MHP2G,MH4Gに登場する、イベントクエスト素材で作成可能なあり得ない強さの片手剣。麻痺属性を持つ。
MHP2Gにおいては片手剣唯一のDLクエ系チケット限定武器であった。
目次
概要
- モンスターハンターを題材にした映像作品シリーズ、
「ハンター日誌」の主人公であるモンちゃんをモチーフにした武器。- MH~MHP2Gのアイルー劇場に登場するアイルー君やメラルー君と共に
パペット形式のグッズが作られ、実際に一般販売もされていたようだ。 - 公式グッズが元ネタで、パペットがモチーフの麻痺属性武器という点では、
双剣「アイルー君メラルー君」の片手剣バージョンと言える。 - ちなみに武器を振るとバネが伸び縮みするような不思議な音がする。
せめてこれがモンちゃんの声ならネタ武器としての使い道もあったのだが…。
- MH~MHP2Gのアイルー劇場に登場するアイルー君やメラルー君と共に
MHP2G
- 片手剣には数少ないDLチケット武器とあり、
この武器の第一報が流れた際には多くの片手使いが狂喜したものである。
が、そのあんまりと言えばあんまりな性能にそのテンションは一気にガタ落ちしてしまった。
- 性能として目立つのは斬れ味ゲージが素で紫まであること。
当時斬れ味レベル+1不要の紫ゲージはナルガ、ティガ、ギザミ、虫素材系統を中心にした一部の武器しか持っておらず、
なおかつ、同時にそれ以上斬れ味が延びないという性質を持っていた。
そんな中でモンちゃんパペットは素の紫ゲージとして片手剣どころか全武器種で最長を誇っており、
それどころか一部武器に斬れ味ゲージ+1で出現する長い紫ゲージにすら匹敵する長さを持っている。- ……と、言えば聞こえはいいのだが
状態異常武器であるこの武器において、その長い紫ゲージが活かされる攻撃力はたったの196。
メラGに劣り、藍鬼と同レベル
最終派生武器で勝ってるのは封龍宝剣C、絶一門、メラルーガジェット、にゃんにゃんぼうしかない。
ちなみにメラルーガジェット以外は全て下位で強化可能な武器である。
当時は片手剣の物理火力がおまけ程度の扱いだったことも事実だが、
下位と同等の攻撃力というのは紫ゲージや麻痺武器であることを加味したとしても問題外に低い。 - そして肝心の麻痺属性はと言うとたったの80。状態異常攻撃強化をつけても90しかない。
これが高ければ愛用者もいただろうに…。
これは片手剣の手数を考えてもPT戦で1回麻痺したらいいねくらいの絶望的な数値であり、
火力要員の質や運次第では1回も麻痺せず恙なく討伐というケースすらあり得る。
相手次第で運がよければワンコンボのメラGとは比べるべくもない。
その雀の涙というのもおこがましい数値に、片手使い達は怒りを通り越して爆笑したという。 - スロットが2つ空いているのが唯一の救いか…と思いきや、
デスパラGにも2つ、タツジンソードには3つも空いている。- なお当時の状態異常片手剣、特に麻痺片手剣は
片手剣自体が物理火力にあまり期待されていない武器だったこともあって、
火力で貢献するよりとにかく手数を増やして蓄積値を稼ぐことが求められる傾向にあった*1。
これらの武器を担いだ片手使いの中には状態異常の場合、斬れ味補正が属性値にかからないのをいいことに
ヒットストップを嫌って心眼を付けた上で赤ゲージのまま切り続ける者も多く、
そして(PTの質にもよるが)その選択肢は多くの場合間違っていなかった時代でもあった。
つまりどういうことかというと、唯一の長所のように見える匠不要の長い紫ゲージは裏を返せば、
ヒットストップがかかりやすい上にその状態が長続きするという、
低火力状態異常武器であるこの片手剣にとって無用の長物どころかむしろ邪魔な存在なのである。
