chapter4 『絶対希望戦線』Aパート

Last-modified: 2018-06-07 (木) 22:35:48

『みんなー!集合ー!!』
『今回も景気が良く……えっ二か所?殺意の方向性おかしくない?』
『おおおぉう……、取り敢えず探してもらおうか。頑張ってくれたまえ。』
――図書館と湖畔
死体絵【湖畔】
死体絵【図書館】
『死体が発見されました。ちょっと待ってね。二カ所で起きるってまとめるのが凄い あのさあ……時間が掛かるんだ。こう、待ってくれたまえ!!』


▽湖畔
被害者 超高校級の宮司 【相楽 飛鳥】
死因 溺死

▽図書館
被害者 超高校級の読書家 【進藤 律】
死因 失血死
【コトダマ1】湖畔に緑色の髪の毛が落ちている……?
【コトダマ2】食堂の包丁が一本欠けている
【コトダマ3】図書館の本が散らばっている
【コトダマ4】被害者の髪紐が解けている


――犯人が指摘される。
その前に。
その声を遮る様に、舞台の進行を遮る様に少女の声が響く。
――その理論、そして脆い武装を論破せよ。
八千代 雨眠【理論武装】
「………今回飛鳥さんを殺したのはわたしだよ。私。…。だからクロ指摘するのは、、私にして。」
「……死んだのは【飛鳥】だけじゃないけど」
湊「…じゃあ律は?」
「………………それも私なのかもね。でも。でも、緑の髪の毛は、、緑の髪の毛は今回の殺人に関係ない!!」
湊「…じゃあなんで殺害現場に緑の髪の毛が落ちてるの?長い、緑色の髪」
「関係ないならなんで湖畔に【緑の髪の毛】が落ちてたんだよ」
「ちっ…!違う!!!違う違う!!風さんは犯人なんかじゃない!!わ、私を置いてったりしない!私がはんにんなんだよ!関係ないの。お願いやめて。やめて!!!!」
「誰も【風】の話なんてしてないけど?」
彩芽「風とは言ってないわよね」
風「雨眠ちゃん………………黙って、うるさい、君には関係無いでしょ。あたしが殺ったんだから。」
BREAK
〔そうでした!!!こいつとか察してた奴は居たみたいだけど犯人は超高校級のパイロットでしたーーー!!!おめでとーーー!!!!〕
〔いやあ、どうだ?〕
〔お前、お友達が同じ人殺しだったから庇う気になったのか?超高校級の不眠、もとい超高校級の殺し屋サン。〕
クロバレ
〔さてさて、お友達の殺し屋さんに庇われた気分はどうだーーー????あの二人を殺した犯人さん!!!〕
風「庇うとか意味分かんない。どうせ偽善のくせに。」
〔何?これ凄い事なってない?笑うわこんなの。殺し屋が犯人庇って尚且つ犯人は偽善とか切り捨てちゃうやつ~~~~~ひどいわ~~~~~いや~~~~~〕
風「あ、殺したのは何かイラッとしたからだから。気にしないで。誰も関係無い。」
雨眠「は??イラっとしたから殺すの?殺しは、、殺しはそんな軽くない!!!!」
〔すげ~~~~!!!ギスってる~~!!!!でもそんな理由で人が死んでるんだよな~~~~〕
〔殺しに重いも軽いもクソもあるかよ 殺したら殺しただけだろ。そいつがどんな奴であれ〕
風「うるさい!あいつは……相楽君は、あいつは、言ったんだ!あたしは、それで…………………………
……まあ、進藤君の方は謝ってもいいかな。だって相楽君の殺人現場見られたから殺した訳だし。」
〔うわ~~~すげ~~~~こえ~~~~~~
で、そろそろ恒例のアレ、いっとく~~~???まだ話すなら待つけど。〕
雨眠「、風さんならわかってくれると思ってた!!!っ私、、、私の辛い気持ち!!ころすなよ。殺すなよ!!!!ふざけんな!!!」
風「別に、やりたきゃどうぞ。あたしはどうでもいいし。」
風「……でも、雨眠ちゃんと寧途ちゃんには、申し訳なかったかもね……」


「……超高校級のパイロット、卯翠風にぴったりなオシオキを用意しました。」
――そういうと仮面を被っていた青年はその仮面を外す。
その素顔はかつてこの空間に居た”超高校級のフィギュアスケーター”と同じ顔をしていた。
「では。
――張り切って参りましょう!!」
【!!!!GAME OVER!!!!】
オシオキ