武器/ラルゴエスパーダ

Last-modified: 2023-09-15 (金) 23:40:19

MHFに登場するモノブロスの素材を使用した大剣。
これまで常識とされていた「人の扱える大剣の長さ」の限界に挑戦した至高の一振り。
攻撃範囲と殺傷能力、双方を併せ持った武器であり、これまでにない大剣の運用法をもたらした。

目次

概要・性能

  • MHFのシーズン2.5より登場した、珍しいモノブロス素材の大剣。
    鍔の傍に備え付けられた護拳も真紅の角を用いたものだが、
    その刀身はまさしく「大剣」と呼べる豪快な形状である。
    刃の部分は赤く彩られており、峰にはモノブロスの身体の棘があしらわれている。
  • そしてこのラルゴエスパーダの第一印象だが、でかい
    なぜなら初代となるリーチ長大剣であり、従来の1.5倍近くのリーチを持っている。
    シーズン3.5で登場したリオレイアのニフリートのような極長リーチ武器とは異なり、
    根元から刃先まで長い攻撃判定を持っており、攻撃に死角がない。
    同じ元が長めの武器種である太刀は横に振り回す技が多いために迷惑扱いされることもあるが、
    大剣の場合は「抜刀斬り⇒納刀⇒抜刀斬り⇒納刀」というヒットアンドアウェイが基本なため、
    意図的にデンプシーなどしない限りは味方も巻き込みにくい。
  • 当時は唯一のリーチ長大剣ということもあり、
    尻尾が高い位置にあって普段狙いにくいリオレウスなどのモンスターにはうってつけであった。
    頑張れば通常リーチの大剣でも届く、という程度だったのが、
    ラルゴエスパーダを使えば乱戦のさなかでも余裕で切断することができるようになったのである。
    もちろん威力だけを追求すれば他に強い大剣はあったが、
    この大剣は攻撃範囲そのものを変えてしまうものなので個性を奪うことにはならない。
  • ラルゴエスパーダというのはHR61になってから入手できる生産段階の武器名であり、
    その後はHR100に上がってすぐ強化可能な「グランデエスパーダ」、
    同じくHR100の「フエルサエスパーダ」、剛種の古龍素材を用いる「プリメーロエスパーダ」へと強化可能。
    グランデ、フエルサはわりと難しい素材も要求されないが、
    プリメーロエスパーダだけは同じHR100でも「古龍種の剛角」を要求されるのでハードルが高くなる。
    ガンナーじゃないからドスキレアジを集めてない?釣ってこい。
    • また、ラルゴエスパーダの生産に真紅の角を8本、モノブロスハートを2個も使用するうえ、
      グランデエスパーダへの強化にはなんとモノブロスハート5個が必要となる。
      MHP2Gまでのプレイヤーには因縁深いレア素材だが、
      MHFでは救済クエストの『ブレイブハート』というクエストが配信されることがあるため、
      ラルゴエスパーダが欲しいなら必ず調達しておきたい。
  • 物理面重視の大剣であり、無属性だが攻撃力はそれなりに高い。
    また、フエルサエスパーダからはデフォルトで会心率が出始め、
    プリメーロエスパーダまで鍛えれば会心率20%まで成長する。
    リーチ長の大剣がまだ数的にも黎明期な当時には汎用的でありがたい性能である。
    ついでに武器スロットも最大で2つまで解放される。
  • MHF-G5.2終盤にてG級技巧武器「ブリラエスパーダ」の派生が解禁された。
    最大強化で攻撃力2227となる他、会心率は20%とそのままをキープしており、
    斬れ味も空色ゲージとなり、同じリーチ長のタイムレスバトルスパイクスライサーと同等になる。
    また、スパイクスライサーよりも空色ゲージが長いため、実質の上位互換と言えよう。
    タイムレスバトルに関しては会心率がある分火力はこちらのほうが高いが、
    向こうは毒属性を持っているため互角の関係と言えるか。
    • なお、G5.2現在不具合で本来空色ゲージの部分が紫ゲージになっているので注意が必要となる。
      G6アップデートで修正される予定であるため、将来を見通しての強化となるだろう。

コルソ

  • ラルゴエスパーダの発展形武器。
    ラルゴエスパーダは無属性で会心率が高めという特徴だったが、
    こちらは水属性防御力アップ効果の両立、といったコンセプトである。
    水属性らしく刀身も海のような蒼さになっている。
    大量のモノブロス素材に独特の性質を持つパリアプリアの素材を掛け合わせて作られた。
    そのため、あくまでもモノブロス亜種の武器ではない
    (モノブロス亜種の武器は水属性を得る場合もあるのであまり偶然な気もしないが)。
  • HR81以上の素材でラルゴエスパーダから派生する。
    大量のモノブロス素材を使うといったが、まさにその通りで、
    この派生強化でも真紅の角を6本使用するため、ここまでくるのに真紅の角が16本要る
    真紅の角はモノブロスの角破壊で100%の素材だが、一方で報酬には一切出ない部位破壊限定素材である。
    ダイミョウザザミの殻破壊でも25%だが、実際に必要になってから出るのを期待するのでは割に合わない。
  • その後、HR100に上がってすぐに「カスカータ」、
    プリメーロエスパーダと同じく剛種の古龍素材を用いて「カスカータ・エノルメ」と強化ができる。
    属性武器らしい平均的な攻撃力に水属性480、防御力+42だが、
    やはりリーチ長という特性が最大の差別点なのであまり気にする必要はないだろう。
    ちなみにカスカータ・エノルメでスロットも1つだけ空く。
    リーチ長の水大剣は今のところこのコルソ系統のほかに
    公式狩猟大会で入賞することが必要なシオン系統しかないので、実質的にはコルソ1本のみである。
    • ちなみにシオンは「ツィオーン」「ザーシー」「タルス」「タルスザグレート」と強化するが、
      生産から一貫して水属性と麻痺属性の双属性という独特な性能を持つ。

余談

  • 「エスパーダ(Espada)」は、スペイン語で剣を意味する単語である。別に10人集まって死神に立ち向かう集団ではない。
    Largoは"長い"を意味するので、非常にそのまんまだが「長い剣」という訳になる。
    ちなみに、Grandeは"大きい"、Fuerzaは"力"、Primeroは"一番"や"最初"の意。
    Corsoは伊語だが主には"大通り"など、Cascataは"滝"、Enormeは"巨大"となる。

関連項目

モンスター/モノブロス
武器/モノブロス武器