猛化タマミツネ&ナルガクルガの素材である。
このクエストの依頼者達曰く、彼らは依頼者達の偽者らしい。
そう言えばナルガクルガはドスメラルーって通称もあったな…。
それでいいのですかアイルー様メラルー様。
MHXX
- MHXXに続投した後に、2度の強化を迎えてアイルー卿メラルー卿となる。
気になるその性能は- 一気に改善された攻撃力230
- 麻痺属性値20
- 斬れ味は素で白30、斬れ味レベル+2で紫20が出現
- 変わらず会心率は0%
- 同じくそのままのスロット3
- 物理威力は高めの上位武器といった感じである。
ほとんどが300前後であるG級の攻撃力には似合わないものの、異常に低い攻撃力が改善されたことで、
見切りや弱点特効などの会心上昇スキルでの攻撃力底上げが現実的な手段となった。
また、麻痺属性値についても状態異常攻撃スキルを用いないまま満足できる値に近づいたため、
麻痺サポート運用の双剣として高性能な一品となっている。
スロ3も言わずもがな、様々なスキルを構築したいサポート武器には嬉しい。
- これの他に2つある麻痺双剣は、麻痺がおまけの双属性と残念な低スペックなので、棲み分けはできている。
- G級の強豪モンスターの中で、飛びぬけて麻痺に弱い紅兜アオアシラに担ぐと活躍できるかもしれない。
PTプレイや、下位・上位素材を集める際に担いであげてもよいだろう。
MHF
- MHP2と同様の性能で輸入された。よって攻撃力や麻痺値は…お察し下さい。
チケット類の代わりに通常のアイルー素材(と龍木)から生産する。強化はできない。
- 性能は相変わらずだが、レア度1なのでSRの最序盤で使えなくはない…かもしれない。
特に斬れ味に関しては、レア度1でデフォルト白を持つ唯一の双剣である。
- MHF-G9の双剣属性値の見直しにより麻痺属性は100となった。
ただし作成可能なランクで比較してもやや低めの値である。
その他
- MHマッシヴハンティングでは、なんとモンハン部員限定SR装備として配布。
性能は相変わらず…と思いきやなんと攻撃力450。
しかし、肝心の麻痺属性がついていなかったりする…。
余談
- 「アイルー君、メラルー君」とは、モンハンシリーズ初期(MHP2Gまで)の公式ホームページにて
連載されていた読者質問コーナー「アイルー劇場」の登場キャラクター。
司会者役として出演(?)していたアイルーとメラルーを模したハンドパペットであり、
4コマ漫画のようなコマ撮り画像で、新情報や読者質問に答えていく様式であった。- コーナーの最後になると、決まってアイルー君が決まって壮大なボケをかまし、
メラルー君がもうええわと言わんばかりにアイルー君の耳に噛みつく。
その時にアイルー君が「げぼにゃー」と悲鳴を上げて幕が閉じるのが約束である。
- コーナーの最後になると、決まってアイルー君が決まって壮大なボケをかまし、
関連項目
モンスター/アイルー
モンスター/メラルー
武器/アイルー武器
武器/キャッツネイルー - もう一つのアイルー双剣
武器/奇面案山子
武器/モンちゃんパペット