MH4より登場するドスジャギィの素材を主に生産できるスラッシュアックス。
目次
概要・性能
MH4
- 意外にも今まで存在しなかった、MH4が初登場となるドスジャギィ素材のスラッシュアックス。
武器強化順はボーンアックス→ボーンアックス改→蛮族の剣斧→蛮勇の剣斧→蛮勇の剣斧【無頼】 となる。
蛮族の剣斧からの一発生産も可能。
- 蛮族の剣斧の時点で攻撃力は486、強化後の蛮勇の剣斧でも594でビンも毒ビンと、
下位で生産できる武器としては中の下の性能。斬れ味も飛びぬけて高いという訳でもなく、
「ドスジャギィの武器だし精々こんなもんか」という評価で終わるかと思いきや…
突然の超性能化
- 蛮勇の剣斧の強化先を確認した瞬間、プレイヤーは驚愕することになる。
- 今までの低攻撃力は何処へやら、攻撃力810
- 短いながらも素で斬れ味ゲージ青・非常に長い緑
- それまでの状態異常ビン不遇を覆し、モンスターを次々に毒状態にさせる毒ビン属性値550
- スキルの選択肢が大幅に広がるスロット3
そんな上位序盤~中盤を駆け抜けるには十分すぎる性能の業物が、
上位ドスジャギィ2頭クエストを数回回すだけで手に入るのである。
- スラッシュアックスのビンと言えば、MHXXまでは強撃ビン一強との通説が一般的であり、
特に状態異常系のビンに関してはMH4当時は名前を見ただけで論外と言っても過言ではないほどの冷遇だった。
だが、そんな状況に対しこの武器は一石を投じることとなった。- そもそも状態異常系のビンが不遇と言われていた理由は、強撃ビンの強すぎる補正の存在もあるが、
「ビンに付いている状態異常の属性値がどれもこれも低いものばかりだった」と言うことも大きい。
そんな中で剣モード時限定とはいえ、ここまで圧倒的な高さの属性値を誇るこの武器が突然登場したため、
スラッシュアックス界隈には大きな反響をもたらすこととなったのである。
- そもそも状態異常系のビンが不遇と言われていた理由は、強撃ビンの強すぎる補正の存在もあるが、
- 序盤で手に入る超性能のライバルとしては、発掘武器ディーエッジがある。
性能の最高値ではあちらが無頼を凌駕するものの、目的の性能が手に入るまでの肉屋マラソンの手間を考えると
さすがにこちらに分があるといえよう。
- とはいえ、この高い性能もHRが上がるにつれて色あせていく事になる。
特に攻撃力・斬れ味でこちらを上回り、強属性ビン持ちでありながら360と高い毒属性値を誇る
桜剣蒼斧には総合性能でどう足掻いても勝てないので、
あくまで上位序盤を進むための攻略用武器と割り切り、
ある程度クエストを進めたら他の強撃ビン付与の剣斧や属性付きの剣斧に乗り換えることをお勧めする。
MH4G
- 上述の通り、上位序盤から作成可能な割に高性能なこの武器であったが、
G級でもその勢いは決して衰えなかった。
「猛者の戦斧【首領】」の性能だが、- 低めではあるが、絶望的ではない攻撃力1296
- 他の毒属性スラアクでは辿り着けない毒ビンの属性値650
- 据え置きのスロット3
- 全体の5割を占める長大な白ゲージと青ゲージ、これがトドメか
何より長い白ゲージによる凄まじい継戦能力がウリだろう。 - 作製難度も他の武器より遥かに低いのだが、
G級に参戦できなかったためかドスジャギィの素材を全く必要とせず、ドスイーオスの素材が必要になる。
更に最終強化ではイャンガルルガの厚鱗を要求されるが、それでも楽といえば楽である。
現在はイベクエも配信されているので更に楽になった。
やはり、G級上がりたての厳しい時期を駆け抜ける相棒となり得る一振りといえよう。- 因みに猛者の戦斧からオオナズチの剣斧ステアライズ=ワンドにも派生強化できる。
