雪山の絶対者にして原始の極海を知る者、凍王龍トア・テスカトラの素材から生まれたライトボウガン。
雪山の王者たる凍王龍の力を秘めている。
目次
概要
- MHF-G9.1で実装されたトア・テスカトラのライトボウガン。
剛種系統ライトボウガンには、既に近縁種と見られる炎王龍テオ・テスカトルのライトボウガンが存在するが、
無機質なイメージの強いあちらと比べこちらは甲殻と思われる箇所が見られるなど、
少し生物っぽさがあるデザインとなっている。
とは言えフレーム先端、バレル部分はあちらと同様無機質なイメージであり、
種としての共通点がうかがえる物となっている。
- 共通性能についてであるが、以下の4点が挙げられる。
- リロード普通、反動中
- LV2通常弾超速射機構搭載
- LV2、3貫通弾と氷結弾の装填数が6
- 弾速:遅い(レベルアップ強化を行っていない場合)
赤色は弾追加スキルなしでは撃てない事を示す。- 通常弾:9/9/12
- 貫通弾:6/6/6
- 散弾:6/6/6
- 徹甲榴弾:2/2/2
- 拡散弾:2/2/2
- 氷結弾:6
- 毒・麻痺・睡眠弾:使用不可
- 剛種武器系統であるため、最初に着目したいのが超速射である。
LV2通常弾超速射に対応し、かつ装填数が9発であるため、全弾撃ちはものすごく強力となる。
しかし、補助となる状態異常弾は一切使用不可能、
更にハードコア、覇種、G級とクエストランクが上がっていくごとにアイテム、状態異常の拘束は難しくなり、
かつ動きのメリハリがあるとはいえ一回の行動で晒す隙が小さくなっていくため、
硬直時間が長くなりやすいLV2通常弾超速射は、現在の価値観では主力にできる期間が限定される。
- そこで、次に赤字で強調している部分、LV2、3貫通弾と氷結弾の装填数の多さに着目したい。
この数値は、超速射を前提として性能調整される剛種系統ライトボウガンとしては、
非常に珍しいもので、G9.1以前はメラギナスのライトボウガンにしか見られなかったものである。
MHFでは速射、超速射の他にジャストショットという運用法が存在し、
それを用いることで、この3種の弾を高威力で叩き込むことが可能となる。
つまり、この銃は剛種武器系統でありながら超速射ではなく、
ジャストショットで運用すべきと言う、珍しい武器なのである。- ジャストショットはMHF-G8でのテコ入れの結果、
MHF-Zにおけるライトボウガンのメインウェポンとして位置づけられるようになったのだが、
それまでの価値観としては「超速射か(条件付の)速射」がメインウェポンであり、
しかもMHFにおける主力弾である貫通弾のジャストショットに向いている剛種系統ライトは、
これまで存在しなかったと言って良い(コーレバミットは散弾ジャストショットが主用途である)。
そんな状況で登場した本武器は、まさに画期的な存在だったと言える。
- また、MHF-G7まではポーチ所持数の少なさや上記の状況もあり、
LV2以降の貫通弾はラヴィエンテなどの例外を除き、主力としては使い辛いという見識が少なからず見られた。
それがG8のテコ入れで解消され、特にLV2貫通弾は主力弾として認識されるようになったのだが、
本武器はLV1貫通弾にスキル無しでは対応しておらず、
この点も、G8以後の価値観を意識した性能付けである事がうかがえる。
- ジャストショットはMHF-G8でのテコ入れの結果、
- 一方、「超速射」ではあまり気にならなかったであろう弱点が本武器には存在する。
それは素のリロード、反動性能の2点。これらは超速射運用であればスキル前提になるため軽視出来た部分である。
Lv2貫通弾を用いる場合は装填速度+1、Lv3貫通弾の場合はそれに加えて反動軽減+1も必要になってくる。
装填数UPとの複合スキルが存在するG級においても、LV3貫通弾まで対応しようとすると負荷が大きくなる。
そのため、このライトボウガンは基本的にはLV2貫通弾と、氷属性が有効であれば氷結弾が主力で、
スキル環境が許せばLV3貫通弾、状況によってはLV2通常弾超速射も運用できるという感じで捉えればよい。- 実際の所、リロードと反動のステータスは他武器と比較してそこまで悪いということはない。
