瘴気の谷の深奥に潜む屍套龍ヴァルハザクの素材を用いた武器群。
目次
概要
- 古龍ヴァルハザクの素材から作られた武器。
骨素材の武器から派生するため、見た目も骨武器にヴァルハザクの素材を組み込んだような物が多い。
一方で、大剣、ハンマー、ランス、ライトボウガンの4種は最終強化で名前が大きく変わり、
見た目も「骨部分が無くなり、ヴァルハザクの銀色の甲殻に赤い布を巻いた」ような物に変わる。
性能
MHW
- 共通する性能としては、「やや高めの物理攻撃力*1」、「高い龍属性」を有しており、
「龍封力:中」、「Lv2スロットを一つ持つ」点が挙げられる。- 剣士武器は「斬れ味は青止まりだが、匠スキルにより白ゲージが出現する」という特徴があり、
同時期に製作可能なネルギガンテ武器と比較した場合、あちらは「高めの物理攻撃力」、「中程度の龍属性」と、
「龍封力:大」、「斬れ味は青が長いが、匠は無効で白ゲージは無し」となっている。
MHWでは古龍の第一弱点が龍属性ではないというパターンが多いため、特に対古龍戦に関しては
龍属性はそこそこに、物理攻撃力が高く、龍封力が大で、
匠も必要ないネルギガンテ武器の方が基本的には扱いやすい。 - 一方で、ヴァルハザク武器はその高い龍属性を活かせるような、
龍属性を第一弱点とするモンスター、あるいは肉質に対しては効果的。
もっとも、高い属性値の恩恵が大きい手数武器の片手剣と双剣が存在しないのは残念な点であるが。 - 匠スキルにより斬れ味:白が出現する点もネルギガンテ武器にはない長所であり、
多くの場合白ゲージを維持している限り物理ダメージもこちらが上回る。 - ライトボウガンについては物理弾の取り扱いが悪く、
状態異常弾を撃ちながら隙を見て滅龍弾を使うスタイルが主な運用法となるか。 - 弓は強撃ビンと睡眠ビンが装着可能で物理も属性も兼ね備えているが、
今作の弓の仕様上属性の比重が大きく、肉質次第では龍骨派生がライバルとなる。
キリンやマグダラオスのもの同様、他の古龍武器に無い特徴となっている。
反面上記の4種類は一見優遇されているように見えるが、レア度が8で
カスタム強化が1回限りになってしまう為ネルギガンテ武器との差別化が難しい。 - 剣士武器は「斬れ味は青止まりだが、匠スキルにより白ゲージが出現する」という特徴があり、
- 第1弾アップデートで実装されたイビルジョー武器と比較すると
マイナス会心を加味しても攻撃値と龍封力がイビルジョー武器に大きく負け、
属性値も僅差まで詰められているため苦戦している。
単純にイビルジョー武器と比較した場合、Lv2スロットと匠への依存度*2では分があるが、
匠無しでの継戦能力では上述のネルギガンテ武器が立ちはだかり板挟みになっている。
どの相手にも担げるというポジションでは無いが、Lv2スロットの拡張性、高い属性値、
他のスキルの為に高Lvの匠を諦めざるを得ない状況が重なれば他の2振りでは出来ない立ち回りも可能かもしれない。
MHW:I
- MRでは死を纏うヴァルハザクの素材を用いて、
大剣、ハンマー、ランス、ライトボウガンは2段階、その他は1段階のみ強化できる。
- 性能としてはより属性に重視しており、多くの武器で龍骨派生に次ぐ値となっている。
また、多くの武器でLv2スロットがもう一つ増えており*3、スキル構成の幅も広がっている。
一方で、斬れ味は十分な白ゲージが出ているが、紫ゲージは出現しない。- 主に競合するのは龍骨派生となるが、地啼龍派生も見逃せない。
ただ、前者は完全に属性に特化している上に素では青ゲージ、
後者は後者で属性解放と斬れ味のフォローが必要となるため、
安定性を取るならこちらが優位となるだろう。
- 主に競合するのは龍骨派生となるが、地啼龍派生も見逃せない。
一覧
武器種 | 上位(通常種) | マスターランク(特殊個体) | ギリシャ語 | ||
---|---|---|---|---|---|
大剣 | ハザクラキス | モンストロの憤怒 | モンストロの狂気 | ドネス=モンストロ | ραχισ(骨) |
太刀 | ハザクグローサ? | 屍刀ヴァルグローサ | γλώσσα(舌) | ||
ハンマー | ハザクヴラフォス | デモナスの禍根 | デモナスの復讐 | グラド=デモナス | βράχος(岩) |
ランス | ハザクヴェヒター | ラ・モールの哀愁 | ラ・モールの悲劇 | ブレイン=ラ・モール | Wächter(独語:番人) |
ガンランス | ハザクスピサ | 屍銃槍ヴァルスピサ | σπίθα(火花) | ||
スラッシュアックス | ハザクデミオス | 屍剣斧ヴァルデミオス | δήμιος(処刑人) | ||
チャージアックス | ハザクアスピダ | 屍盾斧ヴァルアスピダ | ασπίδα(盾) | ||
操虫棍 | ハザクエントマ? | 屍杖ヴァルエントマ | έντομα(昆虫) | ||
ライトボウガン | ハザクエリピア | グルゴレットの叫喚 | グルゴレットの絶望 | ディザ=グルゴレット | ερείπια(廃墟) |
弓 | ハザクヴェロス? | 屍弓ヴァルヴェロス | βέλος(矢) | ||
オトモ武器 | ウルズネコソード | ヴァルネコセプター | - |
- 第一段階は、いずれの武器も名前に「ハザク」を冠し、続いて武器種を形容したかのギリシャ語が続く(ランスのみドイツ語)。
外見は「骨製武器+ヴァルハザク素材」といったシンプルな見た目で、赤い布のようなものが巻かれているのが特徴。
説明文は以下で統一されている。○○には「大剣」「太刀」などの武器種名が入る。ヴァルハザクの○○
彼岸の力が込められた一撃は
生の執着を捨てた者こそ相応しい。
- 上位最終強化は殆どの武器種で外見、名前、説明文を引き継ぐ。末尾の「I」が「II」に変わるだけである。
ただし前述の通り、大剣、ハンマー、ランス、ライトボウガンの4種類だけ、外見と名前が大きく変わる。
- マスターランクでは名称が「屍△△ヴァル○○」となっており、△に武器種、
○に派生前と同じギリシャ語が入っている。
外見は新たに胞子と共生関係を結んだ本体の色をイメージしてか、
全体的に白を基調とした配色に変化している他、ベースとなる武器も
変わっている武器がいくつかある。
また武器の解説文については以下の通りになっているのだが、
何故か固有の見た目を持つライトボウガンも同じ文になっている。嗤う嗤う、冥界の声。死して尚
錆びぬ○○*4はやがて代償を求めん。