――誰も信ずる物ではないと。
共犯の彼女はひっそりと看病を依頼された彼女達の元に手伝いに来る。
――そして、犯行計画は徐々に練られていく。
絶望病によって全てを信用出来なくなってしまった彼は共犯を持ち掛けられて
看病してくれた彼女を殺す事となる。
そして共犯相手であるもう一人も信用が出来ないと言う点から殺そうとするが
絶望病の症状で倒れ込み、その後犯人に殺されてしまう。
――私はですねえ、「ネタ」になりそうな物を探しに来ました。
お姉ちゃん、みたいになりたいんですよ。
※コトダマデータが三章のみ飛んでおり一部抜けが有るかもしれません、申し訳ございません※
【コトダマ1】雛鳥の首は切られている。
【コトダマ2】絶望病の症状!と書かれたメモがある。
『40度以上の高熱』『人格その物が変わったりする』――と書かれている。
【コトダマ3】雛鳥の死因はナイフによる刺殺の様に見える。
【コトダマ4】体育館のステージには雛鳥の首が飾られている。
【コトダマ5】武器庫のナイフと短刀の一つが無くなっている。
【コトダマ6】短刀は金平の腹部に刺さっている。
【補足】これが無くなっていた短刀の様だ。
【コトダマ7】ナイフと短刀はかなり形が違う様で傷跡等も違くなるような気がする!
【コトダマ8】武器庫のナイフの収納箇所の近い所に黒い髪が落ちている。
【コトダマ9】両者ともに体が焼かれている。
【コトダマ10】医務室の包帯が少し無くなっている
【最重要コトダマ1】絶望病メモと言うのが置かれている。
「疑心暗鬼病」、「怠惰病」、「素直病」……と書かれている。
【最重要コトダマ2】武器庫の短刀の箇所を良く調べると青い髪が落ちている。
【最重要コトダマ3】首の切られた痕とナイフの傷は余り一致していないように見える。
【最重要コトダマ4】体育館ステージの方に長い寒色の髪の毛が落ちている。
【最重要コトダマ4-補足】青色系統の様に見える。
【閃き1】恐らくこれは絶望病が動機で尚且つ絶望病患者と関係者を狙った犯行なのではないだろうか?
【証言(絶望病患者)】そもそも直すまで動くは流石に無理だったし犯行時間帯は寝てた。
【証言(絶望病患者)】本格的に手伝うって言うのをしていたのは確か一人か二人位だった気がする
【証言1】たまたま医務施設に行ってた所に姫野小路と会った。犯行時間よりも少し後だったと思う。
【反論(姫野小路)】医務施設に行っていただけで犯人だと決めつけるのは早計じゃないですかぁ?
そもそもステージの方から出てきた人を見てますし。
【証言(姫野小路)】そもそも、ステージから出てた人影があったので犯人は私じゃないです。
【閃き2】武器庫に黒い髪が落ちていたのならばナイフを持ち出したのは容疑が上がっている人物とは一致しないのではないだろうか?
【推理1】もしかしてこれは多数犯の可能性もあるんじゃないだろうか?
【スクラム反論1】前の前の殺人の時も一人だった、多数に見せかけて一人が犯人の可能性もあるのでは?
【スクラム論破1】一人だけでは不可解な点もある。協力者が居たと言う可能性も有り得なくないのでは?
【スクラム反論2】仮に2人だとして誰と共犯関係になるんだ?雛鳥を殺す理由も良く分からない。
【スクラム論破2】絶望病を治す為にはコロシアイしかないと言っていたし雛鳥自体もそこまで生存意欲が無かった。
疲弊していた彼女を狙うのならば楽だったのではないだろうか。
【スクラム反論3】でもそれじゃ犯人に協力者が居たとしても誰だかわかりませんよねえ?
【スクラム論破3】――もしかして黒い髪で現場周辺に居た人物、金平が協力者で協力後に殺されてしまったのではないだろうか?
【協力者】を指定せよ!
ト書 金平 クリス
金平→正規ルート
【クエスチョン1】
金平は何の絶望病に陥っていたのか?
1.疑心暗鬼病
2.素直病
3.怠惰病
【クエスチョン2】
もう一人の犯人とも取れる人物は一体誰か?
1.百年
2.神楽坂
3.姫野小路
理論武装突入
【理論武装反論1】な~んで私だけ、って言いきれるんですか?青なら百年さんも他にも居るでしょう?
【理論武装論破1(百年)】そもそも俺はあの時絶望病で動けなかったんだから短刀をわざわざ拾って殺しに行ける程体力はない!
【理論武装反論2】――あは、そもそも何で人を殺す理由があるんですかあ?
体育館にはそもそも他に人が居たんですよ~!
【理論武装論破2】それが狂言で体育館に首を置いたのが君だとしたら辻褄があうんじゃないだろうか?
【理論武装反論3】――青い髪、青い髪、其れだけでは決められませんよ。
私――殺してなんかないですよ!犯行時間に医務施設になんかいませんでしたもん!
だって一緒に遺体をみましたもんね?殺す時間何てないですって。
【理論武装論破3】――体育館から現場に戻るのはそう時間は掛からない。
もしも飾った後にもう一度首を飾ろうとして戻ってきたのであれば、――殺したのは君なんじゃないだろうか。
【!BREAK!】