ただ、スキルに依存せず運用でき、調合手段に優れたLV1貫通弾が非対応という点が厄介なところで、
装填と反動の両方を発動させられない状況かつ、氷属性が全く効かない動き回るモンスターには、
LV2貫通弾しか対抗手段が無いことになる。
後述するがこの点が、当武器と他武器の最終的な差別化を図る上で重要なポイントになる。 - なお、HR5以降とG級前半では反動と装填速度の両立は案外難しくはないこともあり、
特段運用ハードルが高い武器というわけではない。
- 実際の所、リロードと反動のステータスは他武器と比較してそこまで悪いということはない。
- MHFにおいて貫通弾を用いる上で重視されている「弾速」は『遅い』となっている。
弾速が遅いと貫通弾の集弾効率を上げられるため利点ではあるが、
レベルアップ強化による弾速のUPという要素があるため、
Lv5時の弾速はレベルアップ強化無し武器の「速い」と同じぐらいである。
各段階の概要
- 既に共通性能を概要の欄で取り上げていること、
ボウガンの生産システム上すべての段階を一発生産できることから、
表で各段階の性能、特記すべき要求素材を以下に纏めることとする。
なお、攻撃力はレベルアップ強化を終えた、強化LV5時のものを記載する。武器名 段階 攻撃力 スロット 自動発動スキル 特記すべき素材 凍王軽弩【冠雪】 剛種 384 1 なし なし 凍王獄軽弩【珂雪】 天嵐 396 2 なし なし 凍王獄軽弩【霧氷】 覇種 414 2 なし 弩岩竜の崩鱗(覇種素材)
紅溶岩竜の凄ビレ(HC素材)凍王獄軽弩【斑雪】 G級覇種 432 2 なし 呑竜の爛石(覇種素材)
棘茶竜の毒棘(G級HC素材)
毒怪鳥の尻尾(G級HC素材)凍王烈軽弩【雪濠】 烈種 540 2 弱点特効 炎王龍の灼翼(覇種素材)
烈種メラギナス素材凍王始軽弩【牡丹雪】 始種 766 3 弱点特効 金銀魚竜の乱殻(覇種素材)
始淵の黎玉
- 超速射を主軸としていない事や、G9.1の「始種武器」のテコ入れもあり、
全体的に従来の同系統武器より攻撃力が高い。
G級で重視される会心率はないが、現在のG級環境であればそれ自体が致命的な欠点になることはない。
- 一応一番最初に作成できるのは剛種武器段階の【冠雪】だが、
現在では天嵐武器段階の【珂雪】も同タイミングで生産できる。
剛種のハードコアクエストをクリアしないといけないが、【珂雪】はHC素材を使用せず、
更には素材の関係上、古龍種汎用素材(トア・テスカトラからは入手できない)も必要ない。
トア・テスカトラ自身はハードコアクエストに対応していないものの、
基本的には天嵐武器段階を直接作るほうが楽なバランスになっている。
- 始種段階の牡丹雪は前述の通り、766という非常に高い攻撃力が特徴である。
この数値だが、2017年9月現在「LV2貫通弾を6発装填できるライトボウガン」としては、
あのG級進化武器に次ぐものとなっている。
天廊武器ノヴァエラも、牡丹雪と同じ反動、装填速度ではこの数値に到達できず、
MHF-Zから登場した辿異武器もここまで高い攻撃力の武器はまだ現れていない。
G級進化武器の作成難度は既存武器群とは一線を画しすぎているため、
常識的な難度で生産可能な貫通弾ジャストショット用ボウガンとしては、
素の性能では実質最高の攻撃力を有していると言ってよいだろう。- ちなみに攻撃力だけなら、同じ始種武器のテオ=ガリーチの方が若干高い。
ただしこちらは貫通弾超速射に優れ、ジャストショット向きではない。
その為そもそもの土俵が違うと言える。
- ちなみに攻撃力だけなら、同じ始種武器のテオ=ガリーチの方が若干高い。
- 剛種系統武器はG級になってもシジルを搭載できないため、
直接ステータスを強化することができない。
その代わり、天嵐防具以降の防具、かつ特定条件下で攻撃力を直接強化できる。
始種防具については2017年夏時点でも尚ガンナー熟練者からの人気が高く、
最低1部位は組み込む想定で装備が組まれることが多い。
そのため、牡丹雪については実質的には攻撃力790として捉えられている。