こちらも汎用性が高い剣斧なのでおすすめ。
- 因みに猛者の戦斧からオオナズチの剣斧ステアライズ=ワンドにも派生強化できる。
- G級からはドスイーオス素材で強化するため、ドスジャギィ由来の刺々しい意匠はそのままに、
斧の支柱および剣の刃が、毒々しい朱の差したツートンカラーへと変化する。
新旧鳥竜種の素材がデザイン的にも融合を果たした、極めて珍しい武器と言える。
MHX
- まさかのドスジャギィがリストラされ、ジャギィ武器の多くも運命を共にした中、この武器と片手剣だけ続投している。
厳密にはイーオス素材とのハイブリッドである猛者の戦斧が続投している。
始めからイーオス素材を使用する為か、素で毒属性を持つ強化を遂げている。
それに伴い、搭載されているビンも毒ビンから強属性ビンに差し替えられている。
- ボーンアックスLv2から派生でき、最終強化の猛者の戦斧【首領】の性能は、
- 更に高まった攻撃力180
- なんと素で毒属性36にそれを後押しする強属性ビン
- 斬れ味は素で青20、斬れ味+2で白30
- スロット3
毒属性値こそ強属性ビン込みでもMH4時代より低くなっているが、それを補って余りあるほど武器倍率が上昇している。
また、毒属性値はMH4時代より低下したとはいえビンなしでも本作の剣斧の中では最高の値であり、
強属性ビンと相まって毒にすることにおいては右に出る者はいないという点は変わらない。
ただしその性能ゆえか最終強化に☆7の獰猛化モンスターから得られる獰猛化狩猟の証IIが要求されるため
作製時期は解放直前となり、その前の段階では攻撃力150に毒34と、4時代の弱体化レベル。
その時期には物理と属性、斬れ味のバランスが取れたランドグリーズや、
さらに高い物理火力に毒ビン属性値35を持つ青熊豪斧【山祭】が作製でき、
HR解放後は比較的早い段階でスロット3と強撃ビン持ちの幻視のバロールが生産可能となる都合上、
強化されたものの活躍の場はむしろ減ったと言えるかもしれない。
MHXX
- XXになってもドスジャギィは戻ってこなかったが、この武器はG級に進出。
G級イーオス、ジャギィ素材を用いて限界突破し、斬れ味レベル+2を発動させると、なんといきなり紫10が出現する。
攻撃力240、毒38に至る大躍進であり、燼滅刃装備などで紫を維持できれば、G級序盤では頼りになるだろう。 - 究極強化すると猛者の戦斧【巨魁】に至る。その性能は、
- 攻撃力300
- 2番目に高い毒属性40、強属性ビン込みでは最高
- 素では白20、斬れ味+2で紫10
- スロット3は健在
相変わらず毒にすることに関しては他の追随を許さない。
惜しむらくは才覚の証が要求され完成がG☆4になってしまう事か。
その段階ではもう短い紫ゲージは強みにならず、やはり毒属性値とスロット3で勝負する事になる。
本作の毒属性は激戦区で、毒とスロット3の両立、火力と毒の両立とライバルは多い。
その中で物理火力は最低クラスであるこの武器の強みはビン込みで50に達する頭一つ抜けた属性値である。
クシャルダオラなど、毒にし続ける事に大きな意味がある相手では選択肢に上がるだろう。
余談
- 無頼(ぶらい・むらい)とは、正業に就かず、無法な行いをする事、または頼るものがない、という意味。
前者はアウトローなイメージを持ち、
孤島の簒奪者たちというBGMを持っていたドスジャギィにはふさわしいかもしれない。
後者の意味でも、孤独ではないが、群れのボスで頼られる立場であるドスジャギィにはふさわしい。
「頼りない」という意味ではないし、この武器も頼もしい武器である。