要するに徹頭徹尾一切長所がない武器であったのだ。
もっとも仮にヒットストップがかからなかったところで大して状況は変わらないのだが…
- なお当時の状態異常片手剣、特に麻痺片手剣は
- ……と、言えば聞こえはいいのだが
- その(ある意味)圧倒的な性能を皮肉り、こんなコピペまで作られてしまった。
- モンちゃんパペット、そのあり得ない強さについて
龍属性最強との呼び声も高い独龍剣【藍鬼】と同等の攻撃力を持ち、
ナルガクルガ素材から作られる闇夜剣【昏冥】同様にスキルなしでの紫ゲージを持つ。
また、ゲージ配分は他の武器を大きく凌駕し、最長の紫ゲージ量を誇る。
それだけでは飽きたらず、高い火属性と、ハイレベルな通常攻撃力により
片手剣トップクラスの火力を持つゴールドイクリプスと同様の会心率とスロット数。
その上なんとあの最強のサポート武器、メラルーツールGと同じ麻痺属性の片手剣。こんなに強いのに
特注パペット券×5、勇気の証S×2、太古の龍木×1で作れるというお手軽さ。
唯一の特殊素材、特注パペット券も
イベントクエストのハンターズフェスタに確定報酬として入っている上、
現在人気急上昇のクエストである双獅激天でも出現する。
麻痺属性こそ大剣最強の麻痺剣であるキャットオブゴールドに劣るがそこは片手剣、
その手数でカバーすることができる。
また、攻撃時のSEはなんと専用のもの。そこらのハンターと差を見せつけたいときにお勧め。強すぎて暗黙の了解なのかモンちゃんパペットを使うハンターはほとんどいない。
にわか片手はおろか、P2では「はきゅん」、P2Gでは「ラオート」や「抜刀アーティ」だの
「抜刀ウェンカム」を躊躇無く使うハンターを見渡しても数えるほどしかいないほどである。
弱点と言えば、
キリンやラオ、シェンなどの麻痺しないモンスターに対しては大幅に不利になる点。
ここは素直に別の武器で討伐しよう。
また、あまり多用すると嫌われても仕方が無いので使うときは要注意(重要)さぁ、皆もモンちゃんパペットを使ってみよう!
MH4G
- まさか、まさかの再登場。
イベントクエスト「ハンター日誌 怪鳥の回」の報酬「ハンター急募告知」を素材として生産することが出来る。
恐るべきことにG★1で作れるのにレア度10である。
- 性能は以下のとおり。
- G級最終強化としては最低クラスの攻撃力294
- 斬れ味はデフォルトで長めの白。匠でも白が伸びるだけ
- 空きスロットなし
- 当然麻痺属性。その属性値は…なんと340
ホンマにありえない性能になって帰ってきた
- MHP2Gの時と比べると、麻痺属性武器としては相当強烈な強化を受けて帰ってきたといえる。
総合的に言えばクドラ・パルガンよりは劣ってしまうが、G★1で作れることを考えれば上等。
どうあがいてもネタ武器だったP2Gとは雲泥の差である。
- 配信時期が非常に遅かったために性能に微妙感が漂うのもの、繰り返すがこの武器はG★1で作れる武器である。
上位武器のアジダル・ハーカスやパラスパイクサークルとは比較にならない性能であり、
今からMH4Gを片手剣で攻略しようというハンターには十分オススメに値する性能である。
- イベントクエストの相手はイャンクックだが、生産には強力麻痺袋が必要となるため、
イベントクエストを回すだけでは作れない。
ただ、その強力麻痺袋もアルセルタス亜種から入手可能*2なので、
総合的な生産難易度はかなり低めであるといえる。
- 2024年4月9日以降は、ニンテンドーオンラインサービス終了に伴いイベントクエストの受信が出来なくなったため、
本装備を入手するためには受信済みハンターとのローカル通信を行うしかない。