攻撃力だけなら素のG級進化武器(攻撃力798~810)に対し冗談抜きで誤差レベルにまで迫ることになる
(後述するが、運用面においては必ずしもそうではない)が、
MHFの全武器を通しても、ここまで踏み込んだ性能になっているのは当武器ぐらいであり、
実装時は(特に、直前に実装されたG級進化武器や、
当時進化武器以外で抜きん出ていた天廊武器を作成していたプレイヤーの間で)かなり物議を醸すことになった。
- 烈種武器以降はメラギナスの素材を用いることもあり「弱点特効」が自動発動する。
このスキルであるが、当武器の実装当初は万能的な火力スキルと見做される向きもあったが、
現在では「貫通弾ジャストショット」という運用を踏まえると、
モンスターによって有効性が激変する(場合によっては死にスキルに近くなる)可能性があると言える。
運用上、LV2通常弾超速射であれば大体は機能する。
ただ、これは機能しない状況(肉質)でLV2通常弾超速射を用いるべきではないという意味でもあるが。
- 覇種段階は性能向上が乏しく、G級覇種・烈種も一般的なG級武器と比べると微妙な部分が目立つ*1
従って当記事では天嵐段階と始種段階について主に取り上げる。
凍王獄軽弩【珂雪】と他武器の比較
- 先述した通り、剛種系統武器でLV2貫通弾ジャストショットに優れるのはこの武器だけだが、
同じHRではジャストショットに向いた「遷悠武器」が多数存在する。
(これは遷悠武器が、先述したMHF-G8より実装されてきたためである)
というより、レイofヴァイス以外は全てLV2貫通弾が6発装填可能となっている。
- 遷悠武器と凍王獄軽弩【珂雪】の性能差は、天嵐防具による強化を除くとほぼ無いに等しいのだが、
運用性の面では、ブリザードタビュラ、ヒドゥンゲイズ、獄弩リュウシンの3つが、
当武器を条件次第で上回る可能性を秘めている。- まず3種とも、LV1貫通弾に標準対応していることが大きな特徴である。
この為調合素材も含めるとかなりの長時間「貫通弾」での戦闘が可能になる。
次に、ブリザードタビュラとヒドゥンゲイズはリロードが「速い」であるため、
スキル追加なしでLV2貫通弾も運用できるようになっている。
LV3貫通弾に関しても、反動軽減+1の追加のみで対応可能。
獄弩リュウシンはリロードが「やや遅い」であるため装填速度+2が必要になり、
LV3貫通弾はそもそも装填できないが、上記2種と違い弾速が凍王獄軽弩【珂雪】と同じ「遅い」のため、
装填速度+2さえ用意すれば集弾性を落とす事なく、LV1貫通弾とLV2貫通弾両方を運用できるようになる。
また、ヒドゥンゲイズ以外は全レベルの散弾にも対応しているのも、相手と状況によっては利点である。
素材云々以前に、モンスター本体の難度にかなり大きな開きがあるためである。
その為、LV1貫通弾を運用しないで済む
(もしくは装填速度も反動も付けられないほどスキル枠に余裕がない、という訳ではない)場合、
上記武器は正直なところ選択肢にすら入らないといえる。
特にこだわりが無いのなら、凍王獄軽弩【珂雪】で良いだろう。 - まず3種とも、LV1貫通弾に標準対応していることが大きな特徴である。
- ちなみに天廊武器ノヴァエラについては、凍王獄軽弩【珂雪】を生産できる時点では、
【珂雪】や遷悠武器ほどのポテンシャルを持たせることはできない。
差別化要素である天廊石は、MHF-Z時点ではHRで入手できないため、
欠点をカバーする運用もできなくなっている。
進化武器についてはHR段階でとんでもない労力が必要であり、
HRの時点で上記武器群に対抗させるのは全くの絵空事であると考えてよい。
凍王始軽弩【牡丹雪】と他武器の比較
- 何度も書くが、剛種系統武器でLV2貫通弾ジャストショットに優れるのはこの武器だけなので、
同系統の「始種武器」同士の比較は全くもって意味を成さない(2017年9月時点)。
また、スキルの負荷については、LV2貫通弾のみを用いるのであれば装着+1で、
装填数UP効果を得つつ運用が可能になる。
LV3貫通弾も用いるのであれば、装着の段階を+2にして追加で反動軽減+1を搭載するか、
