Black Shokaku

ブラック翔鶴

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・兵装

・艦載機

・艦艇スキル

ゲーム内説明

それまでの空母の建造で培われた経験をもとに誕生した飛龍型の航空母艦。前型の翔鶴から対空武装､搭載機数、そして装甲が向上された。第二次世界大戦が進むにつれて､ 対空性能が大きく強化されていった。

明らかに翔鶴の解説ではないが、雲龍かなにかの解説だろうか？

解説

2021年11月17日のブラックフライデーイベントで実装された、翔鶴のブラック版。ショップで50kゴールド消費すると入手できた。

・戦闘機
元の翔鶴と同じ零戦二一型1中隊4機編成だが、LexingtonのF6Fと差があった攻撃効率が並んでいる。零戦の単機火力はIndomitableのSea Hornetと並ぶ同格1位であり、これでF6Fに勝る防空性能を有した（装備で底上げすると84%となる）。操作中隊数が多いため大変かもしれないが、味方艦の頭上を守るため、なるべく護衛してあげよう。
　
ただし、戦闘機HPは変わらず同格最下位。敵艦の近くで安易に放置すると簡単に落ちるため、扱いは常に注意が必要である。また、今回のバフは空中戦とは無関係であるため、敵戦闘機との制空戦においてはオリジナルと同じ性能であることも留意しよう。

・爆撃機
前級の飛龍と同じ九九式一一型2中隊6機編成で、オリジナルとの違いは整備時間が0.2秒短縮(-4.5%)されている点。とはいえ、元々1中隊3機と少ないため恩恵があまり感じないかもしれないが、よく盾にされるので全滅ペナルティの軽減(-1.2秒)となる。ただ搭載容量こそ多い方だが、一度に6機飛んでいくため下手に全滅を繰り返すと、終盤あたりに箱で苦しみやすい。くれぐれもメイン盾の扱いは慎重に。

・雷撃機
こちらも前級と同じ九七式艦攻一二型で、オリジナルと同じ2中隊8機編成。また艦爆隊と同じく整備時間を0.2秒短縮(-4.4%)。数値にすると1中隊0.8秒短縮とインパクトは小さいかもしれないが、IndomitableやEnterpriseのエリート特性の1つであるエリート整備士(急降下爆撃機準備時間-5%、雷撃機準備時間-5%、戦闘機準備時間-5%)が標準化されたと考えれば、かなり優遇された特徴と思えよう。これに加えて本艦がもつエリート特性で雷撃機強化を選択すれば、準備完了に16秒を切ることができ、全滅ペナ軽減(-2.5秒)も活きてくるはずだ。

ただしオリジナルと同じく艦載機HPが頼りなく、敵対空圏内だとボロボロに落とされるため、メイン盾である艦爆隊との連携などで確実に敵艦へ攻撃を通そう。

・主砲
オリジナルと同じ兵装であり、特筆することはない。この主砲が出番ということは、本艦の命運も決しただろう。

・対空
オリジナルの翔鶴の対空値454は同格戦艦の平均程度で、同じ数値である本艦も必要最低限の防空能力は有している。一方で、オリジナルには無い対空警戒スキルⅠがあるため、スキル使用時20秒間の対空値794.5は、同格最強対空番長の一角マサチューセッツ(773)と肩を並べるほど強力。

空母狙い空母相手の時に使うと、被害軽減・敵艦載機を削る・味方艦の被害吸収など、メリットが大きい。他にも戦闘機を釣った際にも素早く殲滅が可能。一応、戦況次第では味方艦の対空支援も視野に入るが、母艦を守ることが何よりも大切であり、あくまでも自己防衛が基本となる。

・装甲
辛うじて巡洋艦の砲撃に少し耐えられるような装甲はあるが、Blitzではマップ範囲が狭いため、巡洋艦どころか戦艦と接敵する。つまり、対巡程度の装甲など殆ど意味がない。また飛行甲板も装甲化されておらず、戦艦砲はもとより米空艦爆SBDにすらVP貫通されやすい。

・機動性
艦載機の搭載容量増加のため、前級の飛龍よりも母艦が大型化し、それに伴って機関を改良したことで馬力が増えたことで、前級と同じ33.2ktと高速性を維持。艦隊行動には全く支障がないため、味方艦との連携に便利である。しかし、母艦の大型化(全長+30m)の影響で旋回性が悪化している。曲がるまで時間がかかり、旋回半径も大きいため、なるべく先を見た操艦を心がけよう。

・隠蔽性
こちらも母艦の大型化の影響で飛龍よりも悪化したオリジナルだが、本艦は悪化具合が軽減されて10.5km(-2.8%)。これによりツリー英空Implacableを上回り、またヒストリカル迷彩や装備、消耗品を含めると8.8kmまで隠蔽距離を縮めることができる。地味なバフかもしれないが、行動範囲は艦載機回転率に影響するため、数値以上に嬉しいバフなのは間違いない。

・生存性
HPが黒塗装化により30,000をようやく超えたが、オリジナルを除けば相変わらず同格空母の中で最低である。また、史実準拠の微妙な不幸艦故か火災浸水耐性も同格空母最低、対魚雷防御も同格空母最低となかなか悲惨である。いくら前線に出ない空母とはいえ、ここまでの弱点を持っていることを忘れず操艦しよう。最近は同盟国であったはずのドイツ空母の初手空が流行ってるため操艦には一層気をつけたほうが良いだろう

・消耗品
空母の定番である航空機用精製燃料と補給パック、高品質石炭が無難。

・艦艇スキル/艦長スキル
対空スキルⅠは対空の項目参照のため省略。

一方で、そもそも日本艦長に空母特化レジェンド艦長の小沢治三郎がおり、アクロバット飛行+による回転率上昇や、ドッグファイトの達人+による制空強化、急所攻め+&巨艦ハンター+で与ダメ増加と、まさに日空の性能を底上げしてくれる。もし箱ではなく(ここ重要、艦長箱はマジで沼)バンドルやイベント報酬の時、頑張って手に入れよう。その他、通常艦長であっても上記のスキルに加えてドーントレス爆撃など空母向けのスキルを取ろう。

・装備
　・兵装　戦闘機改良Ⅰ or 地上軍務系統改良Ⅰ
　・防御　お好み、機動性の強化が無難
　・適正　隠蔽システム改良Ⅰほぼ一択状態

・エリート特性
　・エリート急降下爆撃機中隊　急降下爆撃機HP+4%、爆弾ダメージ+4%
　・エリート雷撃機中隊　雷撃機HP+3%、雷撃機準備時間-8%
　・功績　EXPアップ+10%
　　⇒　雷撃機強化を推奨、

・総論
本艦は黒塗装されたことで元々持っていた攻撃能力を更に伸ばした翔鶴である。整備時間の短縮や隠蔽距離延長で回転率を上げるだけでなく、戦闘機の防空性能まで底上げされている。また、伝説艦長の小澤治三郎をペナルティなしで自由に乗り換えできる点も大きい。扱い慣れた日空艦長にとって喜ばしいバフを貰い、まさに乗っていて楽しい艦となりよう。ただ、元来の弱点である艦載機の脆さや母艦の脆弱性などは変わらないため、慢心せずに立ち回ろう。

艦長育成に加賀ばかりで飽きていたり、翔鶴をはじめ日空大好きな艦長だったり、興味のある艦長諸君は一度試してみてはいかがだろうか。
　

戦闘名誉章

小ネタ

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