反動と装填数UPの複合である穏射+1と、装填速度+2(装着+2)を発動させる必要がある。
基本的にはLV2のみであればスキル1個、LV3貫通弾も使うならスキル枠が2個必須になると考えておくとよい。
- LV2貫通弾を主力にしていく場合、後述する特殊な条件下での運用を除くと、
G級武器とG級技巧武器、そして天嵐段階で凌ぎを削っていた(G級)遷悠武器とは、
神がかり的な確率で発現するシジルを3個搭載しても埋めようのない差が存在している。
大抵のG級(技巧・遷悠)武器は攻撃力が650前後のため、武器倍率にして100以上の差が出るからである。
(Jゲージシジルを焼けない、LV3弾を運用する場合のスキル枠数という考慮事項はある)- 弾速については先述した通り、当武器のLV5強化時弾速はG級武器*2の「速い」相当である。
その為、G級武器でも弾速が「遅い」設定になっているものの方が集弾効率には勝るが、
先述した圧倒的な攻撃力差を覆すのは難しい。
- 弾速については先述した通り、当武器のLV5強化時弾速はG級武器*2の「速い」相当である。
- その為、当武器と素のスペックで対抗できるのは、天廊武器ノヴァエラ、
辿異武器、G級進化武器の3系統のみとなっている。
G級進化武器は難易度の問題から最後に少しだけ触れるとして、
ここでは上記2武器群、及び先述した「特殊な条件下での運用」について触れる。
- 天廊武器ノヴァエラは、【牡丹雪】と全く同じ条件にてチューニングした場合、
攻撃力が750まで伸びるようになっている。
また、LV3貫通弾を使わないという前提であれば、穏射+1とセット発動することで、
チューニングをリロード:やや速い 反動:大にすることで更に攻撃力か会心率が上げられる
(会心率の方が効率が良い)。
シジルは焼けず武器スロットも使えないが、Lv1貫通弾を運用できるという点で弾持ちが良くなるほか、
若干攻撃力を落とせば、LV3弾もスキル1個(リロード:やや速い、反動:中で、穏射+1発動。攻撃力は742となる)
で運用できる強みがある。
歌姫狩衛戦や狩人祭を頑張れば、始種を攻略しなくても武器のフル強化が比較的容易に行えるのも見逃せない。
なお、自動発動スキルについてはある意味こちらの方が柔軟ではあるが、入手難度がかなり高い。
直接的な攻撃力は【牡丹雪】が勝り、こちらはプレイヤーの装備構成に応じた柔軟な調整が行える、
といった所であろう。
ちなみに弾速は調整しない場合、牡丹雪との差はない。
- 辿異武器は、初期の時点ではG級武器よりやや高い程度の攻撃力しか持たないものの、
GR800段階まで強化を重ねると、攻撃力は700~720となる。
こちらはシジルと装飾品両方の搭載が可能であり、攻撃力だけならシジルで埋めるのは難しいものの、
装飾品1個+シジル2個といった、装備に応じた柔軟な構成が可能となる。
また、現状GR800辿異武器はいずれもスキル1個で2レベルの貫通弾に対応できる
(装着+1でLV1・LV2貫通弾に対応するものと、穏射+1でLV2・LV3貫通弾に対応するものがある)他、
スキル枠を増やしたり、特定スキルを強化する「辿異スキル」による幅広い拡張が可能となっている。
こちらの弾速は一部除き「遅い」であり、集弾効率にも優れている。
ただ、辿異種の攻略を除くと本質的に牡丹雪と差別化できるのはGR800と遅く、時間はかかる。
辿異種については始種を上回る難易度のため、フル強化も決して容易であるとは言えない。
そこまでの過程を乗り越えれば、牡丹雪に比べかなり高い拡張性を有すると言う位置付けと言える。
- 「特殊な条件下での運用」については、
先述した辿異スキルの一つ「閃転強化」を発動させるというものが挙げられる。
この辿異スキルは、閃転スキル発動時に限り、
武器自体に付与された先天性の会心率に応じて、武器攻撃力が強化されるという効果である。
これと、非常に高い会心率を持つG級武器、G級技巧武器、G級遷悠武器を組み合わせることで、
牡丹雪の性能差を縮め、運用性面で勝るという展開が可能になる。
閃転強化を発動するだけならGR200の時点でも可能であり、装備が縛られるものの一つの選択肢にはなる。
ちなみに牡丹雪には先天性の会心率がないため、閃転強化を発動させても意味がない。
また、辿異武器には高会心武器があまりなく、天廊武器は高い会心率を持たせると攻撃力が犠牲になるため、
2017年秋時点では牡丹雪と大きな攻撃力差があるG級武器、G級技巧武器、G級遷悠武器の、
牡丹雪に対する差別化要素として機能するものになっている。- 例えばG級武器の一つ「ゼナ・オーテル」は、攻撃力が571しかない代わりに会心率が100%となっている。
これに閃転強化+2を発動させると、実際の攻撃力は691相当となる。
閃転強化の元になっている閃転スキルは、100%を超えた会心率に応じて攻撃力が増える効果があるため、
「牡丹雪で会心率100%に達するスキル等の前提条件」をゼナ・オーテルでも満たしておくと、
実質的な攻撃力は775近くにまで達する。
ここまで高めれば、シジルで差を詰めることも現実的と言えるだろう。
この武器はかなり極端な例だが、特にG級技巧武器(改G級武器)と遷悠武器は会心率が高いものが多く、
これに近い水準に持っていけるものは少なくない。
- 例えばG級武器の一つ「ゼナ・オーテル」は、攻撃力が571しかない代わりに会心率が100%となっている。
- なお、G級においては調合や弾丸節約術スキルの関係でLV2貫通弾一本でも多くのモンスターを仕留め切れるが、
パートニャー無しでのソロや少数人数で高難度の辿異種に挑む場合や、
調合が不可能な狩煉道では、LV2貫通弾だけしか使えない場合は弾切れに陥る危険性が現実的にある。
【牡丹雪】の必要スキルの構成上、この点はウィークポイントになりやすい。
また、2017年夏時点ではスキル発動手段に乏しく運用し辛いとはいえ、
弾持ちと機動力にすぐれる速射をサブウェポンとして搭載するという選択肢を上記の武器群は取れるが、
【牡丹雪】は剛種系統武器故に、速射が搭載されておらず、後付も不可能である。
- 総評すると、シンプルな攻撃力「だけ」なら【牡丹雪】が勝るケースが多いものの、
やり込みの過程で構成を工夫していくと、他武器に比べ運用性の低さが気になるという状況になる。
もっともこの運用性の低さはプレイスタイルによってはそこまで気にはならない。
作ろうと思えばG級前半から作れ、
そこから長きに渡って安定した戦力になってくれることが当武器最大の魅力であり、
実装から一年半が経過した2017年夏現在でも、一強ではないものの確固たる立ち位置を築いているといえる。
- 最後にG級進化武器との性能差についてだが、
先述した通り攻撃力だけならG級進化武器Lv100に匹敵するものになっている。
G級進化武器はシジルを焼けるが武器スロットがないため、装備構築面ではこちらがやや有利ですらある。
ただ、リロード、反動、使用可能弾種に大きな差があり、
燦然・絢爛・煌然は上手く使えばPT全員の与ダメージを大幅に強化できる「酸弾」が使用でき、
玲瓏は会心率が非常に高いため、上述した強化要素の恩恵に預れるなど、
総合性能で言えばやはりというべきかG級進化武器には敵わない。
もっとも、先述した通り攻撃力だけでも肉薄できるという点は恐るべきことではあるのだが。- ちなみに、始種防具5部位では攻撃力898という、G級進化武器すらも凌駕する攻撃力が発現するが、
辿異防具が存在する現在ではこの構成は現実味を欠く
(辿異スキルによる強化を絡めた方が総合性能で勝る)ものになっている。
- ちなみに、始種防具5部位では攻撃力898という、G級進化武器すらも凌駕する攻撃力が発現するが、
余談
- 武器銘の【】の中は、いずれも雪または氷の状態を表す。
【冠雪】はかぶさるように降り積もった雪、【珂雪】は濁りや汚れのない、純白の雪のことで、
【霧氷】は氷点下の霧によって起こる樹木や露出した物につく白色・半透明の氷で、
【斑雪】はまだらに積もった雪、【雪濠】は高山の稜線の窪地に出来る雪が溜まった状態を指す。
【牡丹雪】はいわゆるぼたん雪(ぼた雪)で、大きな雪片となって降る雪を指す。
関連項目
モンスター/トア・テスカトラ - 素材元モンスター
武器/剛種武器 - 全て剛種武器系統に属する
スキル/痛撃 - 烈種、始種段階で付与されている自動発動スキル